ja1cvfとその出会い。 その2

 

小学生、ラジオが自分の手の中に入ってきました。

工作に目覚めるきっかけです。

小学生になりました。

行商の本屋さんが時々我が家にきました。その本屋さん怪しげな箱を持っているのです。

なんと、手作りの携帯ラジオです。

携帯ラジオといってもとても大きくて手提げが付いたカバンのようなものです。

ピーピーギャーギャー云う 家の並4ラジオよりよく聞こえたようにも思えます。

ついに私はラジオの虜になってしまいました。富山の売薬さんの”おみやげ”のようなものです。

本より”ラジオの不思議”にとりつかれた私は鉱石ラジオを作ることになりました。
本屋さんから道具を借りたりもらったり細かいことは忘れてしまいましたが、初めてのハンダづけやコイル巻き、部品の取り付け等々、工作に目覚めるきっかけになったのです。

ベークライトの耳当てが付いたヘッドホンから聞こえる蚊の泣くようなラジオの音が、私の人生を変えたのかもしれません。

ラジオに限らずいろんなものを作りました。
不思議と電気を使うものが多かったように思います。

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携帯ラジオ

 

 

鉱石検波器

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