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韓郷神社社誌

【1章〜3章】 【4章〜8章】 【付録】

【渡来民の氏神様@】 【渡来民の氏神様A】

【渡来民の参考になるサイト】



【渡来民の参考になるサイト】

§はじめに

今まで帰化人という言葉をつかっていたが、数百人という数ならいざしらず、そんな数ではないのが事実であるからには、帰化人という言葉をつかうのはおかしい。渡来民という言葉がふさわしい。

http://www003.upp.so-net.ne.jp/kodaisi/koma.htm をみると驚くべき数字をあげている。それは次のとおりであった。


埴原和郎氏は、日韓古代関係において西暦700年当時、韓半島を経由したアジア大陸人が日本に渡来したが、当時の移住者(渡来人)と日本原住民の割合は80〜90対10〜20くらいで移住者の方が圧倒的に多かったという見解を示した。


考えてみると確かになまはんかな数ではなかったはずである。埴原さんのおっしゃる考え方は何を根拠にしているかわからないけれども、安田徳太郎さんの南方起源説をみていると基本的にはみんな渡来人であった。

ジャパンナレッジで帰化人を調べてみると渡来人の項へうつるようになっており、ことに古代史においては渡来人を使ったほうが本来の意味にあっていると思う。


渡来人…(日本大百科全書による)

主として古代に朝鮮・中国より日本に移住してきた人々の総称。その子孫をも含めて用いる場合もある。従来「帰化人(きかじん)」ともいわれたが、近年の日朝関係史や古代史の研究を通して「帰化人」の呼称を用いることの弊が説かれるようになり、かわって「渡来人」の語が使用されるようになり、今日定着している。

「帰化人」史観の問題点
「帰化」という語は、もともと古代中国の中華思想に基づき、周辺の異民族が中国帝王の王化を慕って帰順し、その国家的秩序に従うことを意味したが、7世紀末〜8世紀に中国の国家制度に倣って律令(りつりょう)国家を樹立した日本の支配層は、同時にそのような中華思想も受容して、それ以前に海外から日本に移住してきた人々をすべて天皇の徳を慕って「帰化」したものとみなした。すなわち、古代の渡来者を一括して「帰化人」と称するのは律令国家支配層の歴史観に基づく見方であって、7世紀以前の日本列島にまだ帰化すべき国家の確立していない段階の渡来者に用いる歴史用語としてはふさわしくない。また「帰化」の語は、今日においても外国人の日本国籍取得を意味する法律用語として用いられるが、明治以降の「帰化人」の多くが朝鮮人・中国人であり、これらの人々を日本人と異なる、差別・蔑視(べっし)されるべき人々とする偏見が、日本の朝鮮・中国に対する植民地支配・侵略の思想的背景にあった。古代の渡来者を「帰化人」とみる歴史観は、このような東アジア近隣への日本の支配を歴史的に遡及(そきゅう)させて正当化していこうとする誤った観念に陥りやすいという指摘も考慮されるべきであろう。


日本の文化の基礎は大陸文化によって成り立っていることは誰しも否定しない。だが、文化の伝承内容についてはいろいろと明らかにされてきているのに、渡来民については明らかではない。

韓郷神社についても渡来民が信奉してきた神社であるという発想については根拠がはっきりしないということで積極的な肯定がみられない。血筋からいえばことに韓国と日本は親戚なのであるし、南方諸族とも親戚なのである。それなのに親戚意識となるとそこまでの知識もないし、そうした環境にもおかれていなかったから同胞意識よりも阻害感覚のほうが大きくなっていたものと思う。

良い悪いのレベルではなく無知と偏見からうまれていたことだろう。

渡来人について調べようとするのは自分たちの先人の真実の姿を求めたいということからである。国際関係においてはいわゆる“国益”という言葉は、自分たちのためだという意識になっているからであり、自分たちという意味内容については無意識のうちに無関心になっている。“国益”という言葉は、実はえて勝手のわがままそのものの意識といわなければならない。

“渡来人について調べている”ほとんどの人は親戚意識に支えられて調べようとしているのだろう。渡来人についてのホームページは実に多い。

§参考になるサイト

【高麗神社】

【高麗神社】

【高麗王若光と曼珠沙華】

【高麗神社・聖天院】

【大磯・高麗神社】

【武蔵と相模の渡来文化】

【御船祭(大磯町無形文化財)】

【関東の渡来の史跡】

【山梨県と韓国・朝鮮】

●以上は【帰化人の氏神様A】にのせたものである。続いて その他のものをあげてみる。

【古代史倶楽部yokosuka】

【邪馬台国大研究】l

【神奈備】

【るいネット】

【古代史の扉】

【飛鳥の扉】

【文献史学研究室】

【歴史サーチ(歴史HP総合検索エンジン)】

【出雲から世界へ】

【出雲ワンダーランド】

【神社 anecs】

【高句麗語の研究を勉強する】

【玄松子の神社の記憶】

【日本の神の名の事典】

【古代のロマン】

【古代史散歩】

【謎解き日本史】

【古代史の散歩道】

【真の『万葉集』】

【古代史を見直そう】

【倭国物語】

【大倭穴友会】

●以上のサイトは最初の古代史倶楽部にのっているリンクを載せたもの。続いてその他のサイトを載せます。

【朝鮮文化をたずねる(とびら)】

【スサノオの秘宝(1‐2)】

【スサノオと国譲り神話】

【ポリネシア語で解く日本の地名・日本の古典・日本語の語源】

【ヤポネシア:日本人はどこから来たのか】

【インターネット博物館・倭人の形成トップページ】

【韓国新羅神社とグロ】

【宮大工の口伝】

【木の神(伊太祁曽神社)】

【木の神・スサノオ】

【近江渡来人倶楽部】

【古事記と日本書紀の船の辞典】

【古代の朝鮮と日本】

【北武蔵・比企地方の渡来文化】

【高句麗語の研究を勉強する】

【山梨県と韓国・朝鮮】

【邪馬台國研究本編(日本神話・その3)】

【邪馬台國研究本編】

【曽尸茂梨(ソシモリ)考】

【多氏渡来人説】

【大阪をひらいた渡来人】

【大阪と朝鮮半島の2000年】

【渡来妖怪について】

【渡来人研究会】

【日本人はるかな旅展】

【飛鳥・奈良は渡来人が造った都】

【東南アジアをめぐる徐福】

【徐福伝説】

【下野の渡来人】

●まだいろいろと役立つサイトがあるかもしれない。追加して参考にすればよい。

   

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