02/02/28 Thu. 「作業」 |
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昼から新長田。敷設されているLANケーブルを取り外してネットワークの構築しなおし。その間も業務システムを止めてしまわないように、慎重にケーブルを抜き差しする。大きな島同士を結ぶ基幹ネットワークを取り外す時は、声をかけて業務を停止して貰いゼロコンマ何秒の素早さで作業を行う。よりによって隣り合う2本のケーブルが薄い水色と濃い水色のケーブルで、両方の外す順番を間違えるととんでもないことになってしまう。ドラマに出てくる爆弾のリード線を外す瞬間ってこんなもんか? と、一人くだらないことを思いながら(埃にまみれながら)作業を続ける。 新しいプリンタを接続したところ、出力される帳票のレイアウトが乱れる。普段自分では決していじることのないデータベース(4D)のレイアウト画面を呼び出して、適当にフォントを大きくさせたりして対応。案外単純な手順で片付いて良かった。
マシンに繋がった液晶の画面がなんとなく青みがかっている。この原因調査は明日以降だな。 明石駅に着く頃、Sさんから電話があった。やっぱり御通夜に顔を出しておこうということになり、僕は急いで帰宅。車に乗って、やはり同じパートのKを大久保まで迎えに行って通夜の会場へと向かった。小さな部屋でその闘病生活を聞き、また、お互いの近況を伝え合った。誰かの死で仲間が集いあうという現状に、どこかみんな寂しさを覚えている。 Kを大久保まで送り、この頃24時近く。裕子に電話すると、風邪をひいて高熱で苦しんでいた。西明石の駅近くに夜中1時近くまで空いている薬局があるので、僕はその足で2号線と旧神明の交わるあたりの薬局を訪ね、薬を買い求めた。それを裕子に届けて帰宅した頃は24時30分頃になった。 === 『海嶺』読破。
三浦さんの本を読んだり、周囲の人の冠婚葬祭の儀式に出席したり。 2月はあっという間だった。決めねばならないことは、まだ決まらない。
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02/02/27 Wed. 「電話」 |
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同じ吹奏楽部だったSさんからの久しぶりの電話は、僕と同じパートのAの母親が亡くなったことを知らせるものだった。Aの希望で通夜告別式には僕らは参列せず、各々がご冥福をお祈りしようと決めて、電話を切った。 昔の仲間からの連絡は、誰かの結婚や出産などのおめでたいニュースか、あるいは誰かに関わる悲しいニュースのどちらかであることが殆どになってきた。久しぶりの名前が携帯の液晶に浮かんでその着信を知るとき、悪いニュースではあってくれるなよ…と願ってしまう。生きていれば避けられないあらゆる喜怒哀楽の場面であるけれど、永遠の別れほど寂しい瞬間はないものだと思う。 ===
自分のニュースが誰かに伝わるとき、悲しませないように。 そして幸せな自分を知ってもらおう。
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02/02/26 Tue. 「客足」 |
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親の店に立ち寄った。 弟(と、彼女)がその感性で仕入れを行うようになり、店の中の雰囲気も随分と変わった。以前と比べてモノが少なくなったのでお客さんの中には「閉店してしまうの?」と勘違いする人もいるらしい。いかにも若い人が好みそうな、スッキリとしたお客さんの入りやすい雰囲気になったのでその変化に驚くのだろう。これなら売上が上がっているというのも納得いくし、実際僕が見ている前でも何人かのお客さんが足を止めて店内を覗きに来てくれる。相手、すなわち商店街を流れるお客さんの心理を考えながらあとは「経験」に基づく店のディスプレイを考えていく。一生懸命な母親と弟の姿に、僕もしばし考えさせられた。 ふと、胸が苦しくなる。同じくらいの年齢の"母親"で、店の切り盛りと家事の両立をさせている人ってどれくらいいるのだろう? 母親に対して、未だ僕は親孝行らしいことをしてあげられていない。有言不実行のままの自分に苛立ちを覚えた、そして焦りも覚える。依存することが嫌いであると主張しながら、僕はいろんなものにもたれかかりすぎている。このままじゃ立ち上がれないどころか、誰にも何もしてあげられない。死ぬまでずっと、なーんとなく生きていくことになってしまう。そして様々な後悔を胸に抱いてくたばっていくんじゃないか。かっこわるすぎるよなぁ。 「安定」するに越したことはないだろう。けれど正直な本音としては、それを求めて自分を振舞えるようにはなりたくないというのがある。変化が少なけりゃ面白くも何ともないんじゃないの? と、まるで子供のような主張をしているのが僕という人間だ。安定だけに固執して50にも60にもなったおっさんの話を聞くよりは、一ヶ月でも二ヶ月でも飛び込み営業の経験をしたことのある人の人生の方が、僕にとっちゃいくらでも魅力的でかっこいいなぁと思う。父親がそういう生き方をしてきた人だからやっぱり影響は大きいんだろうけれど、自分の中の「男らしさ」ってそういう定義なのかもしれないなー・・・と、最近思うようになってきた。営業とか販売とか、仕事を与えられるのでなく開拓していくというそのスタイルに己の才覚を発揮させることこそが、「仕事してる!」という実感を得られる最大の瞬間である。そうだなー、感じとしては「この仕事はばたでなければ出来ない!」と言われるようなことをやってみたいと思うのであって、たとえば18の若者でも55のおっさんでも、誰がやっても出来るような仕事は「やりたくねぇーなー」とムスっとしてしまうのが自分というか何というか(笑) じゃ、実際出来るのか、と言われたら、大抵やってみると失敗する。大方では成功していても、何かしらポカがある。ミスをしている。「うわちゃー、しまったぁ」と、ばれないようにそのミスを隠してしまうことだってある(^^;;;。ただ、大切なのはその挑戦してみたいと思う心であって、自信がないからといって何もしないのでは、いつまで経っても変わらんと思うし、やっぱりつまらないと思うのだ。それがわかっててなかなか動けないのは、いくらでも言い訳を思いついてしまう自分の弱い心が原因なんだけど。 ===
働いている母親の姿に胸を痛めながら、何も出来ない自分。
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02/02/25 Mon. 「縁故」 |
