03.07月のごとごと


03/07/31 Thu.

「明石」

明石により良い教育を!

明石では、高校の入学試験に合格しても希望通りの学校に進学出来ない可能性のある「総合選抜制度」というものが採り入れられており、その問題点などについて指摘されているサイトです。2000人ちょっとが受験して、数人しか落ちないというぬるい受験制度のため、色々と弊害もあるようですね。社会のテストで「核家族」しか回答出来ず、2点だった人でも高校に合格出来てしまうのですから、確かに問題ありですよねぇ。

と古き良き自らの思い出を熱く語ってみたところで。

統計を見ると、進学率云々という意味で、ばたの出た中学〜高校というのが市内では1番の数字を出していました。ということはですね、私、エリートコースを歩んできたということになるわけですよ。これはめでたい。これからもわが町明石のエリートコースを歩んできたプライドをもって、品位のある人格形成に努めてまいりたいと思う所存でございます。今現在、明石で一番便所を愛してやまない人間であるということは自信はあるんですが、それ以外からきしなもので。おほほ。

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お散歩フォト

明石の写真とかがちょこっと。
ゆうこの実家の真横の酒屋さんが写ってて、ちと嬉しくなってしまった。

高校時代は特に感情の起伏が激しかったので、嫌なことがあると、この酒屋でビール買って、近くの海岸でひとり飲むことも多かったですよ。言われてみて気付いたけど、そうか、酒屋さんの文字、こんな風に工夫してあったのか・・・。

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明石市神社リスト

歴史的に価値のある神社も多いので、いつか自分の足で廻ってみたいなぁと。

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こちらの方のホームページ

以前から気になっていたのだけれど、この方が撮影されているのは「姫路城」ではなく「明石城」なのである。姫路城の城壁から見える明石の街って書いてるから、勘違いしてはるのかな? 指摘してあげるべきかな?

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明石市立天文科学館

この天文科学館は日本標準時、子午線である東経135度上に立てられていて、実際に館内にはその子午線である赤い線も引かれています。ただ、地図上の135度と、天文科学館の位置とは測量方法が違うために、地図で見ると、子午線は天文科学館よりも西に400mほど行ったところを通っていることになります。なかなかにややこしい。

地元の人間でさえ滅多に訪れないこの建物ですが、JRからも眺めることが出来、これを見ると「あー明石に帰ってきたなぁ」という気にさせられます。

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今日は明石特集ということで。


03/07/30 Wed.

「釈尊」

風邪ひきかけでダルダルなので、本日の更新はズボラかまします。

ちなみにズボラという言葉の語源は、江戸時代の末期に修行をさぼったり酒に溺れる坊主が増えてきて、それを庶民があざ笑って「ぼうず→ずうぼ」と逆から読んで皮肉り、それがずぼらに変化したんだそうです。役人や坊主の腐敗っぷりは昔からなんですなぁ。

坊主といえば、先日、我が家に聖書の素晴らしさを説きにやってきた人がいました。一日に2人も。あーなんかうぜぇ・・・と思いながらも、暇でもあったので、彼女の聖書話をさっさと打ち切りまして、説教垂れてみましたよ。「あんたらが祈ったところで、精神的な豊かさは得られても、生きていくために必要なスープやパンを出現させることはできまいに。いま、そうして説法しとる時間の間にも、助かる命がどんどん失われていっとるんだぞ。その時間と金銭的な余裕があるのならば、彼らのために祈ることよりも、彼らが今日明日生きるための物質的な何かを与えてあげなさい。それが出来たらまたウチに来たらええがな。それが出来ないのなら、宗教を誰かのためにだなんて崇高なことは言わず、自分のためだけにやったらええねん。」

宗教の話題は今までにも何度か取り上げていますが、あくまで自分の信仰の対象として自由にやれば良いと思うのです。「ええもんやから、勧めたろ」という気持ちはわからんでもないですが、少なくとも、自分が尊敬も何もしてないような人間と、信仰を分かち合おうとは思いません。

祖父の家に行くたびに、まず仏壇の前に座らされてお経を聞かされるのが苦痛でした。祖先を敬わない、感謝しないわけではありませんが、仏壇の前に正座してお経を唱えることが敬意の表れであるとはどうしても思えないのですよ。そもそもお経って死者にとって有難いものであるという風に扱われていますが、元々あれは、生きてる人の幸せを願うために行うものだと親鸞さんも言っておるのですよ。釈尊という人は、弟子に「死んだ人にお経を唱えると善い所に行けると言われているが本当か?」と問われてどうしたかと言いますと、石をぽいっと池に投げ込んで、こう答えたそうですよ。

「お経を唱えて、石よ浮いて来いと言っても、あの石は浮かんでこんやろ? なんで沈んだかというと、あの石自身の重さっちゅーわけや。つまりな、人間も自業自得、お経を唱えたところで死後の行方が変わることはあらへんねん」

ええこと言うではないですか。だからね、僕は宗教にすがって己の罪を浄化させようとするくらいならばですね、罪は罪で消えないものなのだから、せめてその数以上にええことしようと思いますがね。だいたい、祈れば罪が消えるという考え方って甘いじゃないですか。人間、罪を犯さずには生きていけないのだから、死ぬ瞬間までのトータルで、"罪<いいこと"というバランスが取れたらええと思うんですよ。そういった中で、自分の心の拠り所として信仰を持つことはまったく否定しないし自由にしたらいいと思う。

「いいこと」という定義もそれぞれでしょうけど、行動を具現化することによって、自分の場合は、周囲からそれを認めて貰えたらいいんじゃないかと思ってます。おっきいことは出来ないけど、周囲の人や地元の人たちから支援されるような、そんな生き方をしていきたいものですな。

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数行で終わらせるつもりが、結局長々と書いてしまう馬鹿っぷり。

この週末(金、土)、プチ旅行でもしようかと計画中です。結婚して以後、一年も経たない間にあちこちに行っております。うひひ。何をするというわけでもなく何を観るというわけでもなく、ただのんびり出来たら良いのですが。

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「さっき死んだばっかりの魚です!」=「新鮮な魚です!」

言葉って面白い。


03/07/29 Tue.

「慣用」

ばたのための慣用句。

●裏をかく

 ボールペンやハサミで、血が出そうなほど思い切り背中をかいてしまうばたの様態。

●衿(えり)を正す

 いくつになっても、衿をきちんと出来ないばたのだらしない状態からの復旧。
 主に、自分では気付かず、正して貰うことのほうが多い。

●大きな顔をする

 生まれつきだほっとけ。

●同じ釜の飯を食う

 潔癖症なので出来ない。

●顔から火が出る

 辛いものを食べると異常に汗が出る。

●白い目で見る

 笑わせるために。あと、寄り目で見ることもある。
 指を使わないでも寄り目に出来るよう、中学の頃訓練した。

●棚に上げる

 ゆうこさんに黙って買った本やオヤツは、見えないところに置いておく。

●つるべ落とし

 モロ出しした彼の話題で笑いを取る。

●手がない

 ばたの絵

●喉から手が出る

 年がら年中物欲大魔王。

●鼻につく

 ソース料理ものを普通に食べているだけなのに。

●人のふり見てわがふりなおせ

 人のやるモノマネを見て、自分のものまねに採り入れること。
 早い話が、ぱくり。

●くさっても鯛(たい)

 明石をこよなく愛する男として、今後多用していきたいと思っていることわざ。

●花をもたせる

 負けず嫌いなので、自分の辞書にはあり得ない。

●とらぬ狸の皮算用

 サマージャンボの当選金で海外旅行をする予定。

●見切りを付ける

 面白いかも、と思ってやってみた慣用句シリーズ。
 どうやら大きな笑いも取れそうにないまま、駄目だと判断して諦(あきら)めること。


03/07/28 Mon.

「洗浄」

アクセス数が急激に増えたと思ったらえんにゅ〜すさんに紹介して頂いたようです。ありがとうございます。その紹介文がすごい。

>「非常にお上品なサイトにリンクしていただいたと言うのが第一印象。」

いやぁ、これまで地道に、皆様に愛される上品なネタの提供を心がけてきた甲斐があったというものです。これからも健全な、下ネタのないサイトを目指して頑張ってまいりたいと思います。

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さて、はじめてのオケツ・ウォシュレット物語。

便所同盟ままさんは、出産直後にはじめてのオケツ洗浄体験をされたそうですが、ばたにとっては、7歳の時に家族旅行で訪れた鹿児島のホテルでの体験が初めてのものでした。

ガキなわけですよ。きちんと拭いたつもりでも、あらら、まだオケツがムズ痒いですわねなんですかこの変色っぷりは? なんてお年頃な少年なのですよ。だからね、噂には聞いていたその「オケツ洗浄マシン」を、ホテルのロビーで初めて見つけたときは感動しましたね。よし、オイラ桜島のような雄大なウンチして、ウォシュレットでオケツ洗うったい、と、そんな熱い意気込みで、来るべき時を待とうと思ったわけです。

しかしですね、記念すべきウォシュレットデビュー。万が一にも操作方法を誤るようなことがあってはいけません。7歳にして「預けるなら高利回りの郵貯だよ」なんてことを言うマセたガキでしたからね、これはもう、慎重にことを運ぼう、あらかじめリハーサルをしておこうと思ったわけです。

カモン弟。

弟:「おー、これがケツ洗う奴かぁ?」

ば:「そうや。拭く時代は終わり、洗う時代になったんや」

弟:「すげぇなぁ。どうやって使うんかな?」

ば:「そのボタンを押したらええはずやで」

明石をこよなく愛するバカ兄弟。はるばる九州のホテルまでやってきて、トイレの個室でウォシュレットときめき初体験。お互い便座の横に立ち、見下ろすような形でそのボタンを押してみたみたのですツマミをぎゅぅっと捻りながら

しゃぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっ☆

噴水のような勢いで水流がほど走ります。良く意味もわからないまま水流を最大にし、また、便座には本来座っているべき主・オケツが存在しないわけです。いわば壁のない自由な空間に向けられたウォシュレットの水流は、そのままはるか国境を越え、隣のブースに大きな放物線を描いて飛び込んでいきました。

ナイスアプローチ♪ まさにその瞬間の出来事でした。

隣人:「おーい!?」

兄弟:「!!??」

隣人:「おーい、冷たいよぉ。止めてくれぇ」

兄弟:ダッシュ(逃)。


いや、ビックリしましたね。まさか隣の個室に誰かが居ただなんて。ウォシュレットの被害者となった文夫53歳(仮名)は、きっと今のばたと同じように、便所でのひと時を心行くまで堪能していたに違いない。だのにオイラってば、そんな文夫53歳の薄くなり始めた頭皮めがけて、毛髪を根こそぎ退治せんとばかりの水流で攻撃を加えてしまったに違いないわけですよ(推定)。

本能的に危険を察知して逃げましたよ。やっぱガキって、怒られるの嫌ですから。家族旅行の思い出に、文夫53歳の怒った表情は必要ないですから。正義もくそもない。ただ、怒られるのが嫌で両親のもとへと帰還を果たし、素知らぬ顔で残りの家族旅行をエンジョイしたのでありました。

まぁあとになって考えればですよ、声が聞こえて瞬時に逃げたので、文夫ルームへの水攻めはその後も延々と続いてんだなぁということに気が付きまして、なんだおい、しっかり家族旅行の思い出に面白おかしくってしっかり刻み込まれてるじゃねぇか、どうすんだ文夫この野郎ってことで憤りも覚えたんですが、ま、オイラ心が広いから許してあげることにしました。文夫さんお元気?

