体操の会・第一回
■ (4月16日) 曲:ベートーベン<春>


‥▼ 自湧運動法

来たいけど来れない主婦の人、残業の人ばかりでとても少ないメンバー。
だからじっくりやれました。

モーツアルトのフルーツ曲もとてもまさに春めいていていいんだけど、この春は人質問題などちょっと緊張感がありましたので、結構変化のあるベートーベンの曲を選びました。どこかこの人の曲は人をビックリさせる流れが入ってくる。

春は一年で最も首が弛まなければならない季節なのに、この騒ぎで心配したけど、まあ、結果的には良かったと思いきや、自己責任問題とかで、当の本人達の首のことが大切に扱われないのにはちょっと残念。

動きはしなやかな動きが出ていた。春は骨盤が焦点になる。その軸が仙骨関節で、そこを弛めるような動きとなっていた。

あまり動きがなかった人もいたけど、中では結構ダイナミックな動きがあったようだった。確か翌日は体に変動があり、皮膚に反応が出て、それで結局ワークした。

とても野性味のある内容だった。

私は皮膚はいろいろ深い意味を持っていると考えているが、その一つに「 野生 」のテーマがあるように思う。皮膚病を内攻させると、呼吸器や更には腎臓を患う。

ん!?まてよ、あの人、幼少期に腎臓病を患っていた。

なるほろ、つながりがありそうだ。胸椎2番は腎臓に関係ある、腕の動きは最もここと関係ある。ワークを行なったのは左腕の皮膚の症状だ。ここはまた筋肉の痙攣中枢でもある。子どもが引き付けを起こした時救急操法を行なうのもここだ。

ワークを行なった後、胸椎4番の左外の緊張が取れていた。それと9番の骨の際の緊張が取れていた。、この二つのセットはアレルギーや中毒の処理となる。

ワークをしてその緊張がとれたことはいった何を意味するのか‥‥。


‥▼ プロセス体操

・初夏の体操

大腿部裏側を伸ばすと呼吸器が広がる。一回か二回の体操でその実感が得られるのは嬉しい。大腿部裏側は膀胱とも関連が深い。

そしてそれは腰椎5番の凸凹にも影響してくる。ここが凹みすぎると感情の抑制力が弱くなる。

正座、立位それらでのお辞儀はこの5番の鍛錬になると、ヨガと整体とを融合させている岡島さんがどこかに書いていた。確かにそうだろう。

個が大事にされてきた近年の傾向はうれしいことだ。が、現代の若い人は5番が凹んでいる人が多い。

欧米人と日本人は確実に筋肉の質が違うと整体は言っている。日本人は力が抜けやすい傾向があり、欧米人は緊張しやすいと。

確かにこれは感じる。駅でアベックが抱き合ってキスしているムードはまるで水あめを二つくっ付けた感じがするが、それが欧米人だとそういう感じがしない。あくまでも個人的な感覚だけど。

ニンジンを食った方が健康になる人はニンジンを、芋を食った方が健康になる人は芋を、この発想を「公平」とするなら。

体の使い方をこれまで欧米化してきたこれまでの日本文化と体はこれからどうなるのだろう。個の感受性が大事にされるべきは当然のことだけど、日本人は日本人なりの体の作り方を考え直さなければならないのでは‥‥。

しかし、体の作り方を限定すること自体が個の自由を奪う可能性もあるし、どうしたら良いのだろう。私はフランス人と縁が多かったが、そうかといってその人たちの5番が弾力を持って飛び出していた訳でもなく、むしろひどい5番の方が多かったと思う。

それに肩から鎖骨に掛けてとても硬く、子どもをおんぶする態勢はとれない。

体は体、それはそれと分けないと頭がこんがらがってくる。

なんだか、ひとり言の日記みたいになってしまった。
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