2010.03.15 フェイク
シティ ある男のルール ★★
- 「L.A.コンフィデンシャル」、「ブラック・ダリア」などの犯罪小説のジェームズ・エルロイが書き下ろしたオリジナル脚本とのこと。ロサンジェルス市警の刑事を主人公にしたクライム・アクションです。原題は「Street Kings」で、「ストリーキング」ではありません。(^o^)
- 邦題からして、何か大きなどんでん返しがあるのだろうと身構えて観賞したのですが、そうではなく(若干そういう要素が無くもありませんが)、悪名高いロス警察の裏側とそれらの黒幕(=Street Kings?)がのさばる状況を「フェイク」と表現したようです。
- 主人公はキアヌ・リーヴス。ロス警察の荒くれ中堅刑事が似合っているかというと、余りにもキリリとし過ぎていてミスキャストではないかとまずは思ってしまいます。パトカーを運転しながら、ウォッカのミニボトルを飲み干しても様(さま)にはなっていません。
- ストーリー展開は余りにも強引と言おうか、深みに欠け、面白くありません。人がやたらに殺されるのも、見ていてうんざりです。ここで描かれる銃社会が大袈裟でないとしたら、本当に恐ろしいことです。(・・;)
- 黒幕(あの容易に想像が付く男ではありませんよ)は最後の最後に明かされる仕掛けで、なるほどフェイク・シティなんだなぁと感心させられるという塩梅です。
- 主人公の上司に、オスカー俳優のフォレスト・ウィッテカー。ここでもオーバーアクトが目立っていて、相変わらずこの人は大根だなぁと再認識(?)させられます。中盤以降に出てくるイケメン刑事はどこかで見たことがあると思って後で調べたら、「ファンタスティック4」の炎男(クリス・エヴァンス)でした。主人公の恋人や死んだ同僚の妻などの美女を絡ませますが、殆ど意味がないようにも思います。
- それにしても、そろそろもっと面白い映画に出演しないと、イメージがどんどん悪くなって行くよ>キアヌさん。
- (BS-HV)
2010.03.08 フロスト×ニクソン ★★★
- 第81回アカデミー賞(2009年3月)で、ニクソン大統領を演じたフランク・ランジェラが主演男優賞候補となったこともあり、本作を注目していました。
- 例のウォーターゲート事件で現職大統領でありながら失脚したリチャード・ニクソンに、イギリスのTV大衆司会者であるデビッド・フロスト(マイケル・シーン)が単独インタビューを申し込み、米テレビ史上最高の視聴率を記録したという伝説的(?)なTVトーク番組を扱った作品です。原作は舞台劇で、ニクソンとフロストは同じ配役なのだそうな。監督は「ダ・ヴィンチ・コード」、「天使と悪魔」などで名声を馳せているロン・ハワードです。
- このインタビューは、政界に返り咲きを狙うニクソンにとっては自身の正当性を改めて米国全土にアピールするための、またフロストにとってはより高い人気を博するための、それぞれ絶好の機会であった、という風にお膳立てが整っていたのでした。両者ともにブレーンを巻き込んでの駆け引きが展開されていきますが、時々登場人物の後日コメントが挿入され、実録風な仕上がりになっています。当然これらは俳優が演じているので、白々しい感じがしなくもありません。(^_^)
- 見ものは、各2時間の4回にわたるインタビュー・シーン。3回までが余りにもニクソンが優勢に描かれるので、結果を知らない私でも、最後の4回目がどうなるかが分かってしまうのが、本作の最大の欠点と言えるでしょう。他でも事実を脚色したということなので、3回目までは一進一退でどちらに形勢が傾くか分からない演出にすべきだったと思います。また、4回目の起死回生の展開も事実なら止むを得ませんが、いかにもニクソンの不注意さがそれまでの策士ぶりからほど遠く感じられます。
- まあ、それにしてもニクソンの老獪ぶり、海千山千ぶりが際立つこと。フロストからインタビューの提案を受けて、ニクソン自らがギャラをつり上げるシーンには笑いました(60万ドルですぞ!)。ただ、4回目インタビューの前夜、フロストに電話したことを忘れていましたが、あれはニクソンが老人性健忘症にかかり始めていたということを言いたかったのでしょうか?
