Windows XPのリモートデスクトップでClearTypeを有効にする
Windows XP Professionalのリモートデスクトップサーバー(Terminal Service)ではディフォルトでは画面は16bitカラーまでで、ClearTypeを有効にすることができません。
Windows Vista BusinessおよびUltimateではRDP6.1が採用されているため、32bitカラーとClearTypeが利用可能なのですが、いかんせん値が張ります。
ここでは、Windows XP SP3で24bitカラーとClearTypeを利用する方法を紹介します。
まず、24bitカラーを利用する方法は[1]を参考にXPのMMCで設定します。
次に、以下の内容のレジストリファイルを作成し、XPに読み込みます。
Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Terminal Server\WinStations] "AllowFontAntiAlias"=dword:00000001
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Terminal Server\WinStations\RDP-Tcp] "AllowFontAntiAlias"=dword:00000001
最新のリモートデスクトップクライアントで、適切にオプションを設定して接続すれば、両方とも利用可能なはずです。
情報元
[1]http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/705rdpcolor/rdpcolor.html
[2]http://www.codeproject.com/KB/system/RDP_Clear_Type.aspx