鳥類 (1)  1 / 2 / 3
  オオハクチョウ (カモ科)   
国際保護鳥
冬鳥
日本で見られる野鳥の中で、一番重い鳥で体重は約10kgに達する。嘴は黒く、基部の3分の2が黄色い。幼鳥は全体に汚れた灰色をしている。家族構成は親鳥2羽、幼鳥数羽の家族群で生活する。小美玉市の池花池には12月初旬に飛来し、多い時は50数羽が羽を休め、水草の根や餌づけのパンくずを食べ、3月末に北へ帰って行く。  全長約140cm。

 
 
  カワセミ (カワセミ科)
留鳥。コバルト色の背中と、オレンジ色の腹をした鮮かな色の鳥。 雄は嘴が黒く、雌は下嘴が赤い。沼、池、川などにすみ、水辺の石や杭、水の上の横枝や草の茎にとまって水中の獲物を狙い、魚を捕らえる。ホバリングして獲物を狙い水中に飛び込む。捕った獲物は石や枝に何回も打ちつけ弱ってからのみ込む。飛ぶときにチーと鳴く。小美玉市各地区のため池や川で見られる。
全長約17cm

 
 
  ルリビタキ (ツグミ科)
留鳥。雄の上面はルリ色。脇は橙色で尾が青い美しい鳥。3年をかけて美しい成鳥となる。本州以北の低山から高山帯にかけて生息し、山麓の林、渓流脇の林や市街地の公園などで見かけることがある。小美玉市ではやや暗い林の縁などでまれに見られる。人が近づいても逃げないことから「ばかっちょ」の呼び名がある。 全長約14cm。 

 
 
  チョウゲンボウ (ハヤブサ科)
漂鳥。(一部留鳥)雄は頭から顔が青灰色、体の上面は赤褐色に黒色の斑があり、冬は全国の草原、農耕地、川原などで見られ、ホバリングしながら地上のネズミ、昆虫、モグラ、それにスズメなどの小鳥を狙い急降下して捕まえる。キッキッと鳴く。小美玉市ではまれに見られる。  全長約33cm。 

 
 
  アカハラ (ツグミ科)
冬鳥。本州中部以北の平地から山林、林で繁殖する。体の上面は暗褐色で、胸から脇にかけてオレンジ色、腹の中央は白っぽい。比較的明るい林床や、開けた芝生の上に出てきてピョン、ピヨン跳ねてミミズや昆虫を食べる。小美玉市ではクリ林や人家の庭などで見られる。  全長約24cm。

 
 
   

 

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