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明らかに不自然な時期に決まり、そういう枠があったのだということを思い知らされる。どうしてこれは不正なことであるとして糾弾されないのだろう。"実際そんなもんなんだよ"と諭されても、同じレースに参加した後輩が無念な結果に終わったことを思えば、ただ親戚が「おえらいさんにいる」というだけで優遇されているのはあまりに不公平な気がする。それが公の職務に就くものなら、なおさらだ。 後輩たちや教え子たちの就職状況を聞いていると、あぁやっぱり不況なのかもしれない…と思うことがしばしば。寄らば大樹の陰であるとして、権力や圧力を利用する輩に負けることなく、頑張って欲しいと願う。自分の力で掴んだ人生は、誇りに思えるものだよきっと。少なくとも、そんな輩みたいに、後ろ指さされて生きていく必要はない。堂々としてて欲しい。頑張れ頑張れ。 === 自分専用のドメインが取りたいと思って、ある閃きを裕子に伝えたら、どうも気に入っていない様子だった。具体的ではないその名称に、目的が定まってからでいいじゃないという彼女の意見は正論だわな。今まで、ドメインを取ろうとする・取った人たちと話をしていると、やっぱり同じように「汎用的な」名前を考えようとする人が多いようだ。たとえばSOHOとして活躍する人でも、いざとなれば何屋とでも取れそうなドメインを取得している人が多い。意志が弱いぞー、なんて冗談めかして言っていたが、いざ自分も同じ立場になってみると、同じように考えているのだから度胸がないというか意気地がないというか…。成功しようとする意志を強くもつならば、やっぱりある程度のリスクは覚悟しなくちゃならんよな。足元を気にしながらじゃ、前へ上へは大きくジャンプなんて出来やしない。これは自分に言い聞かせるべきこと。 === 朝霧の駅前に出来た瑞穂庵というラーメン屋で昼食。エレクトーンの生演奏が聞ける…と思って行ったのだけれど、行ったときは演奏されていなかった。あぁ、でもあんな位置にエレクトーン置いてちゃ痛むのきっと早いよなぁ…とか思ったり。「研修中」というバッジを胸につけた女性の店員さんが忙しそうに行ったりきたり。味は可もなく不可もなくといった感じだったけれど、接客などはいまいち。飲食店の店員さんが化粧が濃かったり、派手なストッキングを履いていたりする場合は廃れていく割合が高いような気がする。匂いに敏感なので、臭い香水や化粧は勘弁して欲しかった。雑記帳を店内のあちこちに置いてあるのはいいけれど、「まずい!」とかあまり好ましくないことばかり書かれていたのもどうかと思う。荒れるばっかりだぞ、あれじゃ。そういう試みをして若い人の受けを狙うのもいいんだけれど、カッコだけじゃだめだよなぁ。意味を考えながらやらんと。 ローソンに立ち寄って、eo64を宅急便で返品する。コンセプト/価格共に気に入っていたのだけれど、いかんせん電波が弱いのでは仕方がない。自宅で使うのにパワーアンテナが必須であるならば、毎月3000円というよりも3300円であると考えておくべきか。でも、それさえ受け入れられたら、ある程度快適であることは事実。無線で繋がるというのは、思った以上に気持ちが良くて。 ということで、3月になったらADSLを導入しようと決意したのであった。配線がゴチャってはますます部屋が散らかるし、結婚後のことを考えてもすっきりさせておきたく、無線LANでネットワークを構築する予定である。今はそれが実に楽しみだ。 夜は再び大蔵海岸(朝霧駅前)まで戻って、すかいらーくガーデンでビッフェコーナーを楽しんだ。以前来た時は値段相応のまずさ(=味のしつこさ)があったような気がしたのだけれど、その頃よりは随分味が良くなっているような感じがする。まぁ味覚は鈍いので、楽しめりゃそれでいいんだけれど。「禁煙席で」と希望したのに、なんと店内には禁煙席が設置されておらず全て喫煙席になっていた。「えぇぇぇ、禁煙席ないんですかぁ?」とわざと大きな声で言って、近隣のテーブルの人に煙草を吸わないよう牽制しておいた。飯食べにきて、何故煙草の煙を吸わされにゃならん。たとえそれが喫煙が認められている席であろうとなかろうと。
古本屋によって本を2冊買って帰る。裕子は電影少女を全巻読破して気に入ったらしく、今度は同じ作者の「
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02/02/24 Sun. 「代打」 |
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"ブックマークしてください〜"キャンペーンということで。
本日、義理の妹になる美香ちゃんに日記を書いて貰いました。 === 2月23日(土)
“代打日記かぁ。おもしろそう、やろうやろう”と言ってしまったけど、何だか緊張する。
今日は、フィギュアエキシビジョンの本田選手の演技を中継で見れた。
お昼から、ばた兄さんが我が家に遊びに来た。
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02/02/23 Sat. 「幹事」 |
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美香ちゃんと裕子、H君とMちゃんの合わせて5人で、ケーキを食べて時間を過ごす。初対面の二人は裕子の大学院時代の同じ研究室の同輩と後輩である。 誰とでもすぐに打ち解けるように見えるらしいが、僕は基本的に重度の人見知り症だ。周囲にそれを悟られていない時の自分は、かなりぎりぎりまで神経をすり減らせて気を使い、無理をしてしまうところがある。初めて会う人がいる場合、どんな話題で時間を過ごせばいいか、過ごす場所の立地条件は、それがお店なら、きちんと人数分の座席が確保出来るか、誰かの苦手な料理が出てこないか、禁煙席と喫煙席が分かれているか、集まるメンバーの帰宅時間が遅くなり過ぎないように時間を考えて行動が出来るか、誰の財布にも負担のない範囲で平等に楽しむことが出来るか…。それでいて、いかにも自分が気を使っている素振りを見せないように振舞わなければならない(見る人が見たらすぐにわかるらしいけど)。神経質な性格は、こういう時損だと思うが性分って奴はどうしようもないものだ。 結果的にさほど気を使わない二人であって良かったけれど、もしも最初から5人で集まることがわかっていれば、わざわざ交通費を出して来てくれている人がいる以上、僕ならこのお店を選ばなかったかもしれないと思ったり。結果オーライではいつもうまくいくとは限らず、どうせなら次はもっと計画的に、きちんと御持て成しをしてあげたいなぁとそのことばかり考えていた。幹事を進んでやりたいとは思わないが、誰かに任せるくらいなら自分がやりたいと思う性格。しんどい奴だな、自分からも、周りからも。 === 「ココがこの人の性格のいいところだな」って、まず最初にそう思えること。欠点に気付くよりも先にまず相手を認められる時の自分の精神状況は、心が穏やかであるということを表している。癒しという言葉を多用しては、自分にとってどれが安らげる時間であるかということを分かり始めている。いざとなればそこに身と心を委ねれば、心かくも穏やかになるとわかっていることは生きていて本当に心強い。
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02/02/22 Fri. 「海嶺」 |
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静岡の親戚から段ボール箱一杯に文庫本が届けられ、僕はここ最近再び三浦綾子にはまっている。ちょうど『海嶺』の上巻を読み終えたところだ。僕はクリスチャンではないけれど、この人の本を読んでいると「自分がこの立場ならどう行動するだろうか。どんなことを思うだろうか」と考えさせられることが多く、ちょっとした"哲学モード"に僕が誘われるときは、まずこの人の著作が起因しているといっても過言ではない。それを哲学モードと呼ぶ自分を、何と浅はかだろうかとも思うが、許してくれたまえ。えっへん(意味不明) "もうダメだ、もう死ぬ"って思う瞬間、自分だと何考えるかなぁ? 理想としては、好きな人の、大事な家族の幸せを願って死んでいければかっこいいだろう。その願いが、ぽかんと浮かぶ風船のように、残された人たちのところに届けば最高だなぁと思う。 まぁでも実際は、僕はすごくビビリなので、多分泣きじゃくったまま死んでいくことがかなり高い確率で予想されるな。震災のその瞬間でさえ、延々と泣き続けていたのは何を隠そうこの僕だ。おっほん(意味不明2) === 今日も新長田の会社へ直行。 この土地は、その震災の時にたくさんの人たちが命を失った場所だ。真新しい建物が多く、そして未だに更地になったままの土地も目立つ。ここでその命尽き果てた人たちは、ちょうど僕が泣きじゃくっていたのと同じ頃、いったいどんなことを思いながら死んでいったのだろう? 無念だろうか、恐怖だろうか、それとも、瞬時に運命を悟って、愛を願っただろうか。 地球の裏側にいる人にメッセージを伝えることがこんなに簡単になった世の中なのに、一番そばにいて欲しい人に本当の気持ちを伝えることはかくも難しい。いずれにしても、離れてしまえばその温もりはなかなか伝わらない。 こんな時代だからこそ、僕は離れる必要のない生き方を目指していきたいなぁとも思う。たとえ軟弱と言われようとも、暖かく生きたいなぁと思うのだ。
