Libretto L5にVine Linux 4.0 Betaを入れてみました.
インストールはCFから起動してネットワークインストールでサックリ完了.
CFにはブートイメージをdd等で書き込みます.うろ覚えだけど確かこんな感じ.
dd if=bootdisk.img of=/dev/sd<...>
あとはPCMCIAのCFリーダーでスロットに差して,F12押してブート先に選べば良い.
Xは動くわサスペンドはできるわでなかなか良い.
でもそれだけでは満足できないわけでございます.
とりあえず問題点もある.
・コンソールがVESAでないとXが起動しない
・なんかコンソールが横長になってる
・ndiswrapperに文句言われる
・動作がもっさり
カーネル再構築
とりあえず Libretto L5が持っているデバイスを確認しておこう
- CPU: Transmeta Crusoe TM5800 800MHz
- Video: ATI Mobility RADEON-M
- South Bridge: ALi M1535B
- Sound: ALi 5451 (South Bridge内蔵)
- LAN: Realtek 8139C (8139too)
- USB: USB 1.1 OHCI Host Controller
APMなし.ACPIあり.
サウンドはTrident 4DWAVEかと思っていたけど違った.
AGPは付いてない.
いらないもの
i2o
Fiber Channel
ISDN
ATM
ISAデバイス
MWaveとか
で,いよいよカーネルの再構築.
カーネルソースは以下にある.
/usr/src/linux-
手順は以下の通り.ちょっと手抜きっぽい.
make menuconfig
make clean
make
make modules_install
んで,
cp /usr/src/linux-
cp /usr/src/linux-
mkinitrd /boot/initrd.img
Crusoeオプティマイズでドライバ類はゴッソリ削除.特にSCSIとかV4Lとか.
ちゃんとinitrdができてないとiptablesとかがおかしくなるみたいです.
あと,grub.confでvga=を指定していないとXが起動しないようです.
Xの設定
Xが起動しないのはログを見ると何かがタイムアウトしてるっぽい.こんなエラーがたくさん出ている.
(EE) RADEON(0): Idle timed out, resetting engine...
NoAccelをtrueにすると何の問題もなく動く.どうもDRIを有効にしようとするとおかしくなるようだ.
Fixed: Xorg 6.9 and Radeon M6
[CentOS] X broken after up2date
HOWTO: 3D Acceleration in ATI Mobility Radeon M6 LY (and possibly others) (ubuntu)
仕方ないので,DRIはすっぱりあきらめました.でもNoAccelはひどいのでDRIのモジュールをロードしないようにしてアクセラレーションは有効に.
さらにAccelMethodをEXAにすると画面がゴミだらけになるので,XAAに.ホント腐ってるな.
とりあえず使える感じにはなってきたけど,PCMで音が割れる.
hibernateはいいけどsuspendでエラーが出てるっぽい.
あとFnキーを使えるようにしたい. スクリプトを書けばいいみたい.
Dynabook SS S5 に Vine Linux 3.0
うーん,まだまだ・・・