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素数ゼミ



 「素数ゼミの謎」という本があります。アメリカにいる17年ゼミと13年ゼミいう蝉のことは前から知っていました。これらの蝉は、17年または13年ごとに大発生しますが、それ以外の年には地上には出てこないので全く見ることができません。本当に不思議な蝉です。なぜこのような蝉がいるのか、その謎を説明している本のようです。ここで「ようです。」と書いたのは、書店で見かけたものの、買ったわけではなくて一部分を立ち読みしたに過ぎないからです。詳しく知りたい人は本を買って読んでください。そして私にわかりやすく教えてください。(笑)

 素数ゼミという不思議な蝉のことから、私は次のようなことを考えました。


 もしもこの地球上に6700万年ゼミがいたらどうなるだろうか。いや、なにも蝉でなくてもよいのであって、どんな生物でもかまわないのだが、そのなんだかわからない不思議な生物は6700万年前に恐竜を滅ぼしたのだ。当時の地球を支配していた恐竜を滅ぼすくらい恐ろしい生物。長い間、地中の深いところで静かに眠っているが、それが突然地上に大量に現れ、そこにいた生物を食い尽くす。恐竜はその犠牲になったのだ。もしも今年があれから6700万年目の大発生の年だとしたら・・・などと想像すると恐ろしくてたまらない。