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今週もみかが泊まりにやってきました。

ウチにやってきて、マッハなスピードでゴム入りズボンに履き替える妹24歳ってとっても可愛いなぁと思いました。そのオバン臭さに95点。


03/07/26 Sat.

「遊泳」

24日は一日サーバがこけたまんまで、繋がらなかったようです。
ご迷惑をおかけいたしました。

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犬を溺愛してやまないわけですが。

私、生き物はなんでも好きで、中学高校の頃は熱帯魚も飼っておりました。一晩中見てても飽きないのですよこれが。学校からの帰り道、良く熱帯魚屋にも寄りましてですね、雑誌や本で読んで知った魚や水草、器具や餌などを購入しておったわけです。高校のクラブに入部して間もない頃なんかね、「うちの熱帯魚水槽のポンプの調子が悪いので、今日はクラブを休みます」とかK先輩に言ったら、「あほか」と殴られたこともありました。「呼吸出来なくて魚が死んでたら、てめえの家、水に沈めてやっからな覚えてやがれ」とか内心で憤りましたけどね。その頃ドリフにも夢中だったので、コントの世界を現実のものにしてやる覚悟だったんですよ愉快痛快。

コリドラスという可愛い魚が好きで、特にこの子の動きを見てるのは飽きませんでしたねぇ。小さなナマズなんですが、いつも水底にある餌を拾い集めて食べるような仕草をすることから、水槽の掃除屋さんとも良く呼ばれるんです。絶え間なく水底を動きまわす姿や、時折水面にダッシュかける姿がすんげー愛着わくんですよ。おまけにね、魚のくせして腸呼吸が出来るもんだから、時折ね、ぷくっと屁をこきやがるんですよ。屁をこくだなんて、お前は俺か。たまりません、なんて可愛いんだろう素敵だ☆

そいでですね。

ふとしたことから「コリドラス」と検索してみると、まぁーファンの方の多いこと多いこと。おい世の中にゃー、こんなにもコリドラスファンが多くいて情報交換しあってるのかぇ!? とわかっちゃいますと、自分でもまた「熱帯魚飼いてぇ!!」ってな状態になっちまうわけですよ。

だから迷わずゆうこさんにメールしてみたんすよ。飼ってもいーい? って。

んでも返事が返ってこない。つーか、「いちいちてめえの物欲に付き合ってたらキリがねぇ」という雰囲気ありあり。よくわかってらっしゃるさすが。でもなー、諦めらんねーなー、おうちに熱帯魚いたら、絶対癒しになるし、いいっぺよー、てな風に考えておりましたところにね、ゆうこさんが帰宅されまして、おもむろにね、座布団を並べて、その上にうつ伏せに寝やがるんですよ。

ゆ:ぱたぱたぱたぱた。

ば:??

ゆ:すいすいすいすい。

ば:(やべぇ、魚のマネをしていらっしゃる。まさかこれで満足しろと?)

ゆ:「どう?」

どない答えろと(汗)

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リンクページを更新。

追加したテキストサイト:
人間道場


03/07/24 Thu.

「藤本」

本日もリンクページを更新。
(これまで紹介させて頂いているページも、微妙にコメント・順番を変更しております)

追加したテキストサイト:
#探偵ファイル
えんにゅ〜す

追加した絵日記サイト:
ステキ絵日記

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阪神タイガースの藤本選手は、わが町明石の出身(花園小→望海中)なのである。

育英高校に進学して、春の選抜に主将として出場したものの、自らの悪送球により2回戦敗退。その後、亜細亜大学に進学したがヘルニアで野球を断念することになる。実家にはその時「痛くて野球続けらんない」と泣きながら電話したそうだ。幼い頃から我が息子がプロ野球選手になることを夢見ていた父親は「野球だけは辞めてくれるな」と泣いて頼んだらしい。

大学を中退してその後、父親のためにも野球を再開したいと思った藤本選手は、たまたま父親の店(@西明石商店街)にやってきた演歌歌手のマネージャーからある専門学校が野球部員を募集していると聞き入学、社会人を経て2000年のドラフト会議で阪神タイガースに入団した。

色々な苦労を乗り越えつつ、今やショートのレギュラーポジションを不動の物とした藤本選手には、わが町明石にも熱狂的なファンが数多く、駅前の商業施設などではJRや山陽電鉄の乗客に良く見えるように、今度大きな垂幕を掲げることも企画しているらしい。古くは高山右近、左甚五郎、最近では漫画家の原秀則など著名な人間を数多く輩出しているわが町明石ではあるが、暗いニュースが多い昨今において、皆の勇気と希望となるような大活躍をしている藤本選手には惜しみない拍手を送りたいと思う。勿論、明石をこよなく愛するばたとて、例外なく藤本選手には大声援を送っている(久慈や沖原など、競い合うライバルがいるからハラハラもするんだが)。

そんな藤本選手が21日のヤクルト戦では先制のタイムリー、続く第二打席では犠牲フライを打ち、2安打2打点と活躍した。そして藤本選手は4月29日の広島戦以来のお立ち台(ヒーローインタビュー)に呼ばれたのである。

これはもう、阪神ファンであり明石ファンであるばたにとっては、とんでもなく嬉しい出来事だ。インタビューで、どんな受け答えをしてくれるだろう? どきどきしながら、井川に続く彼のインタビューの出番を待った。

ゆ:「ほんとに好きなんだねー」

ば:「だって、タコとかタイとか、明石のこと言うかもしれへんもん」

ゆ:「・・・」

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先日取材された時の記事(ゲラ)が上がったというので見せて貰いました。

来月号では、いつものページとそれを拡張したカラーページ、あと、もう一つ違う企画のページにちょっとだけ登場することになるようです。ゆうこさんの写真も出るかも。ご笑覧下さいませ。


03/07/23 Wed.

「家庭」

リンクページを大幅に更新。

お友達・相互リンクを張って下さって頂いている方のページは勿論、自分が好きで毎日アクセスしているページなども順次追加していきたいと思っています。相互にリンクしていただけるサイトがもっと増えたら嬉しいなー、是非。

本日新しく追加したテキストサイト:
Numeri
Otearai Web
マーチ
一流ホームページ

追加絵日記サイト:
きなこ激安中

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初対面の人からよく「妹か娘さん、いらっしゃいます?」と訊ねられるのですよ。

いい意味で捉えたら温和な雰囲気が自分から醸し出されているのかも、そして悪い意味で捉えたらロリコンっぽい感じがするのかもしれないですね。初対面の人も、2度3度会うようになると「いやぁ、ばたさんってロリコンですねー」なんて言いますしね。いや、思い切り後者だし。

2つ下の弟がいて、こいつとはまぁ何かと性格の異なる部分もあって非常に仲が悪かった。一つ屋根の下に暮らしていて、3年くらい、一言も口を聞かない時期もあったし、何かで喧嘩しようものならお互い延々と殴り続け物を投げ合ったりしてましたね。喧嘩の最後の頃になると、お互い身体中傷だらけになってるもんだからそれぞれ病院に行こうとするんですが、その時、保険証をどっちが持っていくかでまた新たな喧嘩が勃発したりなんかしてね。いや若かった。青春だった。血まみれだった。

もうね、毎日神様に祈ってましたもん。どうか弟がいなくなりますようにって。それでもいなくならないもんだから、「神様のバカやろー」なんて宗教嫌いが始まったといっても過言ではない。それくらいいがみ合ってましたね。殺戮の日々。

今じゃ喧嘩するようなこともなくなりましたが、当時はそんなこんなで荒んでおりましたから、癒されたいなぁと常日頃から思っておったわけですよ。うちは父親も荒くれ野郎でしたから、もう滅茶苦茶。犬たちと語り合うがために、みんなそれぞれ家に帰ってくるといったような状態(どんなときでも、うちの家族全員の犬好きだけは変わらなかった)。

「うちは男3人、おかん1人が女やからむさ苦しいんやろうなぁ」

物心ついたころから、そんな風に思ってましたね。おかんも良く「あー、女の子がいれば。女の子がいれば」って口癖のように言ってたもんだから、自分にもお姉ちゃんか妹が一人でもいれば、もう少し余裕が出来るんだろうなぁと自然にそう考えていた。だから子供にありがちなオネダリなんかを、良くおかんにしてたわけですよ。

「オイラにも妹が欲しいよー」

まー、こんなオネダリされると親は大抵ドキっとするもんなんでしょうが、うちのおかんは「お父さんに頼んでみなさい、ニヤリ」と、笑いやがるんですよ。かなり意味深に。あーちくしょう、大人協定結んでやがるなこの2人、、、という雰囲気を、子供心に察して以来はですね、あまり言わないようにしてたんですが、それでも内心、ずーっと妹が欲しいなぁって思ってました。

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ゆうこと結婚して、その妹であるみかと仲良くさせてもらう様になって、長年の念願が叶ったような、そんな気持ちなんですよ最近。ほぼ例外なく週末になったら、みかはウチに泊まりにやってくるんですけどね。一緒に飯食ったり遊んだりくだらない話したり、欲しがってるおやつ買ってあげたり、ゲームしてる姿を見たり、うんこと呼ぶかうんちと呼ぶか熱い議論を交わしたり、こうね、「おー、俺今、おにいちゃんしてる!」と思える瞬間が時折あると、無性に幸せになるんですよー。

ゆうこのお父さんお母さん、そしてお兄さんにまで色々と親しくして頂いている時、あー、家族ってええなぁとつくづく思います。自分には中学生くらいの時から、二世帯住宅を建ててみんなで仲良く交流出来る家を作りたいなぁ…という願望があるんですが、これがね、三世帯であるとか、将来、もっともっと大きな大所帯の家族になったらめちゃくちゃ楽しいやろうなーと最近、大きな夢へと進化を遂げつつあります。みんなが当たり前のように飯食ったり寝たり話したり笑ったり、そうやって生きている姿を見ながら自分の活力と出来たら絶対幸せなんやろなぁと。

悲喜交々、様々なニュースが報じられるこの世の中で、一番の心の拠り所となるのは、やっぱ家族・家庭なんやろうと思います。昨日に引き続き「居場所」がテーマな話題になってしまいましたが、それを作っていくことの出来る一人であり原動力でありたいなぁと思うのでありました。目指すのは、家族の温もりのある家、そしてウォシュレットつきの便所なのですよぶりぶり。


03/07/22 Tue.

