いつのまにかマウスの反応が悪くなってます。ローラーの掃除もしましたが、カーソルがついてきません。
同じところで長い間やってるので、磨かれてすべりが良くなってるのかと思い、雑誌をひいてみたりもしましたが駄目です。
新しいマウスの購入も考えましたが、いざ売り場に行くとどれにしたらいいのやら・・・。
そんなわけで、騙し騙し使い続けていたのですが、しばらく前に100円ショップでマウスパッドを見かけて買ってみました。
ぽろぽろと繊維が取れるんじゃないかという心配もありましたが、そんなことはほとんどありませんでした。
それどころか、カーソルが思い通りに動いてくれます。さすがに100円ではマウスは買えませんから、結果的にはお得な買い物でした。
100円でも立派なマウスパッドです。しばらくは役に立ってくれるでしょう。
いよいよデータの移行開始です。今回は最後までです。
私が最初に試みた方法は、あらかじめ同じサイズのパーティションを同じ構成になるように切っておき、
起動できるように基本パーティションを含めてフォーマットしてしまいます。そして、
command.com・io.sys・ごみ箱の本体(recycled)・スワップファイル(win386.swp)以外の全てのファイルをコピーして、
あとはマスターとスレーブを入れ替えて起動するというものです。これといって難しいことをするわけでもなく、
簡単に出来るはずでした。しかし、WinMe を使っていることが災いしまし、フォーマットの段階で躓いてしまいました。
基本パーティションをフォーマットするときには、システムファイルのコピーをして起動できるようにする必要があるのですが、
WinMe ではこれが出来ません。format コマンドからもこの機能が削られていて、sys コマンドは修復専用になっています。
散々悩みましたが、結局この方法は諦めて、HDD に付属していた DriveCopy を使うことにしました。
DriveCopy はパーティションを含め、同じ構成になるようにファイルをコピーするツールです。インストールそのものは至極簡単です。
フォーマットした(してなくても途中で出来ますが・・・)FD 2枚を用意し、
あとは Windows 上でウィザード形式で作業をするだけです。ただし、WinMe の場合は起動ディスクとするために追加作業が必要になります。
まあ、この作業もあっという間に終わります。
インストールが終わったら、1枚目のディスクをドライブに差し込んで、パソコンの起動、または再起動をします。
このとき FDD (PC/AT互換機ならAドライブ)から起動できるようになっている必要があります。
そうしないといつものように Cドライブから起動してしまいます。設定は、BIOS
で行います。やり方のほうはそれぞれ違うので、マニュアルで確認してください。
FDD からの起動に成功すると、DriveCopy のロゴが表示されます。
しばらくすると2枚目のディスクを要求されるので、1枚目と入れ替えます。そのまま待っていても何も起こらないので、
適当なキーを押しましょう。私は Enter キーを押しましたが、多分どれでもいいと思います。うまくいけばデータを読み始めます。
読み終わると Windows95 からのデザイン(たしか、シカゴルックという名称だったと思います)によく似た表示になります。
これで起動終了です。
起動し終わったら、いよいよコピーをします。パーティションが1つだけの場合や、
構成が同じならパーティションのサイズが違ってもいいなら、単純にディスク間コピー
をします。
パーティションを切っておく必要はありません。複数のパーティションを同じサイズ同じ構成にしたい場合は、
パーティション単位のコピー
をします。この方法では、予めパーティションを希望する構成とサイズで切っておく必要があります。
フォーマットは必要ありません。準備が出来たら、あとは実行するのみです。基本的に終わるまでは何もすることがありません。
コピーが終わったら、一旦パソコンを終了させて電源オフにします。コンセントも抜きましょう。静電気も逃がします。
新しいほう HDD のジャンパスイッチを変更してスレーブからマスターにします。
BIOS で新しいほうだけを認識させ、改めてパソコンを起動します。
無事に起動できたら成功です。もし途中で止まってしまった場合は、どこかで処理がぶつかっています。セーフティーモードで起動しなおし、
システムプロパティのデバイスマネージャで、チェックします。私の場合は、途中で一旦起動したときに新しいほうの
HDD が自動認識されたため、その情報とコピー後起動したときの情報がぶつかっていました。
余分なデバイス情報を削除して再起動したところ、無事に最後まで起動処理が進みました。
起動できたら、念のためスキャンディスクをかけておきましょう。余裕があれば完全なチェックをお勧めします。
スキャンしてもエラーが出なければ終了です。古いほうの HDD は、
バックアップを兼ねてケーブルを外した状態で残してあります。もちろん、繋いだままで再利用しても構いませんが、
起動できる IDE HDD が複数あると、
起動するときにトラブルを起こすことがあるようです。使い続ける場合は、MBR
の書き換えをするか、一度パーティションを作り直してフォーマットするなどしてください。
以上で、レポートを終了します。
昨日は長袖でも寒かったです。天気予報によれば、11月並の気温だったとか。ストーブの準備が必要かもと言う考えがよぎりました。
今日も割りと涼しいです。まあ、日向で運動したら熱くなりそうですが。さすがに10月も半ばを過ぎて、秋の気候になってきたのでしょうか。