日記

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2002年11月10日(日) 岡本太郎ミュージアム

川崎市の向ヶ丘遊園駅ちかくにある川崎市立日本民家園へ。ここは日本中から古民家を集めては移築して展示している珍しい屋外博物館。20棟くらいあるのかな。茅葺き屋根の建物が並ぶ様は圧巻。合掌造りはもちろん、かつての宿場だとか、水車小屋とか、沖縄の高床式倉庫、歌舞伎小屋などなど。

いろりにホントに火が入ってて雰囲気たっぷり。かやぶき屋根の虫除けの意味で火を焚くのがどうしても必要なんだそうな。日曜日だったから民芸品の即売だとかお囃子なんかの演技があって、いい感じ。外国人なんかすっごく喜ぶんだろうな。西洋人と日本人女性のカップルが芝生の上でワインを開けてピクニック。なんだかおしゃれでかっこよかった。森(一部は丘)のなかにバランスよく配置されていて、公園散歩の延長みたいな感じでいくのにいいところだと思う。ちょっとかわったおしゃれなデートコースにどうでしょう?(笑)

民家園と同じく生田緑地内にある岡本太郎美術館にも行ってみた。チケットを買って中に入るといきなり圧倒されてしまう。真っ赤な壁と不思議な局面で構成された廊下。クラクラしてしまう。岡本太郎の作品って初めてマジマジと見たけど、けっこう好きかも。なんでも岡本太郎はフランス留学して民俗学を学んでいたそうな。「美の呪力 ニューギニアの姿・かたち」という特別展がやっていた。確かに彼の作品は民芸品チックな日本とも西洋ともつかない造形が多い。soulfulともいうべき根底にあるのは、そういうところなんだろうな。

それにしても生田緑地はおもしろい。他にもプラネタリウムとか科学技術館とかたくさんの博物館があって、全体が公園になっている。森林の多いところでのんびり1日を過ごすのに良さそうな場所。またいってみたいと思う。

◆日本民家園 http://www.city.kawasaki.jp/88/88minka/home/minka.htm
◆岡本太郎美術館 http://www.city.kawasaki.jp/mus/TARO/index.htm

2002年11月17日(日) 渋沢のすごいラーメン屋

丹沢湖周辺をブラブラしてきました。 山全体の紅葉はいま一歩だけど、湖畔の紅葉はすごかった! あんな真っ赤になるんだってくらいに燃えてた。

ホントは西丹沢の無人小屋に泊まってのんびりしてこようと思ったけど、天気が悪くてあまりに寒かったからあっさりと断念。丹沢湖周辺の紅葉を見たあと温泉へ。中川温泉では信玄館なんかが昔から有名だけど、初めて町営の「ブナの湯」に行ってみた。まあ悪くはないのだけど、ちょっと泉質が気になった。硫黄泉と聞いていたのに内湯はさっぱりと質感がない。これただのお湯なんじゃないって感じ。露天に行ってみたら、こっちはしっかりとアルカリ泉特有の感触があってよかったのだけど。たぶん循環式だと思うけど、内湯だけが気になったなぁ。

帰りに渋沢駅の近くにある「なんつッ亭」という有名なラーメン屋に寄りました。これがなんといったらいいのか、もう信じられない! 住宅街のど真ん中にあるくせに並んでいる客100名近く。計算したら2時間以上待ちそうだったので、すごすごと引き返してきてしまいました。寒くなければ並んでもよかったんだけどねぇ。

渋沢なんてマイナーな駅の、それもちょっと歩く住宅街にこの人の列。
どうにも気になってしまうラーメン屋でした。

2002年11月22日(金) アメリカ...控えめに言ってあまり好きじゃないです

今日の朝日新聞の天声人語はアイロニックでなかなか良かった。アメリカの「世間知らず」が目立つという内容。「国際政治や国際経済への関心が薄い」らしい。なのにあの世界に出しゃばった態度。自国にしか目を向けてない「愛国心」の産物という気がしてしまう。京都議定書もそうだしね。昔やってた「インディペンデント・デイ」という映画。あれは胸くそ悪くなる内容だった。なんかのパロディというならわかるけど、真面目にあんなモノを作った人がいて、それを見て感動してしまう人がいたと考えたら恐ろしい。ハリウッド映画だったからたぶん世界中に配信されたんだろうけど、世界にケンカを売っているとしか思えないあの内容。恥ずかしくないのかねぇ。アメリカ国民の狂気具合ってどこかの国と大差ない、というか返って偽善という意味でタチが悪い気がする。

