城館日記

2001年

7月

30日 月曜日

午前0時27分 進化

 先日から電話の留守録が上手く出来なくて、修理を頼みに専門店に行きました。 原因のほうはテープを動かすための部分がおかしいのだろうと言うことでしたが、修理に5000円ほどかかると言うので、 すでに電話が古いこともあり、新しい電話を購入することになりました。

 ヤマダ電気、SONYSPP-C555PG にで数時間かけて決めました。決定でには何度も機能や使い勝手などを確認したわけですが、 いつのまにか進化していた家庭用固定電話機に驚きました。電話番号登録機能を持ち、漢字での登録が可能なものもあります。 そして着信メロディー。電話回線を使ってダウンロードまで行い、電話機のコーナーはデモで非常ににぎやかでした。操作性も含め、 まさに有線携帯電話です。

 一番驚いたのが、留守録はテープではなく、ICレコーダーを使うようになっていることです。 テープに記録するものはすでに過去のものであり、そのようなものは1つも置いてませんでした。 テープが絡まったりすることはなくなりましたが、録音時間は10分でした。当然録音したものは残してはおけなくて、 古いものは消すしかありません。ただ消費されるのみです。重要なものとかはどうするんでしょうか。

 そうそう。なにやらパソコンに繋げられるそうです。どういう意味があるのかわかりませんが、なんかすごいことになってます。 あと、子機には充電のための金属部分がなかったです。電磁誘導を使っているとか。

 Lモードも始まって、 現代の電話機はハイテクの塊です。


29日 日曜日

午後11時55分 お湿り

 久しぶりにまともに雨が降りました。ずっと曇りかちょっとした小雨ぐらいだったので、やっと降ってくれたって感じです。 水溜りが出来てました。

 曇り空のおかげか、3日ほど涼しい日が続いています。今も窓を開けて扇風機を廻してるだけで、十分涼しいです。 もうちょっと続いてくれるといいのですが。まだ水不足解決には足りないですし。


23日 月曜日

午前1時4分 朝から晩まで・・・

 徹夜で夜明けを迎えたりすると、すでに蝉が鳴いてたりします。昼間も当然鳴いてて、夕方日が暮れるまで鳴いてます。 夏を感じますが、蝉の鳴き声が聞こえなくても、こう暑い日が続いては夏を感じるしかないです。

 すっかり夏です。夏過ぎます・・・。

 そう言えば、今日扇風機を出したときにストーブの箱を見ちゃいました。ちょっと嫌でした・・・。


17日 火曜日

午後7時0分 スクロールボタン

 新しいパソコンに移行すると同時に、マウスもスクロールボタン付きのものになりました。結構便利で頻繁に使うのですが、 スクロールは手の筋肉に結構負担がかかるのではないかと、最近感じ始めています。

 対応しているアプリケーションも多くなり、現在使用しているもののほとんどでスクロール機能を使っています。 そして、スクロールボタンを廻すとき、たまに手の筋が引きつる事があります。スクロールのたびに中指がボタンの上で前後し、 そのときには中指を動かすための筋肉が頻繁に伸び縮みします。これが結構な負荷をかけているようなのです。

 以前はスクロールはスクロールバーのボタンをクリックしたり、カーソルキーを使用したりしていました。そして、 それによって辛かったりしたことはほとんどありません。長いページだとカーソルキーでは多少面倒に感じたぐらいです。 もちろん引きつるようなことはありませんでした。

 以前に比べてパソコンを使う時間が増えたのは確かですが、頻繁にスクロールボタンを廻すのはよくないのかもしれません。 あまり使わないようにするつもりではありますが、非常に便利なのも確かです。相当意識してないと、 ついクルクルと廻してしまうかもしれません。


13日 金曜日

午前2時42分 デザイナーと技術屋

 ウェブサイトを作る専門家のことを、このごろはウェブデザイナーということが多くなりました。普通に考えれば、 これはウェブサイトの見た目のデザインをするのであって、決して実際に作るのではないような気がします。 デザインも実際に作るのも、それぞれに専門家がいてもおかしくないとは思いませんか?大体、 デザイナーがスクリプトを書いたりすることが不自然に思えて仕方がありません。静的なものであれば難しいこともないかもしれませんが、 動的なものだとどうしてもプログラム的なことが必要になります。

