イギリス旅行記 2日目

+++<ヨークへ>+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
朝5時起床。早めに寝たおかげですっきり。さっと準備をし、スーツケースを持って部屋を出る。
チェックアウトし、コンシェルジュで荷物を預かってもらう。荷物一つにつき1日£0.5。3日で£1.5。預けられてよかった〜!

ホテルを出たのは6時前。だけど実際はサマータイムなので5時前。まだまだ暗いわ。 マラソンをしてる人もいるし、小さなコンビニはもう開店している。
エジンバラ行きの列車はキングスクロスから出ているので、サークルラインでキングスクロスを目指す。 朝の地下鉄はさすがに空いてるわ〜。今しかない!という事で車内の写真を撮ってみた。

20分ほどで地下鉄キングスクロス駅へ到着。 キングスクロス駅はいかにもヨーロッパの駅!って感じだった。 大きなドーム型の建物の中に何本ものプラットフォームが並んでる。
地下鉄がぼろいのでこちらの駅もぼろいかと思ったら、意外に新しくて綺麗だった。お店も沢山あるし。 ちなみにこの駅はハリポタのロケ地。3/4番線ってやつね。 私たちはブリッドレイルパス使うので切符を買う必要は無いんだけど、 他の人の旅行記を見るに最初にスタンプ押してもらう必要があるらしい。
が・・・改札が無い!どこを見ても改札らしきものが無い。ええー。仕方無しにインフォメに行ってはんこを押してもらう。 ホームの手前には大きな電光掲示板があり、列車の時間とホームが記されている。 イギリスの列車は基本的に直前になるまでどのホームに列車が入ってくるのか分からない。 なので、利用者はじーっとこの掲示板を見ている必要がある。
ヨーク行きの列車はまだホームが発表されていない。朝ごはんに買ったパンを食べながらしばし待つ。 しばらくすると、待ってた人が一斉に動き出した。おお、ホーム掲示されてるよ。 私たちも食べかけのパンを片手に歩き出す。皆早足だから不安になってすごい勢いで歩いてしまった。 手前は一等車なので、奥の方までぐんぐん歩く。

イギリスの列車には車両による指定席・自由席の違いは無くて、座席にはハガキ大のカードが指してあれば指定席って事になる。
途中通り過ぎた2等の車両はほとんどの座席が指定でヒヤッとしたけど、隣の車両はほぼ自由席だった。1つの車両にまとめてるのね。
こちらの車両は空いているようなので、Nさんと別々の席に座る。いや、世界の車窓からがテーマの旅だから、お互い窓際がいいしw 結局キングスクロスではほとんど席が埋まらなかった。朝早いしねえ。

【早朝の地下鉄】

【朝ごはん】

【キングスクロス駅】

列車は8時過ぎに定刻通り発車。 しばらくはビルや道路の都会的な風景だったけど、20分ぐらいたつと一面の牧草地に! ロンドンをほんのちょっと離れただけでここまで田舎になるのか、と驚いた。
日本ならどんな田舎でも山があるので「一面何も無い」って事はないんだけど、 だだっ広い牧草地にたまに牛や馬がいたりするだけ。ほんと何も無い。まさに見たかった風景! しかもその牧草地は丘陵でもこもこしてて面白いよ〜。 時間のかかる電車の旅にした甲斐があるってもんだ。

しばらくNさんと二人、車窓の風景に浸り写真を撮りまくる(笑) 途中の2,3駅に停車して結構人が乗ってきてたけど、全席埋まるほどじゃなかった。 車内では結構頻繁に車内販売がやってくる。駅弁の類は無くて、ジュースやお菓子だけだったと思う。 たっぷり風景を楽しんだころ、これまた定刻通りヨークへ到着。意外に時間通りじゃん。

【車窓から1】

【車窓から2】

【車窓から3】

+++<ヨークミンスター>++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
ヨークの駅も小さいドーム型。手すり部分に紋章が付いてたりしてなんだか可愛い。 事前に調べておいた手荷物預かり所に荷物を預ける。預かり所はヨークミンスターへの出口側ホームにあって、 レンタサイクル屋を兼ねてた。1個4ポンド。無事に預ける事が出来てよかった〜。

