02.12月のごとごと


02/12/27 Fri.

「熊本」

土曜日の夜から車で熊本に行ってきます。
帰ってくるのは月曜日の夜(の予定)。中学の修学旅行の時天候不良で行けなかった阿蘇山や、門司などにも立ち寄れたら…と考えています。気持ちをリフレッシュしてこれたら良いですね。

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人の気持ちが、それをどう感じるのか。

そんなことを痛切に感じた一年だったように思います。自分の神経質な性格に拍車がかかったと言ってもいいかもしれません。「こんな風にされたら、自分はこう感じた。だから人にはこうしよう/こうしないでおこう」、そう考えられるようになったのは成長なのでしょうし、逆に自分から積極性を奪うことになったと考えることも出来ます。信頼を得ていく人を見て「こうなりたい」とも思いましたし、人が離れていく人を見て「心を掌握する術を知りたい。こうはなりたくない」とも考えるようになりました。色々観察するようになったんですかね。

来年は、もっと好き嫌いが加速しそうな気がします。

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さて。

少しずつ少しずつ、自分たちの生活にも慣れてきました。自立して生活するということは、自分の性格を深く知る良い機会ですね。たとえば今まで実家で暮らしていたときはまるでしなかった掃除や後片付けなども、今では積極的にやるようになりました。こういう性格だから気になるととことんやってしまい、ちょっとした掃除のつもりが、つい大掃除のようになったりすることもあります。そんなことをしている間に、ゆうこがアイロンをかけてくれていたり料理をしてくれていたりと、いい感じで役割分担が出来ています。自然に、それぞれの役割が決まっていって、一つの生活のリズムが形成されていくというのは楽しいものですね。生活においてお互いの好き嫌いが合致してしまうと、逆に喧嘩の原因になってしまうのかもしれませんが、今のところそれはないようです。

まったりとした時間を過ごせるのはいいのですが、まだ年賀状が出来ていないのには困ったものです。この時期に結婚式をしてしまうと、プロに撮影をお願いした写真などもまだ出来上がってきませんので、考えものです。このあたり是非周囲の方にアドバイスしてあげてくださいませ。


02/12/26 Thu.

「従来」

新スタイルのザウルスが大人気の中、従来のスライド式キーボードのザウルスに惹かれている自分はどうなんでしょうか。
電器屋さんで、ぼけーっと眺めてしまいます。こういうちっちゃいもんが相変わらず大好きです。

すぐに心が寂しがる今日この頃。困ったもんです。


02/12/24 Tue.

「光陰」

メリークリスマス☆

すっかり更新が途絶えがちで申し訳ありません。今布団にくるまりながら、軽く寝息を立てて眠る裕子の横でキーボードをかちゃかちゃ、ホームページを更新しようとしています。僕ら2人の間では、こうして夜の間に書いた文章を、裕子が会社の昼休みに読むというパターンが定着しています。気分がのっているときは、裕子が午後からの時間を気分良く過ごせるよう勢いに任せて文を綴るのですが、いかんせん、夜という時間は必要以上に己を多く語りがちになってしまい、あとで読み直して気恥ずかしくなるようなこともしばしばです。今日は特に、その不思議な力に心を揺さぶられているように思え、自制しなくては…と言い聞かせながら、注意深く画面に向かっています。

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結婚してからの幸せの気持ち。これは持続し続けています。
寂しさや戸惑い、困惑やギャップなど、様々な感情が気持ちを支配するのではないだろうかと懸念していましたが、杞憂でした。ぽわっと包み込むような暖かい時間が、多少のわだかまりをいとも簡単に(まるで小さな風船をぱちんと軽く潰すように)拭いさってくれます。前ならきっと口論していたようなことも、お互いが素直に有難うやゴメンと言えるようになった僕らは、結婚して、一つ大きな階段を上れたのではないだろうか、そんな風に思っています。

対照的な気持ちが存在します。結婚に対して、ではなく。個人的なことで。
暗い影に覆われて、心がじめっと湿っています。幸せな時間が強ければ強い程、その光は影を大きく作り出すのだということがよくわかりました。「悩む」という領域は越えられたことは確かです。はっきりとした答えが出せた時点で、それはもう。ただ、次に対する「迷い」については、なかなか決断が下せません。いずれは、と思うのならば、今でもいいじゃないか、と言い聞かせるような内なる自分も存在するのですが、なんとなくそれらしい言い訳を並べ立てて、とりあえず、という答えで優柔不断になろうとしている現実の自分も存在します。

そんな自分がイヤだなー、と。

いつもならば、ありのままの自分を書き残そうと思うはずなのですが、今は「責任」という言葉を隠れ蓑にして逃げようとしています。書き残すことを恥であると考え、悟られまいとしています。すっかり弱ってしまっています。だから12月、新婚生活のスタートという時期、もっと華やいでいても良さそうな時間の日記であるのに、毎日の日付が埋まりません。決して時間がないのではなくて、ただ、怯えてばかりいて。

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覚悟を決めて頑張る人たちの映像に「こうでなくちゃ」と頷きながら「だけどやっぱり」と言い訳を口にする自分。今はまだ、迷いの中にいます。迷いを越えた先の自分に、まだ覚悟が決められないでいます。これではいけないと、深く溜息をつきながら。


02/12/19 Thu.