「合唱」

男の人とバイバイしているN先輩(弦バス)を明石駅で見かけたので「せんぱ〜い、あの人彼氏ですかぁ? 結婚するんですかぁ? うひひ」と訊ねてみたら、どうやら結婚も近いような雰囲気っぽい答えが返ってきた。当時、そのあまりの男っぽさに尊敬すらしていた我々バスパート野獣軍団にとっては驚きのニュースなのである。うーん、結婚式の司会に使ってくれないだろうか(違)。

また、近くのスーパーでレジのバイトをしている女性がそのN先輩にソックリで同じ名字だったのでメールで聞いてみると、やっぱり姉妹らしい。是非意図的にレジを打ち間違っていただくよう、先輩経由でお願いしておかねば。

「せんぱーい。携帯のアドレスが、******-junってことは、彼の名前は"じゅんくん"なんですねー!?」

「あはは、ちゃうねん。彼が6月生まれでjuneってしたつもりやったけど、スペル間違えてん」

こういうところは昔とまったく変わっていないので、随分ホっとした。

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我が家に母親と弟を呼んで、たこ焼をした。人が集まった時にはたこ焼が便利で楽しいのである。

母親は元来、こういう地道な作業が好きなので、一通り焼き方を覚えたあとは「いいから食べてて」とゆうこに言って、率先して鉄板の上でたこ焼を転がすことを楽しんでいた。多分きっと、向こう2週間以内に実家にたこ焼機が導入されるのは間違いないであろう。

ふと、幼い頃のことを思い出した。季節はちょうど今と同じ夏。良く冷えた麦茶を水筒に入れて、明石公園のお堀まで母親とザリガニ釣りに行くことが多かった。日も暮れてきて、いいかげん僕ら兄弟は飽きてきているのに、母親だけはいつまでも熱心に水面に目を向けているのである。"良くやるなぁ"と思いつつも、仕事に追われてばかりいる母や父が、それ以外のことで夢中になっている姿を見るのはとても嬉しかったのを覚えている。

それでかどうかわからないけれど、僕はたとえば、食事後の食器洗いなど、家の中で出来ることは全部自分でやって、その間の時間、ゆうこにはテレビを観たりゲームをしたりと、のんびり楽しんで過ごして欲しいと思っている。家族が、ルーチンワークから脱して何かプラスαに取り組んでいる姿・リラックスしている姿というのがとっても好きなのだ。上手に料理を作ることよりも、綺麗に食器洗いをすることよりも、クリアしたゲームの感想を語ってくれることの方が、自分にとっては何十倍も嬉しい。そういう時間をこれからも作ってあげたいなぁと思う。

「あ、今居心地がいいね」と、2人が共通して感じられる雰囲気をこれからも作っていきたいものだ。

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リアルな世界で、僕のこのホームページの存在を知っている人たちの多くは、

「良く毎日、あんな日記が続くね」

と、呆れた口調でそう話す。「今日私と会ったこと、書かないでよ!」とか「俺の言うてることとか、ページに載せるなよ!」ときつく言ってくれる割には、帰宅したと思われる頃から、ホームページにアクセスを(更新されるまで頻繁に)している形跡があるので笑えてしまう。たとえばそんな日に、あえて友人の話題に触れずに更新を終えると「よかった、書いてなくてほっとした(笑)」というメールが更新直後にやってくるし、書いたら書いたで「もっと長く書いてるかと思ったー」というメールがやってくるので、どっちにしろ触れて欲しかったんだなーということが読んでとれる。

キャラが確立したホームページは、読んでいて楽しいし、友人各位にも、是非そのあたりをご協力頂いてこのページを賑やかにしていただければと思うのである。なんか一つでも(ウケを)狙っていただければ、あるいは、天然を炸裂させていただければ、惜しみなく登場の機会を設けたいと思っているので、宜しくなのだ。

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明石公園でも、セミたちの合唱が始まりつつあります。

暑さに負けぬよう皆様も御自愛下さい。それでは今週も宜しくお付き合いの程を。


03/07/21 Mon.

「願望」

吹石ノーバン始球式




この見出しによからぬ勘違いをした男性諸氏はきっと多いはずだ。
僕もその仲間入りが出来て嬉しい。


03/07/20 Sun.

「六年」

本日7月20日は、ホームページ開設6周年記念日でございます。

メールサーバに溢れんばかりのお祝いのメッセージ有難うございます。数多く頂きましたメールの中から、本日心温まるメールを頂戴しましたので、全文をご紹介したいと思います。



>顧客番号11343

>この度、貴殿利用のインターネットコンテンツ利用料が未だに確認できておりません。
>よって大竹興業が回収代行させて頂きます。

>振込み期限
>平成15年7月18日、午後3時までに下記合計請求額を確実に入金願います。
>上記期限内に入金ない場合、自宅、職場、血族等直接当社の人間が回収に伺い
>裁判、強制執行による給料差押え等を含めあらゆる手段を講じます。
>貴殿が穏便解決を望むのであれば期限までに入金願います。

>入金確認後、延滞リストから削除し大竹興業所有の債権譲渡証明書、内容証
>明書等の書類を貴殿自宅まで個人名(オオタケマサト)にて郵送いたします。


>インターネットコンテンツ利用料:24520円
>遅延損害金:5250円

>合計請求額:29770円以上


>**********************************

>振込先:八十二銀行 新宿支店
>普通:275474
>名義:オオタケマサト

>■顧客番号で入金願います。
>大竹興業:債権回収支部 担当 李起平


あははははは(乾いた笑い声で)

話題の詐欺メールってのがどんな奴か見てみたかったので、逆に、ちょっと嬉しかったですよ。
気持ちよく7年目のスタートを切れそうであります。

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うちのページに対するアクセスの曜日別統計を見てました。

日曜日 10.77%
月曜日 16.75%
火曜日 15.53%
水曜日 17.25%
木曜日 13.45%
金曜日 14.44%
土曜日 11.76%

平日は会社からご覧になって下さっている方が多いということ、あと、土日は更新をさぼりがちということで、週末はややアクセスが少なくなる傾向にあるようです。このあたり、是非、毎日でもチェックしていただけるようなページにしていきたいものですね。日々、便所ネタの収集に努めたいと思います。

携帯電話からもご覧頂けますので、http://www.sjk.co.jp/c/w.exe?y=batacchi.mine.nuというアドレスをコピーして、携帯電話にeメール送信、ブックマークしておいていただければ幸いです。ゆうこさん曰く、携帯電話から7/14の日記をチェックすると死にそうになるそうです。なるほど。

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ありのままに、ありのままに、ご愛読頂いている皆さんにもお楽しみ頂ける様な内容目指して、これからも頑張って参りたいと思いますので、7年目も、どうぞ宜しくお付き合い下さいませ。


03/07/18 Fri.

「受信」

ゆうこさんはいつも、会社の昼休みにばたのホームページを読んでくれているのですが。

昨日の日記、ほろ苦く切ない雰囲気を演出してみたわけですよ。どうだオイラだって、時には真面目に語るんだぞ便所のことばっかりじゃないんだぞオイ☆ まさに、そのような意気込みで書き綴ってみたわけですよ。もうね、愛妻ゆうこさんなんて、きっとしんみりしながら読んでるに違いない。そうだ、俺に惚れ直すに違いない。やったね、ラブラブだね♪ どうだおい、おいらの幸せをみんなにもモリモリ分け与えちゃうぞー、なんてね、そう思ってたの。確信してたの。したらね、12時40分くらいに携帯にメールが着信して、ぶるぶる震えてるわけさ。

よっしゃー!ラブラブポイントを50ポイント(σ・∀・)σゲッツ!!だなぁ、こりゃおい、とか、勇んで携帯を開いたの。
んだらばそこにね、こんな文字が浮かんでるの。

「うちの家の草抜きはせんでええんかな?」







泣いたね、男泣きに泣いた。


03/07/17 Thu.

「雑草」

福井県で、昔いじめられていた仕返しに爆弾を仕掛けようとして、誤って自爆してしまうという事件があった。ターゲットとされた側は、なんらいじめた覚えはないという。ただなぁ、いじめたとか、いじめられたってのは当事者たちがどう感じるかであって、特に「いじめた側」の記憶なんて、ほとんど残っちゃいないんだろうなぁ。



中学生ばた。当時うちの学校では「丸刈り」という校則があったがために、一ヶ月に一度は散髪屋に行かなくちゃいけなかったのさ。んでね、毎月毎月親にお金貰って散髪行くのも悪いじゃない。で、「バリカン買って、うちで散髪しよう」ってことになったわけ。家の玄関のあたりに新聞を敷き詰めてね、「任せときなさいよ〜」なんて、おかんが張り切っちゃってるの。中学生ばたは、特に思春期にありがちな「親とお話しない」という子でもなかったので、普段から良くおかんとは話もしてたんだけど、なんか嬉しいじゃない。当時は部活やら生徒会やら塾やら習い事やら、何かとハードマンだったから、少なくとも髪切られてる間はゆっくりと話せるよな〜、散髪代も浮くし、親孝行だよな〜とかって思ってたの。

ところがね、次の日学校に行ってみると、みんなが頭を見て笑うわけよ。

「おぉぉぉぃ、なんじゃそりゃぁぁ。雑草かぁぁぁ??!!(笑)」

もうね、みんなの表情に(笑)って文字が浮かんじゃってる状態。放課後の部活動の時のK先輩なんてね、「緑に染めて本格的な雑草にしようぜ〜」とか言っちゃってるの。あぁてめぇ覚えてろよ、試合の時、俺の高速スマッシュで息の根止めてやる、と本気で腹立ててましたもんね。軟式テニスのぷよぷよボールで相手の殺害を目論むくらいの勢いですから、どれだけ怒ってたかわかるでしょ。まったくもって遺憾。

んでもね、この怒りの質っていうのが、ちょっと違うんですよ。基本的にオイラは、自分の身体的な欠点を指摘され笑われたとしても、どっちかというと「オイシイ」と思うのね。おっしゃ、もっとイジリ倒してくれ、早く俺というキャラを確立させてくれっ、と、割と前向きに考えられるんですよ。でもね、この時は違った。確かに頭には雑草が生えてたかもしれない。でもね、それを面白おかしく笑うってのは、俺のために時間を割いてるんるん気分で髪を刈ってくれたおかんに対して、すんげー申し訳ないというか侮辱、てめぇらのその軽薄な笑いで、俺らの親子の関係がおかしくなったらどうするよ!?って、真面目に腹が立ったのよ。キレなかったけどね、でも逆に、キレることの出来なかった自分に今はすごく後悔してる。その時のことがあって以来ね、なんていうかこう、自分という人間を通じて、誰かが嫌な思いをするようなことだけは避けたいなぁ・・・って思うようになったわけですよ。それは今でも変わらない。



「いつになったら東京の御土産をウチに持ってきてくれるのよ?」

そういうことがあったとも知らずに、徒歩3分のところに住むおかんは、「早くもってこい」だの「腐らないの?」だの「何個入ってるの?」だの嬉しそうに携帯でメールしてきやがるんですが(しつこい)。まぁでも、もしも仮に、万に一にも今の自分に、周囲の人から褒めて頂ける何かがあるのだとすれば、やっぱりそれは、この人の影響を受けたからからこそなんだよきっと…と、そう思うわけですよ。だから僕は、いつになるかはわからないけれど、自分の親に対してもゆうこの親に対しても、きちんとした「親孝行」をしてあげたいと思っている。

何かをしてあげられなかったことを後悔するのではなく、あれやこれもしてあげられて幸せだったかな? と、いつかの未来に、そう感じられるような生き方と態度で双方の親に接していくことが自分の使命だと思って、これからも生きていきたいもんですよ、えぇ。



人を傷つけてしまう攻撃者になってもいけない、でも、ただそればかりでなく、自分を通じて誰かを傷つけてしまうことがないよう、盾となる強さも持ち合わせなくてはいけない。人と人が安心して幸せに暮らしていくためには、やっぱり一人一人がそれなりに責任を感じて生きていかなくちゃならないんでしょうねぇ。


03/07/16 Wed.

