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最終更新日:2023年07月14日

田村電子工房ウェブサイトへようこそ!!


2002年3月16日旧サイトテスト運営開始 2002年3月18日旧サイトオープン!
2013年7月22日引っ越し&リニューアルオープン!
2013年8月1日ネットショップ開店!ネットショップは只今休業中です。
Season26絶賛営業中!!

ごあいさつ

 弊社ウェブサイトをご覧いただきまして、ありがとうございます。
 弊社は、産業用・試作用途向けの電子機器の開発・設計・製造を群馬県高崎市で行っている弱小零細個人事業です。
 「田村電子工房とは何ぞや?」と興味を示された方は、どうぞ本ウェブサイトをご覧ください。


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3年ぶりの更新ですが、相変わらず魚カウンタやっております。

田村電子工房謹製魚類行動数計測システムは、
2023年度まで新潟県1カ所、北海道8カ所、岐阜県1カ所、徳島県2カ所にて
計測実績がございます。

 ウェブサイトの更新をまた3年放置しておりましたが、この間に新たに徳島県にて計測を行ったり、計測個所も徐々に拡大しつつあります。
 徳島においては、岐阜のイワナ以上に小型な稚鮎や、田んぼ魚道を行き交う水生生物の測定を行ったり、北海道ではサケ以上に大型魚であるイトウの計測も行いました。
 また、実際に移動する魚を撮影するために長時間ビデオ録画ユニットも製作しました。(こちらは市販の防犯カメラシステムを採用しました。)
 測定箇所が増えるにつれ、遠隔地に設置したカウンタが正常に機能していることが確認できる機能の要望が高まりつつあるため、2023年度中に魚カウンタに接続ができ、カウンタの状況をメール(LTE回線を使用)にてお知らせできる追加ユニットを開発中です。

通信機能追加ユニット(試作品)TEAFCS-LTEPAC-BEカタログ
(開発中につき参考程度の資料になります。)



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こちらは長時間ビデオ録画ユニットになります。

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上記録画ユニットに接続出来る簡易水中カメラ(側面2ch)も作成しました。


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これらを使用し徳島県にて稚鮎の遡上調査を実施しました。



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北海道余市郡仁木町にて簡易布魚道を使った調査も行いました。

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こちらのシステムは魚道の出入口にセンサーを仕掛けておりますので2ch式ソーラー発電内蔵システムを使用しました。



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電池交換の手間を減らすため、このような太陽光発電装置を設置しております。



サケカウンタ、イワナカウンタになる??!

田村電子工房謹製魚類行動数計測システム(魚類自動計測システムより名称変更)
2018年度は新潟県1カ所、北海道2カ所にて、2019年度は新潟県で1カ所、北海道2カ所に加え、計測対象魚をイワナとしたカウンタを岐阜県に1カ所設置しました。
現在2020年度の計測準備中です。(7月より一部で試験的に計測を開始しました。)

 ウェブサイトの更新を永らく放置してしまいましたが、未更新期間中も弊社は通常通り営業しておりました。その中でも弊社謹製「魚類行動数計測システム」も第2世代器の開発を進め、2018~2019年度に実際に現場に投入し計測活動を行いました。
 2019年度では、いままでサケ・マスといった比較的大型(60[cm]前後)の魚についての調査を行ってきましたが、初となる小型魚(20[cm])を対象とした「イワナカウンタ」による行動調査を行いました。


新潟の調査ポイントには上流側に巨大なトラップが設置されるようになりました。


北海道の調査ポイントは2018年に移動しました。(2020年7月より試験的に調査開始しました。)


誘導路も魚道に合わせて変更されております。


2019年に上記調査ポイントより上流地点でも計測を行いました。


こちらも魚道の構造に合わせた誘導路を設置しております。


キャンプ中ではありません・・・2019年より調査を始めた岐阜県の「イワナカウンタ」です。


「イワナカウンタ」は内蔵バッテリーのみで動作する「完全独立型」となっており、この現場では2チャンネルのセンサー入力をもつタイプとなっております。


小さいながら並列2ルートある誘導路です。


こんな感じで遡上します。


生体調査のために一時的に捕獲したイワナです。(調査後すべて放流しました。スタッフがおいしく・・・ではないです。)


 2020年度はバッテリー交換の回数削減のために太陽光発電装置を内蔵したタイプと、完全独立型(バッテリーと太陽光発電装置で駆動)の長時間ビデオ撮影システムを投入予定です。(現在鋭意開発中)
 さらに簡易布魚道の効果検証のために新たに1カ所設置個所が増える予定です。

