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ここでは、本年のチョウゲンボウの繁殖状況をモニタリングしていきたいと思ってます 最高で1週間に1度、しかも山から帰りがてらしか行くことができませんので 満足いくかどうかわかりませんが、デジスコやHP作成の練習がてら とりあえずチャレンジしてみます |
●2001・6・9 | |
本日の夕方、18時から50分ほど観察 ついにすべてのヒナが巣立っていることを確認 近くの岩壁やら、樹木やらに止まっては、ちょぼちょぼと飛ぶという、飛行訓練をしているようだ オス親が帰ってくると、甘えた声で良く鳴いては、後を追っかけている オス親も気をつけて見ていると、どこからか帰ってきては、ヒナを促すように飛行をさせ、少しづつ岩壁から離れさようとするのがわかる。巣立ちが遅かったと思われるヒナは、少し後をついていくのだが、岸壁から30mほど離れると、すぐに岩壁に戻ってしまう 早く巣立ったと思われるヒナは、岩壁から100m程はオス親の後をついていくのだが、心配そうにUターンして帰ってきてしまう それでも、オス親は執拗にこの訓練を繰り返していた なるほど・なるほど、このようにして訓練をしているのか? それにしても、てっきりメス親がするものだと思っていたのだが、オス親がするとは以外であった ひょっとしたら、たまたまかもしれないので、機会があったら、また見にいきレポートをします |
●2001・6・2 | |
今日の夕方、17時から18時まで観察 想像通り、巣立っていました 巣立っていたのは2羽。残りの4羽はいまだに巣の中 観察していた1時間の間に、オスがツバメとたぶん虫、メスがスズメとトカゲをそれぞれ持ってきました ツバメとスズメは巣立ったヒナに、虫は巣の中にいるヒナにそれぞれ給餌していました 1枚目の写真は、巣立ったヒナ(幼鳥)、こいつがスズメを食べました。食べている時は、翼で獲物を隠しながら食べていました。ツバメを食べたやつもまったく同じでした。そして、すべてを食べたわけではなく、残ったエサは、石の下に隠すという貯食行動も見られました。この貯食行動については、後天的な学習により身に付くものと思っていたのですが、どうやら先天的に身に付けている本能ではないかと思います。それでなければ、巣立ってすぐに貯食などしないと思われるからです。 2枚目の写真は、巣内に残る4羽のヒナ。よく見ると左側の2羽では、いろいろと違うことがわかります。たぶん左がメスで、右がオスだと思います。 3枚目の写真は、ツバメを調理しているオスです。この後巣内のヒナに給餌するのかと思ったら、巣立ったヒナに与えました。 繁殖記録ではないのですが、本日メスがスズメを獲る瞬間を見ることができました。いともたやすく成功しました。たぶん巣立ちビナです。このような小鳥の巣立ちビナを狩ることで猛禽のヒナ達は、狩りの練習を繰り返します。 |
●2001・5・26 | |
今日ではや5回目になる つい先日孵化したのかな、と思ったら、もうこのような姿になっていた。早いものである。 最初に視野に入ったヒナは、右側に写っている個体で、一瞬メスと見間違うくらいまでになっていた。今週中には巣立ちをしそうだ。 下の写真は、エサを運びこんだ後、飛び立つメスです。シャッターを押した時は、巣の入り口に立っていたのだが、デジカメのタイムラグによりちょっとカッコよさそうな写真になった。 運び込んだエサは、よく確認できなかったのだが、どうも小さな昆虫らしい。1羽のヒナが、あっという間に飲み込んでしまった。 |
●2001・5・20 | |
本日午後3時頃から40分ほど観察 ヒナは6羽とも元気に育っている 観察時間中は親は戻ってこなかった 先週と比べてだいぶ発育しているようだ 風切・尾羽根などがだいぶ伸び始めている ヒナがたくさんいると、その生育過程もさまざまなので、いろいろとわかってくる 首の周囲→胸→顔という具合に換羽が進むようだ また、早いものは羽ばたき練習も始めている この羽ばたき練習は、足元がまだおぼつかないせいか、ちょっと前かがみになっている 時折巣内を走り回ったり、たまにはこの写真のように入り口にまで出てきた このように入り口まで出てくるときは、親を探すように上空を眺めたり、真下を眺めたりしていた どのヒナも、嘴や足を使い体中を掻きむしる(?)ようなことをしていた(さや羽根でも剥いているのか?) |
●2001・5・12 | |
本日夕方見にいったのだが、なんとヒナが6羽 あれれ?・・・前回見たときは、3ヒナしかいなかったのに・・・・ どうもその時は、まだ孵化していなかったようだ それと、最初の写真の解説だが、2〜3卵産むと書いたのだが、4〜5卵に訂正させていただきました。(記憶を頼りに書いていたのだが、かなり違ったようですみません) 今日の夕方は、3回エサが運び込まれた。2回はどうも昆虫のようで、メスが捕って運んで来た。運んできても、1匹のヒナに与えてすぐに飛び立つ。 最後の1回はオスがスズメを捕ってきて、メスに受け渡し、メスは近くの岩の上でそのスズメを解体し、それから巣に運び込み、ヒナに与えた。この写真が、スズメを与えているメス親とヒナ達である。写真ではわかりにくいが、ヒナは6匹いる。一番大きいものと一番小さいものでは、だいぶ差があった。 下の写真は、オスから受け取ったスズメを解体し、今まさに巣に運び込もうと、飛び立つ寸前のメス親 |
●2001・5・4 | |
やっぱりヒナが孵っていた 3羽だった(実は6卵) 一番小さいものは、まだ孵化したばかりの様子で弱々しく、あまりエサをもらえなかった様子だ この日も、観察に行ったのは夕方で、メスが10分ほど巣を空けたと思ったら、セグロセキレイらしき鳥類を運び込んできた メスはそれを引きちぎって、ヒナ達に与えていたが、15分ほどですべてを与え終わり、再び抱雛を始めた よく見ると、血みどろの肉塊を与えているのが見える 50分ほど見ていたが、その間にオスは1度も帰ってこなかった |
●2001・4・29 | |
抱卵中のメスです 卵は4卵か5卵。4卵が多いようだ もう少しで孵化する予定 産卵日は、わかりません 順調に行けば、5月末か6月頭に巣立つ |
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2001.4.29 OPEN |
2002.2.1 RENEW |