心に思ったことのタイトルバー

僕は中学生の時、野球部でした。
決してうまくはなかったけど毎日、一生懸命練習していたと思います。
そしてレギュラーになれて...
ポジションはセカンドでした。
周りの友達とも楽しく出来たと思っています。

けど3年生になった時、どうしてもスローイングがうまくいかなくなって
思ったところにボールが行かなくなってしまって...
セカンドからファーストなんてすぐそこなのに
相手の胸に投げられなくなってしまいました。
すると小手先だけで投げようとするから余計、腕が縮んでしまって...

それでも、どうにかしたかったから
家に帰ってから一人でタオルを使って投げる練習をしたり
壁に向かってボールをぶつけたり...

けど夏の最後の大会が終わるまでそれはなおりませんでした。
だいぶいいところには投げられるようになったけど
最後まで自信を持っては、投げられなくて(><)
いい所に投げようとするから腕が縮こまってしまって...
全力で投げられなかったからだと思います。

僕らのチームは決して弱いチームではなかったと思うけど
最後の大会はコールド負けでした。

中3になってみんなにも思春期がきて...
野球よりもバイクや女の子の方が気になりはじめて...

不思議なことに僕はそういうことに全然、興味が湧かなくて
『どうしてみんな、もっとがんばらないのだろう?』
『以前のように一生懸命、練習してもっともっとうまくなりたいのに!』
って思ってた。

最後の大会が1ヵ月後に迫っても朝7時の練習開始時間に
集まった3年生は3人しかいなくて...
なんか、すごく悔しかったのを憶えています。
『どうしてみんな来ないのだろう?』
今しか全力でやるときはないのに!...って思ってた。

僕はキャプテンでもなかったし副キャプテンでもなかったから
みんなに向かって早く来なよ!...とは言わなかったんです。

今なら言うと思うけど...
けど
あの時は言えませんでした。
だから毎朝、早く行って
バックネットの壁に向かってボールを叩きつけて...

この姿をみてみんなが練習に戻ってきてくれたらいいな...って

けど最後の最後までチームはひとつには、まとまらなかった様な気がします。
そして1回戦でコールドで負けて...

すごく悔しかったです。
負けたことよりもこんな状態で試合をしなくてはいけない自分たちに...
全力を出し切れなかった自分たちに...

全力を出そうともしなかった自分たちに!

そして僕は無気力になっていきました。
それは高3の夏まで3年間続いて...
誰にも心を開かずに...誰ともつながろうとせずに...
自分の心を閉ざして...何もやらずに...
地獄のような3年間でした。

失敗することや挫折することなんて僕は全然、恐くないんです。
けど全力を尽くそうとしないことは物凄くコワい!
何もやろうとしないことが一番怖い!

ベストを尽くして全力で生きること
それは33歳(2003年8月)になった今でも僕の永遠のテーマで...

大人になるとたくさん言い訳ができて...
やらなくていい理由を考えてしまったり(><)
そんな時、すごく悔しくて...
その度(たび)にこう自分に言い聞かせています。

キレイに生きなくてもいいんだ。もっとドロ臭く生きてやろう!

コントロールなんか定まらなくていい。
だから腕を大きく振りかぶって思いっきり投げてみろ!...って

いつか僕に子供ができたとしても...
いい所をみせようと思わないで全力で生きている姿をみせようと思う!
そうやってメッセージを送っていこうと思う。

ラプティス・プラザ
ラプティス・プラザ
(サーファーズ・パラダイス)
エスプラネード
エスプラネード
(サーファーズ・パラダイス)
フィッシャーマンズ・ワーフ
フィッシャーマンズ・ワーフ
(ゴールドコースト)
東から昇る朝日が黄金色に輝くからゴールドコーストと言われているらしいです。照りかえる陽射しが眩しかったです。
ブリスベンの中央郵便局
中央郵便局 (ブリスベン・オーストラリア)
ここブリスベンで高校が同じだった先輩と知り合って...すごい巡り合わせだと思いました。
  田舎のパブ
田舎のパブ (クイーンズランド州郊外)
僕はアルコールは弱いのですが...
けどこういう所はいろんな人が集まるので
楽しかったです。
@もう1度、この文章を読む
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