 今現在はさまざまなオーサリングツールがあり、HTML の知識がなくてもウェブサイトの製作が出来なくはありません。しかし、 それではそのようなソフトがない環境で急遽修正などをする必要があった場合はどうするのでしょう。すぐに対応するためには、 最低限の環境であっても修正できる知識が必要でしょう。「簡単なテキストエディタがあれば書けます。」と言える知識が。
 そして、これはデザイナーではなく技術者の分野です。コンピュータに詳しい技術者をコンピュータ屋と言うように、 特定分野における秀でた専門技術を持つ人のことを、○○屋と言ったりしますが、現在はまだウェブ屋が少ないように思えます。 もちろんデザインが技術ではないとは言いません。しかし、センスのあるデザイナーと、知識のある技術者。 その両方の協力によってウェブサイトは作られるべきではないでしょうか。

 もちろん、絶対に無理なデザインをしないためには、ある程度の知識はあったほうがいいでしょう。そして、 本当に知識のあるデザイナーは一人でもすばらしいサイトを作り上げます。しかし、そのような人はそうやたらに居るわけではありません。 貴重な存在なのです。
 逆に、センスのいい技術者もやたらに居るわけではありません。ただ、こちらのほうは知識のあるデザイナーよりは多いかもしれませんが。

 どちらでも出来る人に任せているのが現状ですが、仕様が巨大化している現在、将来技術的知識が追いつかなくなる可能性は十分あります。 どれだけのデザイナーが HTML の仕様書を読んだことがありますか? XMLXHTML を知っていますか?説明できますか?ほかにもまだまだたくさんあります。そして、どんどん巨大化しています。 中には全体を把握しきれている人が居ないと言われるものすらあるのです。

 技術者肌の人は、このような知識を得ることを楽しむことがあるのではないでしょうか。私自身もそうです。 大量の仕様書を読み、知識として取り込み、それを元に新たな手法を思いつく。そして、それを実際に使用する。それが面白いのです。 楽ではありませんが、目標を達成したときの喜びがありますから、苦労してみようと言う気になるのです。

 私はウェブ関連技術が専門分野です。そして、知識もそれに見合ったものがあると思っています。しかし、 悲しいことにデザインセンスはよくありません。企業サイトで必要とされるような目を引くデザインよりも、 地味目で落ち着いたデザインのほうを好みます。ワンポイントなども苦手です。これでは企業も欲しがらないでしょう。 デザインセンス無視で技術面を見てくれるのであれば、かなり印象は変わると思うのですが・・・。
 アルバイトでもいいので、仕事をください。もちろん正社員のほうがいいです。連絡は まで。

 話がそれました。
 構造とデザインの分離が推薦されている今こそ、専門家に任せるべきではないでしょうか。 餅は餅屋に頼んだほうが、いいものが出来ると思うのです。


9日 月曜日

午後10時16分 夏来たる?

 ここ数日割と涼しい日が続いていますが、もう夏です。確かまだ梅雨明けしてないはずなんですが、アブラゼミが鳴いてました。 天気予報見てもしばらくは雨が降る様子はありません。このままだと本格的な水不足になりそうで不安です。雨乞いでもしますか・・・。


7日 土曜日

午後6時36分 人は見かけによらないもの

 本屋で雑誌の立ち読みをしていたところ、パソコンの自作入門的なムックを取ろうとしたときに 隣に居た中年男性が、「ペンティアム4はやたらに早いよ。」と声をかけてきました。失礼ながら、第一印象ではあまり詳しいようには見えず、 「雑誌で齧ったりして得た知識を話したいのかな。」と思ってしまいました。しかし、それはとんでもない間違いでした。詳しいのです。

