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深大寺と鬼太郎茶屋
〔深大寺〕
No22

12月中旬、その日も寒かった。友達と待ち合わせをしてどこに行こうかと考えた。いつもならポンと行きたいところが思い浮かぶのだが、この日は行きたいところが思い浮かばなかった。

友達のリクエスト

どこに行こうか?と思案していたとき、友達が深大寺と言う所があってとても落ちつくいい場所だと本に書いてあったと言う。それなら行ってみようとすぐに決め、調布に向かった。師走なので道が混んでいるかと思ったが、そうでもなくスイスイと目的地に着いた。そうはいっても出発したのが遅かったせいか、着いたのは夕方4時近くになっていた。

鬼太郎茶屋発見

駐車場に車を止め参道へ行くとすぐに鬼太郎茶屋を発見。鬼太郎や目玉のおやじが見えてきた。ぼくらの世代にとっては親しみ深いキャラクター鬼太郎。小さな頃、オープニングのテーマが流れると怖がっていたことを思い出した(笑)懐かしいな。

鬼太郎茶屋 鬼太郎茶屋
鬼太郎茶屋
鬼太郎茶屋

住所:〒182-0017 東京都調布市深大寺元町5-12-8
TEL 042-482-4059
FAX 042-441-1683

鬼太郎茶屋のモチーフ
鬼太郎茶屋のモチーフ

店内を少し見て興味をそそられるものがあった。いつもそうなのだが『これ、面白いな』と買ってみるのだがその後、ずっとどこかにしまっておくだけのお土産ってたくさんある(^^ゞだからこの日は、一度、境内を見て回ってそれでも買いたかったら買うことにした。

癒しのスポット

そして参道を進む。ここ深大寺は癒しのスポットとしても有名なようだ。たしかに心が落ちつく。不思議な感じだけど癒されているようなそんな感じがした。

参道のお店 参道のお店
参道のお店
もう日暮れ近かったが参道には若い人からお年寄りまで多数の人が参拝していた。
道をそれて深沙大王堂へ

正面に山門が見えてきたがまずは左に折れて深沙大王堂へ向かった。紅葉がとてもきれいだった。

深沙大王堂と紅葉 深沙大王堂と紅葉
深沙大王堂と紅葉
深沙大王堂

昭和43年に再建され旧堂は大師堂に匹敵する大きさがある。深沙大王社と呼ばれている。大きな鳥居もありましたが、明治の神仏分離令により取り壊された。秘仏深沙大王像が安置されています。深沙大王は水神で秘仏は57cmの高さがあり、どくろの胸飾りをつけ象皮の袴をはき憤怒の形相をした鎌倉時代の優作です。
(調布市観光協会ホームページを参考)

一休庵 弁財天池
一休庵 弁財天池
夕方ということもあって小腹がすいてきたけど日が暮れてしまいそうだったのでお店にはよらず素通りした^^けどおいしそうなものがたくさん売られていた。
山門
山門
山門

本柱の後方に控え柱を立て、その上方に女梁、男梁をかけ切妻屋根を乗せた門です。1695年(元禄8年)に千人の寄進により普請され、境内現存の最古の建物です。柱、組材などはケヤキで赤く塗られ、屋根裏板・垂木などはスギで黒く塗られています。 「山門に 雲をふき込む 若葉かな」と詩人正岡子規にも詠まれています。(調布市観光協会ホームページより抜粋)

山門 本堂
山門 本堂
深大寺(じんだいじ)

奈良時代(天平5年)満功上人によって創建された深大寺。 東京では浅草寺に次ぐ古い歴史を持つという。 境内のいたるところに水路や池があり、水に囲まれた名刹。 厄除け、商売繁盛、縁結びの寺としても名高い。
深大寺は正式名称を天台宗別格本山浮岳山昌楽院深大寺といいます。浮岳とは遥かに遠くを望み山が浮かんでいる様に見えるところから呼ばれ、遠来の際に目印にしたと思われています。
所在地:調布市深大寺元町5−15−1