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02/02/21 Thu. 「苦情」 |
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クレームを言われやすい人間になりたいと思っています。言われるためにわざとミスをするとか、そういう意味ではなく、自分に対しては何でも思ったことを言いやすいと思って貰えるよう、雰囲気を大事にしたい。本音で付き合えるからこそ、次のチャンスも巡ってくるわけで、僕は表面だけの軽薄な付き合いはしていきたくないということを人付き合いの信条としています。それは逃げてはいけないことで、向かい合うからこそ、発想の根源となることが多々あります。 カタカナ言葉が氾濫し、英会話の重要性が叫ばれる昨今ですが、むしろそんなカッコのいい言葉よりも、どんくさくてもいいので、自分なりに相手の気持ちや理解を確かめながら、わかりやすい言葉でモノを伝えられることの出来る技術を経験から学んでいければ、深みある魅力のある人生を歩んでいけるかもしれないですね。 === 新長田@直行。 今日から数日はこのパターンで、取引先のコンピュータ10台程度のメンテナンスを行う。道すがら、うーんと背伸びをしながら太陽を存分に吸収する。こういうほんのちょっとしたことに喜びを覚えられるということは、言いかえれば、それだけギスギスとした毎日にせせこましく生きているってことなのかもしれない。たとえば、光、たとえば、香り、たとえば、音。雑踏の中にも安らいだ気持ちにさせてくれるアイテムがたくさん揃っているはずなのに、僕の視線はどこを向いているのだろう。遠くにも近くにも視野を広げられなければ、いろんなところで疲れてしまうだろうな。
製作部隊に頼ることのない、自分が担当している『物販部門』。その売上は驚くばかりに順調なのだけれど、いつも虚しさを感じていたのはそれに対する評価がなかったから。評価というと大袈裟かな、それでもただ単に「売れたねぇ」「やったやん」という、そんな一言でも周囲からあれば全然違ったのだろうけれど、あまりに自分のやっていることが淡々と受け止められていることが悲しかった。実際自分の周囲は開発や制作に関わる人間ばかりなので、「売れる」という部分に喜びを感じられる人は少ないのかもしれないけれど、僕自身の気持ちは、常にその結果に対して重きが置かれている故にギャップがとてもしんどかったのだ。 === ここ数日の、ページで綴ったことに対するいくつかのメールをいただく。 自分の文章にいろんなことを感じてくれている人たち。その方たちは、殆どがまだ実際には面識の無い人たちだ。だけど、こんな僕の本音を知ってくれているという安心感があって、ひょっとすると身近にいる友人たちよりも裏表無く付き合って生きていくことが出来るかもしれないと思った。近くにいる人に対してほど、それまで構築してきたものを壊してしまうのが怖くて、何も言えないようなことが多かったりするものだし。 何はともあれ、どうぞこれからも宜しくお願いいたします。
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02/02/20 Wed. 「医療」 |
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あえて書きませんでしたが、Tさんの亡くなった直接の原因は透析中の医療ミスです。いつもと様子が違うご主人に気付いた奥さんがそれを医者に訴えると「透析室が乾燥していて、喉が乾いているのでしょう。水でも飲ませておけば大丈夫ですよ」と言われ、その30分後、周囲の人がご主人が息をしていないことに気が付いたという次第です。 現場は騒然とし、様々な医者や看護婦が駆けつけたそうですが、時既に遅かったのでした。ただ、そんな騒動のさなか、奥さんに適当な言葉を言い放った医者は、決して姿を見せることはなかったそうです。 神戸の市民病院でのお話、僕の周囲の大切な人に起こった本当の話です。 === 取引先のHさんが転職されて数ヶ月。新しい会社にお伺いする機会を得た。活き活きとしている表情に、環境が変われば人間も変わるものだなぁ…としみじみ実感。いま、もしも自分の環境が変わったとしたら、周囲にはどんな風に僕は写るんだろうか? 今現在、どんな風に見えているのかも気になるけれど。 夢は捨てたくないななぁと思う。夢を具体化していこうと考えるとき、行動に移すとき、そのドキドキ感には「生きている」という充足を覚える。 どんな環境にあろうとも、いくつになろうとも、大志は抱き続けたい。 元町駅前のサンマルクカフェ。チョコクロと略されるチョコクロワッサンを美味しくかじりながら、奥のソファ席でくつろぐ。カフェの類が流行していて、それは僕にはどうも合わないなぁ(→居酒屋の似合うおっさんですから)と思っていたのだけれど、この場所はかなり気にいった。思考する空間には最適だ。もっとも、思考なんぞ深く行うことはなく、ただ単にそういう言葉を使ってみたくなる場所だなぁと思っただけ。かっこつけてみたくもなるさ。 === 文章を書くのが好きで、無駄なやり方を排除したがる性格。だから自ずと、公私共にメールでのやりとりが多くなる。このやり方は、古来の慣習で言えば営業として不適切だと考える人もいるけれど、率で示せば、悪くないんじゃないかと思う。極端な言い方をすれば、今の会社に入社して以来自分の売上たモノのほとんどは自分の文章によって生じたものだと考えることも出来る(イベントは別)。上手い下手じゃなく、誠実に気持ちが伝わればいいなぁと思って実践していることが、少しずつ実を成してきているのが嬉しい。
これからの人間っぽくていいじゃない。
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02/02/19 Tue. 「告別」 |
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父親が入院していた頃、いつも隣のベッドにいたTさんが亡くなった。