- フランク・ランジェラはニクソンには決して似ていないと思うのですが、その喋り方など、明らかに本人を徹底的に研究した演技である(多分)ことが想像出来ます。無言での複雑な表情も、とても巧い。残念ながらオスカーは手に出来ませんでしたが。画像をググってみるとマイケル・シーンもデビッド・フロストには髪形以外は余り似ていないようです。
- それにしても、曲がりなりにも米国大統領であった人物を、余りにも哀れな敗者として描くことが出来るハリウッドに、改めて感心することしきりでした。
- (BS-HV)
2010.03.01 マイケル・ジャクソン
THIS IS IT ★★★★
- 2009年6月25日、マイケル・ジャクソンの訃報に接し、死因が薬物と知って、自殺を疑ったのは私だけではないでしょう。しかし劇場公開された本作を見ると、そんなことは100%無かったことが分かります。
- 間も無く51歳になろうとしていた彼が、7月13日スタートのロンドン公演に向けて、いかに注力していたかが、4月から6月にかけての100時間以上のリハーサル風景や舞台裏の記録(つまり本作)から、鮮明にあぶり出されています。特にバックダンサーのオーディション場面は「コーラスライン」を彷彿とさせ、音楽はもちろんのこと、ダンスを含めた全ての演出に完璧さを求めるマイケルを含めた製作者側の熱意が伝わってきます。ダンサーに合格した若者達の喜びようったら・・・。マイケルもミュージシャンに曲毎に色々な注文を付け(時には厳しく、時には優しく)、彼の意図するところに導こうと努力している様が窺われます。
- マイケルのパフォーマンスは、複数のリハーサル・シーンを合成しており、HD映像とSD映像が混在していますが、もちろん音楽とはシンクロしています。しかも口パクではなく、全て生声である(多分)ことに驚かされます。これらのリハーサル・シーンはそれなりに完成度が高いものですが、マイケル自身のボーカルやダンスはある程度セーブされていることが所々で分かります。例えば、「ビリー・ジーン」では、あのムーン・ウォークが披露されないなど。
- 今更ながら、本公演を行うことが出来なかったこと、つまり彼の死が音楽界、エンタメ界にとっていかに大きな損失であったかということを痛感させられます(それほど大ファンでなかった私でさえも)。
- 「スリラー」もニュー・バージョンで披露されますが、舞台のバックに投影するゾンビ達の復活シーンが別に収録されていて、特典映像で見ることが出来ます。併せて、「スムース・クリミナル」ではリタ・ヘイワースやハンフリー・ボガードの古い映画(題名は私は知りません)と合成しているのも面白い。まあ、このシーンのマイケルは余り雰囲気と合っているとは言い難いのですが・・・。
- 他の注目は、一躍脚光を浴びたブロンドの女性ギタリスト、オリアンティでしょう。バカテク振りがとにかく半端ではありません。
- 冒頭、バック・ダンサー達の涙ながらのコメントが映し出される以外は、彼の死については一切触れられていません。マイケルの追悼を全面に押し出した(お涙頂戴)映画としなかったのは、ロンドン公演の舞台監督で本作の監督でもあるケニー・オルテガの卓見であるように思います。
- (BD)
2010.02.20 その土曜日、7時58分 ★★★★☆
- 本作の原題は「BEFORE THE DEVIL KNOWS YOU'RE DEAD」。全文はこの前に「MAY YOU
BE IN HEAVEN HALF AN HOUR 」が付き、「お前が死んだことを悪魔が気づく30分前に、天国に着きますように」と言う意味になります(と冒頭に提示されます)。「お前」とは地獄に落ちるような悪人のことであり、本作はそのような人々の物語です。
- お金に困っている兄弟が、ある宝石店の強盗を計画し実行するも、手違いから悲劇が起こり、更にそれが悲劇を呼び、どんどん奈落に落ちて行くという塩梅です。
- 暗い、重い、辛い、破綻、陰惨、泥沼、絶望、負の連鎖・・・、そんな映画です(どれだけ酷いのだ)。兎に角、見ていて息苦しくなりました(心臓に悪いかも)。レイティングがR-18であるのは、冒頭のベッド・シーンのためだけでなく、この救いようの無いストーリー展開のためとも思えるほど。
