Original Shape
“MS-15”
 
       
     自作5号機 MS-15  
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  ⑫水研ぎ~組立   
     
     
5号機計画 2013/9/29      
   5号機はプロジェクトメンバー(中三♀)のギターです。高校の入学祝になる予定です。

プロジェクトのサブリーダー(嫁)からは、お金をかけるなと言うきついお達しが・・・(まあ何時ものことですが)。

と言うことで1ピックアップのスチューデントモデルの製作開始。

デザインはおまかせ(ドラゴンインレイだけはNG)ということで以前に作ったギターの寄せ集め的デザインになります。
ボディー形状はLDのおしり部分をスプリットなしにして・・・。
どこにでもありそうな形ですね。
アンプを通さなくても大きめの音が出るようにホロウボディー構造に。初心者がアンプを通してでかい音を出すと近所から苦情がでそうなので・・・・。
 テンプレート製作~ボディーバック加工  2013/10/27  
   先ずはテンプレートの作成からです。
MDF7ミリに図面を貼り付けて・・・。

   外周を切り抜きます。
   こんな感じに切り抜きました。
  次にホロウボディーの刳り貫き用テンプレートです。
 
  出来上がり。 
  ついでにヘッド用も作っておきます。 
   今回のヘッドはLDとセンターラインで線対称な形になっています。
   アイチ木材加工さんからボディー材が届きました。
左がホンジュラス・マホガニー、右がアフリカンマホガニーです。
並べるとずいぶん色が違います。
今回は右のアフリカンを使います。
   アフリカン・マホガニーのボディー材にセンターラインを引き、その線に合わせてテンプレートを貼り付けます。
テンプレートの外周に、写真の様にMDFの端材を貼り付けます。
   コロ付きビットでギュイ~ンと切り込みます。
外周にMDF を貼っておくとトリマーが傾くことがなく安全です。
  ある程度掘り込んだらテンプレートを外して・・・・・。 
   ホロウボディーの刳り貫き用テンプレートに張り替えて同じくギュイ~ンと・・・・。 
   ものすごい量のおが屑とともにようやく切り出せました。
  裏返してコロ付き ギンナン面ビットで裏面を・・・・。
  コーナーにR付け完了 
ボディー加工の続き  2013/11/6   
  こんな感じのテンプレートを作製します。
何に使うかと言うと・・・。
   一枚ずつ順番に貼り付けては削り、貼り付けては削りして・・・・。
   段段畑の出来上がりです。
  弦裏通し穴の加工です。
ここがずれるとかっこ悪いので慎重に目打ちを打ちます。
 
  ピンバイスと垂直治具を使って穴あけ。
先ずこちら側から板厚の半分強の位置ぐらいまで・・・・。
   裏返してこちら側からも同様に穴をあけしていきます。
0.7mm~1mm~1.5mmまで広げていって・・・。
  そしてストリングブッシュの穴を 8㎜のキリで深さ約10㎜まで・・・。
  最終3㎜のキリで裏と表から無事貫通。 
  コントロールキャビティーの穴もテンプレートを使って無事貫通。 
  サウンドホールの下になる部分も、ネックポケットの深さくらいまで掘り下げて、角を面取りしておきます。
  つぎはジャック穴の加工です。
作業台にジャック穴が真上を向くよう挟んでセットします。
セットする高さは・・
 
  作業台の上に、もう一個卓上作業台を乗せた時の作業面に合わせます。
   そして卓上作業台に24mm穴のテンプレートを貼り付けて・・・。
  トリマーで穴あけ完了。 
穴径が24mmにもなると木工ビットでも木に食い込んだり、貫通時にチッピングしたりして苦労していましたが、一回テンプレートを作ってしまうと楽ちんに穴あけできます。
   ボディーバックの内側はこんな感じになりました。
残っているネックポケットの掘り込みは、ネックが出来て物を確認してからにします。
私の力量ではネックが図面通りできるか不安がありますので゛。
  忘れないうちにジャックプレートや・・・ 
  コントロールキャビティー蓋のビス下穴をあけておきます。 
 ボディーバック加工がまだ続きます  2013/11/18  
  ストラップピンの取り付け座の加工です。 
  下穴をあけて・・・・。 
  カーブしている分を掘り込みます。 
  こっち側も同様に・・・。 
  これは配線用の掘り込みです。 
  こんな感じに掘り込みました。 
   ポットに繫がる穴あけです。
  コントロールバックパネルの座繰り用テンプレートを作製しています。 
  こんな風に両面テープで張り付けて・・・。 
  約2mm強に掘り込み完了。
寸法はレスポール等のスイッチバックパネルと共通にしています。
 
  トッププレートとの接着面をマスキングして内側にウッドシーラーを吹き付けました。 
  オレンジラベルを作製。 
  この部分にタイトボンドを少し水で薄めて貼り付けました。 
  配線溝に導電塗料を塗ります。 
  そして銅箔シールを貼り付けます。 
  ジャック部分にも銅箔を・・・。
   
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