日記
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■ 2003年1月1日(水) こんな花火、いままで見たことない!
大晦日の夜、たいていは仕事なんだけど、今年は思いきって休みにしてみた。
それで、地元横浜のアミューズメントパーク、「八景島シーパラダイス」のカウントダウンイベントへ。
シーパラダイスは、入場自体は無料という不思議なアミューズメントパーク。だからもちろんイベントも無料。夜10時頃に行ったら特設ステージでジャガジャガとジャズバンドライブの真っ最中。
カウントダウンの直前にはなぜか、ホタルの光をみんなで合唱。後にいた人たちはなぜか英語(中国語?)で歌ってた...
さーて、いよいよ新年明けちゃった! と思ったら、隣接するマリーナの向こうの会場から一斉に花火が。これが八景島の名物「ニューイヤー花火ファンタジア」ナノです。コンピュータ制御で音楽と花火を連動なんて話は聞いていたけど、見てみたらこれがいまだかつて見たことがない感動の花火ショーでした。
文章で伝えるのは難しいんだけど、会場から噴水のように何本もの火の柱が立ち上って、それが音楽に合わせてリズムを刻むんです。もちろんふつうの花火もあがって、すごいのはそれが開花するタイミングが、会場で流れている音楽にぴったりとマッチしてる。
会場を流れる音楽は、日本のお囃子のようなものから、各国の民族音楽を経て、最近のポップミュージックへ。ぐるりと時空をまわっているようなラインナップで、それと花火が融合して、それはそれは見事。
夏に横浜港でやる花火より、こっちの方が断然感動的でした。入場無料で、そうひどく込んでもいないので、皆さんもぜひ来年はいかが?
知っている人は知っているらしく、会場の木製デッキでは、シートや寝袋を拡げて寒い中ずっと待っている人たちもいっぱい。近くのお店では、寝袋が2000円、ふたつで3000円で売られていて、なんで? と思ったけど、こういうことだったんだなと納得。
いつもはなんとなく過ぎる年越しですが、今年は思いっきり、新年らしい新年を迎えてしまいました。
■ 2003年1月10日(金) インディペンデント・デイ
まもなく世にもおぞましい映画がはじまろうとしている。
今日、9時からテレビ放映される「インディペンデント・デイ」。
ぼくがこれまでみた映画のなかで、これほど後味の悪いふざけた映画はなかった。
そう、ぼくは大のアメリカ嫌い。
このまえは、この日記のなかでちょこっと控えめに吠えてみたけど、今日は遠慮しない。
イラクへの介入、なんなんだろうね?
国連の試算では、米国軍のイラク攻撃が始ったら、その被害者の数は湾岸戦争を
遙かに凌ぐ計算になるという。
さしたる危機が迫っているわけでもない国になぜそんなことをしなければならないのか。
イラク国民から見たら、アメリカは史上最悪の脅威のテロ国家である。
約束を破っただって?
それじゃ、京都議定書の離脱はなんなんだい?
世界の二酸化炭素排出量の23.8%はアメリカからのもの。
●対人地雷全面禁止条約、婦署名
●弾道弾撃墜ミサイル制限条約 脱退
●国連総会の核廃絶決議案 反対
外貨稼ぎに必至な北朝鮮にあーだこーだ言っているアメリカは世界最大の武器商人国。
99年に世界で起きていた紛争の92%に、武器供給もしくは軍事技術支援をしている国が
なにをいう。
以前は自分が軍事訓練を施した連中と抗戦している愚か者。
世界を知らないアメリカ人が世界の派遣を握ろうだなんて、ちゃんちゃらおかしい。
アフリカ系の人が50%のブラジルで、大統領に向かって「あなたの国にも黒人はいますか?」と尋ねるお馬鹿なブッシュさん。核保有国名の正答率世界第7位のアメリカ。
9/11テロ事件はアメリカの政策が原因と考える世界の有力者58%に対して、アメリカ人の意識はわずか18%。米国国民に言わせると、アメリカは世界のためによいことをしているそうな。その数52%。一方世界の意見を聞くと、わずか21%。
あの世界を知らずに愛国心だけで暮しているアメリカは、他のどっかの国よりよっぽどタチが悪い。世界中のどこより核を持ってるアメリカ。ようは臆病者なんだね。虚勢を張ってるだけ。そのな姿がミエミエ。でもそんなヤツが世界の主導を握ってる。これって、地球規模の大問題じゃありません? 誰がヤツを止めるてくれるんだろう?
■ 2003年1月12日(日) またもやラーメンを逃す!
横浜都筑区にある有名なラーメン屋、くじら軒に行ってみた。
2時半頃についた。並んでいる人が意外とすくなくてラッキー♪なんて思ったら、なんと「スープ切れにつき、いま並んでいる人だけ」との無情な看板と+閉ざされたゲート(?)。店員はいなかったから割り込んでやろうかとも思ったけど、どうせ人数数えてるんだろうなと思って、すごすごと退散。
夕方6時から再開というので、近くのスーパー銭湯に行って時間をつぶす。
6時半くらいに再び行くと、今度はすごい行列。道路脇にずらっと路駐の車が並んでる。
とりあえず並んではみたものの、数えてみると64人並んでいた。
店内の座席数は24と聞いている。だとすると約3巡。一人あたり注文から食べるまで20分として、約1時間。
寒空の下、風呂上がりの身にはつらい....
またしても、あっさり諦めることにした。
ここのところラーメンにはついていない。
県央の渋沢にある「なんつっ亭」に行ったときも、寒さに負けてあえなく退散。
ラーメン屋を甘く見ている自分が行けないのだろうか。
時間をちゃんと計算して、防寒対策して、折り畳み椅子を持っていく、なーんて
努力が必要なのかも。
うーん、次回こそは...
そんなツイていない、1月12日、ぼくの誕生日だった。村上春樹とおんなじ日。
■ 2003年1月21日(火) クローン人間
臓器移植は許されるのに、クローン人間がダメだなんて、なぜ?
ぼくにはわからない
■ 2003年1月27日(月) 国民すべてにヘルパー3級資格を
新聞の投書欄に、「国民すべてにヘルパー3級資格を」みたいな文章が載っていた。
うん、いいかもね。
でもそれだったら既存の資格制度に無理に合わせないで、救急法と合わせて、介護体験を義務教育に含めればいいんじゃないのかな。
介護の現場とか「老い」の実際を知っているのと知らないのとでは、社会全体の流れも違ってくる気がする。
例えば、町で困っている人がいて、とっても気懸かりなんだけど、どう声をかければいいかわからない、なんてこと、よくあるじゃない。そういったときに、ふと一歩が出るのは、実際を知っていればすんなりとできるはず。で、国民全部がそうだったら、これはすごいこと。
老いの実際を知っていれば、長いビジョンにたった自分の生き方も考えられるし、今後の社会の見方も変わってくる。
介護・救急法の義務教育化、とってもいいことだと思う。
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By あきば・けん |