 しばらく話していると、長年の CAD 経験があり、 当然のごとくハードウェアの知識もあることがわかりました。パソコンは私と同じように趣味で始めたそうですが、 現在は仕事となっているそうです。インターフェースの自作もするとかで、かなりハードウェア畑の人でした。 その代わりソフトウェアのほうは逆に苦手だとも言っていました・・・。

 パソコンショップでは、最初は素人扱いさえることも多いとかで、メモリを買いに行ったらそこの店員は薀蓄をいろいろ言ったとか・・・。 店員は後で驚いたことでしょう。見かけは素人でも中身はプロです。見た目だけで判断すると、とても失礼なことになってしまいます。

 人は見かけによりません。はい。


午前3時9分 CSS に対応するということ

 ブラウザの表示チェックを忘れていたため、NN 4.7x でリンクの後ろに改行が入ったり、 直前の行と重なって読めなくなるなどの問題が発生してしまいました。すぐに対策を行いましたが、 目的のデザインが NN 4.7x では犠牲になりました。この他にも同様の理由で犠牲にしたものがいくつかあります。 チャンスがあれば、いろいろなブラウザで見比べてみてください。このページを始め、 デザインがまったく違うところがあることに気がつくはずです。

 私は仕様書で確認したりしていて、文法的にはまず問題がないことを確認しています。しかし、それを扱うソフトウェアのほうが駄目では、 どんなに仕様書とにらめっこをしても駄目なのです。理想と現実は違うなどと言いますが、ギャップが余りにも大きすぎます。 CSS はすでに3つ目の仕様を検討中です。頻繁に新たな規格が発表されているとはいえ、 数年を経てもまともに実装される気配すらないというのはどういうことなのでしょう。 自社提案であるとはいえ、いつまでも JSSS にしがみついていないで、 標準であり、一般的にも認められている CSS のまともな実装をしてほしいものです。 AOL の傘下となる前であれは、 きつい言い方をすれば怠慢だったのではないでしょうか。

 最新バージョンの 6 はオープンソースにより多くの人の知恵を集め、現時点では最も優秀な実装をしているブラウザです。 しかし使い勝手などに未完成部分があるため、移行しようとする人はまだあまり居ません。IE も比較的実装が出来ているブラウザですが、 草案の段階のものを実装するなど、少々急ぎすぎのような気がします。早めに人の目に触れさせておいて、 知識を得る時間を与えることは悪くはないと思います。しかし、その前にすることがまだあるはずです。企業による製品ですから、 目立つことから実装するのはある意味しかたのないことかもしれません。しかし、 私のように仕様書を読んでみようという人も増えてきている昨今、不完全な実装は好まれなくなってきているのではないでしょうか。

 話はそれますが、Java に関しても同じことが言えます。現在ブラウザに搭載されているほとんどの JVM1.1x のままです。しかし、すでに次期バージョンの 1.4(コードネーム Merlin) の発表が行われており、来年までにはかなり開発者の間に浸透するでしょう。しかし、このままブラウザ側が対応しなければ、 新しい Java はサーバ用途でしか力を発揮できないでしょう。

 話を戻します。
 実装が出来ていないために、技術的知識のある多くのウェブサイト運営者がその力を発揮できずにいます。 やりたかったデザインがついに実現できると思っていたのに、蓋を開けてみれば中身はぼろぼろ。使い物にならなかったのでは、 非常に残念です。最初は過渡期だからとあきらめていましたが、余りにも長すぎます。 互換性を気にしながら複雑な調整を続けるのも限界があります。本来なら CSS によって楽になるはずなのに、いつまでも大変なままです。インターネットの世界は秒進分歩と言われるほど物事が早く進む世界です。 いつまでも過渡期とは言っていられません。少しでも早い完全な実装を望みます。


4日 水曜日

午前0時9分 検定の結果

 以前受けた、 Webクリエイター検定 3級 HTML 初級部門の結果が出ました。 合格です。 次は2級です。


1日 土曜日

午前2時36分 偵察報告

 オープンからだいぶ経ちましたが、先日ヤマダ電機の偵察に行ってきました。

 ヤマダ電機は、元トポス(ダイエー系列)の店舗を再利用してて、1〜3階が使われていて、 その上からは立ち入り禁止でどうなっているかはわかりませんでした。1・2階は通常の家電で、3階がパソコン関係です。 今回は3階の簡易レポート的な感じで行きます。