「冒険」

「パソコンの調子がおかしくなったから見に来て欲しい」

個人的に頼まれて見に行くと、大抵は「アダルトサイトの閲覧」によって引き起こされた設定の変更などがトラブルの原因になっている。アダルトサイトを見ていること自体は別に何とも思わないので、「エッチなページを見てたらおかしくなっちゃってねぇ…」と言ってくれれば良いのだが、素直にそれを告げた人は未だかつていない。

「流行りのウイルスって奴ですか?」
「子供がいじってたら、おかしくなったようで…」

犯人にされてしまう子供も気の毒だ。ウイルスだってもっと巧妙に作られているわけで、何もそんな「勝手に国際電話にダイヤルする」とか「ブラウザを立ち上げたら必ずアダルトサイトに繋がる」ような単純な仕掛けを盛り込んだりもしないだろう。愉快犯と言われるウイルス作者だって、きっと不愉快に違いない。ウイルス作者が、おとーちゃんのアダルトサイト閲覧状況及びその後のトラブル状況を知る由もないだろうけど。

それにしても困るのは返答の仕方である。相手が一人ならばまだしも、その横に奥さんや子供がいたりすると、うかつに「アダルトサイトって怖いですからねぇ」なんてことは言えない。目の前のおとっつぁんの威厳を守ることもまた、自分に課せられた義務なのである。

「ホームページの一部には悪質なものがあって、見てるだけでパソコンの設定をぐちゃぐちゃにしてしまうような恐ろしいページがあるんですよ」

まるで夜なかなか眠らない子供に「早く寝ないとお化けがくるわよ」と言って脅かすお母さんの台詞のようだ。ちなみにそれで実際に怯えていたのは何を隠そう自分自身だ。とにかく、そんな婉曲的な表現でその場をやり過ごそうとする。

「へぇぇ、そんなページあるんですか。どういうページなんですか?」

家族からの思いがけない質問に、おとっつぁんと自分との間には微妙な緊張が持続する。どうしてだろう、僕は頼まれてパソコンを直しにやってきただけなのに、どうしてこんな罪悪感を抱かなければいけないのだろう。

「えっと、そうですね。まぁ良くあるのは大人向けのページなんかがそうなんですけど、中には普通の何てことないページにも変てこな仕掛け入ってたりしますからね。用心するに越したことはないです」

普通の何てことないページにまで怪しい何かがあるのならば、普通の人はそれをどう用心すればいいと言うのだ。自分で言っておきながら何とも無責任な発言だと思う。しかし、これでとにかく、おとっつぁんのプライドは保たれたのだ。平和な家庭を自分がぶち壊すこともあるまい。おとっつぁんだって、「仕事を家に持ち帰ってやる」という理由でパソコンを買ったんだろうけれど、時にはちょっと冒険もしてみたいと思ったのだろう。わかるわかる男ならばその気持ち。いいんだよおとっつぁん、気にしないでおくれ。パソコンは直してやったし痕跡も消しておいたから、家族にばれることはないさ。安心してパソコンと戯れておくれ。

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そして一週間後。

「またおかしくなったんですけど?」

・・・おとっつぁん、冒険やめてください。


02/12/18 Wed.

「余裕」

結婚式・新生活までの「あれもしなくちゃ、これもしなくちゃ」という慌しさからは解放されたものの、「自分たちで暮らしていく」ということにまだ慣れないため、あまり余裕がないように思われる毎日。ゆうこは新婚ということもあって、会社からは早く帰るように言われているらしい。そういった配慮は実に有難いものの、研究職の立場として、定期的に成果を報告していかねばならず、結局のところ毎日仕事を持ち帰ってきている。夜中の3時4時までかかって書類を作り、朝の6時に起きて7時に家を出ていくゆうこを見ていると「もっと楽をさせてやりたい」とも思う。自分のふがいなさが腹立たしい。