■《天声人語》11月22日
世界地図を示して日本の位置を答えさせる。米国の若者は42%しか正解できなかった。米ナショナル・ジオグラフィック協会の調査結果である。世界9カ国の18〜24歳を対象にした調査で、米国の「世界知らず」が顕著だった。

日本の位置についてはもちろん日本の正答率が一番だったが、イタリアの81%など欧州も高かった。イタリアの位置については56%、スウェーデンについては16%、イスラエルについては21%と米国の正答率の低さが目立つ。

少々驚かされるのは、太平洋の位置を知らない若者がけっこういることだ。あの大海に面していても、米国では29%が正しい位置を示せない。日本は16%、カナダは17%、メキシコは26%の誤答率だった。

自国が軍事攻撃をしたアフガニスタン、あるいはカシミール紛争の当事国、あるいは通貨のユーロについての質問などでも米国は最下位か下から2番目で、国際政治や国際経済への関心の薄さを示した。

日本は全体的に中程度で、スウェーデンが正答率で首位だった。若者を対象にした調査とはいえ、ある程度各国の現状を反映しているだろう。米国の調査責任者は結果について「文化の危機」と語っているが、それだけではない。最も影響力の大きい国が世界についての知識に極めて乏しいとしたら、それこそ「危機」であろう。

ブッシュ米大統領が双眼鏡をのぞいている写真がインターネットで出回っている。その双眼鏡はふたをしたままだ。からかいの種にされているが、実際、大統領に世界が見えているのかどうか心配になる。

2002年11月23日(土) 医師の基礎教育に看護実習を

朝日新聞土曜日の朝刊に載っているコラム「カルテの余白」がおもしろい。
11/23付の記事は冒頭のようなタイトルだった。人を相手にするはずの医学部医学科の教育では、不思議なことに人間の心理を教わるようなカリキュラムはないという。「医学部では物質的な理科系の医学だけしか教わらない」のだそうだ。「癒しの実学ともいうべき看護学も学ばない」。

どうりで医者にはヘンな人が多いわけだ。確かに解剖学とか生理学なんかを勉強すると、人間の体は「機械」であるような気がしてくる。事実解剖学なんかはそういう視点で作られた学問だからあたりまえと言えばあたりまえだけど、どうにも個別性と言う言葉を忘れ去れさせるモノがある。

人間を器質的にみて、治療していくことが基本ではあるけど、医学では説明のつかない力によって不思議な回復につながることもある。オカルトチックな話をもちだすまでもなく、「看護の力」というのもある。ナイチンゲールも言っているけど、人間が持っている治癒力を最大限に発揮させるのが「看護」というもの。患者のストレスを排除して、治ろうという意欲を持ってもらうように促す。「病は気から」というが確かにそのとおり。

そういう視点が医学者にはすっぽ抜けているというのが、このコラムの趣旨だった。筆者は死蔵外科医。でも現場で数々の看護の力を目の当たりにしてきたという。その結果の意見が「医師の基礎教育に看護実習を」だった。

すごくいいことだと思う。別に医療者だけでなく、「看護の視点」はすべての人が学ぶべき価値があることだと思う。生活の延長にあるごく当たり前のことなんだけど、なかなか奥が深いというか、あえて勉強することで意味がでてくるものだと思う。確か小林光恵だったか、「義務教育のなかで看護学の導入を」というのを読んだことがある。

確かに看護の視点があれば、人間関係はもちろん環境問題までも含めて、みんなが考える機会が増えて、世の中もっとよくなるのに、とは単純にうなずいてしまう。ましてや医師であるならヘンに学問ばった心理学とかじゃなくて、実践看護を体験することは、当然というか、それがないのが不思議なくらいだなと思った。

2002年11月27日(水) 足の親指が痺れてる

1週間ほどまえから、右足の親指がずっと痺れている。
特になにをしたってわけじゃないのに、急にしびれを感じるようになって
そのまんま。

右親指の先の外側だけ。

なんなんだろう?
生活に支障はないのだけど、気になる。
親指の外側だけというと、腰椎4番目の神経支配らしい。
ヘルニア?

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焚き火のまえで

By あきば・けん

Akiary v.0.51