98.08月のごとごと


98/08/31 Mon.

「月末」

8月31日。

日本中の学生が「宿題に追われる」というよりも「宿題を写す」作業に没頭するという、今や正月と盆に続く日本の伝統行事が行われる日であります。30日も夏休み最後の日曜日だというのに、心なしか子供たちの姿は少なかったように思います(^^;)

「どーせ答えを丸写しするだけなので、提出しなくてもいいですか?」
「おいおい、提出しなけりゃテストから30点ひくぞ」
「まいったなぁ、僕、70点ですか?」
「・・・・・」

こんな会話を毎年繰り返していたことが懐かしいです(笑)

いつもこの日が来ると、やたらと友達から電話がかかってきます。
電話の内容は同じ。

「なぁなぁ、どこまで宿題やった? あ、やっぱり"にしばた"だからやってないよな?? いやぁ、嬉しいなぁ。頼もしいなぁ。持つべきものは友達やなぁ。ありがとうな〜」

自分よりも宿題の進みの遅い(やっていない)人間をつかまえては安心する彼ら。気持ちはわかるけれども、それがなぜBataなんでしょうか。そんなにやってないように思われるんですかね。まったく失敬なはなしであります。(そう思ってないけど(^^;))

月末に安堵感を与える人間、Bata。
その次の年の8月31日が来るまで、彼らがBataのことを友達と呼ぶことは決してないのでありました。


98/08/29 Sat.

「秋をさがして」

そろそろ陽が傾くのも早くなってきた今日このごろ。
ちと早いけども"馬肥ゆる秋"、何か食べたい。
この時期は「ぶどう」と「なし」だぜっ!

なんてことで、行ってきました。お馴染み、野菜や果物の直売所。
よく道路際なんかの農家の人が出してる奴ですよね。

あてもなく車を走らせながら、それっぽい場所を見つけると、スピードを落として近づいていきます。日焼けしたおばちゃんは気さくに話し掛けてきては、試食をさせてくれます。不格好で、色だって良くない果物たち。だけどそんな様子が、かえって普段目にしないだけに、自然味丸かじりといった感じで新鮮です。

"果物って冷えてなくても甘いんだ"

すんごく当り前のことなのに。
だけど、思わず声を出してしまう。
そして、嬉しそうにそれを聞くおばちゃんの顔。

深呼吸したくなるような、そんな時間が大好きで。
必要以上に買い込んでは、その"安さ"にもう一度感激して。

うっかり家に帰る頃までには、一房も二房も食べ尽くしまう・・・

そんな季節になってきましたね。
皆さんの秋は、どんな風にやってきますか?


98/08/27 Thu.

「怪談」

階段?

・・・。 こういうつまらないダジャレを書くと、"ダジャレを言う奴はだれじゃ?"なんていう鋭いツッコミを後輩のあだち(平仮名で書くと妙に丸っこい字)から食らうことになるので、控えよう、とは思いつつも、姿勢を改めないBata。実にまいぺ〜すであるのだった。

そのあだち(やっぱり丸っこい)の先輩であり、またBataの先輩でもある"よん先輩のページ"で、須磨の水族館前で女性の幽霊が目撃されるという情報を入手。以前にも同じような話を友人から聞いたことがあったので、これは調べなくてはいかん!と上岡局長の命を受け(関西ローカルネタ)、Bataはその水族館へと向ったのでした。

あは。

見れば納得。目撃されたというそのベンチには女性の人形が置いてあるのでした。これが夜になると暗くなるもんですから、前を走る国道の車からだといかにも"それっぽく"見えるのです。昼間は昼間で、普通に人間が座っているように見えるからわからないんですよね。

夏のちょっとした珍事。
でもこういう話は嫌いではありません。

真相を知らないびびりの友人たちを驚かせてあげることを決意するBata。
やっぱいい奴じゃん。


98/08/26 Wed.

「居眠り」

横になりながらシンセサイザーで作曲してる途中に、どうやら疲れて眠ってしまっていたようです。友達からの携帯電話で目を覚ますと、まるで毛布のようにシンセサイザーの下に潜り込んでいるBataがいました。寝言が多く、また寝相も決してよくないBataですが、シンセを毛布に出来る人間は世の中でもそうはいないと思います。

夏休みとはいえ忙しいので、なかなか落ち着く時間もないんですが、たまに昼寝する時間があったりすると嬉しくなります。もぉご機嫌、、、って感じ。昼寝の前に植木に水をやったり、打ち水をしたりして清涼感を漂わせておきます。そして適度にかいた汗がひく頃には、ぐっすり夢の世界という次第。BGMには勿論CHAGE&ASKAさんのアルバムを選択。いやぁ、なんとも快適な目覚めですよ。

騒がしい世相を高見に、のんびり昼寝。
ちょっと罪悪感もあるけれど、ならではの"特権"を満喫するのでありました。


98/08/25 Tue.