「新婚だから一番楽しい時でしょう」と毎日必ず誰かに言われているような気がする。確かに楽しいし、幸せでもあるが、イメージしていたのとは少し異なるようにも思える。夕食や入浴を終え、まったりとテレビやビデオでも観て過ごすのんびりとした時間があるのかなーと思ったけれど、一通りの後片付けを終えると時計の針は12時を越えていて、ゆうこは仕事にとりかかり始める。自分はそれに付き合うつもりで勉強などをするのだが睡魔に負けてしまい、これまで一度も、ゆうこが寝るのを見届けてから自分が眠りに就く…というようことはなかった。それもなんだか、自分がとても情けない。

ずーっとこういう時間が続くのかぁ…と、夫婦でいられることの幸せを感じてみたり、ずーっとこうではいけないよなぁ…と、男としての覚悟を決めにかかったり。いろんな気持ちの中で、ようやく少しずつ「大人としての自覚」も感じられるようになってきた。

はて、さて。

次に走り出したら、今の生活はどんな風に変わっていくのだろうか。


02/12/17 Tue.

「厳戒」

一緒に暮らし始めてまだ数日なのに、ずっと何年も前からこのリズムで生活しているように思える。

"あぁ、幸せだっ!"

うんと背伸びをしながら実感。身近であることがこんなにも嬉しいだなんて。


蒼い溜息の自分に、「かまわないんだよ」と気遣う言葉。

許されて甘えてるようじゃだめだと、自分を厳しく戒めなければ。


02/12/16 Mon.

「決意」

5日ほど、更新の空白が出来たことにはそれなりの意味があるわけです。

ほんとーに書きたいことほど、案外こういう場所では書けないもので。でもいずれ、それも近いうちに、必ずここいら数日あたりの自分の心情を綴る時がやってくることでしょう。そういう予感があるというか、そういう決断をしたというか、まー、色々あったのです。

すごく嫌なことがあったものの、それがきっかけで、自分の中のプライドというものを再認識出来て良かったです。プライドがあるからこそ、選べる道もある。深く沈みこんでしまった自分に「その時はお祝いしようね」と言ってくれたゆうこの言葉が暖かかったです。

「人を見る目がなかったんやなぁ」と落ち込んだけれど、自分の伴侶は最高の人を選べた。
今はそう思えるだけでも幸せだとしよう。


02/12/11 Wed.

「南国」

結婚式前って、やっぱりイライラしてたんやろうなぁと思います。

些細なことでしょっちゅうゆうこと喧嘩してましたし。でも、結婚式を終え新婚旅行で一緒に過ごして、お互いが「一つの時間を共有出来た」という意識を持てるようになったためか、許しあえるような感謝しあえるような、ほんとの意味で「居心地のいい関係」になれたなーと思います。布団を敷いてあげたり、食器を洗ったり、食事の準備をしたり、洗濯をしたり…。生活していくのに必要な当たり前のことをしているだけでも「ありがとう」と言い合えれば、2人はとても素直になれます。毎日のちょっとした瞬間毎に「この人で良かった」と思うことが続く幸せの日々です。

ぽわっと自分の心に灯が点って、反面「ゆうこのご両親や自分の親に対して何かしてあげなくては…」という気持ちも強くなってきました。子の幸せを願わない親はいないと言いますが、親に満足に何もしてあげられないまま、親の何かを削って自分たちが幸せになっているのではないか、とそんな気持ちを覚えることもあります。何をもって親孝行というのかわかりませんが、お互いの親を部屋に呼んだり家に行ったりという時間を増やして、幸せにしている僕ら2人の顔を見せてあげることも、親孝行の一つなのかもしれないと思い、これからはそんな時間も増やしていきたいと考えています。



陽とした時間が自分の軸となった今、陰とした時間が前にも増して心に重くのしかかります。

保留していた態度を解放して、全ての自分に光が注ぎ込むよう充実した環境を模索していきたいと思います。まだここに記せない様々な出会いも予感され、心に期待と焦燥が渦巻きます。自分が陽となればなるほど、相手を幸せに出来る。その選択と行為の意味。慎重に、時に大胆に動いていかなければなりません。

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@12月4日

この日も午前中から買物に出かけました。ブランドショップなんて、まず日本じゃ入る勇気ないですが、海外に来てると「ほら俺は海外に来てる日本人なんだぞ」という変な度胸が働いて堂々と入っていけます。ほんとに嫌な日本人です。免税店のすぐ前にあるゲームセンターを覗いてみたり、違うショッピングセンターやABCマートなどに立ち寄って「数」を意識した御土産を購入したり…。グアムにはいくつかセブンイレブンもあるんですが、そこでの買物も体験してみました。あっちのジュースはとっても甘い(^^;

