善光寺仲見世通り みやげ処・滝屋本店

地元・信州人が教える、信州人が普段食す地産品

■長野の隠れた珍味「しょうゆ豆」■

マルヰ醤油・しょうゆ豆

味噌や日本酒など醸造技術が高い長野では、もちろんお醤油も生産しております。
しょうゆ豆とは簡単に言うと、豆からお醤油が造られるその過程の途中で製品にしたものです。
とても素朴で、田舎の味がぎっしり詰まったしょうゆ豆は、ごはんにのせてはもちろん、冷奴や生野菜サラダのアクセント付け、そしてそのままで酒の肴としても大変美味でございます。

■日本の三大七味といえばやっぱり「八幡屋磯五郎の七味」■

八幡屋磯五郎

昔から変わらないもの・・・の中で外せないのがやはり、八幡屋磯五郎の七味です。

長野の多くの人が子供のころからあまりにも普通に目にするため、地元人は意外にピンとこないのが悲しいところ。
でも地産とは本来そういうものなんです。
現在ではこの「八幡屋磯五郎」ブランドにあやかろうと、「似て非なるもの」の商品が多く出てきています。

でもその差は歴然!

味・香が全く異なります。
肉料理はもちろん、鍋物や焼き物、さらに信州みそを使った料理(汁物や焼き物)との相性は抜群!
またサラダのドレッシングのアクセント付けや、お蕎麦、野沢菜漬けなどにもよく合います。
お世辞抜きにこの八幡屋の七味、一度使ったらナショナルブランドには戻れません。
The Guinea pepper with seven tastes which is very famous in Japan!

*もちろん当店では、八幡屋磯五郎より直接届けられた商品を販売しております。

■野沢菜のルーツは関西?!「野沢菜漬」■

信州産野沢菜漬け

信州の代表的な漬物といえば野沢菜。でも野沢菜のルーツはどうやら関西方面らしいのです。
一説によると、修行僧が郷里を忘れずにと高菜の種を持ち、遥々信濃の国でその種を蒔いたそうです。
すると気候の違いか、丈ばかりが伸び、さらに葉ばかりが大きくなってしまったそうです。
それを地元の民が漬物に仕立てたところ、あまりの絶品に舌鼓をうったとのこと・・・

その地が現在の野沢温泉村。

こうして根付き名が付いたのが「野沢菜漬」となりました。それが証拠なのか、関西のお客様には有無を言わさず「野沢菜はどこや?」と尋ねられることが多いです。昨今では野沢菜の生産地は関東や四国が最も多く全国に出荷されていますが、当店では100%信州産野沢菜のお漬物をご用意しております。

■信州の味の決め手。「信州みそ」■

本物の手作り味噌・井上味噌

信州といえば信州みそ。
今ではどこでも買えるようになりましたが、本当の手作り味噌(手前味噌)は今でもなかなか手に入りづらいものです。
滝屋本店で取扱っております井上醸造「井上味噌」も例外ではなく、他のお店ではほとんど売られておりません。
それは伝統の味を頑なに守る結果あまりにも醸造量が限られており、全ての味噌が希少な手仕込のためです。

この「井上味噌」某有名な料理研究家が名指しで購入するくらい、非常に手間をかけて醸造された、正真正銘信州みそと謳える逸品。

長野の文化と歴史が織りなす食材。
それが、井上醸造の「井上味噌」なのです。

■いまではすっかり有名になりました。「おやき」■

あのおやきとは違う!信州人が普通に食すおやきです。

忘れてはならないのが長野の郷土食である「おやき」
おやきは元来、どこの家でも普通に食べる家庭の味。
当店のおやきはそんな長野人が普段好んで食べる手作りおやきです。油で表面だけ焼き色をつけ、レンジで温めただけのようなおやきではありません。

当店のおやきの皮はうどんの生地のような「もちもちっ」とした100%手作りのおやきです。
故に冷えますと硬くなります。
しかしそれが手作りの証でもあります。

でも素朴で何処かホッとする、滝屋本店の「おやき」にしか出せない、本物の「おやき」を味わってください。

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