「手くせとこだわり」

ピアノで作曲をしていると、つい"手くせ"が出てしまいます。
無意識のうちに、自分の好きな和音や和音進行、いわゆる「十八番パターン」にはまってしまうのです。それはそれで響きはいいんですが、完成してから聞いてみると、すでに出来上がっているほかの曲と雰囲気が似ていたりするのです。

同じ人が作ってるのだから、ある程度は仕方ないとはいえ、イメージや雰囲気をがらりと変えた曲を作りたいと思っても、それがなかなかうまくいかないのです。

回避策として、メロディを先に考えて後から和音をつけていくというのがあるのですが、今度は陳腐なメロディになりがちで、自分で納得できません。
メロディと和音の、それぞれの不満のラインが近づいていって、妥協、そして満足というラインに達していけば新しい概念が誕生してくるんですが、滅多に出来ることではありません。
結局今日もピアノに5時間向って、納得できる曲は生まれてきませんでした。

決してプロの音楽家ではないけれども。

だけど、プロと同じプライドでこだわってみるあたり。
そんな自分は、実は嫌いではなかったりするのでした。


98/08/24 Mon.

「長銀問題」

なんか、ホントに世界恐慌になっていきそうな感じですね。
日本でも長銀の債務超過に際して、いよいよ公的資金を導入するような動きになってきています。確かに日本の不況の一因には金融不安があって、長銀を立て直すことは大事なことなのかもしれません。政治家の言う理屈は理解できますが、やっぱり心情的には住専に引き続き、またしても国税が利用されるということが我慢できません。日本の銀行の体質って甘いなぁと思います。
いくらホームページで文句を書いたところで、どこかでは、やはり誰かが笑ってるんだろうな、と考えると、なんか悔しいですよねぇ。日本は本当に不透明な国です。

、、、なんか怒ってるなぁ。
感情の起伏が激しいのかな。
明日はご機嫌モードでかこっと〜。


98/08/21 Fri.

「なんかいいこと」

ここ数日、ちょっといいことが続いています。
昔はさして意識していなかったんですが、最近になって"ツキ"(流れ)みたいなのを大事にするようにしています。省みて考えれば、中学のテニス部時代も、この「流れ」をものに出来ず、連敗してたような気がしますねぇ。

でも、毎日一つずつくらい「嬉しい」と思えることがあるのは、精神的にも、なかなか良いことですね。偶発的な要素もあるもんで、ツキを意識せずにはいられません。

閑話休題

PL学園と横浜高校の試合は感激しました。球史に残るような、名勝負でしたよね。高校野球って昔から好きです。兵庫県の地方大会は、家から数分の球場で行われるもんですからよく見に行ったりしました。今でこそメジャーで活躍している長谷川投手も、高校時代はリリーフの嶋尾(元阪神〜俳優)に助けられてばかりいたんですよ。戎や安達なんてのも見てきましたが、プロに入ってからはぱっとしないですねぇ。

さて、皆さんはこの夏、「なんかいいこと」ありましたか?


98/08/20 Thu.

「SPEEDのコンサート」

さて、18日に大阪ドームであったSPEEDのコンサートに行ってきました。
正直な感想、、、あのパワーについていけんっ!

夏休み子供映画大会の如く、中学生や高校生の子がドームを埋め尽くしていました。座ってるスタンドの席からだと見えにくいし、音も響いてしまってなんだかよくわからない。MCについても、面白味があるわけでもなく「やっぱりアイドルのコンサートってこんなもんかなぁ」という感じでした。
(一生懸命チケットとったわりには(^^;))

年々老けてるようで、イヤな感じですねぇ、はぁ。

この8月から、いわゆる「情報ポケベル」に変更しています。
ニュースやちょっとした情報なんかが、随時ベルに入ってくるので結構面白いです。人と話すときのネタにもなるし、重宝してます。一ヶ月にかかる基本料金も微々たるもんですし、これなら携帯と合わせてもってもお金がかかるってわけでもありません。むしろ、逐一入る情報から得られるメリットを考えたら安いものかもしれません。

ポケベルの利用者がどんどん減っているようですが、社交的な場面、特に仕事のちょっとしたきっかけなんかでは案外いいかもしれないですね。


98/08/16 Sun.