ゲームセンターに併設されている水族館では、実際にヒトデや魚たちに触れることも出来ました。こんなに人の少ない水族館ってのも考えたら生まれて初めてだなぁ…。

ホテルにいったん戻って休憩。夕方からは現地チャモロ民族のお祭りに出かけました。毎週水曜日に行われているそうで、この日だけは臨時バスが増発されます。南国らしく、実に陽気なお祭りでした。屋台で買った食べ物も美味しかったし、自分用にいるかの彫り物を購入し、ゆうこにもいるかのアクセサリーを買ってあげられたのが楽しかったです。こういうところで買物してみたかったんだー。だいぶ度胸がついてきた頃なのかもしれません。

@12月5日

ホテルの前まで車で迎えに来てもらって、朝からお出かけ。今日の最初の目的は「潜水艦」で海中の様子を見学することでした。ほんとは実際に潜ってもみたかったんですが、自分がビビリなのと(汗)ゆうこが体調を崩しているせいもあって、服を着たままで参加出来るこのツアーを急きょ申し込んだのでした。車で送って貰った先でクルーザーに乗り換え、空を仰ぎ風に吹かれながら潜水艦の待つポイントへと向かいます(←グアムしてる〜っと思った一番の瞬間)。海上でクルーザーから潜水艦に乗り換え、いよいよ海の中へ。どうしてもクルクスやなだしおの事故のことが思い浮かんでしまうので、多少ビビリながらも、潜水艦の周囲に集まってくる熱帯魚たちの可愛さ・美しさに感激しました。映像や写真でしか見たことのない世界が今目の前にあるということが信じられません。ダイバー2人が潜水艦の横を泳いで、実際に餌付けしている姿も素晴らしかったです。感動でした。

ホテルに戻って、「どうしても泳ぎたい!」とわがままを言い、体調の悪いゆうこを誘ってホテル横のプールに遊びに行きました。ウォータースライダーですべりまくったり、波のあるプールでぴょんぴょんと飛び跳ねたり、流れるプールでぷかぷかと浮かんだり…。ほんっとーに気持ちのいい時間でした。このプールでは、ほんとはもっともっと泳ぎたかったんだけどなぁ。

部屋に戻ってシャワーを浴び、夕方からは再び迎えのバスに乗ってタモン湾の方に出かけます。グアム最後の夜となるこの日は、船上クルーズで優雅に沈む行く夕日を眺めながら思い出深い時間をすごそうと思ったのでした。静かにたたずむ船の上で、ゆっくりワインでも飲みながら…なんてのを想像してはいたんですが、実際は全然違うノリでした(^^;。陽気な音楽が船の上で演奏されながら、司会の人が登場して船上を盛り上げます。座ったテーブルの日本人は僕ら2人だけで、あとは韓国や台湾、オーストラリアの方たちだったんですが、国籍に関係なく一緒に盛り上がれたと思えたのがいい経験でした。中盤からはお酒の勢いもあり「新婚さん前に〜」と司会に呼ばれて『キスコンテスト』にもトライしました。一番雰囲気のいいキスをした人には賞品があるということで、張り切ってみたのですが生憎トップはオーストラリアカップルでした。無念。参加賞がありますよ〜と呼ばれて、目の前に差し出されたのはテキーラ。うわぁぁ初めて飲むよ。頭の中まで痺れまくりました。もう完全に酔い酔いです。その後はもう、終わりまで船上はハイテンションのまんま。みんなで踊りまくったり、船の上で全員が肩を組んでぐるぐると回りながらリンボーダンスをやったり…。ゆうこときゃっきゃと踊りあっていたはずが、いつのまにか日本から来たおばさんと一緒に踊っていたり…(←日本のおばさんのパワーはすさまじく、おばさんたちは平然と「阿波踊り」でダンスしていました)。夕日を眺め、船の上で、日本では絶対に見せないくらい盛り上がりながら、席に戻っては星空を眺め…。ほんとにほんとにエキサイトしてしまいました。潜水艦〜プール〜船上クルーズと盛りだくさんの一日でくたくたに疲れましたが、今まで過ごした人生のどの一日よりも盛り上がったグアム最高の一日でした。

ホテルに戻って御土産などの購入。ここの売店のおばさんと、悪戦苦闘しながらカバンにお菓子なんかを詰め込んだのも印象的です。英語は、やっぱり使ってなんぼですねぇ。積極的に話しかけるのも楽しくなってきました。

@12月6日

帰国の日。昼過ぎにホテルに迎えが来ることになっていたので、それまでの時間、部屋やラウンジでのんびり過ごしました。ホテルのサービスは本当に素晴らしく、「初めての海外旅行」という不安や緊張感を一切持つことなく、それでいて「満足」に浸れる時間を提供してくれました。街の中心からは少し離れているおかげで、かえってのんびり出来たのかもしれません。最終日とその前日は、あらゆるサービスに対してチップをはずみまくりました(笑) 空港に行く前に、何度も立ち寄った免税店に連れていかれ、最後の買物。
高い買物に躊躇していたゆうこにも、バッグを買ってあげることが出来ました。ついている値段よりもレジで表示される金額が高く、そのあたりを英語で説明するのには大変苦労しましたが、最終的には「ついている値段より30%オフの商品」であるということが判明し、自分たちが想定していたよりも随分と安く購入することが出来ました。買物楽しいー。

