鳥類 (2)  1 / 2 / 3
  ヒバリ (ヒバリ科)   
留鳥。春の畑から大空に舞い上がり、ヒュル、ヒュルとさえずる。体は茶褐色で胸に黒い縦斑があり、頭には比較的長い冠羽を持つ低地から山地の草原、畑、川原などにすみ、地上を歩いて昆虫や、草の実を食べる。地上に営巣する。
茨城県の鳥で、小見玉市では普通に見られる。 全長約17cm。              

 
 
  ジョウビタキ (ツグミ科)
冬鳥。10月〜4月にかけて見られる。平地から山地の農耕地、川原、公園、雑木林に生息。雄の頭上は灰色で顔と、背、翼は黒く、胸以下の下面は橙色。翼に白斑点があることから「紋つき鳥」、「庄屋様」などと呼ばれている。雌は頭から下面にかけて灰褐色で、目がクリクリして可愛い鳥である。                        
小美玉市では畑や庭先などで見られる。 全長約14cm。

 
 
  ノスリ (タカ科)
一部留鳥全体的に淡褐色で翼の下面は白く、翼の先端部分とその基部の黒い模様が目立つ。尾は短く飛翔時にしばしば扇形に開く。 冬に暖地に移動するので見る機会が増える。丘陵地や山地の林で営巣し、農耕地、牧場、川原などの草原でホバリングしながら、ネズミ、カエル、トカゲなどの小動物を捕食し、ヘビも好んで食べる。
小美玉市ではまれに見られる。 全長約54cm。

 
 
  ホオジロ (ホオジロ科)
留鳥雄は赤茶色の体で上面に黒い縦斑が入り、顔には白と黒のはっきりした斑が入る。山地の明るい林、木のある草原、川原、海岸の松林に生息し、地上や草むらで草の種子の他、昆虫も食べる。
木の梢などの目立ったところで細い声で早口でチョッピーチリーチョチーツクなどとさえずる。昔からそのさえずりを「一筆啓上仕り候」(いっぴつけいじょうつかまつりそうろう」などと表現した。

小美玉市では普通に見られる。 全長約16cm。

 
 
  セグロセキレイ (セキレイ科)
留鳥黒い顔に白い眉斑、川、沼、池などにすみ、水辺の地上を歩いて昆虫などを探し、立ちとまっては腰を動かして尾を上下に振る。
ジージー、ジージと濁った声で鳴くので他のセキレイと区別できる。

小美玉市では普通に見られる。日本固有種。 全長約22cm。

 
 
   

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