 本システムがいまだ不明点が多い魚類の行動調査や、本装置の目的の一つでもある河川構造物が自然環境に与える影響の客観的な調査に広く使われることで、多くの魚類に関する謎や、河川事業の効果的な発展の一助となれるように、計測の安定性向上と更なる機能向上をさせたいと考えております。


田村電子工房謹製シリーズ第3弾!!
魚類遡上自動計測システム データロガータイプ
2017年11月より、冬の北海道にて稼働開始!!→都合により1ヶ月ほど早く測定が終了し、12月下旬に装置を撤去しました。

 田村電子工房謹製シリーズ第3弾は、今まで弊社にて製作してきた「パソコンを介して」データ収集を行う方法の場合、どうしても商用電源の供給が必須となっていたのですが、今回「電源が全くない冬の北海道にて遡上調査を行いたい」というニーズにお応えすべく、計測する現地ではパソコンを一切使用することなく、遡上データのみを収集する「データロガー」タイプを開発しました。
 遡上データはデータロガータイプ本体に内蔵されたUSBメモリに直接保存され、データ回収はパソコンと専用ケーブルを接続させることで行い、付属の分析ソフトウェアにて遡上判定を行います。
 2017年11月に設置が完了し、遡上調査が開始されました。



 センサーへの誘導路は、設置された魚道に合わせコンパクトな作りになっております。



 今回のシステムは、従来ではデータ収集に使用していたパソコンを廃し、データ収集機能に特化した「データロガータイプ」としました。



 また設置個所に電源が無いため、今回のシステムはすべてバッテリーのみでの駆動となっております。
 上写真のものは「データロガー」と「バッテリー制御ユニット」を1つの防水型トランクに収めた「データ収集ユニット」としており、このユニットにセンサーと外部電源を接続することで、すぐにシステムが設置できるように工夫しました。



 システムを動作させるのに重要なバッテリーは、上記の防水型トランクに収めており、1パック当たり約9日間動作することを見込んでおります。
 本システムに接続可能なバッテリーパックは最大4パックまでなので、約36日間無交換で測定し続ける見込みとなっております。(大変寒い場所なので、バッテリーの出力低下もあり、どこまで使用し続けられるかが、今回の測定において重要な確認箇所になっております。)



 設置場所の気温は、最低で-20℃を下回ることもあるということなので、システム全体を厳寒から保護するために専用の「観測ボックス」も製作しました。
 構造は温室とほぼ同じであり、日中の太陽光でボックス内を温め、明け方ごろ最低気温になる時に冷えすぎないようにしております。またこれに合わせ出来る限り氷点下にならないように「潜熱蓄熱材」を使用し、温度変化が急激に起こることで発生する不具合にも備えております。

 測定期間は、来年2018年1月中ごろまで行い、いままで不明であった厳寒時のサケの遡上動向を調査し、この中から野生のサケがどれだけ含まれているかなどの研究に活用される予定です。


 余談ですが、設置当日NHK様の取材があり、その模様が北海道ローカルにて放映され、さらに午後11時の全国ニュースでも放映されました。
 「サケカウンター」と紹介されたため、早速いろんな所でネタにされておりました・・・こういうの大好きです!(笑)
 「魚カウンター」「サケカウンター」ともに検索かけますと、検索結果の画像のほとんどが「居酒屋のカウンター」になってしまうので、「サケカウンター→酒カウンター」は当たらずとも遠からずですかね。(私も先行で設置している新潟の調査では、調査データの回収の後に地酒を買って帰っていますので・・・あっっ!北海道の地酒を買い忘れた!)


 測定期間中は-17℃に達することもありましたが、システムは停止することなく順調に測定し続けることが出来ました。


田村電子工房謹製シリーズ第2弾!!
動画撮影機能付き魚類遡上自動計測システム
サケ遡上調査 2017年度も9/10より開始!! →台風21号にて魚道が土砂に埋まる被害を受けたため、現在計測停止中。→復旧されぬまま残念ながら計測終了。

 田村電子工房謹製シリーズ第2弾としまして、従来からあった抵抗変化式遡上計測装置に、弊社にて動画保存機能を加え、さらに現場の状況に合わせ多くの機能を追加し、問題となっていた誤カウントを極力減らす工夫を加えた「動画撮影機能付き魚類遡上自動計測システム」の本格計測を9月10日より開始しました。


(↑ 新潟県のとある魚道に設置したセンサー誘導路)


(↑ 動画取得機能付き魚類遡上自動計測システム本体)