空港についてからもいくつか買物をして、搭乗が始まるまでの間は売店でうどんを買って食べてました。ゆうこは100ドル紙幣で2ドル程のジュースを買おうとしたら、店員さんに笑われてたみたいですが。

飛行機。帰りは慣れたもので、行きほど揺れることもなかったため、サービスを満喫しまくりました。スチュワーデスが通るたんびに、ジュースのおかわりやら頼んでみました。間違いなくこの日この飛行機で、一番サービスを受けたのは自分でしょう。タダだと思うと、そのサービスを精一杯利用したがる貧乏性。悲しくなりますねぇ。

空港について、思い出一杯の荷物を車に詰め込み、夜の阪神高速湾岸線を飛ばして明石に戻ります。明石に戻ってラーメンを食べ、帰宅してから母親を家に呼んで御土産を渡して、眠りました。

グアム、楽しかった。また近いうちに行きたいです。

@12月7日

疲れでまくり。

目覚めたら、少しずつ身体を動かし始めて、洗濯をしたり部屋の掃除をしたり荷物を解いたり御土産の整理を始めました。夕方からはゆうこの実家に行って御土産を渡し、ご家族と一緒に夕食を外で食べました。この日の夜、妹の美香ちゃんが部屋に泊まりにやってきました。喋りまくるもんだから、寝られやしない(^^;

@12月8日

必要な買物などに出かけたり。
この日、初めてゆうこが夕食を作ってくれました。料理には自信がない…と一生懸命本を見ながら、だけど自分の一番好きなグラタンを作ろうとしてくれます。途中で足らないものなどに気が付いて慌てて買物に行ったりしたものだから、この日の晩御飯は夜の23時半になってしまいましたが(笑)、めちゃくちゃ美味しかったです。自分の一番好きな料理をこれだけ上手に作ってくれるのであれば、もうこれ以上の幸せはないですね。

@12月9日

ばたは仕事に復帰。ゆうこはこの日まで休暇をとっていて、自転車などを買ってきたようです。
夜はオムライスを作ってくれました。この日部屋に呼んで一緒に食べた母親も、おいしいおいしいと言ってました。うちの母はゆうこのことが大変お気に入りらしく、それもまた自分の立場としては嬉しいことです。自分の家族とも、ゆうこの家族とも、上手に付き合っていきたいものです。

@12月10日

ゆうこもバイオハザードにはまったようです。

この日の夕食は、母親がおでんを作ってきてくれました。
近いと、こういうことが出来るからいいですねぇ。

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ふー、ようやく埋まった(^^;


02/12/10 Tue.

「買物」

帰国したその日の夜に母親が家にやってきたので、御土産を渡しました。香水やら化粧品やら、色々と喜んでくれたようで良かったです。その次の土曜日はごそごそと部屋の整理をしたり買物に出たりして、夕食はゆうこのお母さん、美香ちゃん、お兄さんとご一緒させて頂きました。やっぱり御土産が喜んで貰えて良かったです。家族への御土産にかなりの予算を費やしたので、友達への御土産予算はかなり圧縮されています。「誰に」というよりも「会う順に」少しでもいい御土産が渡っていく予定になっていますので、ご希望の方はお早めに新居までお越し下さい。

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@12月2日

(グアム時間)朝9時から島内の半日観光ツアーに出かけます。うわっ、また怖そうな雰囲気の人だよ。日本語話せるのか?大丈夫なのか?機嫌悪そうだよどうしよう…なんて不安に思ってたんですが、この人、実に流暢な日本語でガイドしてくれたので安心しました。恋人岬はメキシコ広場、免税店やショッピングモールなどを廻りました。昼食は自分たちで買ってたべろ…ということだったので、海外のファーストフードに挑戦してみました。なんとか注文出来たようでよかったのですが、食べてみると、口が真っ赤になるほど辛いホットドッグで、体調を崩しそうになりました。ジュースも甘いし、こちらでは、なんでも食べ物の味が「大袈裟」なような気がしました。

昼からは、ホテルの横にある(付属のものとはまた別の)大きいプールで泳ぎました。ここは、僕らのホテルに泊まっている人なら何度でも無料で使うことが出来ます。流れのあるプールや、波のあるプール、ウォータースライダーなど、激しく遊びまくります。グアムは確かに日本人が多いのですが、この時期は一年のうちでも一番観光客が少ない時期なのでしょう、僕らはその広大なプールを、ほとんど貸切状態で使っていました。快適。

