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幸手桜まつり
〔権現堂桜堤〕
No7

やはりその日も天気は快晴。4月初旬というのにとても暖かく初夏のようだった。そこで幸手の権現堂桜堤に行こうと思い立った。昨年、初めて訪れた時、ナノハナと桜がとてもきれいでその景色にとても感動したからだ。ただその時は天気が悪く寒かったので天気のいい日にもう一度、行ってみたいと思っていた。

やはり大渋滞!?

予想はしていたが権現堂付近に着くと大渋滞。数キロ先から車の列が出来ていた。いつもならサーっと通過できるのだがこの季節はそうも行かない。こんなに混んでいるとは思わなかった。そこで裏道を通ることにする。裏道なんて知らないのだが適当に行ってみることにした。道は続いているのだから例え分からなくても行ってみればなんとかなるだろう!いつも抜け道を開拓するときはそんな気持ちだ。間違えたら戻ればいい。あたりは田園風景。所々に家もあるが比較的、見通しもよく目標は見つけやすい。そして案の定、権現堂近くに出た。

昨年以上の人

昨年、ここに来たときは天気が悪かったことや桜もまだ満開ではなかったようでそんなに人は多くなかったが今年はほんとに大勢の人がいた。天気もよく暖かかったこと、そして桜が満開だったからだろう。週末にちょうど満開を迎えた桜。この華やかさと賑やかな雰囲気が好きだ。

桜堤 桜堤
桜堤 桜堤
桜堤
満開の桜が僕達を迎え入れてくれました。
権現堂桜堤

大正9年、権現堂堤(利根川の支流である権現堂川の堤防)の延長6kmに3,000本のソメイヨシノが植えられ、関東の桜の名所となりました。 戦前の隆盛時は遠く静岡あたりからも花見客が見えて大変な賑わいを見せました。 この桜も太平洋戦争末期に薪として伐採されたため、昭和24年に改めてソメイヨシノが植樹されました。 現在、全国的な桜の名所として、毎年、春には多くの花見客が訪れる権現堂桜堤。 約1kmに渡って続く桜並木と周囲に広がる菜の花畑が織り成す淡いピンクと黄色のコントラストは、訪れる人の目を楽しませています。(幸手市商工会議所HP参照)

周囲に広がる菜の花畑

ここは桜だけではなくその周囲を取り囲むように咲く菜の花も有名だ。ピンク色の桜と黄色い菜の花が織り交ざった景色は絶景だ。菜の花畑のほうに降りてみると菜の花の匂いがする。その匂いは好き好きがあると思うが僕は臭いと思った(笑)けどあたり一面に咲く菜の花はとてもきれいで春の到来を思い出させ明るい気持ちになった。

権現堂の桜と菜の花 権現堂の桜と菜の花
権現堂の桜と菜の花 権現堂の桜と菜の花
権現堂の桜と菜の花 権現堂の桜と菜の花
権現堂の桜と菜の花
こちらからは桜と菜の花が同時に見れます。菜の花の黄色と桜のピンク色がきれいなコントラストを、かもし出していました。
写真撮影をしている人々
菜の花畑へ降りていくとたくさんの人が記念撮影をしていました。家族で、カップルで、友達同士で、親戚など、いろんな組み合わせがあるのでしょうね。記念撮影をしている人もいれば本格的なカメラを持ち歩き真剣に花を撮っているカメラマンのような人もいました。写真を撮るのは楽しいですね。
外野橋を渡り行幸湖へ

菜の花畑で写真を撮ったり少し休んだ後、外野橋を渡り行幸(みゆき)湖へ行ってみる。 外野橋の反対岸に来てもたくさんの人でごった返していた。

外野橋

外野橋

外野橋の構造的な特徴は、斜め吊材を採用した2径間連続自破式吊橋であることです。斜め吊材を使用した吊橋は、優れた構造特性と美観を併せ持っており、世界に4橋しかない珍しい吊り橋で幸手市のランドマークとなっている美しい吊り橋です。
(幸手市観光マップ参照)

真っ蒼な空と真っ白な橋。
そのコンストラストも菜の花と桜に負けないくらいきれいでした。

スペーサーイメージ
行幸湖 外野橋 外野橋
行幸湖 外野橋
行幸湖
行幸(みゆき)湖は大規模な県営公園として整備が進められています。 権現堂大噴水(スカイウォーター120)は、120年を迎えた埼玉県を象徴するために、噴水噴き上げ高も120フィート(36.6m)。 水辺の遊歩道など、うるおいとやすらぎにあふれた空間が訪れる人をやさしく迎えてくれます。(幸手市観光マップ参照)
再度、菜の花畑へ

行幸湖は時間帯によって噴水が噴き出るとのことだったが僕達は見られなかった。 少し高台で休んだり写真を撮った後、外野橋を渡り再度、菜の花畑へ向かう。

菜の花 菜の花
菜の花

こちらのブロックには菜の花畑の中に大きな木があり最初に見たブロックとは少し違った印象を受ける。1本、木があるだけでアクセントになりますね。

菜の花畑 菜の花畑と外野橋
菜の花畑より外野橋方面を望む
スペーサーイメージ
菜の花畑と1本の木 桜の枝と菜の花畑
菜の花畑と1本の木 桜の枝と菜の花畑
菜の花畑と桜堤 間近から見た菜の花
菜の花畑と桜堤 間近から見た菜の花

なのはな

ナノハナ畑花言葉:快 活

アブラナ科の学名Cruciferaeは"十字を持つ仲間"という意味で、これは、花弁が十字の形に開くことから名付けられている。春を黄色い絨毯にかえるアブラナは、ナタネとも呼ばれ、日本では古くから搾油用に利用してきた植物。明治以降はアブラナよりもセイヨウアブラナが多くなり、一般にナノハナとか菜花、菜種、油菜とされているものは、ハクサイやカブ類、及びアブラナ、セイヨウアブラナである。 千葉県の県花とされているナノハナは、チリメンハクサイを改良した切り花用のもので業者間ではハナナ。花時期は3月から4月。(花の名所案内ホームページ参照)

たくさんの出店

そして桜堤へ戻り国道4号線の方へ歩いていくとたくさんの出店があり花見をしている人の数も増えてきた。本当にたくさんの人々がいて出店も繁盛していた。お腹が空いたのでフランクフルトを買って食べたのだが冷めていておいしくなかった。こういうものって温かいからおいしいのに^^

花見客 花見をする人々
花見客
出店 出店
出店
ガソリンスタンドから見た桜

桜の季節だからとは言えこれだけ一気に人が集中すると周りに住んでいる人も大変だと思う。渋滞したり無断で路上駐車したり。権現堤から少し離れ近くのガソリンスタンドに併用して作ってあるコンビニに行ってみた。そこにもたくさんの人がごった返していた。『今日は稼ぎどきなのだろうな。』などと思いながらジュースを買う。たくさん歩いたから喉が渇いていたのでとてもおいしかった。そのガソリンスタンドから見る桜もとてもきれいだった。

ガソリンスタンドから見た桜 駐車場から見た桜
ガソリンスタンドから見た桜 駐車場から見た桜
お花見と言うと桜を思い出しますがここ権現堂は桜とナノハナの両方を一気に楽しめるので少し得したような気持ちになれました。また来年も行ってみたいと思います。
権現堂桜堤へのアクセス
■鉄道利用
○東武日光線幸手駅へ
  浅草から60分 北千住から45分
■車利用
○東北自動車道、久喜ICから20分
(2005年5月4日UP)