種目によっては出場する選手の年齢制限があります。例えば、スケートは15歳以上でなければオリンピックに出場することができないらしいのです。しかし、15歳の平野選手がスノーボードで銀メダルを取ったことにより、年齢制限は一切必要ないのではないかとの意見が出るでしょう。選手の能力が高ければ若くても出場可能とすべきではないかと思います。
一方で、スキーのジャンプ競技では41歳のレジェンド葛西選手が銀メダルをとったので、高年齢選手の年齢制限が必要との意見は、今後とも出てこないと思われます。
自動車なら四輪でなんの問題もなく、もしも五輪なら走りにくくてしょうがありませんから、四輪とすべきです。しかし、オリンピックの五輪は五大陸を意味しているそうなので、今回のオリンピックの開会式のように五輪のうちのひとつが開かずに四輪になってしまっては困ります。五輪がすべて開花するように気をつけましょう。
開会式で四輪となってしまったことを逆に利用して、閉会式では最初は四輪をつくり、そのあとで五輪とするというロシアらしからぬユーモアを見せてくれました。このような自虐ネタはとても面白いし、失敗を利用するしたたかさを示すことができるので、これからも使われることがあるでしょう。
オリンピックの開会式はとても長かったので、テレビで録画を見ていて途中で飽きてしまいました。開催国の威信をかけるなどと考えるから、あんなに派手で長くなってしまうのです。オリンピックにおいて大事なのは競技であって式典ではないのですから、もう少し簡素に短くした方がよいと思います。
スピードスケートではオランダが大活躍し、オランダ選手が表彰台を独占した種目がありました。50kmクロスカントリーではロシアの選手が表彰台を独占しました。それぞれの国の人たちにとっては画期的なことであり、とてもうれしいでしょうが、他の国の人たちにとっては愉快なことではありません。かといって表彰台独占を禁止するルールを設けるのは難しそうなので、他の国の選手の頑張りに期待するしかないのでしょうね。
フリースタイルスキーを見ていたら、滑っているうちにスキーパンツがずり下がり、下着が丸見えになった選手がいました。意図的にやっているのだと思いますが、みっともないのでやめた方がよいです。みっともないとか、冷えて風邪を引くのではないかとか、そんなことを考えるのは私のようなおじさんだけなのかもしれませんけれど・・・。
日本の女子カーリングの選手がインフルエンザに罹ってしまいました。インフルエンザに罹ったのは一人だけで他に選手には伝染しなかったので、別の選手が出場して競技に参加することができました。もしも二人以上罹ったのなら、不戦敗となるところでした。
次回のオリンピックでも、インフルエンザなどの伝染病が蔓延しないようにする必要があります。
オリンピックが始まる前にマスコミで何度も取り上げられ、金メダルを期待された選手がいます。しかし、浅田選手や高梨選手はメダルを手にすることができませんでした。おそらくプレッシャーのせいだと思います。普通の人には想像できないような強いプレッシャーがかかっていたと思いますので、私には責めることはできないし、とてもかわいそうに思いました。逆に、あまり報道されなかったスノーボードの選手などは、リラックスして競技に臨むことができ、それが良い方向に影響してメダル獲得につながった可能性があります。マスコミは、結果を報道してくれればそれで十分であり、競技前の期待や予測は慎んでもらいたいと思います。
趣旨は異なりますが、結果を報道してもらえれば良いということは、選挙についても言えます。マスコミが選挙の前に党別の議席数を予測することが、有権者の心理にいくらかは影響を与えていると思います。また、マスコミが予想する場合は、各マスコミの主義主張が報道内容に影響しかねません。マスコミに期待することは、判断するための客観的な情報を提供してもらいたいことと、結果の報道です。予測してほしいのは天気予報だけです。
フィギアスケートのキム・ヨナ選手が銀メダルに終わったことについて、韓国はそれを不服として判定に異議を申し立てたそうです。フィギアスケートやモーグルのような審判の採点によって順位を決める種目は、完全に不服をなくすることが難しいように思います。採点基準の明確化など、今までも対策を講じてきていると思いますが、さらなる対策措置はあるのでしょうか?
女子アルペンスキーの滑降競技において、二人の選手が同タイムになり、二人とも金メダルとなりました。百分の一秒まで全く同じタイムなのですから驚きです。
これをきっかけとして、千分の一秒まで計測すべきとの意見が出るかもしれません。技術的には可能でしょうが、人間の感覚では百分の一秒だって意味のある違いと言えないように思います。細かいことを言わずに二人に金メダルをあげた方がハッピーで良いかもしれませんね。