城館日記

2003年


4月

29日 火曜日

午前2時23分 休止状態

 WindowsXP で休止状態を久しぶりに試したところ、起動ドライブの空き容量がかなり減ってしまいました。休止状態に移行するために必要な空き容量を満たせないほどでした。

 HDD に書き出したメモリの中身がそのまま残っているのが原因だろうと見当はつきましたが、それをどうしたら削除できるのかわかりません。専用の隠しフォルダに置かれるらしいですが、中身は空のようです。結局、休止状態をサポートしないように設定変更したら、再起動後には元の空き容量に戻っていました。

 これが標準の動作なのかバグなのかわかりませんが、解決するまではこの機能は使えません。最も、起動時間が短縮されたので必要性はあまりなさそうです。


28日 月曜日

午前4時46分 参考文献追加

 情報を漁っていたらいいものを見つけたので追加です。

 雀が鳴き始めてしまいました。新聞配達のバイクの音も聞こえます。朝です・・・。

午前4時15分 Perl でオブジェクト指向

 最近、Perl でオブジェクト指向プログラミング(以降、OOP)をすることを目指しています。そのわけは、現在製作中の CGI を拡張しやすくするようにしたいからです。

 Perl は CGI のために使われる言語と言うイメージが一般的かもしれませんが、実際は割りと何でもござれです。UNIX 方面ではインストールスクリプトとして使われることが多いですし、DOS で言う外部コマンド(Windows から入った人にはわかりにくいですね。Windows のエクスプローラーに当たる command.com に含まれるのが内部コマンド、それとは別のプログラムとなっているのが外部コマンドです。)が Perl で書かれていたりもします。

 で、Perl5.00 から OOP っぽいことができるようになりました。内部の変数やインスタンスを隠すこととかは出来ませんが、オブジェクトを作ってインスタンスを呼び出したりと言ったことは一応出来ているようです。ただ、無理やりやっているのでコードがかなりややこしくなります。強制的に第一引数にクラスの名前が入ったり、インスタンス側ではそれを経由しないと自分の変数にアクセスできません。手続き型でコーディングしたものを移植すると、細かい単純作業の繰り返しが待っています。新しいコーディング方式と概念が一気に必要になって、正直混乱しています。

 混乱しながらやっているとますますわけがわからなくなるので、ひとまず Perl からは離れて、今は UML のレベルで設計し直しています。UML は OOP を図で記述出来るプログラム言語で、一応特定の言語には依存しないことになっているようです。(Perl とは上手く合わない部分があります。C++ とか Java とかのほうが相性はいいでしょうね。)

参考

26日 土曜日

午後4時13分 27℃オーバー

 ここ何日か暑い日が続いていますが、昨日はかなりきつかったです。室内気温は27℃を超え、雨で湿度も急上昇。しかも、雨風共に強いため窓も開けられませんでした。締め切った部屋の中で稼動するパソコン2台。しかも1台はローカルサーバなので、24時間稼動しっぱなし。気が付くとさらに気温が上昇していました。

 そして、今日は今日で昨夜の湿気を残したまま快晴。窓が開けられる分マシですが、暑いことには変わりありません。現在の室内気温は28.4℃。例のごとくパソコンが2台稼動しているとはいえ、2つある窓は全開でこの気温です。これで窓を閉めたら気温が29℃に達するのは時間の問題でしょう。

 月末まで残り数日とはいえ、まだ4月です。なのに、ほとんど初夏と言ってもいいくらいです。しかし、明日の予想最高気温は20℃だとか。上がったり下がったりの繰り返しで、うっかり衣替えも出来ません。急に寒くなるかもと思うと暖房器具もしまえず、ストーブと扇風機が並んでいる状態です。


25日 金曜日

午後5時59分 オブジェクト?

 このサイトの所有書籍リストは XML を XSLT で変換したものですが、その変換には JavaScript による専用プログラムを使っています。で、効率アップのために少し書き直したらエラーが出るようになって、ちっともその先に進めなくなりました。

 エラーメッセージは、「指定されたオブジェクトは見つかりません。」というもの。よく調べてみると変換処理をしている transformNodeToObject に渡す引数が範囲外の値になっているようです。引数は、XSLT ドキュメントと結果を出力するためのオブジェクト(XHTML)の2つ。後者の引数が不要の transformNode を使っても同じエラーになるため、XSLT のほうが悪いらしいと見当をつけています。

 で、オブジェクトが無いのかどうか検証してみました。手っ取り早い方法として、実際に中身を表示させてみることに。エラーを捕まえたところに次のコードを入れます。

WScript.Echo(xslt.xml);

 見事に表示されました。念のためファイルに書き出してみましたが、こちらも問題なく、検証も通過しました。少なくとも、オブジェクトが無いわけではなさそうです。

 となると、エラーの原因は、オブジェクトが無いのではなく XML パーサーが見つけられないと言うことになります。ではなぜ見つけられないのか。そこで悩み続けています。たった1行のところに、もう1ヶ月近く悩みっぱなしです。