 エスカレーターを上がっていくと(階段もあります。エレベーターはわかりません・・・。)、正面には中古パソコン売り場が。 買い取りもしているので、パソコンとしてや、物によってはパーツ単位でジャンクとして売っています。
 左に曲がると、エレベーターに沿って書籍コーナーが。本屋ではないので当然といえば当然ですが、あんまり品揃えはよくなかったです。 ただ、専門雑誌に関しては近所の本屋に比べれば充実してました。そのまま進むと電池売り場で、突き当たりなので右に曲がります。 中央カウンターをかねているブロックで、カウンター側には PDA が、 左側にはキーボードカバーなどが並んでいます。
 次のブロックはメディアの棚が並び、壁沿いには前のブロックからの続きで、ケーブル類が角まで並びます。 角を右に曲がると、左にディスプレイ、右にプリンタ用紙やインクの棚が並びます。少し進むと左がプリンタで、右がストレージの棚です。 あとは角まで、左にノートパソコン、右にデスクトップパソコンのコーナーが続きます。コーナーの端は VAIO 専門でした。

 角を右に曲がって少し行くと十字路です。右は中央カウンターなので左に行きます。右がマウスコーナー、左がアプリケーションです。 入っていきなり office XP が。目玉商品なのでしょうか。とりあえず無視して奥へ。左にはエデュテイメントソフトが並びます。 興味はないので角を曲がると、またもや XP ですが無視です。グラフィックアプリケーションの集まっているところを発見したので、 ShadeR5 を探してみましたが、まったくありませんでした。バグのため回収されたというのは本当なのでしょうか。 とりあえずそのままコーナーを一周して出ます。出入り口が1箇所しかないため、ちょっと不便でした。まあ、 そんなに広いコーナーではないので本当にちょっとです。

元の順路に戻ったら左へ。アプリケーションコーナーの隣はパソコンラックです。ラックはそんなにはありませんでした。 横目で見つつ通過すると、正面にサプライコーナーです。ここはいたって普通でした。右に曲がって進むと、 正面にネットワークという看板が。ネットワークケーブル専門のコーナーで、とんでもない長さのケーブルの束もあったりして、 ちょっとびっくりです。一般家庭で使うことはないでしょう。驚きながら右に曲がって進めば、中央カウンター横の通路です。
 カウンターのところには電子辞書が売ってましたが、気にしないで最初に見た中古パソコンコーナーへ向かいます。 途中には HUB やルーターのコーナーが。手持ちのものの値段を知りたかったのですが、同じ物は売ってませんでした。

 角を折り返すようにパーツコーナーに行きます。いきなりあるジャンクパーツコーナーでは、やたらにフラットケーブルが並んでいました。 その先にはこんなパソコンが組み立てられるという見本がいくつか。プラスチックのカバーで覆われていましたが、 マザーボードごとケースからはずしてあって、パーツが剥き出しです。一番奥のではなぜか魔女の宅急便を流していました。
 角を右に曲がるとケースコーナーです。メインマシンのと同じものがありました。その少し先にはカウンターがあって、 その手前がサーバーです。2台展示してありましたが、動いてるかどうかはわかりませんでした。 カウンターは無人でした・・・。
 カウンターの後ろには組立工房が。さすが専門コーナーです。コーナーの中央には棚が並び、 ケース・ケーブル・内臓ドライブや、ネジ・ドライバセット・静電気防止手袋などが売っています。 このパソコンをパワーアップさせるべく物色していると、AOpen のマザーボードと Duron が売っていました。両方合わせて2万ぐらいでした。 値段的にどうなのかなぁと思いつつ、この値段でも結構いけるもんかもという気持ちも・・・。数ヵ月後にはパワーアップしてたりするかも。

 以上、偵察報告でした。