深大寺
深大寺
本堂前に着くと絵を描いている人がいました。絵がうまい人を見るといつも羨ましく思います。
スペーサーイメージ
本堂 本堂
本堂
本堂:大正8年再建され本尊は阿弥陀如来。鎌倉時代前期の作といわれている。本堂は平成15年に改修され国内の著名な寺院では平泉の中尊寺 長野の善光寺などがあり深大寺はこれらの寺院と同格なんだそうです。かつては多摩地方一帯から川崎にかけて三十をこえる末寺を有した古刹であり、現在でも調布市内外から参拝の人々が絶えない。

参拝した後、すぐ隣の元三大師堂へ行ってみた。

元三大師堂 元三大師堂
元三大師堂
一生懸命、何かをお願いしている人がいました。どうしても叶えたい願いなのかもしれませんね。
元三大師堂

幕末大火で類焼しましたが被災直後(1867年 慶應3年)再建されました。内部には慈恵大師像が安置されています。2mを越す大像は珍しく、鎌倉末期の作とされています。近世にはこの元三大師が深大寺の信仰の中心となりました。元三とは慈恵大師の入寂が正月三日だったことによっています。像は慈恵大師(元三慈恵大師良源)の自刻像といわれ、991年に深大寺に移座と縁起に深大寺真名縁起詞書に記されています。河鍋暁斉の竜の天井画が残っています。河鍋暁斉は江戸末期から明治の鬼才といわれ、国内外で高く評価されている画家です。
(調布市観光協会ホームページより抜粋)

植物公園へ続く道 開山堂
植物公園へ続く道 開山堂
本堂裏は小高い丘になっていて、その奥を進むと都立神代植物公園へと進みます。僕達はもう時間がなかったので少し歩いて開山堂まで行ってみました。

そして丘を降りてきて釈迦堂を見ると陽もだいぶ、かげってきた。

都立神代植物公園

花と緑のオアシス。それが神代植物公園です。園内には約4,500種類、10万株の植物が植えられており、四季折々の花と緑を楽しむ事が出来ます。
(都立神代直物公園ホームページより抜粋)
東京都立神代植物公園公式サイト

雀のお宿 雀のお宿
雀のお宿

竹やぶに囲まれた、とても雰囲気のいいお店でした。深大寺周辺にはたくさんのそば屋がありました。こういう趣のあるお店ならゆっくり落ち着けそうですね。

雀のお宿 雀のお宿
雀のお宿
参道のお店 参道のお店
参道のお店
深大寺付近には他にも団子屋さんやお土産屋などもう一度、立ち寄りたいと思うお店がたくさんありました。
スペーサーイメージ
茶屋
茶屋
写真に写っているのは僕ではありません^^けどこちらを向いてポーズをしているようですね。
再び、鬼太郎茶屋へ

そして最後にもう一度、鬼太郎茶屋へ戻り2Fにある妖怪ギャラリーを見学しました。著者の水木しげるさんの紹介や妖怪のフィギアなどが飾られており癒しのデッキという庭園が見えるテラスなどもありました。ゲゲゲの鬼太郎をリアルタイムで見ていた人なら、とても面白い場所だと思いました。

このときは夕方から急に行ったので、あまり落ちついて見てまわれなかったけど、今度はもう少し早い時間に行って、ゆったりと境内を散策してみたいと思いました。

スピリチュアルカウンセラーの江原さんがこの深大寺を『癒しスポット』として本に紹介されていましたが本当に心の落ちつくいい場所でした。今度は暖かい時期にゆっくりとおソバなどを食べに行きたいです。

深大寺へのアクセス

●電車
京王線調布駅北口、つつじケ丘駅北口からバスで深大寺行き乗車、「深大寺」下車

(2006年12月29日UP)