念願の大佐飛山 (百村、黒滝山)


大佐飛山

2001年4月11日

参 加 者
    荒川 明英   星野 輝男  


記録  星野


林道出合(7:05)

百村山(7:50)

三石山(8:27)

双子山(9:05)

山藤山(9:40)

黒滝山(10:30)

P1866m(12:20)

大佐飛山
(13:18〜40)

黒滝山(15:40)

双子山(16:40)

百村山(17:26)

林道出合(18:00)

 林道木俣線は道幅は充分あるが落石が大くあまり良い状態ではなかった。
 林道出合より少し登ると咲き始めのカタクリとショウジョウバカマに見送られて長い道中の始まりとなる。
 百村山頂付近より残雪が目立ち始め、徐々にその量を増して、三石山付近では殆ど雪の上を歩くこととなる。 でもキックステップの効く雪面はむしろ快適で、順調に高度を稼ぎ、双子山から尾根を乗り換えるかたちで北東に進路を変え、山藤山を越えて更に急登を越えれば程なく黒滝の山頂である。
 山頂は南東に展望が開け快適である(無雪期は展望がないかも?)。
 ここから先が今回の核心で、時間と体力のにらめっこ。
 稜線に入るとすぐにもぐりだし、カンジキの装着となるが、ヤブと複雑な地形でだいぶペースが落ちてしまう。
 P1775mを越えるとシャクナゲのヤブでさんざん足を取られて体力を消耗してしまう。 やがて雪稜が広くなり快適に成るが、足取りは重くなる一方で遅々として進まない。
 P1866mでほぼタイムリミットとなるが、天気も良く装備も充分あり、体力も何とかなりそう?なので先へ進む。
 見えない山頂に気力が萎えがちだったが、やがて北東に伸びる尾根が確認でき、程なく念願の大佐飛山頂に。
 まばらな梢越に周囲の展望を楽しみ、食事もそこそこに長い長い帰路に就く。
   


 下山時、山藤山付近から双子山にかけて我々のトレースの上に真新しい熊の足跡があり、その足跡を追って進むかたちとなり、ちょっと慎重になった。


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