- 本作の監督は「12人の怒れる男」、「狼たちの午後」などのシドニー・ルメットで、御歳84歳とか。その年でよくまあこんな映画が撮れるなあと感心させられます。時間軸を変えて、ある事柄を異なる人間の視点から描いて行くという、最近では珍しくない手法が取られていますが、本作ではそれが緊張感にメリハリを付けていてとても効果的。
- 少し腑に落ちない点も幾つか。何故宝石店の店番が誰か、しっかり確認しなかったか。リオに高飛びしようとしていた兄は、何故名刺を渡したか。弟の結末はどうなったか。父親は事実をしっかり確認せずに、何故あの行動に出れたのか。
- 兄を演ずるのがオスカー俳優のフィリップ・シーモア・ホフマン。ここでも怪優ぶりを発揮して、役に見事にハマッています。彼が麻薬を打ちに通う店の男のファッションが印象的。ダメ人間の弟を演ずるのが、イーサン・ホーク。主役も張れる2枚目の彼がこんな役でいいのか・・・。フェロモン全開の兄の妻役は、マリサ・トメイ。45歳には見えない裸体を、惜しげもなく披露しています。父親役が御大アルバート・フィニー。彼のラストの行動が、本作の原題を表しているのでしょう。
- 本作は必ず体調の万全な時に観賞することをお勧めします。また、ゆめゆめ雨降りの日曜日の午後などには見ませんように・・・。(・・;)
- (BS-HV)
2010.02.14 インクレディブル・ハルク ★★
- エリック・バナ主演の「ハルク」にはがっかりさせられたので、本作品にも余り食指は動きませんでした。予告CM等で見る限り、変身したハルクの造形は相変わらずマンガチックであり、SFXの出来も余り良いとは思えなかったからです。
- 興味の的は主演のエドワード・ノートン。あの曲者的演技を行う彼は、どう考えてもこの手の映画のヒロインには似合わないと思ったことでした。まあ、最近は「アイアンマン」をあのトウが立ったロバート・ダウニー・Jrが演じていますから、驚いてはいけないのかも知れませんが・・・。共演はリヴ・タイラー、ティム・ロス、ウィリアム・ハートなど豪華な布陣で、厚みを持たせるよう努力してしていることが窺われます。
- 本作はエリック・バナ主演の「ハルク」の続編でもなく、リメイクでも無く、全くもう一つのハルク、と見た方が良さそうです。背景には軍事目的が絡む科学研究があるのですが、これはよくあるようなお話で何となく取って付けた感じ。要は、緑色の巨大怪物への変身とそのアクションが見せ場なのでしょう。
- ところがこのハルクが全くエドワード・ノートンの面影がないばかりでなく、余りに醜く、その落差に脱力してしまいます。前作で、巨大化したハルクのズボンだけが一緒に大きくなることに突っ込みを入れましたが、本作ではその反省があったのか、大きめのズボンを選ぶシーンがあります。でも、やはりあんなに大きくは伸びませんよね。(^o^) クライマックスはお決まりのティム・ロスが変身したもう一つの化け物との一騎打ち。更に漫画的な展開になります。
- ラストは、あの人物が出てきてビックリ。そうか、同じマーベル・コミック作品ですものね。見る順番を間違えると、あれ、何この人?状態になります。
- 久しぶりに見たリヴ・タイラー、ややドスコイ体型がかってきていて、可哀想にも次第に父親(スティーヴン・タイラー)に似てきていますが、まだまだ美形を保っています。エドワード・ノートンは脚本にも参画しているなど、本作品に入れ込んでいるようですが、彼の才能からしたらやっぱり勿体ないでしょう。
(BS-HV)
2010.02.01 あぁ、結婚生活 ★★★☆
- 1949年(!)という古き良き時代のアメリカを舞台にしており、ヒッチコック的なミステリーも絡めて、中々興味深い展開のドラマと言えると思います。ミニ・シアターでしょうが、一応劇場公開作品です。原題はまんまの「MARRIED
LIFE」。
