ヒメサユリ求めて会津朝日岳


会津朝日岳

2001年7月4日(前夜発)

参 加 者  五十嵐 板山 木村 田村 吉原
福田 須藤 星野
 星野


登山口(赤倉沢)
(6:20)

三吉ミチギ(水場)
(7:15)

叶の高手(8:50)

熊の平避難小屋
(9:35)

バイウチの高手
(10:00)

朝日山頂
(10:40〜11:30)

バイウチの高手
(11:50)

熊の平避難小屋
(12:00)

叶の高手(12:35)

三吉ミチギ(13:30)

登山口(赤倉沢)
(14:20)

感想  吉原

 月は雲に見え隠れの夜であった。(前夜テント泊)
 翌朝、まだガスのかかっている頂きを目指し、登山口を出発、1時間も登ったころ、とにかく暑い、風は無い、水分の消耗激しく、流れる玉の汗。 でもヒメサユリに会いたくて、”我慢・・・”、”頑張る”、心に言い聞かせて1時間、待っていてくれました。 優しい笑顔で微かな匂いを漂わせながら、1本だけそおっと・・・、3〜4本固まって、あのヒメサユリが咲いていたのです。 右手の斜面を見れば、雪の多さを思わせる岩や砂利の流れた跡筋が幾つも残っていた。
 まもなく、<叶の高手>に着くと、ホシガラスが、木の上で鳴きながら我々を待って居てくれたのです。 一同感激!!暫くその鳴き声に、姿に、うっとりしていました。
 途中の雪渓は、思いの外少なく、頂上に着く事が出来た。 天気も良く360度の展望に、感謝、感謝!
 シラネアオイ、ニッコウキスゲ、サンカヨウ,ベニサラサ、ウラジ
ロヨウラク等々、花も沢山有り奥深い、自然豊かな静かな山でした。


 追記  星野

 真夏を思わせる日差しと、樹木に阻まれ風がない状況で多量の汗をかきつらい登りであったが、叶の高手付近からは風とヒメサユリの精気を得て疲れを忘れて快調な足取りとなる。
 全員がじっと見られるほど逃げないでいたホシガラスの出迎えをうけ、シラネアオイやキスゲのおまけまでついてしまい、豪華な山行となる。 
 山頂直下のお花畑は、岩盤の上に僅かばかりへばり着いた土に根をはる危うさの上に咲いている。 我々登山者は踏み荒らさないように気をつけて楽しまなければならない。


取り付き沢沿いのガクアジサイ


屏風のような主領


お約束の記念写真


目当てはこれ・・・ヒメサユリ

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