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鉱石ラジオ大研究はちょっとよりみちしましたがFMラジオはまたの機会のゆずりAMラジオに戻り今回が最終回になります。
今回は大研究B《参照下さい》でちょっと紹介した大きなコイルを使います。
このラジオはすでにオンラインマガジン《QTC-JAPAN》・
■鉱石ラジオ
のコラムに紹介されていますのでご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。(このページの写真は検波器が自作のさぐり式に変更されています) コイルからタップを取り出すスライダは2mmの真鍮棒に3mmのパイプをはめて使います。このパイプは3本必要(両側で6本)です。
そのうち2本はコイルの枠に取り付けるために卵ラグにハンダ付けします。そして片側はシャフトにもハンダ付けします。
接点になる部分はリン青銅の薄板(0.2〜3mm)をハンダ付けします。リン青銅が手に入らないときはリレーの接点などを改造しても良いでしょう。 検波器はバナナ端子を使って簡単に交換できるようにしてあります。 鉱石ラジオの高感度化は大型のアンテナ、Qの高い共振回路、高感度のイヤホンに尽きます。 このラジオで静かな部屋ではスピーカを鳴らして聞くことが出来ました。スピーカはダンピングをあまり効かせてないできる限り大型のものが良いです。 クリスタルスピーカは比較的感度は良いのですが大型のものが無く音に変換する能力に難点があります。 制作にはできる限り市販の部品を使うようにしましたので同じように作ることもできると思います。 ノスタルジックな感傷にひたりたい方は昔の部品もまだ入手可能です。ケースやラベルなどに凝ってみるのも楽しいでしょう。 皆さんもぜひあなたのアイディアで楽しい鉱石ラジオをお楽しみください。 |
【自作のさぐり式検波器をつけた高感度鉱石ラジオ】 【内部の様子】 内部にはイヤホンのマッチング用トランスがあります。その他イヤホンジャックやアンテナ端子などもコイルの巻き枠に取り付けられています。
【ja1cvf 0105】 |
◆試作1号機(cvf−1)◆ |
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