- 孫もいるような歳(!)のエリート・ビジネスマン(クリス・クーパー)が、愛人(レイチェル・マクアダムス)と結婚するために妻(パトリシア・クラークソン)の殺人を企てるというお話。そこに独身の主人公の友人(ピアース・ブロスナン)が、その愛人に横恋慕してしまうという風に絡みます。
- まずはオープニング・クレジットが良き時代の雰囲気一杯で、中々良い滑り出しです。ゆっくり、ゆっくりお話が進むところもよろしい。殺人の動機がやや説得力が無いこと(身勝手過ぎる!)と、主人公の友人の言動がやや不可解(何故あんなに悠然としていられる?)ではありますが、総じて楽しめる、映画らしい映画と言えると思います。ただ、結末は予定調和となってしまって、もう少しヒネリが欲しかったですね。
- 特に不満も無い妻と、若くて美しい愛人との関係に悩む男の苦悩をクリス・クーパーが好演しています。本作は一応コメディ・ドラマに分類されているようですが、この人の狼のような鋭い眼光を見ていると、とてもコメディには思えません。良い俳優だと思います。愛人役のレイチェル・マクアダムスは、「きみに読む物語」のヒロインでした。ここでは飛び切りの美女に仕上がっています。多数の映画に出演している(気がする)妻役のパトリシア・クラークソンも好演。結局、一番得をする役のピアース・ブロスナン。どうもこの人はジェームス・ボンドのイメージが強くて、何を演じても私は違和感を感じてしまいます。
- 休日の昼下がりなどに、独りで観賞すべき作品です。(^_^;)
- (BS-HV)
2010.01.25 愛を読むひと ★★★
- 2009年度のアカデミー賞でケイト・ウィンスレットが主演女優賞を獲得したこともあり、この作品を注目していました。レンタルしたブルーレイ・ディスクは、「完全無修正版」などという凄い表記付きです。
- 原作は「朗読者(The Reader)」のタイトルで、大ベストセラー小説であるとのこと。ケイト扮する36才の独身女性と15才の少年の、いわゆる「ひと夏の経験」から物語はスタートしますが、その後の展開はそんな青春ドラマとは異なり、ホロコーストが絡む重い展開になります。
- 見終わって、どうもスッキリしないのですな、これが・・・。まずはドイツが舞台なのに、例によって全員が英語を話していること。ドイツ語訛りの英語のようにも聞こえますが、それは意味がないというものです。ケイトの相手役を少年時代及び青年時代はデヴィッド・クロス(新人らしい)が、成人してからはこの手の暗い映画にはピッタリのレイフ・ファインズが演じているのですが、両者のイメージがかなり異なっているので違和感が拭えません。デヴィッドのあの顔なら、成人したらジョン・トラボルタでしょう。(^o^)
- ケイト扮する女性が、職を犠牲にしたり刑期を延ばされても文盲の暴露を避けることに拘ることにも合点がいきませんが、これは元々理解しがたいところのある女性という設定でしょうから、まあ良しとしましょう。成人した男が、セッセとテープに録音して送り込む労を惜しまないのなら、何故最後にあのような冷たい態度に出たのか。あれでは「愛を読んではいない」ではありませんか。冒頭で成人した男(つまりレイフ)が浮気性であることを暗示するシーンがあるので、そのような人間であるということであれば、致し方ありませんが・・・。
- ケイトの老けメイクの出来はイマイチ。彼女あの大胆な体当たり演技がオスカー獲得に貢献したのでしょうが、確かにあの「足」は凄かったなぁ。(^_^;)
- (BD)
2010.01.17 X-ファイル:真実を求めて ★★
- 前作「X-ファイル ザ・ムービー」から10年ぶりに映画化された本作。監督がTVシリーズの製作者のクリス・カーター自身なので、期待できるのではと思いました。見た結果はさにあらず。
- X-ファイルのTVシリーズでは、UFOなどのSFがかった怪奇現象、超常現象などを題材にして、政府の陰謀などと絡ませ、スリリングな展開を見せてくれていました。また主人公のモルダー(デヴィッド・ドゥカヴニー)とスカリー(ジリアン・アンダーソン)の魅力的なコンビと、例の特徴的なテーマ音楽で、私も一時期嵌まっていました。
