静かな尾瀬の外れ笠ヶ岳 


尾瀬笠ヶ岳

2002年7月3日

曇り一時雷雨のち晴れ  

地 形 図

 至仏山

参 加 者
  寺島  柳沼  布袋田  木村
  福田  福田  須藤  星野


鳩待峠
(7:50)


オヤマ沢田代
(9:20)

笠ヶ岳下
(トラバース路)
(10:50)

片藤沼
(11:25)



笠ヶ岳
(12:20〜50)

オヤマ沢田代
(14:40)

鳩待峠
(15:55)

 歩き出しから、かすかに雷鳴が聞こえていたが山頂寸前で頭上に来てしまった。 山頂岩場に取り付く前で良かったが、窪地に入り、1時間程昼食を兼ねて待避する。 ガンガン落ちるほどではないが、散発的に比較的長い時間鳴っており、判断に迷う状態だった。 時間も比較的余裕があり、状態によっては山頂は諦めるつもりで気長に待ったら、ハッキリしない状態が暫く続いた後、一時降雨が激しくなり直に雷雲は遠ざかり、山頂が見えてきた。 山頂が見えたら、驚いたことにハイカーが下山中であった。 あの雷雨の中を岩場の山頂に登って居たようで、神経を疑ってしまう・・・。 
 コースについては、オヤマ沢田代までは至仏山へのルートと共用の為、良く整備されているが、道を分けてからは、この時期は泥んこ状態、防水の良い靴でないと辛いだろう。 笠の山頂岩場は蛇紋岩で乾いても滑りやすいので要注意。 
 花の多さは流石で、満開の時季には少し早いが、かなりの種類が確認できた。 シラネアオイは登山道から見える部分(近寄る事は不可)に群落がある。 チングルマも花が終わって、実になる頃は他の花と相まって見事な事だろう。 
(今回満開だったのは:マイズルソウ、ノウゴウイチゴ、コミヤマカタバミ、イワカガミ、チングルマ、シラネアオイ、ミネウスユキソウ、ホソバヒナウスユキソウ、ジョウシュウアズマギク、ヨツバシオガマ、タカネバラ、他確認出来た花は20数種類あった)
 山頂からの眺望は360度、山頂周辺は一面のお花畑で、時間がすぎるのを忘れてしまう。

Seiya


イワナシ

シラネアオイ

ハクサンイチゲ

イワカガミの絨毯

チングルマ

雷雨が通り過ぎて


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