人工透析を受ける人の中には、その立場を死刑囚に例えて語る人が多い。透析治療を始めると、そこから生き永らえて10年から15年…というのが通説のようになっており、実際に死刑判決を受けてから執行されるまでの時間と似通っているためそう語られるらしい。同じ病室にいた仲間や、同じ透析室で治療を受けていた人が先立っていくのを見ては、"今度は自分の番だ"と精神に異常を来たす人も決して少なくはない。 透析の治療には、予め腕にシャントと呼ばれる透析の管を通すためのパイプを通しておく。これに血液を濾過する機械を繋げて、2日に1回の割合で血液の掃除を行う。簡単に言ってしまえばただそれだけのことではあるが、濾過の最中に呼吸困難や激しい疲労を覚えることがあるため、普段から摂取出来る水分は厳しく決められているし、シャントが血管を突き破ってはいけないため転倒しないように十分注意を払うのは勿論、自分の身体で圧迫されてしまわないよう、寝返りひとつをうつのにも気を使う毎日となる。 それでも"生きよう"とする人たちに、運命の黒い影は容赦ない試練を与える。 毎回の治療で完全に濾過しきれない血液が少しずつ蓄積され、全身への血液循環がスムーズに行われなくなるのだ。血液の行き渡らなくなった肉体の組織は、もはや水も与えられず日光も当らない花壇にある花と同様で、本来の機能を果たせず、激痛を与えるようになる。そうして痛みを与えるためだけに存在することになった末端の組織、大抵は腕や足なのだけれど、それは本体から切り離されることになるのだ。
足を切断し、腕も切断されていたTさんは強かった。そしてそれを支える奥さんの姿にも、僕らはいつも励まされた。わがままになりがちな病床の父親を厳しく叱ってくれたのは、家族でもなく、Tさんその人自身であって、必ずその後には奥さんが優しい言葉で「頑張ろうね」と慰めてくれていたのを僕らは知っている。元気がなくなっていく父親に僕らが困惑しているのを見て、「これでもお食べ」と、笑顔で励ましてくれたのもTさんであり、その奥さんであった。 奥さんは、ご主人であるTさんが最初に足を切断する時でさえも「でも、命はあるんだから。生きるためなんだから」と笑顔で僕らに話してくれた。前向きなその姿勢に、僕らの貰ったパワーはもはや計り知れず、"きっと大丈夫"と信じられるようになったのはきっとお二人の存在があったからだろうと思う。
父親が入院していた頃、いつも隣のベッドにいたTさんが亡くなった。 僕らの知っている、いつでも笑顔の奥さんは葬儀のとき、棺桶にしがみ付いて離れなかったそうだ。号泣して「一緒に棺桶に入れて欲しい」とずっと叫んでいたらしい。あの頃の笑顔は今はなく、抜け殻のようになってしまっている…と、弔問に行った母親から聞いて、僕らはとても寂しくなった。その現実が受け入れられないでいた。
笑顔は消えてしまっても、その愛は残る。
にわか雪を舞らせる低く黒い雲の上には、痛みから解放されたご主人の愛が空いっぱいに広がっているに違いない。 雪はアスファルトを湿らす程度で、気が付けば夜空に星が出ていた。
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02/02/18 Mon. 「淡路」 |
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@金曜日 「何十万」という単位での契約が決まった時の気持ちを評価して欲しいというか…。営業って乗せられてなんぼの立場ですから。良くやったなー、の言葉一つが欲しい。淡々と事務処理をする自分が異様な感じがして悲しい。エンジニアの中にいると、自分がなんだか汚い仕事をしているような切なさに襲われてくる。まぁいいけど。僕にとっちゃ、お客様が一番大事。 ケーキ屋さんに寄って帰った。最近観音屋さん御無沙汰だなぁ。 @土曜日
eo64届く。期待が大きかっただけにかなりがっかり。詳細はもばいる日記で。 居酒屋。店員の対応をずーっと観察している。ここでこういう風に動くべきだろう、とか、その言葉遣いはおかしいだろう、とか。こうやって観察しては、自分の行動に反映させていくと、気のついたサービスや人に喜ばれる行いをしていけるんじゃないかと考えている。それにしても最近は、マニュアル化された対応が多すぎるな。マニュアルは参考にするものであって、全てになってしまってはいけないと思うのだけれど…。そこいらのマニュアル人間よりも、僕はお客さんに喜んで貰えるような対応や接客をする自信はあるぞ。えへん。
心の通わないそんな時代になってきちゃったのかもしれないな。 @日曜日
淡路島。ウェスティンホテルでのブライダルフェアに参加する。
植物園での模擬結婚式も良かったなぁ。寒かったけど。 高級ホテルのブライダルフェアは、記念品の類はまず貰えない。色々貰うのが好きな僕ら2人は、受付のところでアンケートを渡し、紙袋のようなものが手渡されるのをかなり期待していたのだけれど、何もなく寂しかった。言葉を交わすことなく、"なにか出てくるやろか?"と思いあえていることをお互いに察知出来るこういう2人だからこそ、夫婦になれるのだろう。一番大切なのは、庶民としての生活の価値観ですよ。貰えるもんは貰う。タダより安いものはない。ポイントカップル。貰いましょカップル。 歩き回って疲れて、三宮に戻ってきた。美香ちゃんと合流して明石に戻り、美香ちゃん36日ぶりの焼肉を堪能する。気の許せる人たちと一緒に過ごす時間は安らげて楽しく、網を囲みながら、旅行に行きたいね…という話をしていた。
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02/02/15 Fri. 「散在」 |
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仕事量に比例して机の上が散らかり始める。散らかり始めるから、見つからなくなる。見つからなくなるから、うっかりも増える。そういうことがないように、やるべきことをメモする。メモしたやつも、やっぱりどこかへ行ってしまう。 うーん、こういう仕事してるんだから紙媒体なんかに頼らずデジタル化しなくちゃ。 エディタを立ち上げて、やるべきことをテキストに保存する。そんなファイルがデスクトップに散乱しだすから、とりあえず一つのフォルダにまとめてしまう。そんなフォルダが増えてくるので、それらをまとめてどこかのフォルダにしまってしまう。見つからない。 …。デスクトップとはよくいったもんだ。 その人の住んでるところ、作業している机を見れば性格はわかるって言いますが、パソコンもそうですよね。環境設定ひとつ見たって、その人の性格が表れてるなぁって思う。これが直せたら、もっと効率良く生きていけるんだろうけどなぁ。 === 花粉症が酷くて、目の痒みと鼻のぐずつきが止まらない。これからしばらく、ホントに憂鬱な季節が続く。街を歩いていて、自分と同じように花粉症で苦しんでいる(っぽい)人を見かけると、「お〜、同志よ。今僕も、同じ花粉で苦しんでいるさ」と仲間意識を抱いてしまう。自分の周囲には花粉症で苦しむ人が意外に少ないもので、なかなかこの苦しみを理解して貰えないのだ。仲間が増えると嬉しい。って、そりゃただの嫌な奴だな。
月曜日が休みだったため、今週は時間が過ぎるのが早く感じた。
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02/02/14 Thu. 「共感」 |
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初めてお会いする方と。 考え方に共感する。『人間関係を深くするって、こういうことですよねー』と、僕は初対面とは思えない気安さで話し合っていた。世の中には色々な考え方が存在するのであって、その差異にがっかりすることもたくさんあるけれど、こうしてすっと入りこめる人と知り合えることは、自分の人脈にぐんとパワーが増したようですごく嬉しくなる。人との出会いって、自分の可能性を広げることときっと同意だな。 生中継にいろんな反応を頂いた。接続端末が簡易のウェブサーバとなる&ダイアルアップの環境であるということを考えれば、同時に複数の人がページにアクセスすると使い物にならないんじゃないかと思っていたけれど、案外快適。どちらかといえば、見ている人の端末(性能)によって表示のされ方が違うらしい。 カメラにきゃっきゃと喜んで、夢の世界に誘われ始めた頃、裕子から電話がかかってきた。 「ちゃんとお布団かぶって、寝なさい」
