アユタヤの史跡のノラ猫たち
  アユタヤはバンコクから観光バスで約4時間、古い寺院が点在する古都です。

 今回の旅行の楽しみは、タイの猫たちを実際に見られることです。
 私がシャムネコやコラットについて記述するとき、「この猫たちの祖先は寺院や王宮で大切に保護されていました。」と書くのが普通ですが、聞いてみると、「いらなくなったりすると、お寺に捨てれば殺されないし生きていけるから、・・・昔からタイの人は犬や猫をお寺に捨てる」とのことで、・・・・なるほど、観光名所になっている寺院でも王宮でも、猫たちは思い思いの場所にのんびりと構えています。




「左」遺跡になっているアユタヤの古い寺院、石の階段を100段も上りきったところに設置された金の仏像の安置場所にいた足を引きずったノラ犬です。
「左」木蔭になった石仏で休む猫、黒く見えますが実際は濃いチョコレートです。


アユタヤの古い寺院の入口の食堂にいたトーティシェル  ◆お腹の大きな三毛猫・・・

 タイの人々は猫が大好きです。犬も大好きで、町のいたるところにノラ猫とノラ犬がいて、深夜にホテルの裏道を通ると、10匹前後の大きなノラ犬たちが群れています。もっとも、小さな犬たちではノラの生活には耐えられないのでしょう。いろいろな質問をしましたが、案内役のキティーさんは自嘲気味に「ノラの数は犬も猫も世界一よ」と答えます。次に「狂犬病は無いの?」と聞きますと「もちろん狂犬病があるわよ。毎年何人も犠牲になる・・・」と、当然とばかりの答えです。



 BANG PA−IN PALACEの猫たち
  ここの猫たちは、バンコク一番の美しい庭園に住んでいるせいか、容姿も毛並みも美しく見えました。
白黒の体型の良い猫・・ ブラウン パッチド タビ―

 GRAND PALACE(通称・エメラルド寺院)の猫たち



300mもの壁画が描かれた長い回廊の日陰にも、明るいフォーン・ティキングの猫が、巡回しています。


近くで、のんびり居眠りをしている猫も同じ毛色でしたから、親子か兄弟なのでしょう。

この広いパレスの中では、夜になって涼しくなるとノラ猫天国になって、おそらく、近親交配がされることで様々な毛色が出現したと考えられます。


レッド・ティッキングの猫、・・・ まるでシンガプーラ・・・でも、ここはタイ・・


 おまけの写真

 18世紀に建造された王宮”BANG PA−IN PALACE”の水辺にいた・・・小錦のような大きさのスッポン
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