Lace&BabyDress
2003/7/19 の骨董ジャンボリーでのお買い物です。
ベビー用の洗礼服ですが、連れて帰るまでには、何時間も悩みました。
今回 ベビードレスは良い出会いがあったらと思っていったのですが、最初いつも行くお店で、他のドレスを見ていたら、オーナーがこんなのもありますよ!と言って見せていただいてのがこちらでした。
オーナーがこれを買い付けるにあたってのいろんなお話やレースの話などとてもくわしく、お聞きして...でもまだ全部のお店を回りきれていなかったので、考えますと
お店を後にしました。
ベビードレスを扱っている他のお店もチェックして、最終的にこれともう1枚他のお店のもので悩みました。
当初の私の予算の〇倍のお値段!もうひとつ他のお店のも少し予算オーバーだったのです。
決めきれないいまま、このドレスのお店へ戻り、オーナーに”まだ決断できない〜”といったら、”わかるよ〜”と言ってくださり、よーく考えて無理しないでね、でもお店をはじめてからの一押しニ押しくらい、自信を持って進められる商品だから..

今度 講座で紹介しようと思っていたくらいだから...と
私も見てしまった以上 後ろ髪を引かれて帰ると絶対後悔するタイプなので、やっとの事で、決断しました。(この思い、分かっていただけるかしら?)
1840〜1850年頃もしくはそれ以前のものです。

使われているレースや手法はボビンレース(バークシャーレース)
アイシャーワーク

気の遠くなるような、繊細な手仕事にため息の連続です。

150年もの間大切に守られてきたこのベビードレスをまた次ぎの世代へアンティークとして、受け継いでいかなくてはと言う思いがします。
すその部分です。

作られたところは イギリス北部もしくはアイルランドと言うお話でした。

それなりの地位と富を得たお家のものなのでしょうね。
私達の想像をはるかに越える、時間と手間を要した手仕事...

よく見ていただけるようにUPで写しました。
じっくりご覧下さい。
襟もと、袖口の様子です。

レースの間に上下に細かいギャザーが寄せられて、しかも斜めの切り替えのデザインも目面しいものです。

フレンチスリーブも可愛いですね。

ドレスの後ろ側です。

綿ローンのとてもやわらかい風合いで、たっぷリのギャザーが入っていますね。
後ろの裾にも、細かいピンタックとレースが...

ほんとにとても細かいハンドワークです。
いつも お世話になっているお店で、ジャンボリーの会場へ遊びに行ったら、今日はリネンが半額なのよ!と教えていただき 何かいいものは...
と見つけたのが、このリネンです。

チューリップかな?と思われるモチーフが可愛くて決めました。
四隅にこのレースがあります。
58p×58pのものです。