鳥類 (3)  1 / 2 / 3
  サシバ (タカ科)   
夏鳥として渡来。里山に生息するタカの仲間。
全身褐色でのどは白、中央に一本の黒い縦線が入る。腹は白く褐色の横斑が入る。ピックィーとよく鳴き、上空を舞いながらヘビ、トカゲ、カエルなどを探し捕らえる。
市内の林で営巣し子育てをする。 全長約49cm。

 
 
  アマサギ (サギ科)
夏鳥。小型のサギ類で、くちばしは短く、夏羽では頭から胸、背は橙黄色であるが幼鳥は白い。山地の竹林やスギ林にコサギやゴイサギと一緒に集団で巣(コロニー)を造り、付近の水田や湿地で餌を捕る。耕運機の周囲に群れて、飛び出す虫をねらう習性がある。
市内の水田で普通に見られる。 全長約50cm。
 

 
 
  バン (クイナ科)
留鳥。全体に黒褐色の体に赤い額と嘴、黄緑色の足が目立つ。白い羽のある脇と尾の下部の白い羽は広げて仲間に警戒の表現をする。沼、水田や湿地などで繁殖し、水辺に草が生い茂った場所を好み草の実や虫を食べる。
池花池や手堤池、大谷池など各地区のため池で見られる。 全長約33cm。

 
 
  コチドリ (チドリ科)
夏鳥。川原、造成地、埋めたて地、畑などで見られる。頭と背は灰褐色、下面は白く、顔と胸に黒線がある。金色の目の縁、胸の黒いバンド、黄色の足が目立つ。外敵が近づくと親は雛を守るために傷ついたふりをして偽傷という動作をする。
堅倉地区の巴川橋付近で営巣している。 全長約16cm。
 

 
 
  セッカ (ウグイス科)
留鳥。体の色は黄褐色。背には黒い縦斑がある。尾はくさび型で先が白い。冬は川べりの繁みに潜んですばやく動きながら昆虫などを捕らえて生活し、川原や農耕地周辺で繁殖する。縄張り宣言のため、飛び上がるときはヒッヒッヒッ、下降時にはジャジャジャと特徴ある鳴き声を発する。
小美玉市では池花池、各地の川原などで見られる。 全長約13cm。

 
 
   

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