- 本作は、モルダーとスカリー(老けたのは止むを得ません)コンビと、例のテーマ音楽(ロック調にアレンジされていましたが)の復活は嬉しい限りなのですが、内容が全くX-ファイル的ではありません。かろうじてサイキックの神父が登場しますが、それ以外はよくあるネタ(よくある、というのがある意味恐ろしいのですが)を使った正統的なサスペンス・スリラーとなっています。ただ、サイキック神父と本題との関係がチグハグにしか見えないなど、脚本もうまく書けているとは言い難い・・・。しかも大掛かりなシーンは皆無で、全くの低予算映画にしか見えません。う〜ん、ちょっと違うんでないかい・・・。(-.-)
- モルダーとスカリーがいきなりベッド・インしているのにビックリ。いつからそんな仲になったの?(・・;)
TVシリーズでは二人の間には恋愛感情的なものはなかった(少なくとも表現されてはいなかった)と思いますし、前作の映画作品でもキス寸前のシーンはあったものの、寄らず離れずの関係が二人の持ち味(?)だったのではないかと思うのです。ということで、モルダーとスカリーが深い仲になったことを知らしめるという意味では、本作は価値ある作品と言えるのかも知れません(なんのコッチャ)。(^_^;)
- (BS-HV)
2010.01.10 アバター ★★★★
- 本作は「タイタニック」、「T2」、「エイリアン2」などの名作を手がけたジェームズ・キャメロン監督の12年ぶりの作品であること、3Dによる驚異的映像作品であることなどから、巷では随分と話題になりました。
- 年末、正月は見に行けなくて、ようやく見ることが出来ましたが、狙った上映時間の1時間前に行ったら何と既に満席とのこと。いつも空いている映画館なのに、珍しいことです。止むを得ず次の上映時間のチケットを購入して、また出直したのでした。
- 上映が始まってテロップに促されて3Dメガネをかけると、おお!、文字が浮き上がって見えます(当たり前か)。ストーリ展開は極めて分かりやすくて、安心して見ていられます。アメリカ先住民を迫害した白人の物語、つまりまんま西部劇、と言ったら叱られますでしょうか? 若干偽善的な匂いがしないでもありません。
- 結局、上映時間160分強の殆どが、フルCGによるアニメなんですね。これはもう実写映画とは言えないでしょう。しかもパンドラという星に住むナヴィ族というのが、青色の肌を持つ長身で、眼と眼が離れて鼻がつぶれた、お世辞にも可愛い、美しいとは言えない造形なのです。この容姿を生理的に受け入れられるかどうかが、この映画への感情移入の境目となるでしょう。まあ、私はその醜さは後半には慣れましたけどね。「アバターもエクボ」と言うくらいですから・・・。(^o^)
- 最大の問題は、3Dメガネをかけることによる映像の暗さでしょう。かなり、眼が疲れます。試しに途中でメガネを外して見ましたが、普通に明るく見えます。プロジェクタ方式ではこれ以上に輝度を増して明るくすることは困難なのでしょうが、今後拡大していくであろう3D映画の大きな課題であると思いました。むしろ、ブルーレイ化した2Dソフトを液晶TVで視た方が、鮮やかな色彩が楽しめて良いのではないかな?
- 主人公は「ターミネータ4」でブレイクしたサム・ワーシントン(どうしても、ソーですか、と言いたくなります)。ユアン・マクレガーをワイルドにした感じですが、余り個性的ではありませんね。今更シガニー・ウィーバー大姉御が出て来て活躍するのは何故でしょう?ナヴィ族のヒロインをパフォーマンス・キャプチャー(実際の演技をコンピュータで取り込んでCG化する)で演じているのが、ゾーイ・サルダナ。本人の顔や姿が一度も出ないのは、やや可哀想か。
- ラストはご都合主義過ぎですが、まあ、あれでないと納まらないのでしょうね。次回作も作れるでしょうし・・・。
- エンドロールに現れるスタッフの数の多さに呆気にとられて、劇場を後にしたことでした。
- (劇場)
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