根名草山の予定が 温泉岳、念仏平


温泉岳、念仏平

2003年6月11日

(ゆせんだけ)

曇り一時霧雨

参 加 者
  田村  横手  木村  中野  吉原
  丸田  板山  福田  福田  星野  


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金精トンネル入口
(7:40)
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金精峠(8:15)
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温泉岳(9:40)
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念仏平避難小屋
(10:50)
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念仏平
(11:30)(12:50)
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念仏平避難小屋
(13:15)
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金精峠(14:40)
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金精トンネル入口
(15:15)
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 温泉岳(ゆせんだけ)、オンセンとは読まずにこの山名はユセンと読む。 高さは十分にあるが、同じ縦走路にある根名草山に比べて存在が薄い。  縦走路も山頂は通過して居らず、25000図には登山道の表記もない。
 と言うわけで、今回も主な目的地は根名草山であったが、天気などの制約で途中までとも考えられたので、”押さえ”と言ったら山に申し訳ないが、そんな心持ちで寄り道した。 しかし金精峠からの登りはシャクナゲの群落で、丁度アズマシャクナゲの咲き始め、足下にはコミヤマカタバミ、ゴカヨウオウレンなどの可憐な花々、今にも降りそうな梅雨空にも関わらず、気分の良い山歩きが出来た。
 金精峠下の登山道は崩壊がひどく、一時封鎖されていたが昨年(H14)より”宇都宮勤労者山の会”を中心としたグループの尽力で補修が為され、安全に通過出来る様になったので、取り付きから2時間でついてしまうが、花の時季には温泉岳の往復だけでも十分楽しむ事が出来ると思う。
 温泉岳から先は、残雪が多く、時間を要した。 念仏平付近はその名の由来の通り迷いやすく、 特に根名草山への下降点付近は今回は残雪も多く、あやふやな目印に惑わされて、夏路を外すとシラビソの若木に行く手を遮られて、かなり時間をロスしてしまった。 あやふやな目印を着け直し、シラビソに遮られた夏路を確認したが、時間切れとなりここで折り返した。

 この時期残雪は当たり前で、むしろ歩きやすい場合もあるが、この念仏平付近はなだらかで目標物に乏しく、シラビソの樹林帯は視界を遮り、方角はわかっていてもシラビソの若木が密生している場所では進路を妨げられ、コース修正もままならない。  このような場所ではとにかく夏路を外れない様に歩く事が肝心ですね・・・

 Seiya    



咲き始めの見事なアズマシャクナゲ


まだまだ残雪が


丸沼が見下ろせる筈なのだが・・・


念仏平避難小屋

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