 本方式の魚カウンターを長年研究されている某大学様とご縁があり、実用化装置および分析ソフトウェアの開発を担当させて頂いております。

 3シーズン(2013~2015年度)に渡り、実用時における問題点やユーザー様のご要望を取り入れつつ、実証実験を行い、今年度において1つの完成形として本システムを開発し納品致しました。

 本システムの最大の特徴は、「魚に与えるダメージが極めて少ない」ことと「河川の濁りに関係なく測定できる」ことです。
 河川水の抵抗値を測定するためセンサーには直流電圧を加えておりますが、電圧値は最大で5[V]と少なく、これによって魚が感電することは全くありません。
 抵抗変化型である為、河川水の濁りに強く、魚に最もダメージを与えない方法である「画像検査型」において測定できない環境下(夜間/濁り)であっても、安定して計測が行えます。
 抵抗変化型の最大の弱点でもある「魚種の識別」については、センサーと連動させたカメラにて動画を反応期間中のみ保存する機能を、本装置に持たせております。動画サイズは最大1920×1080ピクセル(フレーム数最大30フレーム)まで設定が可能となっております。(本装置には、データ保存用ストレージとして3[TB]×2台のハードディスクを搭載しております。)


(↑ 2015年11月頃の1日分[0:00~23:59]の波形データ)

 本装置において速報値の結果判定を行っておりますが、前出のように「魚種の識別」が出来ないため、本装置で得られた動画データと専用分析ソフトの結果を比較して、おおよその判定が行えます。(「自動計測」としておりますが、現状では「全自動」とまではいかないのが現実です。) 分析ソフトに表示された波形と動画データにより判定を行いますが、比較的短時間で判定作業が出来る工夫を行っております。

 今回は大規模事業者向けに長寿命・高耐久性を高め、かつ電源の瞬停/停電に対応させるため、無停電電源装置(UPS)を内蔵している為、遡上計測装置としては高価なものとなっております。本方式(抵抗変化型)の基本コンセプトである「初期投資が安く」「運用コストも安く」ということを重視し、「魚にやさしい」遡上調査の普及をお手伝いするべく、さらに「お求めやすい」「使いやすい」遡上装置の開発を進めております。


高解像度(1280×720 30fps)で撮影した例


低解像度(320×180 30fps)で撮影した例


夜間撮影(320×180 30fps)の例


河川水に濁りがある場合の例(320×180 30fps)
濁りがありますと識別が非常に厳しくなりますが、センサーが反応する限り撮影は行われます。




※実際の取得画像例(2016年11月頃撮影)

田村電子工房謹製シリーズ第1弾!!
CCDカメラ照明専用12chPWM方式LED調光ボックス
TEALEDBOX-12030-12VおよびTEALEDBOX-12030-24V販売開始!!

田村電子工房謹製シリーズ第1弾としまして、画像検査装置で使用されるCCDカメラのLED照明制御用ボックス「TEALEDBOX-12030-12V」および「TEALEDBOX-12030-24V」の販売を開始します。



主な仕様は下記の通りになります。(2モデル共通項目)
●調光方式:8bitパルス幅変調(PWM)方式(255段階調)
●PWM周波数:250[KHz]
●LEDチャンネル数:12チャンネル
●調光量指定方法:操作ダイアルおよびシリアル通信
●LED点灯/消灯制御:外部IOによる偶数/奇数列一括制御かシリアル通信コマンドによる方法

モデル別のLED電流出力は下記の通りです。
●TEALEDBOX-12030-12V:奇数列の合計が1[A]、偶数列の合計が1[A]まで
●TEALEDBOX-12030-24V:奇数列の合計が0.5[A]、偶数列の合計が0.5[A]まで



なお、本製品試作品の取扱説明書はここからダウンロードすることが出来ます。
この取扱説明書の仕様は「10[V]出力」となっておりますが、今回販売するものは「12[V]」および「24[V]」出力となります。
また試作品(上記写真)は「ファンレス」となっておりますが、販売品には「排気ファン」が背面パネルに搭載されます(丸型コネクタの辺りに実装予定)。→2015年秋より「ファン付」モデルを出荷開始しました。

価格はサンプル価格で、\96,120(税抜\89,000)になります。
また数量割引などがございますので、こちらまでお問い合わせください。御見積書と納品日などをお知らせ致します。

お支払いは、「宅急便コレクト代金引換」がご利用出来ます。(送料手数料は無料です。)

お仕事渋滞情報(不定期更新中!)2020/7/15現在

2020年7月15日現在 自社開発品(魚類行動数計測システム)の開発・製造に入っており、8~9月頃には現地での設置となる予定なので、この期間中の対応は厳しい状況ですが、これ以降の納品であれば対応は可能です。なので

 お仕事大募集中です!

