24、5歳の頃、無口になりました。
海外の貧乏旅行から帰ってきて...
【世間一般】と言われている人達と自分には
価値観にギャップがあるなあ〜(T_T)と感じていて...
なんか自分は失格者のような気がしていました。
だから仕事先でもあまり人と話さないようにして...
人と下らない話をするくらいならひとりでいよう!...って
もし僕が誰かと話すことで人をキズ付けてしまうのなら
何も話さないほうがマシだろうと思っていました。
本音を言えば誰とも何も話したくなかったんです。
独りにしてほしかった。
どうせ誰も自分のことを分かってくれないのならひとりでいたい!...って
そうやってスネていました(><)
そしていつもこう思ってた。
『こうやってひとりで世間と闘っていればいつか必ず強くなれるだろう!』って
けどそれは違ったんですよね。
どんどん、どんどん孤独になり追い詰められていきました。
どうせ誰も自分のことなんか分かってくれないのだから...
人にやさしくしたってしょうがない...って
そうやって生きていた頃...
仕事帰り。いつものように電車で帰り...
柏駅のホームで電車を降りた時
僕の背負っていたリュックがバラバラになってしまい荷物がおちて...
みんな素通りしていく中で (どうせそんなもんだろって思っていたら)
1人だけ『大丈夫?』ってやさしく声をかけてくれた人がいたんです。
みんな急いでいるのにその人だけは
僕のバラバラになった荷物を拾ってくれて...
すごく優しい笑顔で...(^^)
その時、とても穏やかな気持ちで 『ありがとうございました』 と言えて...
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『ひとり』 を感じているのは僕だったんですね。
『ひとりぼっち』 を感じていたのは僕だったんです。
みんなが僕を分かってくれない...じゃなくて
僕がみんなを分かろうとしていなかったんだ...と気付きました。
孤独というのは自分自身が作っているだけで...
周りはみんな温かいのですね。
その日の日記にこう書いてあります。
【僕はやさしさを感じたときに力を出せるんだ!】...って
今までの人生を振り返ってみても...
やさしさをもらった時、僕は強くなれた...と思います。
人のやさしさを感じた時、すごく強くなれた。
やさしさを感じて力を出せた...と思うから!!!
ひとり孤独に耐え、人は強くなれるのかもしれません。
けどやさしさを感じた時...
人はもっと強くなれると思うから...
ひとりで生きるのはよそうと思う。
恐いからといって引きこもらずに
大勢の人の中、たくさんの人の中で生きていこう!...と思います。