【ヨーク駅】

【構内の飾り】

駅を出て、ヨークミンスター方面へ向かう。空はどんより曇って雨が降りそう。このどんより感、イギリスって感じがするな〜。 途中、城壁を発見したので登ってみる。結構高!狭!それなのに手すり付いて無いよ。落ちたら危ない。 城壁はヨークをぐるっと囲んでるんだけど、ここにあったのは20m程度だった。 とりあえず城壁も見たって事で。

【城壁】

【ヨークの町】

【何かのオブジェ】

【ヨークミンスター】

さらに歩くと、ものすごい大きな鐘の音が聞こえてきた。リーンゴーンと延々鳴っている。 なんかフランダースの犬とか、意味も無く思い出すよ〜。
ヨークミンスターに到着。もっと人が多いかと思ってたけど朝早いせいか、まばら。 写真を撮ろうにも、でかすぎて入らない!引きすぎると余計なものが入るし。

諦めて中に入る。ヨークミンスターは・・・でかい!!本当に大きい。
ヨーロッパ初の私はこんな大きな建造物を初めて見た。何より天井がものすごい高い。 地震国日本じゃこんなに大きな石の建造物造るのは無理だよな〜。

ヨークミンスターはステンドグラスが有名で壁の至る所にステンドグラスがはめ込まれている。 でも聖書詳しくないのでどういう場面なのかさっぱり分からない・・・。
ヨーロッパ旅行するならその手の知識があった方が楽しめるんだろうな。 中は広くて見るものたくさん。うろうろしていると、有名なステンドグラス『五人姉妹』の前に 高校生ぐらいの子達が椅子を並べ、楽器を持ち寄りいきなり演奏をはじめた。
先生と思われる指揮者はタータンチェックのスカートはいてるよ! 多分地元の高校のオケ部とかなんだろうな〜。 演目はカノンや春といった有名どころ。有名な曲なので粗も目立つんだけど、こんな場所で聞くとなんだか感動するわ。

【外から・正面】

【中から・正面】


【ステンドグラス】

【竜頭】洗礼の時使うらしい

【高校生オーケストラ】


【5人姉妹】ボケボケ・・・

ミンスターの中を一通り見て、塔に登ってみることにする。 「ミンスターの頂上に行くためには数百段の階段を登る」とは聞いていた。 なぜか私は大きな一直線の階段を登るんだと、考えていた。でも・・・。
実際はものすごい狭い、人一人通るのが精一杯の螺旋階段を延々登っていく必要があった。 当然階段も石造りなので滑り落ちそう!途中、手すりとかロープが一応あるんだけど、怖すぎ。 登っても登っても先が見えなくて、狭さもあって窒息しそうな感覚に陥ったよ。 途中別の塔に移るため、いったん外へ出る。なんかRPGっぽい。見晴らしいいわ〜。
さらに狭い塔をまた登り、ようやく頂上へ。・・・地味だなw 風が吹いててとっても寒い。見晴らしはいいけど、正直それだけだった。 またあの螺旋階段を下りなきゃいけないのかと思うと、ものすごく憂鬱になる。 寒いのでしぶしぶ降りる。やっと降り着いた頃には足がガクブルになっていた。ひー(TT)

【お墓?】天使がすっごい
嫌そうな顔してるのよ・・・

【塔の入り口】狭!


【頂上からの景色】

+++<昼ごはん>++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

【ヨークシャープディング】
12時近かったのでお昼ご飯を食べることにする。
ヨークといえばヨークシャープディング!ということでヨークミンスターに近い ガイドに載っていたお店に入ってみる。こじんまりとしてるけどピンク調で可愛いお店だった。
お客さんはほとんど白人でアジア人皆無。ヨーク自体にアジア人観光客が少ないっぽいんだけど。 Nさんは牛肉の、私はソーセージのヨークシャープディングを頼んでみる。
しかしこの料理、でかい!普通ヨークシャープディングってせいぜい直径7,8センチで、 味がなく料理の付け合せに出てくるだけみたいなんだけど、 ここのは直径20センチ以上のプディングの中にシチューが入っている。 プディングって言っても日本で言うプリンじゃなくて、パンみたいな感じ。
味は普通に美味しかった!イギリス料理は不味いと身構えていたので拍子抜け。 でもそんな量があるわけじゃないのに最後の方はちょっと飽きてしまった・・・。