夕方からは、そのプールサイドでのショーを見ながら夕食を食べました。焼肉。
南国でこういうことしてると、とても気持ちが良いです。ノリのいい楽しいショーでした。

@12月3日

式・移動・半日観光・プールで遊泳と、さすがに疲れの出たこの日は昼近くまでホテルでのんびりと過ごし、昼から免税店に出かけました。ここでばたは、自分用の御土産に財布を購入。あとそれと、移動しやすいようにサンダルも購入しました。グアムでmade in Chinaのサンダルを購入するばた。ゆうこの体調がやはり優れないので、財布とサンダルだけを購入して、すぐにホテルに戻ってきました。グアムでは、無料バスがぐるぐると廻っていますので、移動もたやすいです。免税店までの移動には、タクシー乗車に挑戦してみました。なんか、趣味の悪い内装だったなぁ…。ただ、タクシーにしろバスにしろ、こっちの人は信仰心が厚いんですね。みんな十字架やらジーザスのマスコットのようなものを運転席の近くに置いていて、しきりにそれに触れていました。

夕方から少し体調も回復したので、比較的ホテルの近くにあるアウトレットモールに買物に行ってみました。ここまでの移動もバスで。ただ、ここは免税店とは違って現地の人たちもたくさん買物に来ていました。日本人の数が少なくなる地域に行くと不安にもなりますが、現地の文化や習慣を直に感じることが出来ていい勉強になります。ゆうこはここで、自分と妹用にネックレスを購入していました。自分は、おもちゃ屋さんに入ってみましたが、あいにく欲しかったレゴブロックは見つかりませんでした…。

ホテルに戻って食事。こちらでの食事はビッフェ形式が多く、濃い味のものが多かったので、今日はホテル内レストラン「嵯峨野」にて天ぷらうどんを食べることにしました。


02/12/09 Mon.

「新婚」

ろんぐたいむのーしー☆

すっかりご無沙汰してしまいました。お元気でしたでしょうか?
あらためまして皆様、お祝いのメールや電報を頂きまして誠に有難うございました。

えぇっとですね、今から結婚式やグアム新婚旅行の感想なんかをずらずらっと書いていくことになるんだろうと思いますが、先に申し上げておきます。実は実は、旅行中に、メールサーバが吹っ飛びました。それで、12月1日以降にメールを頂いた場合(ばただけではなく、ゆうこのところに送って頂いたメールも)何が届いていたのかは勿論、どなたが送って頂いたのかもわかりません。大変腹立たしいことですが、業者からは連絡がありません。ですので。

12月1日以降にもしもメールを送って頂いた方は、是非もう一度送って下さい

というようなことを冒頭で申し上げた上で、いつも通りの更新が再開されるのです。。。

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@11月29日

結婚式前日。

静岡と松本からやってきた親戚とうちの家族で夕食を共にしました。
自分たちのために、はるばる遠方から集まって頂けるというのは大変有難いことです。結婚したらむしろ、こうして家族や親戚と集まる機会を増やしたいなぁと思いました。高ぶる緊張感…でもあるかと思ったんですが、案外寝る直前にやってたことと言えば「旅行中のバラエティ番組の録画予約」でしたね、馬鹿です。

@11月30日

結婚式。

天気予報では何とか持ちこたえてくれそうな雰囲気。朝起きて犬の散歩に行って、家で簡単に母親に挨拶をしました。「結婚するのは自分の幸せのためでもあるし、今まで満足にしてあげられなかったおかんへの親孝行のスタートでもあるねん。これで距離を置くのではなく、むしろ近くに感じあえる存在として、これからも親子の絆を強くしていきたいな」。なかなかええ挨拶でしょ? さすがに照れもあって、顔を見て話すことは出来ませんでしたけど。

おかんを車に乗せて出発。ゆうこと、ゆうこのお母さんを迎えに行ってホテルに向かいます。予定通りの時間9時45分にホテルに到着して、女性陣は早速着付けやら化粧やらの準備で連行されていきます。手持ち無沙汰になるかなー、と思っていたら、すぐに音楽的相棒から電話があり「今ホテルに着いた」と。今日の余興(彼がギター、ばたが歌)の練習のために予定より早くやってきてくれたのでした。あと、コンタクトレンズを入れて貰うために…(←でも結局、入れられませんでした。涙。)

10時半を過ぎる頃に呼ばれて、自分も衣装に着替えます。何ですか、女性の美容師さん2人が見ている前でパンツ一丁にされるとは思いませんでしたよ恥ずかしいじゃないか。着付けが終わった頃から、ホテルのロビーや庭、廊下などで撮影。

