大戸沢岳 山スキー


大戸沢岳 山スキー

2003年3月12日

参 加 者
  勅使河原   荒川   星野


記録  星野


下大戸沢出合い
(9:00)


P1386
(11:30)


P1553


1660付近
(12:50)(13:30)


下大戸沢出合い
(14:50)

 この時期には珍しく寒気が5日も居座り、吹雪がおさまり切らない生憎の条件の山行となった。
 やや湿った雪のラッセルで始まり、なかなか高度が稼げず大量に汗をかく。 薄着になるが徐々に風が強くなり、中間着を省いてシェルだけ着込む。 1300m付近から雪は軽くなってきたが今度は、吹きだまりの深雪と、テカテカのクラストが交互に現れ、なかなか楽はさせてもらえない。 山スキーの二人はクトーを着けるが、テレマークのT君は大分苦労している様だ。
 1500m付近から傾斜も緩くなり先の見通しもついてきたが風も強く、視界も悪いので1660m付近で登行をうち切り、暫し休憩の後に下降する。
 雪庇を踏み抜かない様に、クラスト部分と吹きだまりの間をねらって滑るが、視界が悪く、凹凸や深雪に捕まって雪まみれ、ふわふわの浮遊感は何ともいえないが、調子に乗っているとダイビングのおまけが付いてくる。
 途中の僅かな登り返しはトラバースでやり過ごし、久々のコケまくりを堪能している内に沢筋が見えてきて林もうるさくなり、取り付きに到着。 
 
   山頂はお預けとなったが、この時期には珍しいふわふわ雪に、まあまあ満足の一日であった

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