01/01/28 Sun. 「治癒」 |
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思い出すと、きゅーっと胃が痛くなるコト。 震災、そして震災を経て様々に変わり始めた周囲の人間関係なんてのは顕著だ。ちょっとしたキーワードでかさぶたが剥がされ、じくじくと傷が痛み出す。たまらず、胃を抑え頭のあたりに手をやると、もう一人いるかのように思える自分が、やはり同じように頭に触れて苦悩しているような気持ちになる。あの頃苦悩した自分と今の苦悩が同期しあっていて、どの時間軸に存在しているのかわからなくなってしまう。ぐいぐいと、思い出したくない頃の時間に呼び戻されているようで辛い。いつになったら癒えるのだろう、どうやったら忘れるのだろう。 === 読売より。
>日教組の教育研究全国集会が二十七日、東京都内で始まった。 >江東区の有明コロシアムで行われた全体集会では、祝辞を述べ >た横山洋吉・都教育長が、会場の一部教員らから「帰れ」「悪 >魔」などと暴言を浴びせられる場面があった。 >同集会では、開催地の教育長が来賓としてあいさつするのが慣 >例。だが、横山氏が壇上に立つと、散発的に「引っ込め」など >とヤジが飛び始めた。同氏が、「指導力不足の教員には適切な >対応が必要。ごく一部でも、児童・生徒への悪い影響があると >すれば看過できない。早急に対策を立てなくてはならない」な >どと発言すると、一部の教員らがさらにエキサイト。「おまえ >は間違っている」「ヒトラー」「悪魔」などと叫び、数人が声 >をそろえて「帰れ」と連呼するなど、約四千五百人(主催者発 >表)がいた会場は一時、騒然となった。 >東京都はここ数年、教員の「能力主義」を強く打ち出し、「指 >導力不足教員」を認定して研修を受けさせたり、退職勧告する >制度などを導入したりしている。横山教育長はこうした動きの >先頭に立っており、組合側からは、「管理強化、締め付けだ」 >との反発の声があがっていた。 >(1月27日22:52)こういう発言が出来てしまう教員こそ、排除されて然るべきなのではないか。 何を判断の材料として能力を見極めるかは慎重に議論される必要があるとしても、たった一度の教員採用試験に合格した人間が、ずっと教壇に立ち続けられるという制度には不満を覚えるし、不安も感じる。免許更新制にしようという動きもあるらしいが、自分としては賛成だ。己の生活を優先してそれを守ろうとする教員よりは、教育の本質を理解出来、そして伝授出来る人間ならば必然的に評価も高まるのではないか。また、そうした評価が出来る環境を作るべきだ。 世の中の乱れ、それは教育を受ける側の問題も勿論あるだろうけれど、する側もきっと重大だ。 === 鬱積したストレス、かな。 他人を否定するような言葉を、少し乱暴な口調で言い放って言い続けて、ふぅっとした瞬間に吐き気を覚えた。気付いたら戻していて、すごくすごく自分が情けなく思えた。 全体の数字、生きていくための数字、叶えたい理想、理解されたいココロ。
大切なのは、複数であるがための未来。
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01/01/26 Fri. 「乖離」 |
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理想と現実の乖離が大きくなって、理想曲線に合わせようとする働きかけを遮断されること。内的な要因や外的な原因、偶発的な事象によるものもある。自由度が高いから些細なことが気になるのだろうか、それとも、実はやっぱり制約が多いのだろうか。どうして気持ちが晴れないんだろうなぁ。Where am I。 今日の円高を受けて、週明けに国内での反発もあるのではないかと仕込もうとしたら、すでに受付時間外だった。なかなかタイミングが難しい。ほんの数千円の投資のくせに、偉そうに書いてみたりして。いろんなニュースが有機的に考えられるようになるという点だけ考えても、こういったことに興味を持つのは絶対悪くないよなぁ。もっともっと勉強してみよう。 携帯電話でも取引が出来るということは、手のひらから経済を動かしているといっても過言じゃない。小さなデバイスからスケールの大きな世界に参加している実感。すごいねぇ。
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01/01/25 Thu. 「思惑」 |
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自分を表現する場として、モバイルでもない日々の戯言でもない、何か違ったコンテンツ・・・ 今なら(これからならば)資産運用に関するサイトを、特に携帯向けに綴れたら面白いかな、と考えてみる。仕掛けを放り込む余地がない自分の環境の場合、思惑通りに表示させようと考えるとどうしても手作業が多くなってしまう。なんとか効率良く更新して行ける方法はないものか。このページにしてもそうだけれど、つまり、更新の手間が少なくて済むページほど持続していきやすいもので、そういう意味では97年7月の自分の手抜きぶりを高く評価してやっていいのかも。あぁ、かなり文体が違う(^^;;; 相方Nの自宅サーバを利用した、SH04に添付して送った画像をウェブに載せていくシステムは非常に有用で楽しいのだけれど、こういったシステムは自分も含む普通の人には敷居が高い。そんな垣根をいかにして解消していくか、技術は人に優しいものであると信じて期待したい。 デスクワーク中心な日は、昼過ぎに眠気が襲ってくる。会社の前の市役所に行って、ぶら〜っと散歩して帰ってくるのが最近の習慣。ついでに銀行や郵便局なんかもあって、結構便利。
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01/01/22 Mon. 「節目」 |
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どなたか、リブレット余らせてないですか? ばたが有効に使いますので、もしも贈呈してもいいぞぉ〜という心優しい方がおられたらご連絡ください。ぺこ。 === 去年が自分にとって変化の一年であったとするならば、今年は自分の身を預けた組織の節目の年、ということになるのかもしれない。ホームページを更新しなかったこの一週間の時間に、生きていくことを強く意識させられる変化がいくつか。自分への重圧、かもしれないが、気持ちは前に向けていかねばならない。大きな舵を取ろう、航路をしっかりと見据えていこう。決まったことだ、そして、始まっていくことだ。 昨年末に作った証券会社の口座(MRF)にお金を預け入れ、その中から1000円だけを外貨MMFの買い付けに挑戦してみる。約定したその次の日に円安進行だったので、早速売り付けると1007円になって返ってきた。たかが、、、だけれど、パーセンテージで表すとこいつはすごいことだ。幸先の良いスタート、ということにしておこう。 切迫した財政を、JornadaのExcelで管理。口座間のお金の流れを時系列で表示させるようにすると、なるほど、貯金のペースも掴みやすい。こうやって少しずつ自分が貯めていくお金は、将来どういったことのために使われるのだろう? なんて気持ちになっては、色々と想像してみる。願わくば、平凡にプラスαされた人生でありたいと、そう思う。
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01/01/15 Mon. 「祝福」 |
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誕生のニュースに続いて、今度は幼馴染"ひで"が4月に結婚するという報告。 めでたいことが続くなぁ、出費が続くなぁ(苦)。 なんだか焦りすら覚える、ここ数日の身近なニュースでして。
積極的にインパクに参加しているお祭り男。 証券会社の総合口座(MRF)も併せると、合計5つの口座を「使う」「貯める」という目的で使い分けていることになった。確かに面倒と言えば面倒だけど、お金の流れがわかりやすくなって良い。もっと早くからこうしておけば良かったかな?