「便座」

『便座洗浄』。

最近のばたの一押し違和感キーワードである。便座というと、単純に考えれば「便をする時にるところ」と解釈するのが極々自然であろうて。すなわち、便座洗浄ボタンとは、他人との間接おけつを未然に防ぐための【座る場所をお洗いいたします】という目的で使われるべきであるというのが、この26歳便所マンが、本日皆さんに主張したい事柄なのだ。

ところが実際には、この『便座洗浄』は、【便器内をお流しいたします】という意味で使われているのだから悔しいったらありゃしない。日本語は正しく使われたい。いつか必ず、便座洗浄というボタンを押すと同時に、便器ではなく便座が美しく磨かれる便所の登場を願ってやまないのである。

ところで、【便座洗浄】というキーワードで検索していたところ、こんなページを発見した。洋式便所に腰をかけて2分以内で脱出した場合、目的は「小」であったと判断され、「小洗浄」が行われる。2分を越えた場合は、自動的に「大」と判断され、「大洗浄」が行われる仕組みになっているらしい。環境に配慮したなんて素晴らしい便所なんだ!! あぁでも、トイレ滞在時間が、いかなる目的の時でも5分以上に及ぶ人間の場合は意味がないのかっ。

気持ちはいつでも「大」。便所大好き人間は、便所メーカーの皆様からの挑戦状(及び商品のモニタープレゼント)を心からお待ち申し上げております。ぺこり。

===

まとまったお金を渡すから、運用してみてくれないか? 利益が出たら半々で。損が出たら、こちらが被る。

大胆な依頼だなーおい。お金の雑誌に毎月登場しているからという理由だけで全面的に信頼してくれているらしい。恐るべき尺度。僕ちんはあくまでも倹約コンサルタントであって、ファンドマネージャーではないんだよ。100万500万といったまとまったお金よりも、「おぉ、100ポイントゲット。50円相当獲得!」という小銭稼ぎをしている時が一番楽しいのさ。そこんところを誤解して貰っちゃ困る。

目の前に1000万円あって「あげる!」と言われるよりも、「これから毎月500円ずつ一生振込み続けてあげる」と言われた方が嬉しいかなぁ。あと50年生きるとしても30万円にしかならないのに。しょせん、関西のケチ人間なんてこんなもんですよ。ふふん。

ところで、こちらの雑誌への連載ですが、当初は半年間ということでしたが、あと半年くらいは続くようです。企画自体は好評らしく、来年以降も続くことになるみたい。その時はさすがにメンバーは入れ替わるみたいだけど。今回の取材の様子は来月発売の9月号に見開きページで掲載される予定だそうなので、是非ご笑覧下さいませ。

おいら、小銭を稼いでウォシュレットを導入したいなぁ。


03/07/15 Tue.

「上野」

@日曜日

歩き疲れと残ったアルコールのせいで、起床時間がチェックアウトぎりぎりになってしまいました。身支度を整えてチェックアウトをし、それからホテル内のレストランで朝食を取りながら本日の行動予定を決めることにしました。よん先輩のアドバイスに従って代官山に行こうかと思っていたのですが、どうも今日は天気が悪い様子。お外をぶらつくのはしんどいかなぁ…ということで、昨日の夜になって購入しておいたガイドブックを参考にしながら考えることにします(上京して一日目が終わってからガイドブックを買うばかちん)。

で、色々考えた末、「上野」に行くことにしました。なんてったってアーティストな私ですから、上野公園の中の美術館や博物館に行ってみたら面白いかも…と思ったわけですよ。東京駅も近いみたいだし、帰りのことを考えると便利かな、と。

早速山手線に乗って移動開始。新宿から上野までは20分ほどかかるようです。ドアの上の液晶画面(2つあった)が刻々と変化するのを楽しみながら移動。んだよこんちくしょー、東京ってあかぬけてやがるなー、とか思いつつ。大阪の環状線なんて、こんなの有り得ない。こんな快適な車内じゃない。もっと殺伐としてる。頑張れよOSAKAって、思っちゃいましたね。

あぁところで、2試合連続阪神が巨人に大差をつけて勝利したということで、サンスポを新宿で購入して、移動する車内で読んでおったのですが、東京だと紙面の構成が関西と全然違うんですねー。なんだよ、星野監督のコメントとか、全然載ってないじゃんかよ。がっかりです。あと、沖原が絶好調で、藤本@われらが明石出身がスタメン落ちしていたのが大変気になります。

スポーツ新聞を読み、タオルを首にまく関西人。「お願いだから、もっと若々しくいて、お願い」、ゆうこさんから嘆願されている頃、上野に到着しました。

西村京太郎の作品の中でも、上野駅には東北を感じさせる何かがある、というような描写が良くあるものでして、「よし、オイラ、東北を感じとっちゃうぞ」と張り切っていたところ、いきなり駅のコンコースに「ねぶた」が飾ってやがんの。「思ったより近い青森」なんてコピーが書き添えられてあんの。ダイレクトに東北。まったく、雰囲気というものを知らない奴め。

駅を出て、いきなり下町っぽい汚い雰囲気に感激。左手にはアメ横らしきものも見えるし、正面には汚い映画館。そしてその上には囲碁将棋センターとかがあって、周囲を歩いている人たちの年齢層もぐんと高くなっている。いいなぁおい、落ち着くなぁ。

まずは西郷さんの銅像を探しましょう。おぉ、階段を上ったところで見えてきた西郷さん。思ってたよりでかいです。そして特に頭部がでかく感じられます。親近感がわきます。ゆうこさんを西郷さんの前に立たせて記念撮影です。2人で並んでいるところを誰かに頼んで撮影して貰おうかと思ったのですが、デジカメの「半押し」って、大抵の人に理解して貰えずピントが合わないことがほとんどなので、諦めました。世の中の皆様におかれましては、是非半押しルールを徹底してご理解いただきたい。

西洋美術館に移動。ゆうこさんは美術館が大好きなので喜んでいました。勿論私も大好きです。常設展〜特別展と見て回ります。常設展は、結構ボリュームがあって楽しめました。わが町明石の文化博物館の常設展は、あまりにもショボイよな…と悲しく思いました。

「この絵はうまい!」「これは下手だね、だいたい、何描いてるんかさっぱりわからへん」
「俺はキリスト教じゃないから、特に理解できん。親鸞とか日蓮とか、そういう絵はないのか?」

このように、ツッコミを入れる姿勢で鑑賞をしていくと楽しいものなのですよ。んなもん、どんな有名な画家が描いた絵だろうが、見てつまらんものを描いた時点であんたの負けだっつーの。ぱっと見て、何かを感じさせるような絵を描けっつーの。そういう意味で、私は抽象画というものが大嫌いです。ゴミですあんなもの。誰が見ても感動する絵画、是非こんなものを描いていただきたいものです。

ところで、絵画研究家というんですか?解説者というんですか? 彼らのコメントは見事ですね。コメントを見た上で絵を見ると、その絵に込められた意味が伝わってくる。文字の力ってすごいと思いましたよ。そうやって考えていくと、コメントなしでも何かを感じさせてくれる絵はもっと素晴らしいってことです。

美術館をあとにして、今度は博物館へと向かいます。ここでは、ゆうこさんが見たがっていた「みどり館」というものがあるはずだったのですが、なんと閉鎖されていました。きわめてガッカリです。ここを訪れたかった理由の97%がそれだったのに、呆然としてしまいました。常設展は生物の教科書のような内容で、それほど面白いものでもなかったので、特別展でやっていた「大江戸博覧会」というものに期待することにしました。からくり人形の実演があるということで、大急ぎで地下3階の会場まで向かいましたよ。

おっさんが出てきて、実演がいよいよ始まります。先日ナイトスクープでからくり人形のネタを見たばかりなので、ワクワクです。

「まずはこちらの箱をご覧ください・・・」

おぉ、箱の横に人形がくっついています。砂が入っていて、上下にひっくり返して砂を移動させると、その横の人形が鉄棒をぐるぐると回るんだそうです。楽しみです!

「・・・はずなのですが、最近調子が悪くて、うまくいきません。先ほどの公演ではうまくいきましたが…」

汗。なんか不安になることを言ってます。しかし、相手はプロ。あえてこういうことを言って、客を盛り上げようとする演出なのでしょう。いじらしいです。おっちゃん、俺関西からはるばるあんたに会いにきたんだぜ! 思わず、声をかけようかと思っちゃいましたね。

「えーっと、やはりうまくいかないようです。もう一度チャンスを下さい」

お、おっさん。憎らしいぜ、なんだよ、ひっぱりすぎだよ。もうそろそろ見せてくれよ。

「んー、ダメですね。実際はこんな風に廻るはずだったのです」

力ずくで人形がぐるぐると廻されています。


ま、まぁ機械だからこんなこともあるんでしょう。続いておっさんは茶運び人形の実演にとりかかりだしました。おぉ、今度はうまくいきます。きちんと畳一畳分運んで、Uターンして戻ってきますよ! 良く出来た人形です、素晴らしい。

「どうですかスゴイでしょう? これは最近、学研が売り出した商品です」


「えー、続きましてこちらの機械。本来はこれも動くはずなのですが、具合がおかしいのです。しかも、機械の上にあるはずの人形がなくなってしまいました」

おっさん、ついに、車軸部分だけの機械を出してきました。そして本来、その車軸の上の部分には人形があったはずなのでしょうが、どこかでなくしてしまったらしく、折り紙で作った「鶴」を申し訳ないようにテープで固定していました。人形のかわりに、折り紙の鶴。動かすこともなく、解説オンリー。