 左「おしながき」メニューの「商談お問い合わせ」ボタンよりお問い合わせ方法をご確認ください。
 なお「商談お問い合わせ」メールより商談以外の営業メールを送りつける業者が存在しますが、お問い合わせのページに記載している通り、返信致しませんし、そのような業者とはお取引することは全くありませんので、営業メールは送らないよう宜しくお願い致します。


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ごあんない

 弊社では、試作品の開発の他に、生産設備に使用する電子機器の開発や、ケーブル・ハーネスの製作、電子機器の組立および配線作業なども請け負います!要するに「電子機器」周りのことなら、何でもお手伝い致します!(ただし個人事業主が出来る範囲での内容に限ります。)ホビー用途の製品開発につきましても、内容次第になりますが対応致します。(少量・数量限定であれば生産まで対応可能です。)

 電子回路およびプログラマブルデバイス論理回路の設計は\20,000(税抜)からマイコン応用製品は\100,000(税抜)からとなります。その他の製作作業はその都度御見積致します。(設計単価は1時間当たり\5,000(税抜)、製作単価は1時間当たり\3,000(税抜)からとなります。)
 製品の規模にもよりますが、回路図面やソースコード等の技術資料を提示しないことを条件に、設計開発費用を無料または減額致します。
 技術資料の提示有無によって設計開発費を抑えることが出来ますので、まずはお問い合わせ頂ければと思います。

 異業種で電子回路を設計・製作することが出来ないが、考えた電子機器を使いたい!または製品化を検討したいとお考えの方は、是非お問い合わせください。
 なお開発期間についてですが、通常材料入荷などを含めますと約2~3ヶ月ほど掛かります。ご依頼内容やその時のお仕事の混み具合にもよりますが、6か月以上掛かる場合があります。お急ぎの方はその旨をお伝えください。対応可能かを検討させて頂きます。お仕事が空いている状態であれば最速で対応させて頂きます。


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1回きりの試作品や、数台で終わってしまう検査装置に、高額な開発費を掛けるのはちょっと・・・と思う方へ、

田村電子工房なら電子機器の開発・設計費がゼロになる?!

うまい話には裏(わな?)がある!?



◎決済のお知らせ!!
 弊社取引方法に従来の「銀行振り込み」の他に「宅急便コレクト代金引換(現金のみ)」が追加されました!
宅急便コレクト

 限度額30万円(税込)までのお仕事ならば、製品お届けの際決済出来ます。
 個人の方はもちろん企業様のご利用も可能です!

更新履歴

2023年7月14日 3年ほど放置してしまったサイトを、とある理由によりひっそり更新。
2020年7月15日 約2年ほど放置してしまったサイトをひっそり更新。
2017年12月29日 ネットショップ休業期間を再開未定に変更。その他こっそり更新。
2017年11月21日~22日 田村電子工房謹製シリーズ第3弾の設置作業が完了したので、詳細事項について公開。ネットショップ休業期間を延長。その他こっそり更新。
2017年10月31日 田村電子工房謹製シリーズ第3弾を発表。ネットショップ送料改訂に伴う変更。
2016年9月16日 田村電子工房謹製シリーズ第2弾を発表。その他こっそり更新。
2015年6月6日 田村電子工房謹製シリーズ第1弾を発表。その他こっそり更新。
2015年3月3日 お仕事渋滞情報を更新。ネットショップの「最低お取引金額」を改訂。
2013年10月19日 ネットショップの「送料」「支払手数料」サービス範囲を改訂
2013年8月01日 ネットショップこっそりオープン!
2013年7月24日 会社案内に補足説明を追加。細かいところを修正。
2013年7月22日 前代未聞?の新サービスのご案内を追加
2013年7月17日 作業中にもかかわらずプレオープン!

開発対応に関する重要なお知らせ

弊社では、下記に示すものにつきましては、いかなる理由があっても対応することが出来ません。ご了承ください。

(1)不特定多数に向けて販売を目的とした、「民生用機器」。
(2)軍事用、およびそれに付帯する電子機器。
(3)生命維持を主たる目的とした医療用機器(人体に装着する用途も含む)。
(4)使用目的が不明瞭な装置。
(5)弊社が独自に不適と判断した開発物件。
(6)海外に輸出する装置。(日本国内での使用に限定)※現在、該非判定書作成対応を検討中です。
(7)お取引条件が「手形決済」のみの場合。(現金決済範囲内のお取引は可能です。詳しくはお問い合わせください。)

 本件につきまして、ご不明な点がございましたら、お問い合わせ下さい。

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