ややこしいのでリンクだけ。まんだらけ関係まとめ(447@darake ◆O8jn9y.Jks 氏による)
渡辺やよいさんの日記に、まんだらけから提出された販売済みリストがあります。見事に連番ですね。（w
盗品または不正流出であれば云々との社長のいい分にそぐわないリストだと思うです。よってまだ保留。
まんだらけにて大量生原稿入荷情報。
言ってる事とやってる事が違う時点でクロなんでないの？
井出智香恵さんの日記にも顛末が。
まぁ、双方話半分に読むとしても今だにまんだらけで売っているとなれば、前述社長の弁のほうが疑わしい、売り逃げられるぶんは売り逃げる気とも取れる。
目安箱でまんだらけ社長さんのコメントあり。真偽の程、ツッコミ所はともかくコメント内容はさほど問題ないように思った。
ただし、盗品とは知らなかったという証明としては、昨日も原稿まるまる二作品分が入って来ました。
ここだけだよね。売り捌いた出版社さんは毎日あしげく通って１〜２作品づつ売ったんだろうかという疑問は残るな。という訳で保留。
日々是無事という日記に渡辺やよいさんが書いてます。(ソース：アニオタニュース)
苦しい台所事情で原稿料が入らないとか、それを承知で恩義を感じてる漫画家さんたちが描いてたり、という話はよく聞くけど人様の預かり物まで売り払いますか。と、ここまではまあ倒産する会社な訳だからよくある話。
でもね、まんだらけですよ。いやしくもそれを生業としてきた本屋ですよ。どう考えても違法なその商材を買いますか。まぁ、買い取ったとしても作家に見つかった後でも売り続けますか。
これからは「ああ、盗品販売の恥知らずで有名なまんだらけね。」という事でしょうか。一般人にも知れ渡るぐらいのニュースにならないと意味ないのだろうな。
ドゥームズディ・ブック上・下/コニー・ウィリス/ハヤカワSF文庫
アッシは寝る前の十数分だけ、睡眠薬代わりに本を読むのでペース遅いんだけど、これ久々にペースアップして読んだよ。すごく綿密に、丁寧に描かれた作品なんだけど受けた感想は「ハリウッド映画みたいだ。」......いや、いい意味で。というかタイムトラベルものの姿を借りた歴史モノでいて、パニック映画のような感じ。現代と過去の対比ですすむストーリテリングも見事。万人にオススメな作品です。さすがSF三賞総なめだなぁ。
これからとぼっちを改良してゆくならば、やはり日本語解析させたいよね。ただ単に精度があがるだけではなく、どういう法則で会話がなされているかを文法で解釈する事も出来そうだ。
たとえば下記の記憶から、スカイハイはどろどろが得意な高橋ツトム(他、地雷震、鉄腕ガール)の漫画が原作のTVドラマで、ほのぼのし過ぎてて悲愴感が足りなくイヅコのキャラがいまいちである事がわかる。（そうか？（w
これを元知識として、従来方法で抜き出した文から文法だけ借り受ける事でかなりよい返答を生成出来そう。マルコフ連鎖でイチから生成するのは諦めました。隠しマルコフなら何とかなりそうな予感。
何のことはない、要するに単語の関連性と文法分けした応答法則を辞書として持つ替わりにそのつどチャットログという記憶から導きだそうとする訳だ。まぁ、日本語解析は文を生成するならば避けて通れない道かな。
チャットログ利用の基本は、人の発言に一番近似した行の次の行が反応として正しい、である。でもね、それだけじゃなかなか賢い無脳にはならないです。
うちの人工無脳とぼっちは話題特定のキーワードを決めると、マッチする箇所から20行を抜き出し、その中でより発言に近似した行を探している。同時にわざわざチャットで「。」とするのは何かを主張していると判断し、疑問形の行を探す。逆に「？」を含む場合は記号や顔文字で終わる行を探す。もしマッチしなければ一行目つまりキーワードを含む行を返す。もし抜き出した行が「、」を含み行末が記号でなければ次の行も返事とする。発言後も高確率でキーワードをキープ。次回マッチングを発言行の直後から始める事によって時系列に沿ったネタをなるべく続けるようにしてます。
「スカイハイ」から20行ってこんな感じです。「スカイハイってドラマやってるね。」とか「スカイハイってドラマ知ってる？」とか「スカイハイって高橋ツトムなのか。」とか「スカイハイって漫画だったんだね」など、発言ごとに追ってみると面白いです。実際にはもう少しピンボケ発言を避ける工夫が加えられてますが、元のキーワードを間違ってると独り言のようにまくしたてるという...... まぁそれはそれで面白いのですが。（w
チャットログを単に辞書とするのではなく記憶として扱うというのはこういう事です。
人工無脳の基礎となるのは、辞書構築と会話戦略に分けられると思う。
従来の、人が戦略的に構築した辞書で狙った会話をさせようとする方法がある。 ほぼすべてを人が構築しコントロールする手法。
無脳自身が自然言語をより正確に理解し、自発的に辞書を構築させようとする方法がある。 無脳の辞書構築自体を戦略として人がコントロールする手法。
うちのとぼっちのように、辞書は人間同士の会話ログに頼って、戦略だけに注力する手法もある。
もちろん実際には複合技としてどの手法も取り入れて、もしくはいづれかの方法を切り捨てて、または新しいアイデアを盛り込まれて人工無脳は作られる。
無脳を会話機能に特化した場合、重要なのはその戦略であって辞書の構築方法は問われない。 逆にエージェントとして機能させようとすれば重要なのは会話による自然言語理解であって、戦略は決められた目標に向かう道筋でしかない。
賢くない無脳に賢いふりをさせるのは難しい。人間らしさを賢い無脳に理解させるのは難しい。
賢い無脳、楽しい無脳とはそういう事。 もちろん賢いに越した事はないがまず楽しくなければ、という思いが私にはある。
無脳の辞書、って意図して組み込まない限り所詮キーワードに対する「辞書」でしかなかったりするんだよね。でも人って与えられたモノから連想した事を返す事のほうが多い。
無脳に組み込むのが一番難しいであろう、連想力というか人間臭い反応をチャットログの会話から導き出す事が出来る。人間が無脳に対して会話するのではどう教育しようと生まれない人間らしさ、人と人との会話から学ぶ事はすこぶる多い。
ぁぁ、新規に入室した人への反応もあるな。これもまぁ待機状態で対処出来るはず。
IRC常駐者は、いるんだかいないんだかわからない状態でいっつも繋がっててまるで人工無脳のよう。（w
これを観察すると無脳に役立つはず。
ちゃったーの感情ってフラット状態な事のほうが多い。無脳の感情表現とは、発言頻度でほぼ現わされるのではないかと思った。 少なくとも機嫌不機嫌は発言しなくなる事で表現出来そう。つまり、喋る内容にはあまり関係がない。
そう考えると感情表現は発言頻度の上下だけでかなり人らしく見える。
結果、結構いい感じに人間をシミュレートします。 モードの移行を話題の持続だけでなく、人の肯定的否定的な反応によってやってもいいんだけど、人ってそう動く訳でもないからね...