うーん、IT時代の技術進歩により、僕は風邪をひくことから免れたようだ。
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02/02/13 Wed. 「中継」 |
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@六甲アイランド。 何度来てもこのオフィスビルの位置関係は覚えられない。5階にやってきて、目的の事務所前のブースに、女性の下着が展示されていてちょっと照れた。唐突にそれがあらわれる…、こういうとき、男は反応に困る。それにしても女の人は何歳くらいまで、こんな可愛い下着を身につけるんだろう? どの瞬間に「あれは昨日まで。今日からはこれ」ってなるのだろうか。経過を観察してみたい… なんて書いた日にゃ、「あの人変態?」と言われてしまいそうなので、世の中にはきっとそう思う男性もいることでしょう、と記して、平手打ちを避けることにする。 頼まれた仕事の内容は、行政向けの提案書作り。プレハブ城でやってたお仕事と似てると言えばそうだけど、全然違うと言えばそう。「簡単に言われることほど、実は難しい」「早くOKが出たものほど、後から変更が出る」、それを心得ている僕は、渡された概要と見出しを見て納期までの大よそのスケジュールを頭の中で組み立ててみた。提案書を提出する先が決まっているので、それをターゲットとした論述の仕方を心がけるべきがまず第一だけれど、請負でこの作業を行う場合、提出者となるYさんの意図も考慮に入れつつ進めていかなければならない。前回はそれに苦労したが、今回はその経験も踏まえた上でどれだけ出来るかな?と、文章力を試す機会を仕事として与えられたことに、少し興奮も覚えている。表現がお金になるというのは、自分の「個」が評価され尊重されていることだから、やっぱり喜ばしい。 === まーさんのページに影響された僕が、ウェブカメラに興味を抱いていることは以前からお読み頂いている方にはもはや言うまでもないことでしょう。最近まーさんがMr.Camを利用したストリーミングをされているのを、自分もやってみたくて仕方がなくって、初めて挑戦してみました。 …って、すごく簡単(汗)。カメラ繋いでソフトを立ち上げた次の瞬間にはストリーミングが行われているといっても過言じゃないこのシンプルな仕組み。生中継的にウェブに発信されている自分の映像に感激しておりました。あいにく夜中に試したので、誰かを叩き起こして見て貰うことも出来ず、とりあえずURLを記載しておくので、ご覧になれた方がいたら、是非感想など(感想っても、変なおっさんが映ってるだけですが)お聞かせ頂ければ嬉しいです。
見えたぞメールはこちら。
※カメラを繋いでない時間帯は何も表示されません。 ブロードバンドな帯域でこういうことをやるのも面白いんだろうけれど、自分の興味としては、これを是非様々なモバイル環境から実現させてみたいと考えてます。移動中の車から映像流し続けたりとか、喫茶店で競馬新聞を読むおじさんを映したりだとか、焼肉屋で立ち上る煙を映したりだとか(→100%自己満足)。
ま、どうぞ宜しくお付き合い下さい。
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02/02/12 Tue. 「試食」 |
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結婚式の会場候補の一つ北六甲の無料試食(フルコース)に招待されて出かける。広い会場に本日招待されているのは僕ら2人だけ。窓際の眺めのいい席から美しい夜景を楽しみながら食事は進む。うーん、お金払わないでこんな食事させて貰っていいのかなぁ。食事内容詳細は裕子のページにて。「なんでも外側から使う」しか覚えていない僕は、危うく使ってはいけない料理でスプーンを使いそうになってしまった。形状に合わせて、どんな料理を食べるのか覚えておかないといけないなぁ。こういうページで時間がある時にでも、勉強しておかなければっ。 日曜日に裕子と美香ちゃんから貰ったバレンタインのチョコを美味しく頂く。ありがと。僕は、チョコに添えられていた電車の玩具がすっかりお気に入りだ。鉄道マニアとは行かないまでも、僕はファンと呼ばれるくらいには鉄道が好きなもので…。自分の好きなものをプレゼントして貰えるのは嬉しいね。 ところで美香ちゃんのページのある間違いが面白いです。2月10日の日記に注目。これはボケたのかと思ってましたが、真剣に間違えてたそうです。メールも送れるようになりましたので、どうぞ皆さん、気軽に感想やアドバイスのメール送ったげてください。【絵しりとり】には今後、僕の描いた絵も登場させて貰う予定です(いま、勝手に決めた)。 === 弟が店の仕入れを手伝って、配置やイメージなど、雰囲気を変えようと一生懸命。その甲斐あってか、ここ数日売上が少し上がってきているらしい。店の前を通る人、店の中に入ってくる人の心理を考えながら、毎日遅くまで頑張っている。要するに机上で論じている暇があれば、実践したらいいじゃないかという僕ら兄弟はやっぱり父親の血を継いでいるのだなぁと思う。 商店街なんて…、店舗商売なんて…、と、この仕事をするようになってから、非難めいた言葉を耳にする機会が増えた。ある意味ではそれは正論かもしれないけれど、じゃぁ実際に商売をやったことのない技術屋に無店舗でモノが売れるかといえば、絶対無理だと断言してみせる。どこかで聞きかじったような知識でしかモノを言わない未体験型人間の言葉には何の具体性もなく、現実性がない。なにより、相手の気持ちを考えて行動出来るわけがない。そんな空論を主張する相手に対して「負けてたまるか」と思うことこそが、僕の活動のエネルギーであるのだし、発想の根源となっているのだろう。
家族に対して、何がしてあげられるか。
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02/02/11 Mon. 「合奏」 |
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@土曜日。