「さぁ、今度はこの人形ですよ。この人形は、なんと文字を書きます。なんという文字を書くでしょうか!?」

人形の下側で線をひくと、筆を持たされた人形が半紙に文字を書くという仕組みなようです。本来、おっさんが入るスペースのところは仕切りに隠されているのだそうですが、仕組みを理解してもらうために、特別におっさんの操作の様子が見れるようになっています。しかしおっさん、文字を書く操作手順を間違えてはいけないと思ったのでしょう。みんなから見える位置に、でかでかと『寿』という文字を張っておき、それを見ながら人形を操作しています。

「はい、書いた文字はこれでしたー!!!」

ネタバレしてるのに、嬉しそうなおっさんの表情を見ていると、みんなも安心したように思わず拍手をしています。東京の人って優しいし。誰もつっこまないし。


「さぁ、最後はこれですよー」

出てきたのは、でっかい「うんてい」のような大きな仕掛け。おっさんが操作することによって、人形が次から次に棒へつかまっては前に進んでいくという仕掛けになっているようです。ところで、その人形の進路と思われる真下の部分に、助手の女性が一生懸命座布団と毛布を敷いているのが気になります。

「これも、うまくいかないことがほとんどで、人形が良く落ちるんですよー」

おっさん、最後の最後まで笑わせてくれます。言わずもがな、この実演も失敗に終わり、人形は座布団の上に墜落していました。なんですか、この心温まる拍手は。ろくな実演も見せてくれなかったのに、おっさんは場内から数多くの拍手を貰っています。あのねおい、4歳の子の初めてのピアノ発表会だって、もうちょっとうまく演奏するっちゅーに。仮にもプロなんだったら、ちったぁー、ちゃんとやりなさいよ。

「わたくしも、一週間に一度の公演ですので、勘が鈍るのですー。有難うございました」

最後まで言い訳。


博物館をむなしくも後にした私たちは、近くにあったホールのレストランで遅い昼食をとり、その後、駅前でクレープを購入。食べながら、アメ横を通り抜けていき、御徒町を抜け、秋葉原まで歩いていきました。一応念願だったアメ横と秋葉原の雰囲気を楽しめて良かった。今度はゆっくり見に来たい。

秋葉原から山手線に乗り、東京駅構内で慌しく御土産を購入して、新幹線に乗りました。指定席の隣のおっさんのマナーが悪くて腹立てながら明石へ。降りる頃には、そのおっさんの散らかしていったゴミも含め、ゴミ箱に捨てに行くまでに見つけた全部のゴミ拾い集めてやりましたよ。みんなマナー悪すぎ。遠足で何を学んできたんだおい。

はい、ということで、東京レポートおしまい。お付き合い頂き有難うございました。

東京編オマケのばた画伯による六本木ヒルズもどうぞお楽しみ下さいませ。


03/07/14 Mon.

「不眠」

無事故郷、明石へと戻ってまいりましたばたでございます。

語尾が「じゃん」でも「だよね」でもなく、「で」だとか「やねん」という、大変荒っぽい言葉が耳に入るようになってきて、ようやく安心できるようになりました。東京、それは思っていた以上の大都会で、大変怖く、賑やかで、眠らない街で、読売巨人軍で、オカマな街でありましたよ。

===

@土曜日

朝5時起床。6時42分の新幹線に間に合うように、そして途中のコンビニで、遠足につきものの弁当とオヤツを買えるだけの時間を計算しながら身支度を整えます。傘を持っていったのですが、ほとんど使うことはなく、大変鬱陶しかったです。ばた26歳、こういう時のために、そろそろ折り畳み傘の折り畳み方を覚えるべきかもしれないと、心の底から思いました。

指定席の旅。動き出すと、とりあえずすぐに朝食を食べ、久しぶりに乗る新幹線だったので、車内の冒険に出かけました。主な冒険箇所は和式便所と洋式便所です。冒険を終えて帰ってきた頃にはゆうこさんは寝ていました。その横で僕もZZZ…のつもりだったのですが、やっぱりどうしても、窓の外の景色に目がいってしまいます。ゆうこさん、すぐに寝るなら、窓際の席譲って欲しかったです。帰りは有無を言わさず窓際を陣取りましたが、夜だったので真っ暗でした(T_T)

10時11分、東京着。編集部に、これから自力で編集部へ向かうことをメールで知らせます。東京駅の構内の一番遠いところまで歩いて、中央線のホームはありました。御茶ノ水で降りるときには最前列に乗ったら便利だと聞いていたので、そのつもりでしたが、動きだすとすぐにそれが、最後列だということがわかりました。降りてから、ホームでめちゃくちゃ歩かされましたよ。

駅の左手の方に歩き始めます。おぉ、駅伝の時だけ名前を良く聞く大学が! おぉ、あんな大学やこんな大学が!! なんて感じで、いちいち見かける学校や病院、会社の名前に驚きながら歩きます。ずーっとリアクションしてるのも疲れるもんです。せっかくなので、明治大学に潜入して、便所もチェックしてきましたよ。都会と言えど、便所の雰囲気は変わるものではありません。しかし、行く先々で、ウォシュレットとの遭遇率が高かったのには驚かされました。東京人は、きっと痔の人が少ないに違いない。

楽器屋やスポーツ屋、本屋さんの多い街ですねー。編集部まで、かなりさまよい歩いたので、思いがけず、行きたかった神田古書街のあたりも通りましたよ。面白いですねー、陽射しのことを考えているんだそうで、同じ側にばっかりお店が続いています。このあたり、いかにも自分が好きそうな雰囲気です。

編集部到着。

連載でいつも同じコーナーに登場しているSさんと初顔合わせ。学年は一つ上なだけなのに、賃貸マンションなどを貸し出されているオーナーさんで、その資産状況や資産運用に対する哲学には学ぶことが多かったです。Sさんも株は長期保有を原則として考えておられる方(さわかみファンドの運用方針と同じような考え方)。ばたも、株を短期で売買するやり方は嫌いなので(それでは投資とは言わず、単なるギャンブルです)、色々と共感することも多かったですね。熱心に、自分の貯蓄方法や家計簿の付け方についても語り、取材後は、編集部の中を一通り案内して貰って、お土産にレタスクラブと六本木ヒルズの本を貰い、それから、近くのイタリア料理のお店で、副編集長とカメラマン・ライターの方と一緒にスパゲティとカレーをご馳走してもらいました。スパゲティに関しては、これまでの人生で食べた中で一番美味しかったと言っても過言ではありませんでした。東京でうまいもん食べれるのかな?という不安もあったので、しょっぱなから感動しちゃいましたね。

皆さんと楽しくおしゃべりしながらランチを食べ、六本木へのアクセスを教えて貰ってお別れしました。さて、これからいよいよ六本木ヒルズへと向かいます。

神保町から日比谷線で日比谷まで行き、三田線に乗り換え六本木へ。降りたらそこが六本木ヒルズだったのですが・・・。

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なんですかいったい、この人の多さは! とりあえずどこをどう廻ろうか、本でも見ながら考えようと思っていたのですが、まず腰を落ち着けられる場所がありません。適当な喫茶店は、どこも入場を待つ人たちの行列です(六本木に限らないんですが、東京ではあちこちで行列が出来ていたのが印象的でした)。並ぶことが大嫌いな私です。ひたすら歩き回って入れそうなお店を探すのですが、もうどこに行っても人だらけ。ただとにかく、お茶を飲める店を探すためだけに1時間以上もうろちょろとしていたおかげで、その時点ですでに、六本木ヒルズのほぼ全体を歩いて廻ってましたよ。疲れまくり。

なんとか入れたお店では、1500円のデザート+お茶のセットしか注文出来ないとのこと。なんたる暴利ですか。あまりに腹立たしいので、何度かお冷のお替りをお願いしていると、最後にはウーロン茶を入れてきてくれましたよ。ちょこっと勝利。

しばらくそこで休んで、再び行動し始めます。テレビ朝日に行ってみたり、映画館前でヒューマンウォッチングを楽しんだりして。18時くらいになったら、展望台にあがってみることにしました。カップル入場券だと一人500円ずつ割引になり、さらにその時間からだと屋上にも無料で入れるようになるのです。あいにくかなりガスがかかってきて、あまり景色を楽しむことは出来ませんでしたが、暗くなるにつれて、だんだんとネオンやビルの灯が点いていくのは、とても幻想的でしたよ。そうか、今見回しているこの周辺から、日本全体にいろんな文化や情報が発信されているのだな、と、やたらと感心しておりました。

六本木ヒルズをあとにして、大江戸線で新宿へと向かいます。駅で降りてからホテルまで地下道を歩いたのですが、人がほとんど通らず不気味でした。実際距離はそれほどでもなかったのかもしれませんが、とにかく今日一日でかなり歩きつかれていたので、ホテルにチェックインする頃にはへとへとでした。15分ほど、ごろごろとして、再び眠らない街・新宿(歌舞伎町)へと繰り出すことにしました。

それにしても新宿界隈も人でいっぱいです。何ですか、夜8時9時は、そろそろおうちに帰り始める時間帯ではないのですか? なのに、この時間帯になってもなお、駅に向かう人よりも駅から出て街へ繰り出す人たちの方が圧倒的に多いじゃないですか。ここは本当に不況の国日本ですか?

西口の方から歩いて東口のアルタのあたりまで、さらに歌舞伎町やら東西南北うねうねと歩き続けます。お腹もぺこぺこなのですが、どこのお店に入っていいのかわかりません。入ろうと思っても、雰囲気に圧倒されてしまって、勇気が出ません。泣きそうです。

そのとき、ふと携帯を見ると、よん先輩からメールが入っていました(あまりの喧騒ぶりに、携帯のメール受信にもなかなか気付かないのです)。「お茶でもどう?」とのお誘い、大変大変有難く思いました。「腹ペコなので、飯まだでしたら、ご一緒にどうでしょうか?」と返信してみると、快諾していただきまして、わざわざ新宿まで出てきて下さいました。携帯のバッテリも切れそうだったので、とりあえず待ち合わせ場所としてわかりやすいように、東口交番前で待つことに。その間も、色々と怪しい人たちが周辺をうろちょろしていて怖かったです。そもそも、駅前のこんなところに、ホストクラブの広告がでかでかとあるのが不思議です。「(ホストクラブの)yanyanをよろしく」なんて書いてあるんですよ。怖いっすよ。びびっちゃいますよ。なのにゆうこさん「ばたがホストクラブに行ったら、No1になるように、毎日指名したげるー☆」とか嬉しそうに言ってるんですよ。なにあんた、そんな冷静なこと言ってるんですか。

そんなアホな会話をしている頃、よん先輩がやってきてくれました。東京まで来て、知ってる方とお会いできるのは不思議でもあり嬉しくもあり、しかし新宿の街に怯えている自分にとっては、大変心強くありました。「東京は、地図無しでは無謀よ。ふふん☆」と、カバンの中から颯爽と地図を取り出すよん先輩。カッコイイです。救助犬が首にぶらさげているワインのような頼もしさを、その小さな地図帳に感じました。

