平成16年度敷島荘事業計画

 施設サービス計画(ケアプラン)に基づき介護、相談援助、日常生活上のお世話、機能訓練や健康管理など利用者の能力に応じた日常生活を営むことが出来るよう良質なサービスの提供をする。また今年度は利用者の社会性の維持に重点を置き、外出や家族との交流、地域社会との交流、季節行事などに積極的に取り組んでいく。さらに平成14年度に導入した当施設独自のユニットケアを定着させ、ゆったりと時間の流れる施設づくりを目標とする。

 (1)介護内容の充実

1 利用者へのサービス

利用者の生活向上のため、食事・排泄・入浴の三大介護に重点を置き利用者の状態に合わせた介護が提供できるようユニット式の介護の充実をはかり、また個々のニーズに合わせたケアプランを作成し随時見直しを行うことで利用者の状態変化に応じたサービスを適宜、提供していく。

@おむつアンダー30%プロジェクト実施

脱オムツにより個人の自身の回復に大きな影響を与え個人の生活意欲を向上させる。結果として要介護度改善につながり、心身の自由度を得ることにつなげていく。

要介護者の心身の状況を把握し総合的に分析して解決すべき課題を明確にする。また要介護度の改善・維持につながるような自立支援のための高品質で専門性の高い介護サービスを提供する。そしてユニット式介護を更に検証し、個別ケアに基づいた機能訓練・行事・クラブ活動など高品質なサービスを実践する。

A介護度アッパー80%プロジェクト

利用者の年齢・健康状態・嗜好などを中心に栄養バランスを考慮するとともに、季節や行事にふさわしい食事を提供する。また、複式メニューやバイキング方式を定期的に取り入れるとともに、利用者が楽しく美味しく食べられるよう食事環境の整備に努める。

 (2)食事サービスの充実

利用者の個々の体質・既往症・現症等を常に把握し、心身の変化に即応すとともに、医師との連絡を密にし、疾病の予防と速やかな治療に努める。

 (3)健康管理の徹底

利用者がその残存能力を十分に活用し、自立することを援助するため、身体的な機能訓練を行うとともに、言語能力の回復を図るため言語機能訓練、その他の昨日訓練の充実強化に努める。

 (4)各種機能訓練の実施

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