K住宅のYさんから電話。 言質を取って残したいし、交渉のアドバンテージを取られることが嫌なので、僕はeメールでやりとりの出来る業者で将来お願いしたいと思っている。意外に不動産業界は、eメールを活用しているところが少ない。売り込みの基本は直接会って話すこと、という慣習があるらしく、資料請求でもした次の日には、必ず不動産会社の人間が家までやって来る。ご苦労様だよなぁ。営業やってると、相手の顔色見て「押し引き」を考えるようになってしまう。だから、あまり詳しくはない不動産のことを、その専門の人間と話している時に表情を観察されるのが嫌なので、僕は自分の得意なメールという手段によって冷静に進めていきたいと思うのだ。相手にすればじれったいことだろうけれど、何千万もする買物ゆえに、それをじれったく思って自分たちのペースに持ち込もうとするところとは、残念ながらお付き合いはしない。 比較的うちの近所にある居酒屋さんに初めて入店。考えてたよりも安く、味もその近くにあるS伝と比べれば良い。これから時折訪れる機会がありそうだ。同じ居酒屋チェーンでも、例えば駅前にあるものと幹線道路沿いにあるものでは、後者には家族連れが良く見られるというのが特徴かもしれない。こういうところだと騒がしいのが当たり前なので、多少子供が騒いだ位では気にもならない。親も気兼ねせずに連れてこれるんだろう。でも、煙草の煙を吸い込む機会も多いだろうし、やっぱり僕は親になったとしてもこういうところには連れてこれないだろうな、と、隣から流れてくる煙を鬱陶しく眺めながら、そう感じていた。 じもぴー限定表現で申し訳ないけれど、僕はこの旧神明から伊川谷界隈の町並みが大好きなので、「また来たいな」と思えるお店が増えていくことはとっても嬉しい。「住む」というテーマを考えるときいつも、僕の頭の中ではこの周辺へのアクセスが気軽に行えるものかどうか、を中心に考えている。 イベント(三木)@日曜日。 朝7時にSさん@はじめまして、を明石駅で拾って三木に向かう。ジャスコに行かなければいけないのに、サティに行ってしまう。なんとなくジャスコ=サティと勘違いしていた。ナビの目的地を変更して、サティへ向かう。8時半集合なので、それでも早く着き過ぎた。Sさんは駅で買った朝刊を取り出して読んでいた。僕は睡眠時間の補足。 16時までと聞いていたそのイベントは現地で17時までと聞かされた。がーん。今日は19時から大久保でスタジオを予約しているのに…と思いながら、イベントが始まる。イベント中もずっと「どうすれば19時に間に合うか」を考えていた。"あー、あの道は夕方だと渋滞するから、あれを避けてこう帰ればなんとかなるかぁ"。 イベントならではの人間観察。三木の人たちは測定の結果も良い人が多かった。新興住宅地などのイベントで共通して言えることだけど、そういう土地の人たちは名前を呼ばれても返事をしない人が多い。下町っぽいところだと、みんな返事してくれるんだけどなぁ。これって偶然なんだろうか、それともやっぱり何か関係あるんだろうか。ただ、話してみると温厚な人が多く、一度話し出すと次の人が待っていても話の止まらない人が多かった(苦笑)。 イベント終わりっ。 今日スタジオを予約していることはSさんには言ってあったので、申し訳ないながらも、自宅までではなく、明石駅まで送ることで勘弁して貰う。僕が車を飛ばすことを予想していたらしく、行きはしなかったシートベルトを、帰りにはちゃんとしていたことがとても印象的(笑)。送り終えた頃が18時05分頃で、僕は今から一度家に帰って車を置いて、そこから駅まで走って戻ってこなければならない。電車は26分発。 ダッシュダッシュ。待ち合わせた裕子と美香ちゃんにはその薄着を笑われたけれど、走ってくるにはこれくらいが丁度良かった。なんとか間に合って良かった。大久保に着いて、スタジオに入る前に焼肉屋の営業時間を確かめに行くと…。潰れてた。悲しむ僕と美香ちゃん。裕子はなんだかほっとしている様子。一緒に悲しめっちゅうねん。うぇーん。武部(≠音楽的相棒)の馬鹿野郎。 音楽的相棒とスタジオの前で合流。スタジオの会員登録手続きを済ませて、初めてのスタジオイン。おぉ、スタジオって汗とキスミントの香りがするのかっ!(特殊)。まずそれぞれが場所を陣取って、セッティングを始める。僕は前の練習バンドの忘れ物を、何度か届けてあげる(→忘れ物し過ぎ)。あれ?ミキサーやアンプに繋いでも音が出ない? スタジオのお兄さんを呼びに行く。さすがに手馴れたもので、あっという間に音が鳴るようにしてくれた。うーん、スタジオではキーボードやアンプを無料で貸してくれると聞いていたものだから、当然シールド(ケーブル)の類も貸してくれるんだろうと思ってたら、これは持参が当たり前らしい。知らなかった。一本貸して貰って、一本は音楽的相棒の予備を使ってセッティング。いやー、ここまでで約15分です(焦)。 1、2、3、4で音を鳴らす。うわ、音のバランスがめちゃめちゃだ。すとっぷー。各自ボリュームをいじって、バランスの取れそうな音量を探る。うーん、ホントに試行錯誤だなぁ。でもなんか楽しい。最初の練習ということもあったし、何より今日は「スタジオに慣れましょう」というのが目的だったので、僕らは残りの時間、許される限りみんなで音を合わせあった。一応最後まで通っている雰囲気(この曖昧な表現)なので、各自の個人練習を重ねつつ、さらにグレードアップさせていきたいな。こうして合奏をして、それぞれが次の合奏までの練習テーマを見出す。あぁ、吹奏楽部の時と一緒だ。甦る音の感動。メンバー募集中。楽器問わず。焼肉音楽好き集まれ〜 大久保駅前の八圧屋で焼き鳥。こうして好きな音楽やった後に、気の知れた仲間同士で飯を食うって、最高だね。音楽の話はそこそこに、色んな話題で話は盛り上がる。ここに集った4人、それぞれがホームページをやっている…ということで、僕は、その喜びを大いに語った。こうして4人が集った。同じ時間を過ごした。そして家に帰りそれぞれがそれを綴る。一人のホームページの読者の方が、その仲間のページにも足を運んで、同じ内容を、また異なる表現で読んでくれる。そういうのって、いつも僕が誰かのページを見に行ってて「いいなぁ」と思っていたことなので、実現されていることが幸せなのだ。 幸せって言葉は、安直な表現かもしれないな、と思う。だけど、どんな装飾をしてみせるよりも、今の自分の気持ちに一番しっくりくる言葉だ。単純すぎるくらい僕は今、素敵な人たちといろんなことを共有しあえているなぁと思えた。理想が叶っていくことに感激の日々だ。
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02/02/09 Sat. 「共通」 |
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一つのテーマを掲げて、それに共感して頂ける人たちと交流が始まることが本当に楽しい。 ページの更新で入力する文字数以上に、きっとたくさんの返信を返せる喜び。 色々なメール、どうも有り難うございます。 === Sさんに、頼まれたMDウォークマンをお貸しすると、お礼にお菓子を頂いた。芦屋のお菓子。「うわ、僕なんかが開けちゃって、そして食べちゃっていいもんなんでしょうか」なんて思いつつ、大変美味しく頂く。あー、なんて上品な味だろ。有難うございました。今度お店の場所教えて下さい、とメールする。でもビビリの僕は、きっと芦屋に行くだけでブルブルしてしまうだろ。はたして現金でモノは買えるんだろうか?カードじゃないとお断り、なんて言われたらどうしよう?(あほか…) 久しぶりに骨量の機材を準備して、日曜日のイベントに備える。イベントはとにかく朝が早いのが辛い。今回は朝7時に明石駅に待ち合わせだ。会社に行く日の朝でさえ、8時20分近くまで寝て、飛び起きて8時36分の電車に乗って8時59分にタイムカードを入れるような人間なんですよ、僕は。どれだけの大変なことだか、想像してみてくださいって(甘えやな) 今日の絵しりとりがわからない…。どういう繋がり方してるんだろ? ===
さて、それでは今からN君の家に勉強を教えに行ってまいろう。
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02/02/08 Fri. 「小説」 |
