花園筈?の会津駒ヶ岳 


会津駒ヶ岳

2002年6月27日

濃霧のち霧雨  

地 形 図

 会津駒ヶ岳、檜枝岐

参 加 者
  鈴木  寺島  柳沼  布袋田  簑輪  木村
  山本  田村  吉住  福田  福田  須藤
  荒川  星野


滝沢登山口
(8:40)


ヘリポート
(9:20)

水場(9:55)

駒ノ小屋
(11:20)

(山頂トラバース)


中門岳
(12:10〜20)

駒山頂
(13:00)

駒ノ小屋
(13:15〜14:00)

水場
(14:55)

登山口
(15:45)

 生憎のお天気。 寒気が入っており、登山口で11℃、山頂では5℃以下の気温が予想される。 歩き出しは雨具を装着したものも居たが、ワンピッチ歩く頃には暑くなって、みんな脱いでしまった。 ガスは相変わらずであったが、中門岳まで降らずに済んだ。 中腹はムラサキヤシオ、オオカメノキ、ノウゴウイチゴ等の花が見られ、水場をすぎると残雪が所々。 ダケカンバが少なくなり、視界が開けてくるあたりから残雪が増え、お花畑はガスの中。 雪の融けた部分もまだ枯れ草状で、ぽつんぽつんとショウジョウバカマが僅かに春を主張していた。 風をよけた日だまり部分では、ほんの数本ハクサンコザクラがが花をつけ、群落の面影を見せていた。
 2ピッチ目からはグループを二つに分け、のんびり組は駒の山頂まで、健脚組は、中門岳まで足をのばすことにする。 最初の、お花畑の休憩地をすぎると、駒の小屋まではほとんど雪原。 駒の山頂は帰路によることにしてトラバースする。 中門岳への稜線は、7割は残雪に覆われていた。 視界が良ければ何でもないコースであるが、今回の様に視界が悪い日は、この様な変化の少ない、広い尾根歩きは、ちょっと気を遣う。 まして全部雪で覆われて居れば、ルートは勝手にとれるが、残雪期には、所々出ている藪阻まれる為、夏道を見つけない訳にはいかない。 こんな状況では一般のハイカーは荷が重く、雪山もこなす熟練した同行者がいない限り行動すべきでは無いだろう。
 駒ノ小屋で合流。 小屋の中で、暖かいスープを飲みながら、十分に食事を摂って、下山の途に着いた。

 余談だが、駒ノ小屋の南側に、小さな小屋を建てており、新しいトイレとなるようだ。 完成後は、感謝して。綺麗に使いたいものだ。

Seiya


今年最初の彩り

ノウゴウイチゴ

花園は・・・

それでも満足!


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