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AVRの動作原理を考えよう |
AVR(Automatic Voltage Regulator)すなわち定電圧(安定化)電源のことですが電子機器を扱ったり電子工作をしたことにある人は、 自作にしろメーカー製にしろ1台くらいはお持ちだと思います。 そんなわけでいまさら作る必要もないかもしれません。 真空管時代には特別な場合以外定電圧電源というのは必要ありませんでした。 その理由は回路のインピーダンスの違いによるものと覚えていても大きな間違いにはならないでしょう。 低い電圧で動作させるためには配線の抵抗とともに電源の電圧変動が大きく影響することが理解いただけましたでしょうか。 いよいよ本題です。 今ここに1.5Vでちょうどよく光るランプがあるとします。 このようなことを自動的にするのがAVR(Automatic Voltage Regulator)です。 先ほどの例では直列に可変抵抗を入れました。このような方式をシリーズレギュレータといいます。
抵抗を負荷に並列に入れる方法もあります。
それをシャントレギュレータ
SWの on,off で電圧を一定にする方法をスイッチングレギュレータといいます。 この大研究では調整範囲が広く原理が簡単なシリーズレギュレータについて考察します。 しかし抵抗損失が大きいのでノイズのないきれいな電源を必要とする実験用電源以外の使用は少なくなっています。 |
【AVRの副産物】 【直流回路の理解】 【 0107 ja1cvf 】 |