岩稜を辿る 谷川岳・厳剛新道


谷川岳(厳剛新道)

2003年7月2日

晴れ、稜線は霧

参 加 者
  田村  増田  木村  丸田
  板山  福田
  福田  星野  


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ベースプラザP
(6:45)
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マチガ沢出合い
厳剛新道取付(7:10)
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第一展望台
(7:55)
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ガレ沢のコル
(9:20)
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トマノ耳(11:10)
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オキノ耳
(11:30)(12:15)
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肩の小屋(12:40)
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熊野沢小屋
(13:55)*
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天神平(14:40)
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ベースプラザP
(9:20)
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 前夜発で、谷川岳ベースプラザ駐車場にて仮眠し、朝を迎える。 前々日の予報では周期の谷間で期待できない予報であった。 しかし、天気の動きが速くなり、前日の予報では午後から上がると変化。 結局当日朝には見上げる空は青空さえ望めるまでになってしまった。 風は多少残っていたので稜線はガスっていたが、予報からすれば最良のコンディションとなり、天気が悪ければ天神尾根のピストンを考えていたが、迷わず厳剛新道に向けてスタートした。
 ”雨上がりの岩はよく滑る”と思ったが、そうではなく蛇紋岩のせいで、乾いてきても依然としてよく滑る。 転けても笑って済むところはよいが、笑い事では済まない所では十分注意が必要である。 晴れていれば谷底が覗け迫力のある景色の筈だが、西黒尾根に出てからはガスっていたので一同足下の高山植物を楽しんだだけで、高度感を味わう事は無かった。 
 主稜出合は残雪で、おまけにガスっていた為、先行のパーティーは”ミスコースをして岩場をよじ登った”と頂上で話していた。 我々もミスコースはしなかったが、肩の小屋の近くを通りながら気づかず
(ある事はわかっていたがもう少し離れていると思っていた)下山時に確認したら2〜30mの所を通過していたのだ。 改めて濃いガスの時は注意が必要と痛感した。
 ガスの切れ間に、時折遠望が効く様になってきたので、オキノ耳まで行って昼食とし、帰路は天神尾根下った。 
 蛇紋岩のせいか、花の種類は豊富でガスの中でも十分に堪能出来た。 
(開花していたものはシラネアオイ、ハクサンコザクラ、イワイチョウ、タテヤマリンドウ、ニッコウキスゲ、オオバギボウシ、ヨツバシオガマ、ホソバヒナウスユキソウ、イブキジャコウソウ、オノエラン、ハクサンチドリ、ベニサラサドウダン他)  

 余談だが、天気の予測について、短期(半日〜1日)であれば衛星写真のアニメーション画像が有効であると思う。
 今回も前夜の予報では”午後から回復”となっていたが、衛星写真のアニメーション画像を見た感じでは朝から晴天域に入る様な動きであった。 実際早朝から晴れとなり予想が的中した。 と言っても当方の予想が神懸かり的なのでは無く、予報のシステムが、データを基に検討し発表されるまでに数時間掛かり、更新間隔があるので、タイミングが悪いと半日くらい前のデーターでの予報となる。 それにひき替え、衛星写真はそのままを発表するのでタイムラグが少なく、我々でも最新の情報を手に入れる事が出来る。 したがって
単純な天気変化であれば、素人予想でも、限定された地域の短期間のものはかなりの確率で当てる事が出来る。(夏の発雷はレーダー画像が有効) 
 興味のある方は、myHPのリンクから
防災気象情報サービスにとんで、いろんな情報を入手して見てください。

 Seiya    



稜線はガスに覆われて、マチガ沢


晴れれば開きそうな・・・


揃って咲いた、ヨツバシオガマ


稜線はガスの中


ガスの切れ間に(オキノ耳)


登った西黒尾根を眺める

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