心に思ったことのタイトルバー

ワーキングホリデーから帰ってきて僕は強くなったと思っていました。
1人でいることも平気になりました。
『誰にも頼らず自分の力で生きていこう!』って...
誰かに何か言われても
全然、平気で『だから何だよ!』っていつも思ってた。
恐いものなんて、なかったです。
なかなか立ちあがろうとしない人を見ると
『何だよ!こいつ』って思ってた。
孤独なんかに負けるなよ!...って。
だって自分はそれを乗り越えてきたから、、、

自分さえ自信を持ってしっかりしていれば
『別に1人でもいいや!』...って思ってた。
自分の世界に入ってた。人を粗末にしてた...
そういう自分に酔っていました。
そうやって自信を持とう!と思っていました。
悲しいことですね。

その頃、僕がずっと尊敬している人からこう言われました。
『土肥君は強くなったよ!』
『けど今の土肥君ならオーストラリアに行く前の土肥君のほうが
ずっとよかったよ』 ...と
僕はオーストラリアで自信はつかんだ。
けどもっと大事なものを置いてきてしまったんだな...と思いました。
けどそれを認めたくない気持ちもあって...

大事な友達も無くしました。
それは自分から離れていきました。
『分かってくれないならそれでいい、、、』
そう思っていました。

そして誰一人、自分の周りからいなくなった...
そして遠くがみえるようになった。

そのとき、いろんなものが見えてきた。
自分の本当にほしいものが...
それは『やさしさ』でした。
気付いた時には、僕は独りぼっちでした。

淋しかったです。

けど、ずっと強がってた。
弱い犬が吠えていたんだと思います。
ほんとは恐いのに『助けて!』と言えなかった。

ほんとの強さとは弱さを認めることですもんね。

それからもう1度、会いたいと思った友達には素直に謝ることにしました。
手紙や電話で...
もちろん、以前のように戻れなかった人もたくさんいたけど...
だって最初に離れていったのは自分だったから...

けど僕の人生の中で
1度でも僕に優しさをくれた人は皆、僕の恩人だと思っています。
だから今は今まで出逢ったすべての人に感謝しています。

ありがとう!

だからいつも感謝の気持ちをもって人に接していこうと思う!
やさしさや思いやりを大切にしていこうと思う!

だってそれは僕がほんとにほしかったものだから...

善き羊飼いの教会
善き羊飼いの教会  (レイク・テカポ)
開拓者たちが1935年に建てたそうです。
レイク・テカポ
レイク・テカポ (ニュージーランド)
ニュージーランドの代表的な景色です。
バウンダリー犬の像
バウンダリー犬の像 (レイク・テカポ)
開拓時代、犬たちも人間に交じって貢献していたんですね。同じ仲間なんですよね。
湖面から見た雪山
湖面から見た雪山 (レイク・テカポ)
湖面に映る雪山がきれいでした。空気がすごく澄んでいて気持ちよかったです。
@もう1度、この文章を読む
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