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漫画オタク
No2

今日、近くのターミナル駅に出かけ用事が終わり、夕方、おなかが空いたのでファーストフード店に入りました。

対照的なグループ

店内は混んでいたのだけど、ひとつだけポッカリと空いた席がありそこに座ってハンバーガーを食べていた。そしてその両横には対照的な人たちが座っていました。片方はいまどきの(イケ面というのでしょうか)いわゆる美男美女カップル。そして片一方(かたいっぽう)は見るからにオタクと思わせる人たち。

そのとき、僕はひとりでその店に入ったので両サイドから話声が聞こえてくるのだ。僕自身ひとりで行動することが多い。友人や知人と出かけるのも好きなのだがひとりでブラブラするのも好きだ。ひとりでいると誰とも話をしない分、いろんなことに敏感に注意が向き気付くことも多い。ひとりでいるのが好き。これも立派なオタクなのかもしれないな(笑)

徐々に違ってきた印象

けど第一印象とは別に僕はオタクグループの方に惹かれていった。

その見るからにオタクと思わせるグループは5、6人の男女が入り混じったグループなのだがみんなでアニメのキャラクターを描いているのだ。各自がおのおのの絵を描いて『あ〜だ、こうだ』と言っている。マニアック過ぎてさっぱり分からないのだが、みんな生き生きとキャラクターを描き楽しそうに話をしている。

一方、一見爽やかカップルの方はといえば...
会話が弾んでいない。出てくる言葉といえば『つまらないよな。何かいいことないかな』って。見るからに、けだるそうで『かったるいな』っていう雰囲気が漂ってくる。ちっとも楽しそうではない。

その一方、オタクグループの方は会話が弾み声のボリュームもどんどん大きくなる。ちょっとうるさいかなとも思ったけれどそのエネルギッシュさが羨ましくも思えてきた^^そして表情も輝いて見えた。好きなことをしているからなのだろうか?そしてそのうちのひとりの子が本当に嬉しそうに『できた』と言ってみんなに自分の描いた絵を見せている。それに対して他の人が何かを言って...

要するに楽しそうなのだ。好きなものを描き同じ趣味を持った仲間達と過ごす。それは最高に楽しいことかもしれない。

好きなものがあるというのは、とても魅力的なことですね。
好きなことをしている人と言うのはとても輝いて見えるものです。

僕自身も好きなものを通して自分の可能性や創造性などを育んでいきたいと思っています。

オタク

おたくとは、主にアニメや漫画などサブカルチャーに没頭する人間類型を示す言葉である。[フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)参照]

オタク産業

オタク産業という言葉があるようにその経済的な効果、影響と言うのはかなり大きなものがあるらしい。漫画オタク、ゲームおたく、アイドルおたく、車オタク、いろんなオタクがあるがひとつのことに没頭するそのエネルギーはとても大切なことだとおもう。

(2005年5月4日up)