3人で入れるお店を歌舞伎町方面に探しに行きます。いろんな言葉、音楽、匂いが街のあちこちに充満していますねー。しかし、やはりこの迫力と雰囲気は怖いです。ものすごいエネルギーと欲望に圧迫されてしまいますね。先を歩くよん先輩を見失わないよう、一生懸命ついていきます。ところがその時、

「おかまどう?」






!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

うぇぇぇぇぇぇぇぇぇ! おかまさんに声かけられましたぁぁぁぁぁぁぁ。「おかまどう?」って、なんなんですかそれはぁぁぁぁ。なぜ女性2人と一緒に歩いているにも関わらず、ピンポイントで声かけられるんですかぁ!! 鳥肌たちました。めっちゃ怖かったです。おかまどう? おかまどう? 意味わかんないすよ。どう?と聞かれて、どう答えたらいいんですか。「How about おかま?」ですよ、もうわけわかんないですよ。逃げましたよ。逃げましたけど、おかまさんの汚い女装と汚い顔が今でも忘れられません。うぇぇぇぇぇぇぇぇぇ、おかまどう? うぇぇぇぇぇぇぇぇ(激しく混乱)。

(みかにそのことをメールしたら「類は友を呼ぶ」とだけ返事が来ましたので、あぁ明石帰ったらぶっ飛ばすアイツ、と心に決めました)

おかまショックも覚めやらぬまま、落ち着けそうなお店を見つけました。月の雫という「豆腐料理」のお店です。ちなみに、お店には「豆富料理」と書いてあるんですね。やっぱり「腐」という文字よりは「豊富」の「富」を使った方がイメージいいでしょうし。だのにですよ、よん先輩とゆうこさんったら、「まめとみ料理って何? ねぇ、ばた。それなぁに? 教えて」って訊ねてくるんですよ。

ふっ、まったく恥ずかしい。お願いだから、そんな真顔で聞かないでっつーの。ちったぁ頭働かせなさいっつーの。そんなんだから、おかまに声かけられるんだっつーの。俺だっつーの。俺、漢字読めねぇっつーの。

しかしこのお店、東京を中心に、関西にも梅田に一店だけあるチェーン店のようですが、個室で落ち着けるし、美味しかったですよ。軽くお酒も飲みながらお腹いっぱい食べられて、この日の疲れも癒せました。よん先輩、どうも夜遅くまでお付き合い頂きまして有難うございました。

こうして、東京一日目は終わったのでした・・・。


03/07/11 Fri.

「上京」

さて、この週末は東京に行って参ります。

東京というと、過去に千春のコンサートで一度行ったことがあるだけなので、ほんとに右も左もわかりません。前日になっても、どういった行動を取るかを決めておらず、とりあえず宿だけは新宿に取りました。土曜日の11時から取材があって、それが終わったら、日曜日の夕方まで東京観光予定です。今のところ、六本木ヒルズに行くことだけは決まりました。秋葉原やアメ横、神田の古書街はすべて却下されました(涙)

ディズニーに行く予定だったのですが、「もっと時間がある時に行ったほうがいいかなぁ?」というゆうこさんの迷い&天候が怪しいという理由により、今回は行かないことになりそうです。でもとにかく、まだ全然予定が決まっておりません。

なんでも計画的に行動しなければ落ち着かない自分の場合、こういう状況には焦燥を覚えるのですが、ゆうこさんは落ち着いていらっしゃいます。肝っ玉ゆうこさんです。

わたくしなぞ、「編集部までの道のり」や「必要な情報」などを、全て携帯にメールしてあるにも関わらず、それらを全て印刷し、さらに小さなメモ帳に書き写すという徹底振りです。ついでに言うと、デジカメのバッテリなど、数日前から何度も充電を繰り返し続けています。そんなことしてる方がよっぽどバッテリが痛むっちゅーに。

こういう時、性格が出ますよねー。やたら神経質というか几帳面というか、まぁ、横にいる人には窮屈だろうなぁと。

===

今回は新宿ワシントンホテルに宿泊します。

なぜかワシントンホテルのギフト券を持っている&インターネット予約により大幅割引可能&そしてウォシュレット付きの部屋、という理由により選びました。事実上、ほとんど無料での宿泊です。ホテルは、東京都庁の真横にあるようです。東京在住の皆様におかれましては「わざわざ明石から来なすったお客様に、こんな御土産持って来ましたよ!」という暖かいご支援も期待しておりますので、遠慮なくホテルまでご持参下さい。ホテル近辺でメールいただければ幸いです。

冗談ですよ、、、と書いてはみるものの、わたくし、人の好意は喜んで受け入れますので、東京チームの皆さん、はりきってどうぞ。

===

「取材されるって、緊張せぇへんの?」という問いかけをいただきますが、そんなことでは全然動じないのです。だってお得に関することですもの。わたくしの得意分野ではありませんか。むしろ、根っからの関西人ですので、東京という文化に身を置くことに緊張しておるのです。新宿とか六本木とか、良く聞く地名のそんなところに自分が行くだなんて。

明石市民30万人を代表する気持ちで、首都に赴きたいと思います。明石をこよなく愛する男、グアムで初めてタクシーに乗ろうとした時並みの緊張具合です。がちがちぶるぶる。東京滞在中、皆様からの心温まる応援メール・東京攻略法もお待ちしております。

===

あぁ読み返してみると、いつもと微妙に文体が違うような。

本気で緊張してるんですよ。許してください、東京。


03/07/10 Thu.

「存在」

1億の金を得る方法でもない、1秒でも長く生きる方法でもない、ただ、好きな人より長くもなく、短くもない、同じタイミングで死ぬことの出来る薬が発明されたとすれば、僕はそれを喜んで口にすることでしょう。どんな宗教も、愛の意味は教えてくれても、愛の在処までは教えてくれません。誰のために一生懸命に生き、誰を愛して誰に愛されるか、そのために、いつでも人は自分の存在意義をしっかりと感じ取るべきだと考えています。

無意味に失われていく命、悲惨なニュースの数々。昇っていく魂たちを見送る残された人々が、どうか気丈に逞しく生きて、失われたその存在に意味があったのだということを証明してあげていって貰いたいと願います。


03/07/09 Wed.

「黄金」

日記系サイトは、どうしても内輪ネタが多くなりがちで、初めてお越し頂いたお客様にとって居心地が悪いという欠点があるのです。かといって、毎日毎日、「ゆうこ@愛妻」だとか「みか@ポイント集めが大好きなゆうこの妹」みたいに書くのも、常連さんにとっては鬱陶しい話でございます。そこでホントは手描きアートとあばうとみーの「手描きアート」の代わりに、『登場人物』なるコーナーを設けようと思っていたのですが、調子に乗って絵をキャッキャと描いておりましたところ、すっかり最初の趣旨を忘れて、違うコーナーになってしまった次第というわけなのであります。思いつきで始めるとろくなことはございません。きゃっきゃ。

今回から、同コーナーにおきまして、バナー広告を再開しております。あまり露骨に『クリックしてくださいね』という書き方をしてしまうと運営会社に怒られてしまうのですが、その仕組みについて御説明いたしますと、手描きアートコーナーに設置されております広告をクリック、またはクリックして実際に何か商品を注文すると、一回につき幾らかが、または売上の何%かがサイト運営者に還元されるというのがバナー広告の特長です。是非皆様におかれましては、「明石の生んだアーティストばた」の芸術的な作品をご覧いただきまして、気に入っていただけましたら、その後、お気に入りの広告をお選びいただいた上で足を運んでいただければと思います。広告をクリックしたからといって、皆さんに変な課金がされたりコンピュータがおかしくなったりすることはございませんので。

ちなみに、リンクのページの最下部にも自分用お得サイトを貼ってあります。インターネット上の商品やサービス、上手に使うと得することが多いので、いろんな利点を見つけて、活用してみてくださいね。

なお、今回、もしも収益があがりました暁には、念願のウォシュレットを導入予定でございます。
勢いでウォシュレットなページが出来ちゃうかもよ。うはうは。

===

ゆうこの高校時代の大親友、そして便所同盟静岡支部長でもあられる『きぬちゃん』、お元気ですか?

最近、こちらのホームページに遊びに来て頂いているようで誠にどうも有難うございます。結婚生活はいかがですか?お姑さんとは仲睦まじくやってますか?それは残念、修羅場を期待したのに。平日午後のありがちドラマチックな展開を希望しておりますので、その兆候が表れましたら是非お知らせください。ぐふふふふ。

そんなきぬちゃんからメールをいただきました。

『東京に行くんだったら、墨田川の水上バスとか、どうでしょう?! きっと好きに違いないビール会社のビルが見えるよ。(通称う○こビル:ビールの泡を形取ったものがてっぺんについてる)』





・・・。


えぇっと。僕って26才なんですよね、9月で27才になるんですよ。
だのにですよ、自分の愛妻の親友にですよ、

「うんこ好きなんでしょー? 是非見に行ってみたらぁ!?」

とか言われちゃってる場合なんでしょうかね。自分の人生振り返っちゃいますよね。もう、明日死んだらきっと遺族なエブリバディ諸君に「あぁ、最後にうんこビルを見せてやりたかった・・・」とか言われるんですかね。「きっと悔いがあるに違いない」とか言いながら、うちのおかんあたりが墨田川下りながら、うんこビルに遺影向けてくれるんでしょうか。

やめてください、僕はそんなビルに全然興味ありません!

Googleで検索して、うきゃうきゃ☆と喜んではいません!

響き的にはうんちビルの方が可愛いけど、ほら、他にもそう呼んでる仲間がいるよ! だなんて、これっぽちも思っていません!

あれが炎のオブジェだなんて、ありえねー! とか、手叩きながら笑っちゃいません!



まったく。夜中の更新、うんこビルのためにいくつのページを検索して調べてるんですか僕は。夢中ですか僕は。

===

ちなみに、デザイナーであるフィリップ・スタルクは、この作品名を『黄金の炎』としたんだそうです。そのあたり、もう完全に狙ってやってるような気がしちゃいますよね。黄金て。

「彼は確信犯に違いない」と書こうとして、イケナイイケナイ、確信犯という言葉の使い方を間違えちゃいけないよね☆ と、先日ニュースで覚えた知識をすぐに実行するあたりで、かろうじて26才の面目を保てればと。よろしくと。


03/07/08 Tue.

「会話」

ゆ:「わぁ、今日はハンバークだね☆」

ば:「ゴメンなさい、それは黒焦げになったクリームコロッケです」


ば:「寂しがるといけないと思ってさ」

ゆ:「寂しくない。だから、用を足している時は扉を閉めて」


ば:「今日のゆうこは格別にかわいいね。まるで調理される寸前の北京ダックのようだよ」

ゆ:「・・・」


03/07/07 Mon.

