「開発設計費用全額負担サービス」のご案内
今回新たに「開発設計費用全額負担サービス」を始めました。
近年長引く不況のため、電子回路基板や電子機器の開発受託件数が減少しております。
新しい電子機器を作りたいと考えても、先の見通しが困難となっている現状では、回収の見込みがない「開発・設計費」を掛けてまで作ろうとは思えない状態となっているようです。
電子機器開発のニーズがあっても、これに投資出来ない現状を何とか出来ないか?と考えました。
そこで思いついたサービスが、今回ご案内させて頂きます「開発設計費用全額負担サービス」(以下、本サービス)になります。
本サービスは、本来製品開発を行う場合、大雑把に分けますと「設計開発費(技術文書作成費を含む)」「試作品製作費」「試作品材料費」「直接・間接経費」という費用が掛かりますが、このうち大きな比率を占める「設計開発費」を弊社が負担をし、その他の経費のみを戴くというサービスになります。
これは頂いた仕様書を基に「弊社独自開発品」として開発設計を進めることで、お客様が本来負担しなければならなかった「設計開発費」を無くしてしまうという狙いがあります。
しかし「弊社独自開発品」となってしまいますので、お客様には全ての技術データ(回路図・パーツリスト・ソースコードなど)が提供出来なくなります。(ただし、機器使用上必須となる技術データはお渡しします。)すべての技術データは弊社が権利を保持いたします。
この点をご理解いただける方のみ本サービスがご利用いただけます。
(技術データが必須の場合は、通常の開発受託サービスをご利用下さい。)
開発後にこれらの技術データが必要となった場合、この開発で実際に掛かった開発設計経費を全額お支払いただければ、すべての技術データを提供致します。
(開発後に通常の開発受託サービスに変更することが可能です。)
本サービスをご利用して出来た製品は、依頼主のお客様のみ提供し、その後の修理などのアフターサービスも弊社が責任もって対応いたします。
またその商品の量産もいつでも対応可能です。
お客様と技術データは万全を持って保管いたします。
「開発設計費用全額負担サービス」の利用条件
本サービスには下記の利用条件がございます。なお、使用条件につきましては予告なく変更する場合があります。
(1)「開発対応に関する重要なお知らせ」(ウェブトップページ参照)に記載したものに当てはまらないこと。
(2)弊社が開発費用を全額負担するため、開発品の全ての技術データ(回路図・パーツリスト・ソースコードなど)をいかなる理由があっても弊社は提供・開示しないことに同意して頂ける方。
(3)開発設計のすべてを弊社が受託出来ること。
(4)依頼人の郵便番号。住所・氏名・電話番号・所属先(個人は無くて可)が明記されていること。またメールアドレスがフリーメールアドレスおよび携帯電話メールアドレスではないこと。
(5)依頼内容が各コースで規定した制約の範囲を超えていないもの。
(6)弊社と直接お取引が可能なお客さま。(中間業者を介することは不可。)
(7)本サービスにおいて開発された機器の量産を弊社が行うことに同意して頂ける方。
「開発設計費用全額負担サービス」各コースのご案内
本サービスでは、開発を依頼したい製品により2つのコースを用意いたしました。