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公に向けて書く場合(ホームページなんかはそう)は、大して気にしない。どんな立場の誰が読んでいようと好き勝手書くし、文章の論理性や表現も殆ど考えずに勢いでばばっと書いてしまう。この日記ページに限定しても、書いてる時間なんて5分か10分そこいらである。推敲なんて作業、「すうこうって読むんだったけ?」なんて間抜けなことを言ってるくらいだから、やるわけもない。 ただ、これが対個人になってくるとちょっと違う。メールなんかだと、一応内容は読み返してるし、この表現が相手にどんな気持ちを与えるだろうかと想像しながら書くようにしている(外すことが多いんだけどさ)。でもまぁ自分の場合は全般にわたって、「書く」ことは好きだけれど「熟考しない」ことが殆どなので、やっぱり小説なんかを書いたりするのには向かないんだろう。途中で絶対飽きるに決まっている。気ままな文章書いてる方が楽なんだろーな。一度小説ってのにも挑戦してみたいんだけどなぁ。話の途中で文体が変わったりしながら(笑) 音楽的相棒が昔高校生だった頃、古文の授業で習った"伊勢物語"を現代版にしたらどんな風になるか…ってな、試み的小説を、当時僕が主宰していたパソコン通信のBBS局に掲載してくれたことがあった。わたしゃそれ見て感動しましたね。同じ16や17の仲のいい友人が、こんなプロみたいな文章書けるんかぁって。あぁ、こいつは絶対大成するよな、そして僕は負け組だなって、すでにその時悟りましたもん(^^;。今はそのパソコンは倉庫の片隅で寝てますが、いつか目を覚ましてあげることが出来れば、是非そのテキストを取り出してやりたいなぁって思います。 === 3連休、不幸なスケジュールで真ん中がイベント@三木。三木ジャスコまで近隣の方は是非お越し下さい。骨測定したげます。
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02/02/07 Thu. 「移動」 |
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三宮の駅前でBECCOというJazzBANDが演奏していたのを聞く。これがまためちゃうまい。たくさんチップを貰っていたのも納得出来る。僕も、チップの代わりに百円だけ当っている宝くじを入れておいた。ウケてくれただろうか?(あほか)。 音楽はええなぁ。今となっては、自分が例え部活動と言えど、毎日楽器を演奏していたことが嘘のようだ。それは、どれだけ愛しい時間だったことだろう。あほやなぁ、もっとちゃんとしとけば良かった。好きを自分の道と出来るように、もっとしっかり考えてりゃ良かった。 === 百貨店に入れているシステムの具合がおかしいということで、京都まで。仕事とは言え、京都にやって来れるのは嬉しい。着いて、1分もしないうちに原因はわかった。データの送受信に使っているPHSのハード的なトラブルだ。これはもう修理するか交換するしか方法はなく、その旨を伝えて百貨店を後にした。 百貨店の人のお客様との対応を横で眺めていると、いつも関心させられる。堂々としていて、自信に満ち溢れている。プロはかっこいいよなぁ。それに引き換え、自分は、そして自分のいる業界はどうだろう? 「それはOSのせいです」「それはハード同士の相性の問題ですね」云々。 事実とは言え、何も知らないお客さんにしてみれば責任転嫁がまかり通るような、そんな世界に思われてるんじゃないだろうか。わかっちゃいるんだよ、実際のところは。だけど、自分としてはどうしても歯痒く思えてしまう。そこまで抱え込むべきではない…と思いつつも、出来るだけ一緒に考えるようにして、次に活かせる自分の経験にしてしまいたい。生きている毎日は、本当に精進であり続ける日々だ。 === 自己紹介で自分の顔写真出すことはあっても、まさか、そんなモノを載せる人がいるだなんて…。有り得ない大胆さに、僕は真夜中にも関わらず馬鹿受けしてしまいました。ドラえもん以上にドラえもんらしい僕の描いた自信作、どうぞご覧下さい。「プロフィール」のページに公開されています(描いた本人は、真剣なんですが)。
ホームページを作り始めたのが楽しくて、今は試行錯誤、色んなことをやっているらしいです。
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02/02/06 Wed. 「濱田」 |
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クラブの後輩でもあり、教え子である濱田から電話があった。数日間、朝の電車で一緒だったのがここ最近見かけないと思っていたら、仕事を辞めてしまっていたらしい。話を聞いていた限り「続けるのは少し厳しいかな」と思っていたので、やっぱりという思いになる。続けることも一つの評価ではあるけれど、早めに見切りをつけられることだって、大切な能力だ。それを一つの経験として、次に臨めばいいと励ましてやった。 彼は今までに自分が教えた中で、一番悪い条件の中から大学合格を勝ち取った生徒であると言える。その当時、朝も昼も夜もなく、自分のスケジュールに余裕があれば毎日のように彼を教えに行った。深夜の0時や1時から授業を始めて、終わるのが朝方という、今から考えれば非常識で、よく体力が持ったものだというようなそんな毎日を過ごしていた。お互いに、それを良く乗り切ったという思いがあるので、今でも彼は僕を慕ってくれるし、僕自身もその経験は自分に自信をつけさせる貴重なものとなったのだ。 社会人となった今も、高校2年生の男の子と高校1年生の女の子を僕は教えに行っている。男の子は、今年受験なので、休日を中心に本格的な受験対策を進めている。実践として、僕の英語はほとんど役に立たないけれど、問題の傾向を掴んだり予想したりすること、そして何より本人が英語を理解出来るように教えることは自分がこれまでの経験で得た特技の一つなので、少しでも頭が柔らかくいられるうちに時間を見つけ、そんな情報を提供していけるような独立したコンテンツも作ってみたいと思う。さて、それだけの時間を持つことは可能だろうか。 === 3つのコンテンツを毎日更新するようになって、「続くの?」と何人かに訊ねられた。3つを毎日というのは、さすがに難しいだろうと思う。自分でルールを決めてしまうと、それに従って行動しなければならなくなるので、"書きたい"という気持ちの衝動に任せながらこれからも更新していくことにしよう。3つのコンテンツについては、文体を微妙に変えながら書いているつもりだが、それも最初だけで、すぐに同じようなスタイルに統一されていくに違いない。ちなみに今日のこの日記については、試しに携帯電脳的傾向の文体で綴ってみることにしたのだが、その違いはおわかりだろうか。
なんとなくやっていることなので、明日からの更新はまた、いつものお気楽なスタイルに戻りたいと思う。
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02/02/05 Tue. 「危険」 |
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面白いページ見つけた。 教材ドットコム。ネット上の様々な"危険"を擬似体験出来るサイト。ちょっと試してみましたが、「こんなんあるあるー」と思うようなそんな悪の仕掛けがたくさん用意されてました(→あくまで仮想体験なので、実際に危険なわけじゃない)。お時間ありましたらどうぞ。 === 雪印の瓶牛乳を一日に2本も飲んだ。僕は雪印の商品が大好きだ。なのに、どうしてこんなアホなんだろう? 先日のサッチーにしろ、雪印にしろ、普通にやってりゃ人並み以上の暮らしが出来るような環境にあるのに、欲を出し過ぎたがために自滅してしまう。僕自身、他人のことをどうこう言えないような欲深い人間であるとは自覚しているけれど、信用を失ってまで益を得たいとは思わんぞ。 === リンクページを、実に久しぶりに更新いたしました。web-hyogoからの移転後、この新しいURLに対してリンクを貼って頂いている皆様のページにもリンクを貼らせて頂きました。もしも漏れてましたら&相互リンクしてやるぞーという方がいらっしゃいましたら、是非教えて下さい。今ならばたのコメント付きです(いらんて)。 ネットを通じて人脈が広がっていく。その基本とも言える「リンク」。大事なことだよなぁと改めてこのページを見直すことにしました。頻繁に更新していきたいと思いますので、どうぞお友達リンク、宜しくお願いしますです。