 プログラムは完成したときが一番うれしいものですが、うまく行かないときは非常に苦しいです。


21日 月曜日

午前3時0分 5.003 と 5.6

 久しぶりに作っている CGI のテストをローカルサーバでやってますが、プロバイダのサーバの Perl が 5.6 なのに対して、ローカルサーバのほうは 5.003 です。多少互換性はあるので今のところ無事に作業が出来ていますが、できることなら同じバージョンを使いたいものです。

 とっととアップグレードしてしまえばすっきりするのでしょうが、ローカルサーバの OS である FreeBSD(98) はインストールに Perl スクリプトが使われているアプリケーションがかなり入っています。3世代も差のあるアップグレードとなると、互換性が非常に気になります。共存させるとおかしくなるかもしれないと言う情報もあり、なかなか踏み切れません。

 ちなみに、FreeBSD 5.0 からは Perl がオプション扱いになる関係で、多くのインストールスクリプトがシェルスクリプトや C によるバイナリプログラムに置き換えられています。ただ、まだ 5.0 が安定リリースではないのでアップグレードは避けている状態で、問題解決には繋がりません。既に Perl 5.8 がリリース済みですが、6.0 の開発も進んでいるようで、FreeBSD 5.0 の安定版と Perl 6.0 のどちらが先に出るかという状況のようです。

 話がそれました。戻すために 5.003 からの変更内容を確認したのですが、かなり色々とあります。便利な機能もいろいろとあるわけで、全てが使えないとなると、ちょっとうんざりします。新マシンも組んだことですし、久しぶりに Windows 上でのウェブサーバ構築でもしましょうか。以前はあまりにもリソースの消費が激しくて駄目でしたが、今度は NT カーネルと言うことでリソースの上限はなくなっています。

 もうしばらく情報を集めてから決めることにします。

 とか言いながら、実は 5.6 の package をローカルサーバにダウンロード中だったりします。とりあえずファイルを置いておくことに・・・。


20日 日曜日

午後11時41分 リヌ?

 最近、某掲示板で リヌ なる言葉に出会いました。検索すると数百件は出てくるのでそれなりに使われているようです。

 で、その意味ですが、どうやらリニューアルのことのようです。まあ、わからなくは無いですが、省略するとしても リヌ は変じゃないですか?やるとしたら リニュ でしょう。スペルは renewal ですから、これを元にしたなら rene でリネ、カタカナ表記を略したらやはりリニュです。リニューアル→リニュ→リヌ という変化なのでしょうか。

 これは以前から知っていたのですが、専アイ と略された単語もあります。専用アイコンが元で、掲示板やチャットで特定の人にしか使わせないアイコンを指すようです。まあ、先ほどのリヌに比べたらまだかわいいものです。

 インターネットによる情報伝達の加速のためか、凄まじい速さで言語が変化しているような気がします。意外と早くアーヴ語は登場するのかもしれません。


18日 金曜日

午前2時55分 4.8R-Rev0.1公開

 FreeBSD(98) 4.8R-Rev0.1 が公開されました。2週間ほどミラーサイトに行き渡るのを待った後、アップグレードに挑戦してみたいと思います。4.7 のときには失敗しましたが、今度はリアルタイムでレポートできたらいいなと思っています。


8日 火曜日

午後4時19分 雨音

 今日の静岡市は大雨です。正午前後に振り出して、今では風も強く、雨が窓を叩く激しい音が家中に響いています。

 重低音的な音も含まれているようで、精神的な恐怖感を感じさせます。今日はそんな雨の中、夕方からバイトです。


2日 水曜日

午前3時6分 合併しました

 静岡市清水市が、昨日合併して新「静岡市」となりました

 私は静岡市側なので今のところあまり変わったという気はしていません。私立図書館の電算システムが新しくなり、その影響で自宅からも蔵書の検索が可能になったくらいでしょうか。それに比べ、清水市側ではかなり変化があります。特に大きいのは住所でしょう。清水の名前が消えることはありませんが、それでも清水市と呼ばれる土地はなくなってしまいます。

 最終選考に残ったのは、静岡・清水・駿河・駿府・日本平の5つだったと思います。対等合併ということで、両市に縁のある駿河湾を連想させる「駿河」がいいと思っていましたが、あまり人気は無かったようです。最後はやはりと言いますか、静岡か清水と言うことになりました。裏での取引があったのではないかという情報も流れたりして、なし崩し的に静岡に決まったような感じがしました。

 全国の皆さん。新しい静岡市をよろしくお願いします。そして、旧 清水市へ郵便物(そう言えば、郵政事業庁が日本郵政公社になったのも同じ日ですね。)を送るときは、住所をお間違いなく。