11時半過ぎから別室で、ゆうこと、ゆうこのお父さん、神父さんと自分とでリハーサルが始まりました。うわっ、覚えること多すぎ。実際教会では、入場の時父親に連れ添って入場してくるゆうこを、お父さんとお辞儀しあった後に数歩前に歩み出て迎えに行かなければならなかったのですが、すっかり忘れていました。心の中で「おいゆうこ、前に出てこいよ。何突っ立ってたんだよ」と念じていたのですが、どうやら自分のミスだったようです。

午前中、もっと時間があるのかなーと思っていましたが、慌しいまんまでした。9時45分にホテルに到着したじゃないですか。で、そのあと2人はほとんど別室での行動になったりするんですね。ゆうこが化粧されてる間に、こっちは電報を読み上げる順番を確認してたりしますし。で、別室でのリハーサルが終わると、そのまんまの勢いで式が始まるんですね。その後は式披露宴とだだだーっと時間が進みますので、すごく時が過ぎるのが早く感じられます。僕ら2人、その後の式披露宴新婚旅行も含めて、ホテルに到着した時間から帰国の瞬間までの時間が、本当に短く感じられました。

正午。式が始まります。ゆうこさんは入場した直後から、もう感激して泣いてしまっています。ばたの背中にいるうちのおかんも、何故かすでにぐずっています。たまりません。横に涙、後ろに涙。正直言って、自分もちょっと泣いてしまいましたよ。神の前で、永遠の愛を誓いあって、退場して鐘を鳴らします。10回だけ鳴らして下さいと言われたのに、勢い良くひっぱりすぎて、20回近く鐘はなり続けていました。笑いが止まりません。シャンパンシャワー、ライスシャワーの祝福を経て、馬車に乗ってホテルへ。何度もブライダルフェアでこのシーンを見てきたので、今自分たちが主役になっているのだという実感がいまいち湧きません。不思議な感覚です。ホテル前で全員集合した撮影を行ってから、披露宴を行うレストランへと向かいます。

13時披露宴スタート。今回正直、司会の人にかなりの不安を抱いていたのですが悪い予感は的中しました。プロフィール紹介で入籍の日を間違うわ、全員に一言ずつスピーチを貰っている時に露骨に「時間がないので早くしろ」的なコメントを挟み込みますし、あー、こんなことだったら、司会も自分でやりゃー良かったと思いました。ほんと。 もっとも、みんなが暖かく祝福してくれたのでいい感じの披露宴になったと思いますよ。慌しい感じはありましたけども。ゆうこと2人で演奏した「Forever Love」は、自分たち的には最低の出来だったのですが、周囲からは絶賛されました。結婚式の奇跡かも…。

花束贈呈、花嫁からの手紙、自分の挨拶と、演奏も含めて4つのイベントが連続したのですが、このあたりはもうゆうこは泣きっぱなしでした。なんかねー、うちのおかんも泣いてるし、自分も挨拶の時は号泣しちゃいましたよ。今日来れなかった父親のことも挨拶の中で触れられたので、良かったです。台詞考えてなかったんですが、アドリブのわりには自分でもいい挨拶ができたなーと思いました。

披露宴も終わり、みんなを見送った後、ようやくほっとしました。うちの家族とゆうこの家族とで、ホテルでお茶を飲み、それぞれの家族が帰っていくのを見送ります。思いがけず、ゆうこのお母さんが車に乗る直前疲れでダウンしてしまったので、しばらく部屋を借りて休んで貰ったのは予想外の出来事で慌ててしまいましたが、大事には至らず、しばらく休んでから、ゆうこのお母さんも帰っていかれました。

この間もホテルの人は色々親切に対応してくださって、ほんとに嬉しかったです。ホテルの方はお母さんの体調を気遣うと同時に「今日のお二人の演奏、ほんとに素晴らしくて鳥肌立ちました。自分もベースをやるんですけど、もしも良かったら、一緒に演奏させてもらえないでしょうか?」と言ってきてくれましたよ。こうして人との縁が拡がっていくのがたまらなく嬉しいです。是非お願いしますと返事をしておきました。

部屋に荷物を運んで貰いました。昔、皇族も泊まったことがあるお部屋だそうです。少し休んで落ち着いてから夕食を取りにレストランへと行きます。披露宴の間、ほとんど何も食べれませんでしたので2人とも腹ペコでした。食事をしている間も、今日手伝ってくれたホテルのスタッフの方々がテーブルまでやってきてくれて、色々と挨拶をしてくれます。ホテルなのに旅館のようなアットホームな感じがあって、いい人たちに恵まれた素敵な結婚式だったなぁと改めて思いました。夕食後、ホテルの大浴場で汗を流します。めっちゃ気持ちよかったです、お風呂、のんびりできましたー。

