今日、神奈川県の鎌倉に行ってきました。
いろいろと相談に乗ってくれるという方がいて...
午前中は話を聞いてもらい
午後は鎌倉を案内してくれるという予定になっていたのだけど
話を聞いてもらった後、その人に急用が出来てしまい
『せっかくここまで来たのだから少し、散策していったら!』と言うことで
ひとりで長谷寺と成就院と言うところに行ってきました。
雨は、どしゃぶりだったけど『気分転換するにはいいな』と思い
行ってみました。
そして帰りは藤沢周りで帰ろうと思い
江ノ電(レトロな電車)に乗ったんです。
江ノ電に乗ったのは多分、小学生以来だと思うから約20年ぶりで
とても懐かしかったから座席は空いていたのだけど
一番、先頭の運転手の後ろで立って景色を見ていたんですね。
そしたら長谷の次の駅から小学生が3人乗ってきて
(多分1年生か2年生くらい)
男の子2人と女の子1人で
そして大人の僕が先頭で景色を見ているのを少し不思議に思ったのか
『大人でも見るんだね〜』とか『こういうのって珍しいのかな〜』なんて
小さな声で話していて(笑)
それでもそのまま窓をのぞいていたんです。
多分、僕は暗い表情をしていたと思う。
そして男の子、ふたりが途中の駅で降りました。
そして女の子がひとり残ったのですがその子も車窓の景色をみていて...
僕の真正面にいたから目が合ったんです。
目が合ってしまったから微笑んだのだけれどその子は無表情でした(笑)
けど次の瞬間、その子がクルッと体を向き直して
対面の窓に絵を描き始めたんです。
雨で電車の窓が曇っていのでそこに絵を書き始めたのです。
それはたくさんの『ハート』の絵でした。
僕のことなんて気にもせずに、ただ、ハートの絵を描いて
そして書き終わった後、もう一度、こちらへ向き直って目線だけあわせて
笑いもせずにただ目線だけ合って
その時、この子は僕にエールを送ってくれているのかな...って
そう思いました。
応援してくれているのかな?...って
子どもって人の感情に敏感で...
その時、僕はあまり元気がなかったから
『まったく知らないおじさんだけど元気付けてやろうか!』って
思ったのかもしれません^^
子どもは天使のようですね。
もしも神様がいるとしたら神様が応援してくれているのかな...って
もちろんその子とはその後、会話もせず(当たり前か)
終点の駅でお互い、降りたけど...
とても温かい気持ちになれた。
『人と言うのは自分自身の力で誰かと出会っている』と聞きました。
偶然の出会いは、ないと聞きました。
あの女の子は 『頑張れ!』 と言うために
僕の前に現れたんだと思います。
人生の中ではいろんな人と出逢う。
老若男女、いろんな人と...いろんなシチュエーションで...
その結末が例え、寂しいものになろうがハッピーエンドになろうが
それは自分自身の意志でその人を選んでいる...と
そしてそこには必ず意味があって
『もっと自分のことを大事にしなさい!』とか
『もっと人のことを大切にしなさい!』とか
悲しい物語は自分で描いているんですよね。
自分自身がいつも何かを選んでいるんですね。
それなら、やはり『幸せ』になるような出会いを選んで行きたい!
これから選びなおそうと思います。
自分自身を信頼して自分にやさしく
そして人にも優しく接したい。
『一緒に幸せになれる人』を見つけていこうと思います。