+++<クリフォードタワー>++++++++++++++++++++++++++++++++++

【クリフォードタワー】


ヨークでもうひとつ行ってみたかった観光地、クリフォードタワーへ向かう。 ガイドには中心地から徒歩20分とあったのですごい遠いかと思ってたけど、意外にすぐ着いた。 お椀状の丘の上に低い塔が建っている。"タワー"と言うので建物かと思ってたけど 中には天井がなかった。外敵を見張るための見張り台だったらしい。 ロンドン塔みたいのを想像してたのでちょっとがっくりw 塔の2階はさすがに見晴らしよかった!

+++<ヨーク・ダンジョン>++++++++++++++++++++++++++++++++++
クリフォードタワーが呆気なく終わってしまったのですぐ近くにあったヨーク・ダンジョンへ行く。
ここはチェーンのお化け屋敷みたいなもので、イギリス内の主要都市にいくつかある。 各土地の陰惨な歴史や拷問の様子をを人形展示している・・・らしい。
ロンドンのダンジョンに行きたかったけど、時間がなくて無理だわーなんて思ってたから期待しながら 入ってみる・・・が、大失敗だった(TT)

まず自分で好き勝手に展示を見ていくのかと思ってたらそうではなく、シンデレラ城みたいに 案内人が説明してくれるタイプだった。当たり前だけど英語・・・全然分からん!! 他の客がアハハハーと笑っていても微妙な顔をして立ち尽くす私達。 しかもすぐ終わると思ってたら、意外に長い。途中で退出したくなったけどそれもかなわず、 最後出てきたときにはもうヘロヘロになっていた。
私達以外は皆そこそこ笑ってたので、多分アトラクションとしては楽しい方なんだろう。 が!英語に自信のない人は絶対行かない方がいい!!と、心の底から思いました・・・。

+++<散策&ティータイム>++++++++++++++++++++++++++++++++

【アフタヌーンティ】
ヨークの街は敵の侵入に備えるため、細い路地がくねくね入り組んでいて分かりにくい。 シャンブルズと思われるあたりも歩いてみる。小さい露天も沢山出ていた。 いかにもヨーロッパっぽい町並みだわ〜。

15時半ごろくたびれたのでお茶をすることにした。入った店は「ベティズ・カフェ」 ガイドによると地元民にも人気で2,30分待ちは当たり前らしい。
私達が並んだ時はちょうど列が随分短くなった時だったんだけど、それでも20分は並んだ。 やっぱりイギリスならアフタヌーンティでしょ!と言うことで今旅行初めてのお茶タイムで アフタヌーンティを頼む。12ポンドぐらいなので結構安い。
サンドイッチ・スコーン・ケーキの伝統的セット。お味は・・・ サンドイッチはいまいち。パンがぱさぱさしてるし具も地味だ。これが正当なのかな?
ケーキは・・・最悪w。Nさんはジンジャーの蒸しケーキ、 私は何かのタルトを選んだんだけど甘すぎる、濃すぎる!!げっそりしてしまった。

でもスコーンは激ウマ!!てか、スコーン自体は暖めても無いし普通だったんだけど、 クロテッドクリーム&ジャムがうますぎ。クロテッドクリームはもったりとろーりしたタイプで、 ジャムは普通のイチゴジャム。いやー、まさかクロテッドクリームがこんなに美味いとは。
途中からお腹一杯になったけど、この組み合わせならいくつでも入るわ!
お茶は食べ物を食べ終わるか終わらないかぐらいに出てきた。途中で催促したけど遅すぎだ(TT) イギリスの水は硬水なので、紅茶は日本で飲むより断然美味しい、ってよく聞いてたんだけど 正直普通だった。とにかくクロテッドクリーム万歳!

