阿佐ヶ谷の天気
阿佐ヶ谷パールセンター

七夕まつりといえば、すぐに仙台や平塚を思い浮かべますね。ただ僕自身はまだその両方のおまつりとも行ったことがないので、いつか行けたらいいなと思っています。しかしその仙台、平塚と並んで東京、阿佐ヶ谷の七夕まつりもとても盛大で有名だと聞きました。

阿佐ヶ谷の七夕祭りのことは数年前から聞いては、いたが行く機会はなかった。

今の仕事上、月に数回、荻窪に行くことがある。その途中、阿佐ヶ谷を通過する。中杉通（なかすぎどおり）はけやき並木になっており暑い日にここを通ると木陰で気持ちがいい。先日、社長と一緒に得意先に伺った。その時も中杉通を通り荻窪方面へ向かった。そして左手にアーケード街が見えてきた。入り口付近には七夕まつりの飾りの準備が…その時、社長が阿佐ヶ谷の七夕まつりのことを教えてくれた。早速、家に帰ってから、いろいろと調べてみると阿佐ヶ谷の七夕まつりも仙台、平塚と並んで盛大で活気があるということが分かった。

そして週末、その阿佐ヶ谷七夕まつりに行ってみることにした。例年の人出は50万人にも及ぶという。

ＪＲ阿佐ヶ谷駅前から青梅街道まで約700m続くパールセンター商店街に、各商店の七夕飾りと出店が所狭しと並ぶ。
問い合わせ先 ： 阿佐ヶ谷七夕まつり実行委員会　03-3312-6181

午後1時に新宿駅を出て中央線で阿佐ヶ谷駅へ…ホームに下りると七夕飾りがあった。電車で阿佐ヶ谷に来るのは何年ぶりだろう？もうかれこれ5,6年ぶりだったと思う。改札を出て駅南口を出るとたくさんの人で賑わっていた。そしてアーケードの商店街、パールセンターが見えてきた。天気も快晴。中杉通のけやきが青々しく光っていた。

横断歩道を渡りアーケード街へ。そこにはたくさんの飾りがあった。道幅が狭い分、ぎっしりと飾りがある印象を受ける。

アーケード街には、いろいろなキャラクターの飾りがありました。子どもに人気のキャラクターや旬のものなど、それぞれ凝って作られていました。その時代の流行も分かりますね。

商店街を歩いていくと靴屋がありサンダルが売っていた。770円、1770円などの値札が付いている。七夕に因んで（ちなんで）【7月7日だから】770、1770円なのだろう？リーズナブルな値段だし最近、暑くてサンダルがほしいと思っていたので一足、買ってみた。暑いから早速、そのサンダルに履き替えた＾＾

阿佐ヶ谷駅から青梅街道までの約700メートル。商店街には途切れることなく七夕飾りが飾ってあった。つくづく商店街の人が協力して作っているお祭りなのだと思いました。青梅街道へ近づくに連れて人は少なくなってきた。

五節句の一。七月七日の行事。この夜、天の川の両側にある牽牛(けんぎゆう)星・織女星が、年に一度会うといい、この星に女性が技芸の上達を祈ればかなえられるといって、奈良時代から貴族社会では星祭りをした。これは中国伝来の乞巧奠(きつこうでん)であるが、一方日本固有の習俗では、七日盆（盆初め）に当たり、水浴などの禊(みそぎ)をし、この両者が合体した行事になっている。
(大辞泉より抜粋）

徐々に南下してくると人気（ひとけ）も減りスペースにも余裕が出てきた。アーケードを抜けると更に人は減ってきた。飾りはあるのだが、阿佐ヶ谷駅付近に比べたら寂しい感じがした。それでも青空が広がっていたので気持ちがよかった。一度、青梅街道まで出たがもう一度、阿佐ヶ谷駅まで引き戻すことにした。中杉通を歩こうかとも思ったが折角、年に一度のお祭りなのだからもう一度、商店街を歩くことにした。引き返す途中にヨーロッパ風（？）のマンションや複合施設、飲食店がある区画にあったハンバーグ屋さんで遅めのランチにした。値段もリーズナブルでおいしかった。

そのお店に入って席に座るとドーっと疲れが出た。店内は涼しく、とてもリラックスできた。商店街には、たくさんの人がいたので知らず知らずのうちに緊張していたのだと思う。そこでしばらく涼んでいた。

街は七夕一色でした。
上の写真をクリックすると商店街のサイトへリンクされています。

阿佐ヶ谷駅へ戻る頃には人出も更に増え活気づいてきました。 行列が出来ているカキ氷屋さんがあったりして…暑いから冷たいものを扱うお店の前はたくさんの人で賑わっていました。

■電車
ＪＲ中央線（総武線）　阿佐ヶ谷駅南口より徒歩1分
東京メトロ丸の内線　南阿佐ヶ谷駅より徒歩1分

Copyright(c) 2002 Asiato. All Rights Reserved.