「七夕」

今日は七夕どたばたばたっち。

以前『赤石伝説』をご紹介したところ(6/12日記)、「明石のことを昔、赤石と表記したのはわかった。しかし、源氏物語では『明石の章』と書かれ、『赤石』とはなっていないが何故か?」という質問をいただきました。明石をこよなく愛する男、この疑問にお答えしないわけにはいきませんので、県立図書館の郷土資料室に相談に行ってみました。すると、【歌詞辞典】に明石に関する説明があり、なんでも歌や文学の世界では万葉集の頃から『明石』という表現を用いていたのだそうです。何故『赤石』と『明石』の両方が存在したのかという根本的な理由は不明。訪れたのが閉館間もない時間で、ゆっくりと説明も聞けませんでしたので、また今度改めて調べに行ってみたいと思います。

明石に関する鋭い質問をお寄せいただき有難うございました。質問者のYさんには素敵な賞品をプレゼント!
よかったね、ゆうこさん。

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健康増進法の関係で、大阪府庁は今春300万円をかけて庁内完全分煙化のシステムを整えたそうです。しかし、春以後、職員たちのトイレでの隠れての喫煙が目立つようになり、さらに10万円を税金から投入して、各トイレに「隠れてタバコを吸わないように」というステッカーを貼り付けるようにしたのだとか。そのへんの高校生よりレベルが低いです。情けないです。税金を使って完全分煙・モラルの向上を図るくらいならば、いっそ公務員は喫煙禁止にしたら良いと思うのです。たとえば公務員が就業時間中に5分間でも仕事をさぼって抜け出したとしましょう。それは、その時間分の人件費に対して税金が浪費されるということになります。同じ考え方で、わざわざタバコを吸うために外に抜け出す人間がいるとすれば、やっぱり税金が垂れ流しされているのと何ら変わりないわけです。とある市では、管内の7割近くに及ぶ企業がこの夏ボーナス全面カットだという報道もありました。能力と仕事量以上の賃金が支払われている公務員の場合、こういったコスト意識というものを持っていただかなければ、ますます市民からは反感を買うばかりでしょう。「自分はそんなことはしないから」ではダメなのです、自分たちの仲間にそういうことをしている人間がいるということを恥だと思う意識を持たなければ、公務員なんて、いつまでも内心では蔑んで見られるだけです。

それにしても、トイレで隠れてタバコを吸うって、どんな気分なんでしょう。高校生のするそれは、単なる「ポーズ」のように思いますが、大人になってまでコソコソするのはわかりません。そのトイレで、心身のリラックスを図ろうとする僕のような人間もいるというのに臭いったらありゃしない。

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日々ウォシュレットへの関心が高まりつつある今日この頃。

人はそれを、

・拭いてから使う
・使ってから拭く
・使うのみ(拭かない)

の、いずれの方法で使っているのだろうかという興味も湧いてきた。ちなみに、自分の場合は『使ってから、拭き、仕上げにもう一度使う、そして乾燥』という贅沢VIPコース堪能させていただいている。このあたり、是非皆さんからの反響を期待したいところなのである。まぁ、こういう具体的な内容に関してはリアクションが皆無に近いことは十分承知しているのであるが。

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毎日トマトジュースを1リットル、ミネラルウォーターを1リットル程度それぞれ飲むように心がけております。おかげで、お通じもばっちり。毎日、元気に気持ち良く便所へと足を運んでおります。こういう習慣を持つようになってから、何が一番変化したかというと、朝起きる時の嫌な頭痛がなくなったということ。睡眠時間の少ない時は頭の重たい感じはしますが、頭痛がないだけでも随分マシです。あと、胃が丈夫になったような気がするなぁ。

今週もトマトとミネラルウォーターで、健やか便所ライフを満喫してまいりたいと思います。
月曜日から始まる一週間、どうぞ宜しくお付き合いの程を。


03/07/06 Sun.

「温水」

温水洗浄機、いわゆるウォシュレット。

どれくらい値段下がったかなぁ? と、電器屋に調べに行くと、\18,800で売られているものがあった。
3万円台に下がってきたときも、安くなったなぁ…と思ったものであったが、2万円を切るとなると、もう買わない方がどうかしてるよねっ☆なんて考え方になってくる。うーむ。

しかし、便所愛好家である自分は、ご存知の通り倹約節約家でもある。「なくてはならないもの」に対して、「あったらいいな」に対する投資は、どうしても慎重にならざるを得ない。

柔らかな温水によって自分のお尻に愛が注がれるのは、まだ遠い将来のことであるようだ。ぎゃふん。


03/07/04 Fri.

「実況」

はまだが「自分の似顔絵を描いてください」とリクエストしてきましたので、描いてみました。「殺し屋みたいですねぇ」と感想を送って寄越しましたが、実際の彼は、2回くらいはストーカーで捕まってそうな顔してるんで、想像しながら、比べて楽しんでくださいね。旅行屋はまだ、留置場への旅。

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愛妻ゆうこさんも描いてみました。

きっと怒られるだろうと思ってましたが、それを見た最初の一言が「やん、あたし可愛い☆」ですよ。もう参っちゃいましたね、おじさんデレデレと照れちゃうぞっての。「やだ、タモリもかわいー◎」なんて、続けざまに言われた日にゃたまりませんよ。こういう時、癒しを感じますですねー。

そんなゆうこさん、「ちょっと調べたいことがあるるー♪」と言って、読み出した本が『バーロー物理化学[上] 藤代亮一訳 東京化学同人』ですよ。すごいですよねー、わけわかんないですよ。見出しからして「ばかやろー」って言われてるようですもんね。こんな本が家に普通に並べてある家ってなかなかないっすよ。自分のテリトリーに並んでる本なんて『パタリロ』だとか『倹約に関する本』だとか、そんなのばっかりですもん。恥ずかしいっての。顔真っ赤になっちゃうっての。トナカイさんかっつーの。いやそりゃ鼻だし季節外れだし。

今見てみると、その横に『ピメンテル化学熱化学 分子の立場からの理解』ってな本もありましたですね。なんですか、分子の立場って、それじゃ俺の立場はどうなるんですか?この際、そこんとこはっきりさせてくださいよ…とね、オット、もはや涙目状態です。どうして中学校まで一緒だったのに、その後の10年くらいでこんなにも違いが出ちゃったんでしょうねぇ。歪み切った学校教育ですねぇ(←違う)

寝息を立てて眠るゆうこさんの横で日記を更新。今のゆうこさんの夢はコレに出ることなんだそうです。「今、このタイミングで応募したら当たるかな?はずれるかな? もうちょっと待ったほうがいいかな?」とか言いながら応募してました。かわいいですねぇ。

優しく見守るオットなわけですよ、「当選したら、オークションで権利横流しできるがな。うへへへへへ」なんて言ってませんよ勿論。

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明日(金曜)は大阪まで行ってまいります。ざ・大阪厚生年金快感・千春。


03/07/03 Thu.

「画才」

最近新しく訪れて下さるお客さんが増えてきたので、自己紹介のページでも作っておこうと思ったんですが、普通じゃ面白くないし、自分という人間の多才なところを知って貰わねばなるまい…と考え、手描きアートとあばうとみーというページを新設してみることにしました。わたくし、意外に知られてないんですが、お絵描きも大変上手でございまして、前からその才能を発揮する機会があればいいな、と考えていたところだったんですよ。まぁ一目見て貰ったらその実力の程をご理解いただけると思いますんでね、是非、私の手描きによるアートの数々を、これからもお楽しみいただければと思います。そして、お楽しみいただきました暁には、投げ銭よろしく、PRサイトに足を運んでいただければと。これで億万長者間違いなしですね。

自分で作った曲を公開したり、モノマネを披露したり、絵画をご覧いただいたりと、このマルチタレントっぷりには皆さん驚愕されるかと思うんですけどね、ふっ、そんなの、実力ですよ実力。そんなチヤホヤしないでくださいって。えぇ、誰ですか、自分の子供を背中に隠して「見ちゃいけない」みたいに諭そうとしてる人は。

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ホームページをやっておりますと色々な方からメールを頂くことがありますが、面白いことに、日記の内容によって反応してくださる層に変化があります。

一番たくさんの反響を貰うネタは『公務員ぶっとばし系』で、皆さん、ご自身の体験も含めて「わかりますその気持ち!」なんて内容のメール下さいますね。明日市役所に行く予定・・・みたいに書いた次の日の更新なんかは、きっと一悶着あったに違いないという(ハプニング的な)期待をされている方が多いようです。ありがとうございます、いつか捕まっちゃいそうです。

続いて最近増えてきたのが『夫婦・家族論』的な内容に関する反響。このようなテーマを取り扱う時は、わりと真面目に書いてることが多いので(それ以外の日はどうなんでしょう)、共感してくださる方がいたり、アドバイスをして下さる方がいたりと、受け取り方も様々なようです。

このホームページのメインテーマ(←いま決めた)でもある『便所でチャオ☆』及び『地元明石』に関する話題についても反応をいただく機会が増えてまいりました。今は明石を離れられ遠くにお住まいの方から「故郷の香りが感じられるようで嬉しい」と言っていただいたこともあります。「ついでに便所の臭いもどうでしょうか?」と返事したのを最後に消息がありませんので、今はとりあえず、本気で受け取られたのか冗談だとわかってくださっているのか、そればかりが心配です。はらはら。

私のホームページ、考えてみれば上記のような話題を中心のローテーションに据えながら、時折雑感を書くというようなスタイルになってますね。なるほど、なんて主義主張のはっきりしたウェブサイトなんだろうと感心しちゃいましたよ。是非そろそろ、ウォシュレットなメーカーの方々からの反響もいただきたいと切に願う今日この頃。便所企画会議とかに参加してみたいです。

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まぁ、そんな感じで、せっかくのウェブサイトですから一方通行では面白くないし、新しく【ばた画伯によるお絵かきコーナー】も設置しましたんでね、皆様から『これを描いてほしい』というリクエストを受け付けたいと思います。しかもですね、メールを頂いた方全員のリクエストにお応えしちゃいますよ。ばた画伯、心を込めてお送りしますので、気軽に是非、メールしてきてください。宛先はこちら、【芸術センスって何ですか?オイラそんなもん、まったくないですよあはは☆】なコーナーまで。

※「はじめまして」な方も、これを機会にメールいただけると嬉しいです。ホームページをお持ちの方はURLも教えて下さいね、是非ご紹介させてください。

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痛いことがありましたが、癒しによって励まされました。

あと、桧山のサイクル安打によっても元気付けられました。案外、このあたりの回路は単純に出来ているようです。前向きに考えていかなくちゃいけないですねぇ。嫌なことは昨日に放り投げてしまって、嬉しい何かを明日の未来に期待できるような、そんな思考で取り組んでいこうと思いました。


03/07/02 Wed.