+++<鉄道博物館>+++++++++++++++++++++++++++++++++++
ヨークにはもう一つ行っておきたい場所があった。そこは国立鉄道博物館。 入場料の高いイギリスにあって入場無料ってのが魅力だ。 17時前にカフェを出て駅の向こう側の博物館に向かう。
博物館は新しい北館と古くからある南館に分かれていた。とりあえず北館から見学。
入ってすぐのところに新幹線が展示してあった。他の車両は簡単な説明書きがあるだけなんだけど、 新幹線にはこれまでの歴史や駅弁なんかを展示した特設ブースが設けられていた。 説明は日本語と英語の併記。ああ、読める!w まだ2日目なのにこんなに日本語が懐かしい・・・。
新幹線の他にも他の国の最新鋭の車両や初期の車両、蒸気機関車なんかが沢山展示してあった。 時間は17時半。列車が18時なので駆け足で南館を見る。
南館には主に御用列車が展示してあった。ヴィクトリア女王が乗った車両など。 列車のくせに普通の家のように豪華なベッドや洗面台、談話室などがあった。面白い〜。 もうちょっとゆっくり見たかったけど、時間が迫ってきたのでヨーク駅へ向かう。

【博物館入り口】

【新幹線】


【御用列車】豪華!

+++<エジンバラへ>+++++++++++++++++++++++++++++++++++
10分前ぐらいに駅到着。これから長い旅路が始まる・・・。
ニューキャッスル行きの電車が定刻通りに到着。これが平日ならエジンバラ行きだったのになー。 ヨークではかなりの人数が降りるけど、同じぐらい沢山の人が乗り込む。
私とNさんはなんとか座ることができた。車内はほぼ満席だったけど、立ってる人はいなかった。 1時間ほどでニューキャッスルに着き、エジンバラ行きに乗り換える。

エジンバラ行きの列車はいかにも鈍行然とした風情でレトロな感じだった。 座れないほど混んでたらどうしよう!と不安だったんだけど、ガラガラ。 車窓風景を楽しむためにまたも窓際の席にばらばらに座る。
もう日も傾いてたけど、何か見るもがあるだろうと期待していた。 が、甘かった!日が落ちると何も見えない。容赦ないほど真っ暗だよ! 日本ならどんな田舎でもちらっと民家の明かりや道路の街灯が見えるけど、 それすらない。よく考えたらロンドン〜ヨーク間だって牧草地には何も無かったもんな〜。 ひたすら暗闇の中を進む。次第に飽きて眠ってしまったんだけど、そのうち寒くなって 起きてしまった。やっぱり北に向かっているのね・・・。

3時間、うつらうつらしながら過ごしエジンバラに到着。エジンバラ駅はさすがに大きかった。 くたびれていたので急ぎ足でタクシー乗り場に向かう。
運ちゃんにホテルの住所を書いた紙を見せ、タクシーに乗り込む。
ガイドには、イギリスのタクシーはいきなり乗り込んでは駄目。乗る前に運転手に行き先を告げて、 って書いてあるんだけど、いきなり乗り込む客も多かったような。 タクシーの中は広かった。3列ワゴンの2列目を取り除いた感じ。
基本的に客席は2席しかなく、運転手席の裏側に折り畳み式の椅子が2つある。 なんか微妙な作り・・・w 15分ほどでホテルに到着。8ポンドぐらいだった。

ホテルはエラズリーハウスホテル。旧名ラマダ・ジャービス・ホテル。こじんまりとして可愛いホテルだった。
フロントにはこれまた小柄で可愛らしいおばちゃんがいた。早口英語でまた何か言われるが、 ふんふん、と適当に聞き流す私達。単語を拾うことしかできないよ・・・。

部屋は狭いけどまたツインだった!よかった〜。惜しむらくはシャワーが固定式な事。 一休みしたかったのでNさんに先にお風呂入ってもらう。
ベッドに横になりぼーっとしてると、風呂場から「冷たっ・・・!」という叫び声がw どうやらシャワーが固定式で結構角度がついてるので、蛇口をひねると いきなり冷水が体にかかるらしい。やっぱ可動式シャワーがいいな〜。 散々歩いて疲れ果てていたのでお風呂上がってすぐ寝た。
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