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02/02/04 Mon. 「公開」 |
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美香ちゃんがホームページを開設したので是非訪れてあげてください。作り始めたところなので、まだ内容は少ないですが、本人曰く「はまった」そうですのでこれからの展開が実に楽しみです。頑張って作ったプロフィールのページでは、きれいに三段オチをまとめています。僕の義理の妹となる人ですので、こちらのページ同様にご愛顧頂けますと幸いです。ぺこり。 ホームページビルダーを使って作っているんですが、このソフト、ひょっとしたら可愛らしいデザインの好きな女性向きなのかもしれないですね。昨日今日、初めて使い始めた人の作ったページとは思えない雰囲気の可愛らしいページになってます。僕もデザイン出来る人になりたい。なりたかった(ため息) @金曜日。 契約決まる。一年以上かけてじっくり提案したものが受け入れられて嬉しい。その、一年以上も前に作った自分の提案書がファイルに綺麗に保存されていて、それだけでも有難いと思えることなのに、自分という人間を信じて契約して貰えることは、いつも一番感動を味わえる時だ。集客力のあるページに自分の提案が受け入れられていくほど、責任感も伴うけれど、心地良い緊張感で気持ちが引き締まってくる。もっともっと、自分の色を注入したい。そして、それが聞き入れられるような人間関係を構築出来ているのだと、ここまでの道を振り返っては、また違う感動を味わうことも出来る。 阪神三宮の駅前で美香ちゃんと待ち合わせ。裕子が帰ってくるのを待つ。頭痛がするという裕子を心配しながら、僕と美香ちゃんでケーキバイキングのお店に引っ張っていく。今日の目的は、美香ちゃんの食べっぷりに癒されること(→詳細は美香ちゃんのプロフィールを参照)。楽しい週末を予感出来るように、この金曜日の過ごし方は殊更大事にしようと心がけている。2人が楽しそうにケーキにぱくついている姿に、すごくすごく安らぐ。ずーっと妹欲しかったからなぁ、彼女とその妹とこうして一緒に行動出来るのはホントーに幸せなんだよ。 ケーキを食べながら、音楽活動の打ち合わせ。スタジオを借りるか否か。美香ちゃんが何度もスタジオに電話で問い合わせてくれた。事前に、電話帳で色々なスタジオを調べてくれていたりして、その気配りに感謝。任せっきりにしちゃかわいそうだから、協力出来ることはきちんとやっていかねば…と思った。 明石まで帰って、2人を家まで送る。裕子の頭痛も落ち着いたようで良かった。送り終わってその帰り道、真っ暗な道から恒例のメールを送ることも忘れない。暗いのは怖い。怖がりのばた。 @土曜日。 明石の本町にある「ふなまち」というお店で焼きそばをお好み焼きを食べる。ここは明石焼きの美味しいお店として、地元の人間の間では有名。明石焼きと言えば「きむら屋」というイメージが世間一般に対してはあるらしいけれど、基本的に地元の人間があそこで買うことはあまりない(らしい)。でも多分、このふなまちというお店を初めて来た人が自力で見つけることはまず不可能だろうなぁ。 裕子の家。まず美香ちゃんの上手になったギター演奏を聞かせて貰い、裕子のWindMIDIを聞かせて貰う。ウインドMIDIは、吹けば鳴る楽器ではあるけれど、ピッチとか表現とか、そういった微妙なものまで演出してしこうと思うと、並大抵の努力じゃ達成出来ないだろうなぁ。それくらいの方が挑戦のしがいがあるのかもしれないけど。結局、来週の日曜日に大久保のスタジオを借りることになった。 美香ちゃんに、簡単にホームページの作り方を教えてあげる。どうやらはまってくれそうな様子。僕は自分の奨めたモノがその人に"すこん"とハマると、大変喜びを感じられる人間なのである。そのためには一生懸命になってしまう。ゆえに、僕の周囲はほとんどがJPHONE使いだし、ほとんどが同じプロバイダを使っているわけでもある。おもろいこっちゃ。ログを見ただけじゃ、誰が来たのかわからない(謎)。
結局美香ちゃんは、この日深夜3時ごろまでページ作りをしていたらしい。 夜は2人でしゃぶしゃぶなんて食べてみた。 @日曜日。 八千代無線で、パソコンバッグが処分セールとして500円で売られていた。これは買っておこうと思って、レジに持っていくとタグが見つからない。延々待たされてようやく購入。処分品の安さに心を奪われたせいもあって、僕は「安いから買う」というのを悟られたくなく、周囲の人にばれないようにレジに持っていったつもりなのに、ずーっと晒し者にされてるみたいだった。きっと、考えすぎだろう。けど、考えすぎてしまうこの性格。 eo64のデモを明石のセイデンでやって貰えることを問い合わせて知り、びゅーんと。その前に、明石駅のステーションプラザで懸賞に応募。セイデンのデモで、その速度にまぁ満足。裕子は郵送で、僕はオンラインでの申し込みを決意して、伊川谷のサイゼリヤ。そこで申込書を書いたり、それとは違う、あるキャンペーンの応募葉書を書いてみたりした。 開通まで時間がかかるのが悲しい。
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02/02/01 Fri. 「性分」 |
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「僕のどこが神経質やねん」 と口では言いながら、しょっちゅうそれを自覚することがある。月が変わって僕が一番はじめにすることは、携帯電話の積算料金・積算通話時間をリセットすることだ。目安となるその表示をしっかり管理しておきたいのでこの習慣は欠かさない。ところが今日の2月に変わる瞬間、僕は23時40分頃から裕子と電話で話をしていた。
「あー、そうじゃないねん…」(イラ) 電話越しに、僕はパソコンの新しいソフトの設定方法を教えていたのだ。自分の良くわかっていること程、人に教えるのは大変もどかしく、「メモリをリセットしなければ…」というのも気になって、僕は長針が短針に追いつこうとしている頃、このまったりとした会話に苛立ちを覚えていた。
(メモリリセットせなあかんがな) どう理解しろと言うのだ? 冷静になれば、それは無茶な話だとわかる。今ならわかる。でも、その時はわからなかった。 「うぁぁぁ、まぁとにかく、またあとで」
慌てて電話を切った僕は、どうにか月初めの儀式を行うことが出来た。 ふー。
一息ついて、僕は改めて裕子に電話をした。 ?? 名前も知らない、留守電センターの女の人の声が虚しく耳に響く。
あれ? 裕子、どうして電話に出てくれないのだろう? 神経質な僕なのに、他人の神経に障ることは平気でしてしまう。
うーん、2月。今月ももうちょい、成長出来る自分でありましょう。
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