「変化」

市民税やら、市役所の窓口で納付出来るようになれば文句やイヤミの一つも職員に対して言ってやれるのに、結局彼らはいつでも「業務が煩雑になるから」という民間人の神経を逆撫でするようなことを平気で言っておしまいです。余剰人員多いんだから、金融機関に委託する分の手数料分だけでも削減出来る様、ちったぁ努力すりゃいいのに。

「決まりだから」という言葉を口にする職員がほとんどですが、内部で「こんな風に改善しませんか?」とか、上司や同僚に提案出来る(真の意味での)公務員っていないんでしょうか。僕が知る限り、そういった問題意識を持った公務員は今までに一人もいません(当たり前か、、、)。余暇の時間も多く、あぶく銭も多く持つ彼らと、民間の実態とを比較すると、なんだかなぁ…という気持ちになってしまいます。

報奨金や減免制度、還付金制度など、無駄な税金を少しでも減らす方法は良く調べてみると色々とあります。公務員嫌いという性格が幸いして、こういう制度を調べるのが大好きな自分は、せめてもの抵抗として、少しでも搾取されるお金を減らせるよういつも心がけています。実際に役所に足を運ぶようになると、「こんな奴らの人件費のために、、、」という気持ちにもなれるので、時間があれば市民は役所に行く機会を持つべきでしょうし、そもそも役所は、サービス業の使命として、夜間や休日も窓口を開けるべきです。

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というようなことを、いつも雑誌で学んだり、編集部の方から教えて貰ったりしているわけですが。

今度、その雑誌の取材で東京に行くことになりました。上京予定日は12日の土曜日。11時ごろから取材を受けることになったので、午後からと、その次の日曜日は色々と東京周辺で遊んでこようかと思っております。ゆうこさんの強い希望でディズニーシーに行くことになりそうですが、それ以外の行動はまだ未定。東京は、以前に千春のコンサートで一度行ったことがあるだけ。その時は、お台場フジテレビと東京タワー、国会議事堂のあたりを見て廻っただけでした。どこに行けば良いもんですかねぇ、、、(秋葉原行きてぇなぁ)。

そもそも、東京駅とディズニーシーのあるところ(千葉県)ってどれくらい離れてるもんなんですか?効率よく遊ぶためには、どのあたりに宿をとればいいのだろう?(そして安く済むのだろう?)

人生において、これまで一度も「ディズニーに行ったことがない」「タイタニックを見ていない」ということを自慢にしていただけに、その一つが崩れてしまうのはちょっと寂しい気がしないでもないですが、楽しんでまいりたいと思います。

あ、あと、ちょうどその頃は甲子園で阪神巨人戦があるんですが、私のようなコテコテの阪神ファンが東京に行きましても、もはや何の希望もなくなった巨人ファンに殺されたりしないでしょうか? へっへっへ(やな奴)。

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森前首相がアホアホなことを言ってましたね。

「子供を生む女性は福祉を受ける権利があるが、生まない女性にはその権利はない」

あほですね、なんでこういう人が政治家やってるんだろう。そもそも、男性女性云々って言う前に、あんただって税金貰って生きてるんだろうって。そういうあんたこそ、税金で生かして貰う資格ないっつーの。

女性軽視する男性って、まだまだ多いですよね。同じ世代の奴でも「一人暮らししてると、洗濯や料理が面倒。嫁さん欲すぃー」とか言ってる奴も多いけど、おいおまえ、それなら嫁さんじゃなくて家政婦探せよ馬鹿たれって思う。男は仕事で女は家事なんていう考え方がもうたまらなく嫌だ。逆に、結婚してしばらくして子供でも出来たら仕事もやめて家のことに専念する、なんて言ってる女性の意見も正直気分も良くないですが、もうちょっとお互いのことを人生のパートナーとして考えられないんだろうか。

結婚する責任(義務)として、男も女も家事も仕事もきちんとやるってのが、これからは当たり前なんだと思う。なんていうか、ちょっと真面目にこれから先の時代の変化を見据えていけば、誰にだってわかりそうなもんですが、なんで今さえ良ければそれでいいっていう考え方ばっかりするんだろう。

まぁとりあえず、森さんはもう早く消えて下さい心から。

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千春のコンサート行ってきました@加古川。

自分が生まれて初めて吹奏楽部員として立ったステージに、憧れの歌手が立っているという不思議。相変わらず、驚くほど音響が悪いホールで、前から4列目のほぼ中央という席にも関わらず、左右のパンバランスがすごく悪く聞こえてきたのが残念だったなぁ。

元気になれるパワーを貰って、駐車場から車を出すのに40分以上もかかって(泣)、帰宅。今度は金曜の大阪です。

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タトゥー。

人気があるからスゴイんじゃなくて、スゴイのはこれでも人気があるんだなぁってこと。今回の騒動は日本人にしてみれば腹立つことばっかりで、もう「てめぇらはどうでもいいから、北方領土返せこの野郎」なんて気持ちにもなっちゃいそうですが、冷静に考えてみると、これが全て意図的にされたものだとすれば、演出してる人間はすごいなぁ・・・と。詳しいことは知らないんですが、心理学なんかに詳しい人間が裏で糸引いてそうな気がしました。

どす黒いのとそばかすばっかりの、まぁ、言い方悪いですが、はっきり言ってしまえばどっちもブサイクじゃないですか。歌も下手だし露出狂。態度も悪くて、人に好かれる要素なんて全くないのに、これだけの人気がつくということはすごいなぁと思います。悔しいけれど、彼女らがすごいのではなく、その周囲の人間がすごいんだろうなぁと。

===

高杢vsフミヤ。

別にええやん今さらもう、みたいな。癌を克服して、これから作家活動に専念しようという心意気には感動したのに、その一発目がフミヤとの確執暴露でしょ。嫌いなんでしょ、だったら書かないでいいじゃない。売れたいから、それでも彼の名前を利用とするんでしょ。なんかすげー嫌な感じ。そして、それでもなお、その本を読んでみたいと思う自分はもっと嫌な感じ。思うつぼじゃん。

===

最近、ゆうこの友達・先輩・後輩が家を訪れてくれることが多くなったんですよ。

なんかね、みんなええ人やなぁって。自分が惹かれたから、ゆうこという人物というと結婚したわけですよね。で、ゆうこには、自分が惹かれたような、不思議な魅力がある。だから、それに惹かれて集まってくる友人も、やっぱりええ人たちが多いんやなぁと感じるわけです。なんていうか、共通のものに惹かれあった安堵を覚えるというか安らぎを感じるというか。利害なく付き合える人が多くて、元々はゆうこの友達なのに、最近では、直接自分とメールのやり取りなんかすることもあるんですよ。嬉しいことです。

それに対して、自分の友人関係ってどうなんだろうと、改めて考え直す機会が増えましたねぇ。比較しちゃいけないのかもしれないけど、自分の周囲には「自分さえ良ければ」と思ってる人間が多いように感じ、ゆうこに対して恥ずかしく思うようなことがあります。友人は自分を映す鏡であるという言葉がありますが、まさにその通りなのかもしれません。きついことを書いてますが、これは自分への戒めも含めて。いや、ええ奴ばっかりですよ自分の友達も。でもね、それがはたして、中学高校大学時代に、その彼に対して感じていたのと同じような気持ちかなぁというと、正直複雑なんですよ。それぞれ学校も違った、仕事にも就いた、生活習慣も変わった、すると、彼の生き方にも変化が現れてきて、昔と同じような雰囲気で付き合えなくなっている自分を感じる。

昔できた馬鹿話も、今では出来なくなってしまっている。聞きたくもない話を聞かされて、適当に愛想笑いをしている自分が嫌になってしまう。正直、住んでるところや職業、価値観、そんなものの変化に対して自分が素直になれなくなっているんでしょうね。

深く考えるべきことではないのかもしれない、という危機感を覚えつつも、これに妥協するようになってしまうと、自分らしくないかなぁとも思うし。なんかなぁ、悩んぢまうなぁ。

===

最近、日テレの男性アナウンサーに、巨人の河原のそっくりさんがいることを発見しました。

それでは、また。


03/07/01 Tue.

「嫌悪」

その立場を守るために必死という意味では、金正日とトミーズ健に共通する何かを感じるのは僕だけでしょうか。

===

市民県民税払ってきましたよ。うざったいから一年分を前納してきました。給料から天引きされてると痛みは少ないけれど、まとめて現金で払うと辛いなぁ…(あとで還付して貰うつもりですが)。「公務員にボーナス支給」というニュースが報じられたその日に税金払うのも嫌な話です、ぎりぎりまで粘るんじゃなかった。それにしても、公務員ってこのご時世でもちゃんとボーナス出てるんですもんねぇ。税収がこれだけ落ち込んでいても、どうして公務員の給料は下がらないのか不思議。少なくとも公務員にボーナスはいらんと思う。

全盲の方の散歩に付き添っていたボランティアの方が、飲酒運転をしていた人間にはねられて亡くなってしまうという痛ましい事件がありましたが、あれ、実はゆうこの家の近所なんですよ。だいぶ以前から、車の通行量の割に歩道がなくて危険だということを言われていた道路なんです。何十年も前からそれを言われていて、危険予知が出来ていたにも関わらず善処出来なかったのは、道路を管理する人間の怠惰といっても過言ではないのでは。本来必要とするべきところにお金が使われず、存在意義が非常に薄い公務員の人件費に無駄に税金が使われていることにはどうしても疑問を感じずには居れません。

改めて主張するまでもないことですが、僕は公務員が大嫌いです。これまでも、これからも。

===

たばこ増税。

ええこっちゃ。なんぼでも値上げして欲しい。ついでに「禁煙席」という呼称も「嫌煙席」と改めて欲しいなぁ。なんでタバコの嫌いな人間が「喫煙を禁じる席」に座らんとイカンのですか。

前にも書いたけれど、国民一人一人全員に保険証を交付して、タバコを吸う人の保険証は一目でそれとわかるようにしておいたらどうだろうかと。タバコを購入するためにはこの保険証を提示しなければいけないようにすれば、未成年者がタバコを購入することを防げるし、IC化してしまえば、買える煙草の本数についても制限できるでしょう。また、喫煙者の医療保険料について実費負担を4割にする、なんていう風にすれば公平だと思うんですけどね、タバコ吸う人の方が病院に係る率が高いのは明らかだし。

改めて主張するまでもないことですが、僕は喫煙者が大嫌いです。これまでも、これからも。

===

コンパ、合コン。

こういう類のん、めっちゃ嫌い。今までに一度も行ったことないし、そういうのに行ったことあるっていう話聞くだけでも、ものすごい嫌悪を感じてしまう。偏見と言われても構いませんが、合コンで知り合うような同士って、たとえそれで結婚したとして、一生その相手のことを信じて生きていけるんですか? なんか、平気で相手を裏切ったりしません? そんな気がしてしまいます。酒の勢いを借りて、相手に媚を売りながら、内心では「ええ人おらへんなぁ」と感じていたりするそんな空気ってどうなんですか。「そんなんいうても、なかなか出会いのきっかけがないし…」と言うような人ほど、実は案外何にもしてなかったりする。なんか情けないなぁって思えてしまうんですよ、いや、これはもう偏見かもしれないんでね、あくまでも所感ですよ。

改めて主張するまでもないことですが、僕は軟派者が大嫌いです。これかでも、これからも。

===

好き勝手書いてみました。今日は加古川へ。



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