どんなソフト

1型糖尿病の方々のための、カーボカウントとインスリン調節の学習ソフトです。
ゲーム感覚で楽しみながらカーボカウントの基礎が学べます。
このソフトは、炭水化物(カーボ)で血糖がどのくらい上がるか、インスリンを打てば血糖値がどう変わるかを推定し、グラフ表示します。

プログラムは以下のカーボカウントとシミュレーションの2つのモードに分かれています。

@カーボカウントモード:炭水化物量と血糖値から必要インスリン量を推定し、血糖の動きを
  グラフで示します。

Aシミュレーションモード:食事や運動に対してインスリン量を調節し血糖をコントロールします。
 血糖の動きはリアルタイムにグラフ表示されます。
 最大9日間、血糖変化をシミュレーションすることができます。
 ゲーム感覚で楽しく血糖値について学べます。

およそ200種類の食品(主として外食)が登録されており、検索することでカロリー、炭水化物量を知ることができます。

カーボカウントの知識がなくても楽しめるよう、お勧めの設定値が表示されます。
インスリン効果値やインスリンカーボ比を知らなくても、体重と一日の総インスリン量が分かれば、おおよその推定値を提案します。また、炭水化物に対するインスリン量だけでなく、血糖値をよい値に戻すための補正インスリン量も提案します。
お勧めに従って進むことによって、誰でも簡単に良い血糖コントロールができるようにプログラムされてい ます。

(注意: このソフトは、体重やインスリン量から簡易的に算出した値を基に血糖シミュレーションを行っており、実際の血糖の動きを示すものではありません。あくまでも参考値としてご覧ください。)

 


 スクリーンショット(i-phone)

@タイトル画面        Aカーボカウントモード       Bカーボカウントモード

shot1 shot2 shot3

Cシミュレーションモード     D朝食メニュー         E朝食とインスリン量  

shot4 shot5 shot6

Fお昼の選択画面        G基本設定画面

shot7 shot8

 


 ゲーム詳細

@カーボカウントモード

このモードはさらに「簡単モード」と「正確モード」に分かれます。

A.簡単モード:
体重と一日の総インスリン量を入力するとインスリン効果値(注1)とインスリンカーボ比(注2)が自動的に設定されます。
あとは、これから食べる炭水化物量(g)と今の血糖値を入れるだけ。数値を入れると必要インスリン量が計算されて、その後の血糖の動きがグラフで表示されます。

 注1:インスリン効果値:1Uのインスリンでどれだけ血糖値が下がるかを表す数値
 注2:インスリンカーボ比:1Uのインスリンで処理できる炭水化物(カーボ)のグラム数

B.正確モード:
体重とインスリン効果値、インスリンカーボ比を入力します。自分のインスリン効果値とインスリンカーボ比がわかっている場合はこちらを使うと良いでしょう。
あとは、簡単モードと同じです。これから食べる炭水化物量(g)と今の血糖値をいれると必要インスリン量が計算されて、その後の血糖の動きがグラフで表示されます。 

Aシミュレーションモード

このモードはさらに「簡単シミュレーションモード」と「正確シミュレーションモード」に分かれます。
自分のインスリン効果値とインスリンカーボ比がわからない場合は簡単モードを。
分かっている場合は正確モードが良いでしょう。
簡単シミュレーションモードでは体重と一日の総インスリン量を入力するとインスリン効果値とインスリンカーボ比が自動的に設定されます。
正確シミュレーションモードでは自分でインスリン効果値とインスリンカーボ比を入力します。

いずれの場合でも、ゲーム感覚で血糖をコントロールすることに変わりはありません。インスリン量をうまく調節して良い血糖値を維持してください。血糖値があまりにも高くなるとゲームは終了します。

このシミュレーションゲームは使用する基礎インスリンが@インスリンポンプ使用の場合、Aランタス、トレシーバ使用の場合、Bレベミル使用の場合で動作が異なります。
インスリンポンプ使用の場合には、0.1U刻みでインスリン調節が可能となり、スクエアーボーラス、デュアルウェーブボーラス、テンポラリーベーサル、サスペンド機能が利用できます。

ゲームが始まると血糖値がリアルタイムでグラフ表示され、朝、昼、3時、夕になると、カーボ、食事、運動、インスリンのいずれにするかを聞いてきます。
食事場面では@カーボで入力する、Aメニューから選択する、B検索して決める、の3通りが選べます。
運動の場合はメニューからの選択になります。インスリンの場合は単位数を選択することができます。
食品 検索モードでは、およそ200種類のメニュー(主として外食)から食品を選択できます。
食品名の一部を入力することで一致する全ての食品リストが表示されますので、さらにその中から特定の食品を選択することができます。

ゲームは最大9日間続けることができます。途中で終わることも可能です。
ゲームが終わると、平均血糖、最高血糖値、最低血糖値が表示され、コントロールに対するコメントが示されます。

基本設定の変更画面では、インスリンの作用時間、暁現象の有無と強度、インスリンポンプでの目標血糖値の設定、ゲーム速度を設定変更することができます。ここでの変更はシミュレーションモードに反映されます。 


 データ解説

インスリン1Uで血糖値がどのくらい下がるか(インスリン効果値)や、インスリン1Uで何グラムの炭水化物を処理できるか(インスリンカーボ比)の計算は下記1800ルールおよび500ルールに基づいています。

   1800ルール: インスリン効果値=1800÷(一日の総インスリン量)
   500ルール : インスリンカーボ比=500÷(一日の総インスリン量)

ただし、このルールがそのまま適応されるのは体重50kg以上となっています。
体重50kg以下では、一定のアルゴリズムに従ってルールが変更されます。

カーボカウントモードでは血糖値を変化させる要素は炭水化物とインスリンのみです。
シミュレーションモードでは、血糖値を上げる要素として食事と暁現象が、下げる要素としてインスリンと運動が考慮されます。

糖、炭水化物、蛋白質、脂質による血糖値上昇のピークはそれぞれ60分、120分、180分、
180〜480分です。
糖、炭水化物、蛋白質、脂質のおおよその血糖上昇速パターンは下記のグラフのとおりです。

 BSgraph

シミュレーションモードではインスリン吸収時間を3時間、4時間、5時間の3種類から選択できます。 インスリンの残存率と時間との関係は以下のグラフのとおりです。

 Insulin time

 


 リンク  


(医)育誠会 寺田町こども診療所ホームページ http://www.tkclinic.or.jp/



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 こちらまで。 -> メール: carbo@tkclinic.or.jp

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