明朝5時半に目覚ましをセットして、おやすみなさい。

@12月1日

準備をばたばたとしてホテルを出発。一番お世話になったホテルのNさんには、メールで「行ってきます」と挨拶をしました。

関空に行くのに、大阪空港の前を通っていく違和感を覚えながら高速を飛ばしていきます。関空には9時10分に集合することになっていましたが、実際には30分前には到着していました。ここから、いろんな手続きの面倒くさいこと、待たされる時間の長いこと長いこと…。

搭乗手続きが始まりました。自分たちの座席は、飛行機の一番後ろの2人掛の席です。便所がすぐ近くなので、ちょっと安心しました。いよいよ離陸の瞬間、さすがに怖くて仕方ありませんでしたが、すぐに慣れましたよ。あいにくこのフライトは揺れまくりでしたけど、帰りの飛行機は快適でした。飛行中、腕時計の気圧表示がみるみる変わっていくのが楽しかったです。

グアム着。日本とグアムでは1時間の時差があるらしく、時計の針を1時間進めます。たった1時間ですけど、それでも、損したような気持ちになっちゃいますね。グアムでの入国手続きは、機内でろくすっぽ説明を聞いていなかったために、かなり戸惑いました。なにやら書類を書いて通らなければいけないところを、パスポートだけ見せて通ろうとしたら、ぷいっと「あっちへ行け」とゼスチャーで指示されるんですよ。怖いですよ、怖い。もうプルプル震えまくってました。なんとかそのゲートも通過してようやく入国したものの、「日本語のきっちり出来る人」が迎えに来てくれていると思っていた予想は見事に裏切られ、東南アジア系の顔立ちの片言の日本語しか話せない人が来ていたので、たまらなく不安を覚えました。帰りの航空券を帰国の時まで預かっておく、とのことでしたが、変な金券ショップで売られてしまうんではないかと、マジで心配しましたよ。ゆうこは、そんな不安でおびえるばたの手を触っては「体温が下がってるー、面白いー」と、キャッキャと騒ぎ立てます。むー。

日本とは逆の右側通行の車にかなり違和感(というより、間違った道を進んでいるような危機感)を覚えながら、バスに揺られてホテルに送ってもらいます。ホテルでは、日本語のわかるツアーデスクの人に部屋の鍵を渡されたり旅行中の注意を受けたりして、ようやく自分たちの部屋に上がって、荷物を降ろすことが出来ました。うぅぅ、怖かったよ。

僕らの泊まるオンワードビーチリゾートは、ウイングと呼ばれる棟とタワーと呼ばれる棟があり、タワーは今年できたばかり。値段は多少高いんですが、僕らはこのタワーに泊まることにしていました(結果的には、こっちで泊まった方が安くなるんですけど)。部屋のカードキーがあれば、「ラウンジ」と呼ばれる部屋でのサービスを無料で受けることが出来ます。24時間、ソフトドリンクは自由に飲め、パソコンも使い放題。朝食時には、これまた無料でパンとフルーツが取り放題で、夕方にはカクテルも無料でオーダーできます。本来朝食で使う予定だったレストランの食券を、ラウンジで朝食を取って、昼食用に使うようにすれば食事代もかなり浮きますし、何よりも飲み物が無料なので、喫茶店代などもかからず、大変経済的でした。このサービスを受けられるだけでも、このホテルにして良かったと思いましたよ(旅行中、ふぉと日記のトラブルなんかがあってあいにく更新は途中までしか出来ませんでしたが)

早速ラウンジに行ってカクテルを飲んでから、レストランで食事を取り、生まれて初めてクレジットカードでチップを払うことにも挑戦してみました。部屋に一度戻って、水着に着替えてからホテル付属のプールに泳ぎに行きます。夜でも暖かく泳ぐのには十分、生まれて初めての海外でゆっくりと泳ぎながら星空を眺め…と思っていたら、きやがりました。スコールです。噂には聞いてましたが、スコールってのは、降り始めると勢いが強いんですが、あっという間にやんでいくんですねー。旅行中、僕らが外出するたび、必ずこのスコールには見舞われました。時期的には今は、ちょうど雨季から乾季への変わり目なのだそうですけども。

部屋のお風呂は海岸に面していて、お湯に浸かりながら絶景を楽しむことが出来ます。
この部屋とラウンジのサービスのおかげで、「何をするわけでもなく、ただ悠然と過ごしているのもいいよなー」と心にゆとりの時間を持つことが出来て本当に良かったです。こうしてグアム一日目は終わったのでした。



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