お盆休みの8月14日、その日も真夏日だった。今年(2005年)の夏は本当に暑い。午前中、お台場に出かけお昼ご飯を食べた後、新木場経由で京葉線越中島駅へ。その時、すでに午後2時半をまわっていた。駅を出て清澄通を両国方面へ歩くとハッピをきた人々がこちらへ折り返してくる。お祭りは15:00くらいまでと書いてあったから、もしかしたらもう終わってしまったかもしれないと、少し不安にもなったが門前仲町の交差点まで来て安心した。そこにはたくさんの人だかり。遠くからはかつぎ手の掛け声が聞こえてくる。嬉しくなり、走って交差点に近づいていく。
小さい頃もお祭りに連れて行ってもらうと嬉しくてウキウキした。その時も小さな頃の躍動した気持ちを思い出した。いくつになってもドキドキワクワクしたいですね。
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富岡八幡宮例祭 |
たくさんの神輿がこの交差点を過ぎていきました。通称、 深川八幡祭りと呼ばれているそうです。 |
[深川八幡祭り]とも呼ばれる江戸三大祭りの一つ。境内では期間中、神楽や和太鼓、舞踏など多数のイベントが繰り広げられる。
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門前仲町交差点 | |
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この交差点はたくさんの見物客がいました。二重、三重にもなっていました。 | |
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富岡八幡宮例祭 (深川八幡祭り) |


今年(2005年)は3年に一度の本祭りに当たる年で”大神輿連合渡御”が行われ大神輿54基が勢ぞろいした。上の番号表、よ〜く見ると四番と四十二番はないのです。縁起の悪い数字だからでしょうか?
門前仲町の交差点はたくさんの人だかり。だから神輿(みこし)がみえないのだ。その交差点ではホースを持っている人がいて神輿が来るとその神輿に水をまくのだ。沿道でボーっと見ているとその水がかかりそうになる。かかっている人もいた(笑)たくさんの人がいるので少し移動してみることにした。門前仲町の交差点から大手町方面へ数十メートル移動しただけでもだいぶ見やすくなる。
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間近でみるお神輿 | |
門前仲町の交差点を少し移動すれば間近でお神輿が見れました。 | |
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活気付く人々 | |
各神輿によって元気さも雰囲気も違いました。このお神輿を担いでいる人たちは手を上げながらノリがよかったです。 |
小さい頃、弟とふたりでよく遊んだ。ふたりでお祭りごっこもした。座布団を何枚か重ね、その上に何か物を置き、それをお神輿にしてふたりで家の中を『ワッショイワッショイ』と担いだものだ(笑)ワザとフラフラして障子を破ってしまったり(笑)途中で休憩タイムを取り冷蔵庫から麦茶を出してきて『最高だね〜』なんていいながら飲んだり。小さいなりに大人の真似をしたかったのだなと思う。とてもいい思い出です。
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だんだんと近づいてくるお神輿 | |
神輿が近づいてくるたびに興奮しました。 | |
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回転するお神輿 | |
この場所でこのお神輿はくるくる回っていました。 |
沿道には『ワッショイ、ワッショイ』の声が響き渡る。このお祭りは別名”水掛け祭り”とも呼ばれていて沿道からかつぎ手に向かって水が浴びせかけられる。その水は清めの水だという。
写真を撮っているすぐ前で地元のおじさんと子どもがかつぎ手に向かって一生懸命、水を掛けていました。シャワーのようでした。
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水を浴びせかける瞬間 | |
水しぶきが飛んでいます。爽快な気持ちになりました。 | |
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びしょびしょですw(^^)w迫力がありました。 | 道の向こうには太鼓を叩いている人がいました。 |
各神輿の前にはお神輿を先導する人がいました。子どもから大人まで、男性も女性もいてハッピの色も色とりどりでした。
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先導する人達 | |
緊張しているように見えた人もいたし、リラックスして楽しそうな人もいました。 |

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旗 | |
各地域ごとに色々なデザインの旗がありました。 |

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活気付くかつぎ手 | 最後のお神輿 |
威勢のいい掛け声でした。 | このお神輿が最後のお神輿でした。 |
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やぐらでは太鼓を叩いている人がいました。 | |
富岡八幡宮例祭 |
◆電車
東京メトロ東西線門前仲町駅下車すぐ
久しぶりにお神輿(おみこし)を見て不思議と血が騒ぎました。かつぎ手の人たちの『ワッショイワッショイ』の掛け声に反応したのでしょうか。最後の神輿が通過して行った後もお祭りの余韻が残っていました。なんか元気をもらえました。
その後、深川不動尊と富岡八幡宮へ行ってみました。
(この次の章で記載:小旅行No15)