「新曲公開」

"もばいる音楽館"にて新曲"Youth"を公開しました。
タイトルからもご承知の通り、若さという勇気・力、そしてそのほろ苦さをテーマにした青春ソングになっております。前回の"With You"の時は

(掲示板より引用)

もし、今までの曲がなかなかアップされないようでしたらメールでテープ頼んじゃいますね。(MDはないので)もちろん実費+αはお支払いします。聞かせて頂くのですから当然だと私は思っております。
家に帰ってイヤホンで聞いたらジ〜ンとくる曲であることを改めて感じました。
それと・・・うーん。音楽関係は苦手なので良さをを表現するボキャブラがないんですよ。
せっかく聞かせていただいたのに困った。

なんて感想をばねやんさんより頂きました。
他にも色々な方からメールでご感想などを頂き、「やっててよかった、インターネット」なんて独り言さえ出るような状況でした。(改めて皆様、どうもありがとうございました。ばねやんさんを始め、サンプルテープは無料で送らせて頂きますので気軽にご応募くださいね)

今回はどのような感想を頂けるかわかりませんが、自分自身はアレンジにも力を入れましたのでとても気に入っています。展開部以外はあえてガイド(ボーカルの音色)を外してありますので、どんな風に歌詞がはまるのか、なんてことを想像しつつ、雰囲気を楽しんで頂けたら幸いです。

それにしても、自分の曲ながら歌うのが難しい曲です。
サンプルテープを聞いたY女史からは、「歌がヘタクソすぎる」という意味の言葉を、とても婉曲的な表現で言って頂きました。いやはや、自信家のBataなのに、それを否定しないあたりが如何に下手であるのかということを物語っているような気もします。

ま、でも、曲自体はみなさんにも自信をもって「聞いてくださいっ!」と言えるつもりですので、是非ご感想やご批評などをお聞かせください。サンプルテープのご応募もお待ちしてます。


98/08/10 Mon.

「夜中に車を飛ばして」

昨日は夜中に車を飛ばして岡山近くまで行ってました。
過ぎてしまえば笑い話でしたが、ひょっとすると人命に関わっていたかもしれない事態でしたので焦ってました。まったく人騒がせなこともあるものです。(何があったか、というのはあえて書かないけど(^^;))

ここ数日色々あって、ほとんど眠れませんでした。
元来睡眠時間は人より少ないほうですが、意図的に寝ないのと精神的に追い込まれて眠れないのとでは状況が違いますので、ちと辛かったですねぇ。
夏休みとはいえ、ほとんど夏休みらしい生活をしていないので、まとまった休みが欲しいなぁと思う今日このごろなのでした。(愚痴ってるなぁ)

自分の"歌い方"は物真似なんだなぁと痛感しています。
カラオケなんかに行って歌う分には、その歌手の歌い方を意識して歌ってるので、さして音痴であるとか、歌い方が下手であるとか、そういう風には思わないのですが、自分が作曲した曲に歌を入れたりしようとすると模倣すべきモデルがないので、どういう風に歌っていいのか困ってしまいます。
音は外すし、ブレスのタイミングはめちゃくちゃ。
作曲して、作詞して、そして歌いれ。
Bataの場合、例えるならば、陶芸家が窯の中で壷を焦がしてしまうようなものです。そこまで一生懸命作っても、最後でめちゃくちゃになるという・・・。

ほぇほぇ、やっぱメインで歌うのは自信ないです。


98/08/06 Thu.

「復活」

静岡行ってきました。
ちょっと人の多いとこなんかで喋ってるとじろじろと見られるので、何故かと思えばこの「関西弁」が原因。関西の人間からはノーマルな関西弁ではないといわれるBataの言葉ですが、それでもやっぱり珍しいようでした。なんか肩身が狭いですよねぇ。

親戚の家をいくつか訪れて、金持ちが多いことを再認識。
リゾートマンションを別荘として所有している親戚。マンションの中には温泉があったりプールがあったりして・・・。 あんたは政治家かっちゅうに。
夕食に今までに食べたことないような美味しいお寿司(特上?)とうな重が出ました。デザートはメロン。うぅぅぅぅむ、ものすごい贅沢だ。でも、決して自分のお金では口にすることが出来ないものばかりなので、ひとときの"リッチ"な気分を楽しみました。

田舎の家の横は養鶏場、そしてまえが牧場です。
よくにわとりが牛のところに行って、悪戯とかしてるんですよね。
なんか可愛いなぁ〜と思って近づいていったら、にわとりにつつかれました。
奴等は結構狂暴です。恐かった、というより痛かったなぁ。

夜空を見上げると、まるで水滴をでたらめに吹き飛ばしたかのように星が散在しています。ずっと見てると、落ちてきそうで恐かった。でもそれくらい、星が近くにありました。
24時間という時間が、24時間というスピードで過ぎていく場所。
今の僕らは24時間をまるで数時間のようにしか感じられていないんだな、ということを思いました。久しぶりにのんびりできて良かったです。

ということで皆様、8月もよろしくです。

#なんだか小学生の作文みたいな文章だな。



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