あまりの寒さにスキーウェアで寝てみた。
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01/01/10 Wed. 「誕生」 |
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友達夫婦に赤ちゃんが生まれた9日。 にわかに祝福のメッセージで盛り上がる「僕らのメーリングリスト」。仲間という感覚はいつまでも大事にしておきたい。そこから得られるものは、決して少なくはないのだから。 おめでとう、よっさん&あつまさくん。
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01/01/09 Tue. 「疎外」 |
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仲間はずれ、というほど大袈裟なものではないかもしれないけれど。 今のこの業界で働きたいという中学生の頃からの願い。それに対する努力と投資。夢が叶ったといえば確かにそうなのかもしれないけれど、僕がストレートにここまで辿り着かなかったのには様々なコンプレックスや疎外感があったからで、最近、やっぱりそういったものを意識してしまうことが多い。 クライアントのところに窓口となって出向くのは、こういった会社では数もかなり限られて必然的に技術者やクリエイターの比率が高くなる。クライアントは、はっきりいって素人だ。僕は出来るだけわかりやすい言葉で説明を行い、そしてまた、向こうの希望とするイメージを吸い上げようとする。それを持ちかえり、適当な人材に対して適当なディレクションを行う。ところが、そこで不満があがる。「もっと具体的なことを聞いてきてくれ。」 素人であるクライアントから、技術者が明確に思える形を引き出すことは不可能だ。仕様書が求められるシステムではなく、特にクリエィティブな発想が求められるコンテンツの場合は。制作者の納品までの効率を上げたいという気持ちは良くわかる。けれど、いつもクリエイターは立ちあがったままの大人の視線でしかモノを見ず、いわばしゃがみ込んだ子供の視線であるクライアントの気持ちを理解しようとすることは少ない。黒板がどうしてあるのか。それは、書いてあげればわかりやすいから。ただそれだけのことであり、どんな雄弁を奮っても、形のない段階でクライアントから100を吸い出してくることは無理だ。勿論、100に近づける努力はしているし、それを技術と評するならば、僕は誰にも負けない自信だってある。 だが、そんなものは評価の対象にならないらしい。
営業、ディレクター、企画、イベント、会社全体のこと。
技術の人は、技術の人が評価してくれる。 じゃあ、僕のことは誰が、どんな風に見てくれているのだろう?
頑張ってないのかなぁ。 そんなことを、暮れから年末にかけて感じていた。 ===
正月休みを経て、気持ちは少し前向きになった。 わがまま、かもしれない。けど、それは僕を僕らしくしたらしめる主張でもある。
自分は商品である。
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01/01/07 Sun. 「目標」 |
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おめでとう、なんてコトバが気恥ずかしい時期になって今年最初の更新。 大蔵海岸の感動的な年越し、人丸神社のおみくじは"1番"で大吉。銀行窓口で口座を増やす正月。 自分にとって振り返る去年は、変化・充実・我慢の3つに象徴される一年であったのではないだろうか。元来わがままな自分を抑制さざる得ない環境的事情。そんな理屈に自分を殺されるのは、もういいだろう。自分と、自分の傍にいる人たちのために、今年はわがままになる。正当な主張をする。納得出来なければ、自分への評価順に取捨選択を行う。漠然とした「誰か」のためではなく、指を差して思える「このひとたち」の幸せを、より確かなものにしたい。 若い?まだまだ? 否定的な言葉を投げる大人には、僕は尻尾は振らない。牙は十分に研ぎ澄ましている。 時間を愛しく思いたい。大切にしたい。今年、勉強したいことはたくさんあって、そのためには時間が必要だ。先人に学ぶことも、海の向こうの人に学ぶことも、あらゆる媒介を通じて吸収していく。様々な人に接していて感じることは、やはり今この年齢までが感性のピークなのであろうということだ。未来の糧とするためにも、無駄は許されない。けじめをつけていこう。線をひいていこう。
一年前は誰かを意識することはなかったけれど、変われば変わるものだ。
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